2012年4月アーカイブ

目を覚ますと、近くを流れる川の音とは別に、かすかに雨音が聞こえていた。どうやら今日は午後まで雨が降るらしい。そういえば一昨日は快晴、昨日は薄曇りの一日だった。日を追うごとに天気が崩れてきている。

AkiyoshiSafari2.jpgAkiyoshiSafari1.jpg10時頃、雨の中ホテルを後にして、秋吉台サファリランドへ向かう。ここは通常の動物園だけでなく、ライオンやトラやクマを放し飼いにしていて、車に乗ったまま見物できるというのを目玉にしている。秋吉台には何度か訪れたことがあるが、ここに来たのは初めてだ。園内に入ると、最初はゾウやシマウマやラクダといった草食動物のエリアがあり、その後急にゲートがものものしく何重にもなって猛獣エリアに入った。車でのろのろと進みながら、動物の近くで停止して写真を撮ろうとするのだが、人間を相手にするのとは違って向こうがポーズを決めてくれるわけではないから、うまく撮るのがなかなか難しい。絶対窓を開けないようにと言われていたので、ガラス越しに撮影しようとするとピンぼけした雨滴が写ってしまう。悪戦苦闘しながらも、どうにか何枚かそれらしい写真を撮る。今度はもう少し天気のいいときにまた来たいものだ。

AkiyoshiSafari4.jpgAkiyoshiSafari3.jpgサファリエリアが終わると車を止め、今度は歩いて園内を見て回る。この動物園では、動物によっては人間がケージの中に入って直接ふれあえるようになっていた。最初に入ったのはカンガルーのケージ。カンガルーは3年前にシドニーのタロンガ動物園でも見たが、あのときと同じようにカンガルーはあまり飛び跳ねることはなく、のそのそと足を引きずるようにゆっくり歩くのだった。一方、その次に入ったリスザルのケージでは、樹木や金網をリスザルが始終すばしこく動き回り、なかなかまともな写真が撮れない。他にもまだまだ動物はいたが、このへんで風雨がいよいよ強くなってくる。特に風がひどく、差していた傘が裏返ってしまうほどだった。身体は濡れて冷えてくるし、これでは落ち着いて動物を見ていられない。たまらず、車に戻った。

サファリランドはそのへんで切り上げ、次に秋芳洞に移動する。ここはにも来たことがある場所だ。商店街で瓦そばを食べた後、1時半頃から洞窟に入り、長い年月をかけて形作られた奇怪な石の数々を見て回る。洞窟の一番奥まで行ってから戻ってくると、時刻はもう3時近く。幸い、洞窟に入るときには強かった風雨はほぼおさまり、わずかに晴れ間がのぞくほどまでに天気は回復していた。駐車場まで戻ると洞窟の上部に広がる秋吉台へ回る。車を止め、見渡す限り広がるカルスト台地の眺めをしばらく楽しんだ。
AkiyoshidaiPanorama.jpg

4時に秋吉台を離れて帰路に就く。2時間ほどで広島に帰ってきた。2泊3日、総走行距離560キロ余りの旅だったが、何とか無事に終わってホッと一息。明日と明後日は、頭を切り換えて平常モードである。

