チェスボードを折る

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OrigamiChessBoard2.jpgOrigamiChessBoard1.jpg先月末から折り続けていた作品がようやく完成した。チェスボードである。モデルの作者はMarc Kirschenbaum。紙は40cm×40cmで、アルミホイルの両面にカラペを裏打ちしたものである。

平らなものから平らなものを作るのだから簡単そうにも思えるが、実際はその反対である。何しろ、紙の表と裏が8×8の市松模様に並ぶように折らなければいけないのだ。実際この形を実現するためにかなり手の込んだことをしており、できあがりは最初の紙の大きさと比べて面積比1/25の8cm×8cmになってしまった。4×4のパーツを紙の四隅のそれぞれで作って中央に寄せ集めているのだが、パーツを一つこしらえるのもかなりの時間と労力を要する。思っていた以上に折るのが難しく、形がだいぶ歪んでしまったので、お蔵入りにした方がよかったかもしれない。まあ今回は、何とかそれらしく見えればよしとすることにしよう。

OrigamiChessBoard3.jpgKirschenbaum氏は普通の折紙作家があまりとりあげないような対象を作品にすることがあり、こんなものまで折紙にしてしまったのかとびっくりするようなものも多い。チェス関係でも、ボードだけでなく、駒もすべて折紙にしている。全部折って折紙チェスセットで対局するというのも面白いだろうが、そのためにはボードをもっと大きな紙で折り直さなければいけないだろう。とはいえ、一マスの大きさを2cm四方にするには80cm×80cmの紙で折ることになり、これはこれで大変だ。別の折紙作家による作品には4×4や5×5のボードもあるので、本当にやるならそういうものをいくつか折って組み合わせるのが一番現実的かもしれない。

(折紙モデル:"Chess Board", Marc Kirschenbaum, http://www.origami.com/ で折図入手可能)

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