青海島など

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Shiofuki2.jpgShiofuki1.jpg旅行の二日目。今朝は少しゆっくりしていたので、ホテルを出るときにはもう10時を回っていた。角島を後にすると、日本海沿いを走る国道を東に向かう。最初は青海島(おうみじま)のあたりまで一気に行ってしまうつもりだったが、地図を見ていると「竜宮の潮吹き」なる場所が途中にあるのを発見。せっかくだからと軽い気持ちで寄り道したのだが、これが思いがけずなかなか面白いスポットだった。まず面白いのが、入口の鳥居に賽銭箱が取り付けられていたこと。つまり頭上の高いところに賽銭箱があり、お賽銭を入れたければ投げ上げなければいけないというのである。全国的にも珍しい場所ということでテレビで取り上げられたこともあるそうで、そういえば以前そんな番組を見たことがあるような気がする。試しに10円玉を投げ入れようとしたが、狙ったところとはまるで関係のない方に飛んでいき、ちょうど鉄格子のはまった排水溝の中に落ち込んで取れなくなってしまった。運動会で玉入れからやり直さないといけないようだ。さらに、最初の鳥居から下の方へ数十基の鳥居が列をなしており、その先は日本海にそそり立つ断崖絶壁になっていた。その絶壁のある部分は特殊な形をしており、風の強い日はそこに波がぶつかると上空数十メートルの高さにまで潮が噴き上げられるということらしい。残念ながら今日は気候が穏やかで海も凪いでおり、潮吹きを見ることはできなかったが、ちょっと他にはないような面白い場所を発見できたので、なかなか有意義な寄り道だった。
ShiofukiPanorama.jpg

Oumijima2.jpgOumijima1.jpg寄り道から戻るとさらに国道を東へ進み、青海島(おうみじま)に到着する。ここは日本海の荒波で削られて奇怪な形をした巨岩がいくつも屹立していることで知られる景勝地。まず島の奥にある食堂でウニ丼を食べて腹ごしらえをした後、崖沿いに作られた「自然研究路」という名前の遊歩道を歩きながら、海にそそり立つ奇岩を眺めて回った。ところどころに展望台があり、「象の鼻」、「十六羅漢」、「変装行列」などと名前がついている。「象の鼻」の見立てが一番それらしく、言い得て妙だと思った。場所によっては奇岩のそばまで下りていくことができるが、海岸線には漂着したらしいゴミが大量に打ち上げられていて、せっかくの景観を損ねているのが残念。もっとも、外から流れてくるものだから仕方がないのだろう。今回は利用しなかったが、岩の間を巡る遊覧船に乗って鑑賞するのがベストかもしれない。

3時過ぎに青海島を出発する。もうあまり時間がなかったが、せっかくなので萩まで足を伸ばしてみることにした。4時頃に松陰神社に到着し、境内を少し見て回る。それから萩城址公園にも回ったが、そのころにはもう移動しなければいけない時間になってしまっていたので、城跡の入口部分だけを見て引き返した。

今夜は長門湯本温泉に宿泊。こぢんまりとした古くからの温泉街である。明日広島に帰る予定。

角島へ行く

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今日から3日間の連休は、少しリフレッシュすべく旅行に出かけることにした。今回の旅先はお隣の山口県。まず今日向かったのは、山口県の北西、日本海に浮かぶ風光明媚な島、角島(つのしま)である。本州側から全長1780メートルの橋が架かっており、南国に来たと錯覚するようなエメラルド色の海が広がっていることで知られている。前から一度行ってみたいと思っていたのである。

Tsunoshima2.jpgTsunoshima1.jpg朝8時前に車で家を出発し、山陽自動車道を西へ。連休初日ということで車の数が多く、途中事故や故障車で少し流れが悪くなっているところもあったが、幸い目立った渋滞はなく、3時間ほどで目的地の角島に到着した。角島大橋を渡ると、まず混雑しないうちにお昼をすませてしまおうということで、事前に調べて評判がよかった小さな食堂に入り、海鮮丼をいただく。豊富な海の幸とたっぷりのボリュームでお腹いっぱいになった。予想通り、お昼時が近づくにつれてどんどんお客が増えて順番待ちの列ができはじめたので、早めに来たのは正解だったようだ。それから島の奥にある公園へ。ここには灯台が建てられており、内部の急な螺旋階段を登ると上部の展望台に出ることができる。上から見た日本海のパノラマは見事で、頬に当たる海風も心地よかった。

TsunoshimaPanorama1.jpg
Tsunoshima4.jpgTsunoshima3.jpg次に島の北部にある別の公園に回る。こちらは角島灯台に比べると観光客も少なく、施設や売店もないので静かだったが、それがまたよかった。溶岩が固まってできたらしい、変わった形の岩が波打ち際に並んでおり、その合間からダルマギクという植物が顔を出している。波がパシャパシャいう音の他は何も聞こえず、ひたすら青い海と青い空が広がっていた。灯台のあたりもよいが、こういう取り立てて目立つものがない場所も悪くないものである。一回り散策を楽しんだ後、角島大橋を渡って本州側に戻り、高台から橋と角島の眺めをしばらく楽しむ。今日は朝からずっと雲一つない快晴で、青空の下で輝くエメラルドグリーンの海が何とも美しかった。

TsunoshimaPanorama2.jpg

3時過ぎにすぐ近くのホテルにチェックインした後、砂浜に出て海岸をしばらく散歩する。岩場には無数のフナムシがいて、近づくと一斉にぞろぞろと逃げ出した。こういう生物がたくさん生息しているということは、海の環境が保たれているという何よりの証拠だろう。他にもいろいろな種類の貝やヤドカリ、イソギンチャクなど、たくさんの生き物が岩場や水たまりに蠢いていた。

TsunoshimaPanorama3.jpg  TsunoshimaPanorama4.jpg

ホテルのレストランで角島に沈む夕陽を眺めつつ夕飯。天気にも恵まれ、旅行初日は上々の滑り出しだった。

夕方から、研究室に配属された4年生を集めて親睦会が行われた。親睦会といっても、研究室の机と椅子を並べて座り、食堂に注文しておいた簡単な食事をつまみつつ語らうという至って質素なものである。私も含めてほとんどの人は車で来ていたためアルコールも飲まず、何とも慎ましやかな集まりだった。もっとも騒がしいところでワイワイやるよりは、こんなふうにある程度落ち着いた雰囲気でやる方が性に合っている。

乾杯の後、少し食べて腹を満たしてから教員も含めて一人一人が自己紹介をしたのだが、一番驚いたのは学生たちの兄弟の数が多いこと。8人の学生のうち、一人っ子と二人兄弟はどちらも1人だけで、三人兄弟の人が3人、四人兄弟の人が2人、そして何と6人兄弟の人が1人。自分の親くらいの世代ならさほど珍しくないのではないかと思うが、彼らのような若い世代でこんなに兄弟が多い人がたくさんいるのは意外だった。

9時過ぎに失礼して帰路に就く。今週も忙しくてひどく疲れた。明日からの連休は、少し遠出をしてリフレッシュするつもり。



本作はKubbelが作品を発表し始めてまだ間もないころのもので、いわば駆け出し時代の作品である。それほど難しい手でもない1...Bb7を読み抜けているというのは、やはりまだ詰めの甘さが感じられる。

忙しい水曜日

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朝から会議があり、早くに家を出た。今年度のオープンキャンパスについて議論をする会合である。それが終わると、自室に戻って学生と少し面談。お昼休みには、また別の学生と会い、用意しておいた奨学金申請のための推薦書を渡す。午後はチューターとして、履修登録の確認表を担当している学生たちに返却。それが終わると部屋で急いで講義の準備をし、2コマ連続で解析学の講義と演習。本当はその後、回収した演習の答案を採点するところまですべきだったのだが、さすがに疲れてやる気にならず、明日に回して切り上げてきてしまった。

今学期は水曜日が一番忙しい。午後の講義と演習に準備がかなり必要なことに加え、毎週のようにイレギュラーな仕事が入ってきて時間を取られる。木曜日がそれに比べるとやや落ち着けるのが救いだ。

ショート対羽生

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イギリスのGM, Nigel Shortを迎えて先週の土曜日に行われたチェスのイベントは、いろいろなメディアでも紹介されて話題になった。ショート氏に羽生二冠と全日本チャンピオンの小島慎也氏が挑む二面指しの形で行われ、小島さんは惜しくも敗れたものの、羽生さんは黒番でドローに持ち込むことに成功した。昨年秋の企画でもフランスチャンピオンのMaxime Vachier-Lagraveを相手にドローを勝ち取っており、レーティングが2700前後のGMと黒番で2番戦って負けなかったことになる。これはチェス後進国である日本の現状を考えれば大変なことであり、二面指しだったとはいえ、その実力が生半可なものではないことが証明されたといえるだろう。

ショート対羽生戦の棋譜は、戎棋夷説に分かりやすい解説付きでまとめられている。羽生さんがルイ・ロペスを指しているのを見たのはおそらく初めてだ。ショート氏はこれに対し、黒の白マスビショップが出るのを止めるh2-h3というメインラインの定跡手を指さず、さらにa2-a4という端歩突きで完全な力勝負に持ち込んだ。手元のデータベースで調べてみると、9...Bg4が指された局面まで進行したゲームは4542局あったが、次の指し手は10.Be3か10.h3のどちらかがほとんどで、ともに2000局以上指されていた。しかし10.a4はたったの89局である。前例や事前の研究にあまりこだわらず、未知の世界に引きずり込むのがショート流だ。

ここからしばらくは、白が主導権を握って戦いを進めてゆく。しかし、「微差ではあるがどちらかというと不利」というような状況で、差を離されずにじっと後を追い続けるのは、羽生将棋の真骨頂。有利なはずの相手にプレッシャーがかかり、どこかでついに追い抜かれてしまうのである。チェスにおいても、その試合運びのうまさが出ていたように思う。個人的に感心したのは、22...f6とKの出る道を開けた手。後の展開を見るとまさにこの一手なのだが、黒マスビショップが使いにくくなりそうで、自分ならきっと躊躇してしまうだろう。以下もミスをすることなく、しっかり引き分けにした。お見事というしかない。

今回のチェスイベントからわずか中2日おいた今日からは、将棋の名人戦第2局が行われている。あらためて、そのヴァイタリティにただただ感心するばかりである。

登山靴を買う

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9時過ぎにのそのそと起き出す。朝食の後、午前中のうちにすませておこうと近所の床屋へ出かけた。ところが、あいにく順番を待っている人が何人かいる。日曜日とはいえこの雨ではどこかに出かける気もしないから、こういう日は髪でも切りに行こうとみんな考えるのかもしれない。待ち時間を問うたら「30分くらいですかねえ」という返事だったが、実際には1時間半近く待たされ、家に戻ったときはもう1時を過ぎていた。こんなことなら、さっさとお昼をすませてから来ればよかった。

夕方、街中へ買い物に出た。登山用品の専門店にふらっと入り、壁に並べられた登山靴を眺めていたら、よかったら履いてみませんかと店員に声をかけられる。言われるままに何足か試し履きし、迷ったあげく一足購入してしまった。今までは普通のウォーキングシューズでごまかしていたのだが、まあ今後もちょくちょく登ることになりそうだし、そろそろちゃんとした靴を持っておいてもよいだろう。

今日はいつもの顔ぶれで山登りに行ってきた。2月の灰が峰以来、2ヶ月ぶりの登山である。今回の山は大野権現山、標高は699.5メートル。天気が心配だったのだが、予報では雨が降り出すのは午後に入ってからということだったので、お昼過ぎには戻ってくることを目指して行ってみることにした。

今回はI先生の車に乗せていただくことになっていた。8時頃に妻と2人で家を出て、すでに近くで待機していたI先生と合流。山陽自動車道を西へ進み、大野ICで下りて山道を北上する。この道が狭くて走りにくく、両側の側溝にタイヤがはまらないかひやひやした。目的地に着くまでの数キロの間、対向車と一度もすれ違わずにすんだのは幸いだったというしかない。

OnoGongen2.jpgOnoGongen1.jpg8時40分頃から登り始める。曇り空だったが空気はそれほど湿っておらず、幸い雨の降りそうな気配はなかった。1時間ほど登ったところで、通称「おむすび岩」と呼ばれる場所にたどり着く。ここには名前の通りおむすびのような形をした直径3メートルほどの岩が断崖絶壁に不安定な形で立っており、眺望が非常にいいことで知られるポイントだ。今日はあいにくの天気で遠くの様子は白いもやの向こうに消えてしまっていたが、それでも眼下に広がる森と遠くの街や海の景色は素晴らしく、心ゆくまでその眺めを楽しんだ。おそらく、秋の紅葉シーズンに来れば、森の木々が赤く色づいてますます美しい風景を見ることができるだろう。

OnoGongen4.jpgOnoGongen3.jpgおむすび岩からはしばらくアップダウンがあり、最後のきつい登りを登り切って大野権現山の頂上に到着したのは10時半過ぎだった。大きな岩のそばに腰掛けてしばし疲れを癒やす。頂上からは東側の景色が少し見渡せたが、木々や巨岩に遮られてあまり開けたところがなく、おむすび岩の地点ほどの眺望は見られなかった。11時頃に下山を開始する。帰りはおむすび岩のある道とは別のルートを通ったが、こちらも真っ直ぐに立ち並んだ杉の林やちょろちょろと足下を流れるせせらぎなど、歩いていて気持ちのよいポイントが多く、リフレッシュすることができた。

OnoGongen6.jpgOnoGongen5.jpg登山口のある場所は「おおの自然観察の森」という施設になっている。下山してきたとき、周辺の管理をしているらしいおじさんが作業をしているところにちょうど出くわした。おじさんによれば、このへんは「べにまんさく」と呼ばれる植物の群生地で、広島県ではこのへんにしか生えていないのだという。ハート型をした葉が真っ赤に紅葉する秋には、べにまんさく目当ての観光客も多く訪れるということだった。あたりを一通り案内してもらった後おじさんとはお別れし、池の周りを散策しながら駐車場まで戻る。1時少し前に現地を離れて帰路に就いた。

天気が心配で直前まで行くかどうか迷っていた今回の山行きだったが、気温もちょうどよく、登山道もそれほどきつくなく、豊かな自然と美しい眺望を心ゆくまで楽しむことができた。なかなか気に入ったので、別の季節にまた来てみようと思う。

鍵の多い生活

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私は左のポケットに家の鍵、立体駐車場の鍵、駐車場とマンションを仕切る扉の鍵の3つがまとまった鍵束を入れ、右のポケットには車の鍵を入れている。最近はこれに、勤務先にある自分の研究室の鍵も加わるようになった。というのも、今月に入ってからカードキーを使った電気錠のシステムを更新する工事が勤務先で行われているためである。新しいカード読み取り機が動くようになるまでは、しばらく昔ながらのシリンダー錠でドアを開け閉めしてほしいということだった。

数日前に読み取り機の更新が完了したので、早速カードをかざしてみた。ところが、うんともすんとも言わない。何度もやってみたが、エラーランプが表示されるばかりで全く動いてくれないのである。他の扉ではちゃんと作動したので、私の持っているカードがおかしいわけではないらしい。おそらく、読み取り機と錠前の接続がうまくいっていないのだろう。直してもらうにはまだだいぶ待たなければいけないようなので、もうしばらくは両ポケットに鍵がたくさん入った状態で生活することになりそうだ。

それにしても、今週は忙しくて疲れた。講義だけでなく演習も2つあって、始終採点をしていなければいけないのがしんどい。少し甘いものでも食べたくなって、よく行く洋菓子店でシュークリームを買って帰った。

数日前のことだが、昨年の秋に森内名人と羽生二冠がパリ郊外でフランスチャンピオンのMaxime Vachier-Lagraveとチェスで対戦したイベントを紹介する記事がChessbaseに掲載された。二人にチェスのコーチをしたPineau氏によって書かれたものである。すでに現地の様子や対局の棋譜などはテレビやネットを通して伝わっていたが、対局内容の詳細な解析を見るのは初めてだった。森内名人にVachier-LagraveやAlmira Skripchenkoらが挑む3面指しの様子も出ていて興味深い(ただし、こちらはなぜか棋譜がうまく再生できなかった)。ピノーさんも書いているが、こういうイベントを皮切りに将棋とチェスの交流が活発になり、日本におけるチェスとフランスにおける将棋がますます盛んになっていかないものかと思う。

そういえば、イギリスの超強豪チェスプレイヤー、Nigel Shortが来日して行われるチェスのイベントの開催まであと数日だ。こちらでは、ショートと対戦する小島慎也氏と羽生二冠のインタビューを聞くことができる。対局がどんな内容になるのか、今から楽しみだ。

オムニバス講義

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水曜日はたくさん予定が入っていて毎週忙しくなるが、今日はとりわけ大変だった。午前中にオムニバス講義の担当があったためである。それが終わると急いで昼食をすませ、午後は解析学の講義ノートを作成。準備がやっとできたところですぐその講義、そしてその演習と続いた。自転車操業もいいところだ。本当は夕方に演習を終えて戻ってきてからもいろいろ作業をするつもりだったのだが、何だかすっかり疲れてしまったので、ほとんど何もせずに仕事を切り上げてしまった。

オムニバス講義は、2年生以上の学生を対象に各研究室の先生が自分の研究内容などを入れ替わり立ち替わりして話す形式だが、今ひとつ張り合いがないので正直言ってあまり好きではない。受講者数が多くて非常に大きい教室で行われるためか、あまり集中していない学生が多いのである。学生は教壇の近くにはほとんど座らず、後ろに行くに従って数が増えていく。最後列など押し合いへし合いでびっしり鈴なりの状態だ。それにひきかえ、解析学を受講する新入生は最前列に率先して座る人も多く、真剣な顔でノートをとってくれるから、こちらとしてもやる気になる。これが1年後にはどうしてああなってしまうのか、何とも不思議でならない。



いよいよ忙しく

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今日はTR大のI先生がいらしていて、Hさんとともに3人でセミナーをしていた。夕方にそれが終わり、自室に戻ってメールをチェックすると、同僚の先生のお一人が体調不良でしばらく休養されるとのこと。その先生の担当だった科目について、自分を含めた数名の教員で代理を務めなければいけないようだ。今週は明後日にオムニバス講義の担当もあるし、来週頭が締切の書類も急いで書かなければいけない。演習問題の採点もまだ終わっていないし、講義の準備もある。そういえば先週の会議で、この夏のオープンキャンパスを準備するワーキンググループのとりまとめ役も仰せつかったのだった。予想はしていたが、いよいよ忙しくなってきた。

VongoleBianco.jpg昨日アサリを買ってきておいて、寝る前に塩水につけておいた。今朝起きて早速様子を見てみる。どうやら塩加減がよかったようで、リラックスしてよく砂を吐いていた。背伸びでもするかのように、殻から身を真っ直ぐ出している元気なのもいる。ザルを持ち上げると、あわてて身体を引っ込めた。

以前ボンゴレ・ロッソをつくったので、今日はボンゴレ・ビアンコをやってみることにした。もっとも、前回のホールトマトを加えていたステップを省くだけで、手順はほとんど同じである。ニンニクと鷹の爪をオリーブオイルでいため、これにアサリをざらざらっと加える。熱せられたアサリがパカッと開き、隣のアサリの殻に当たるときのカツンという音が何とも気持ちよい。たっぷり加えたオリーブオイルとアサリのエキスの相性もよく、なかなかおいしくいただくことができた。

Kambara2.jpgKambara1.jpg午後は家の近くにある神原の枝垂れ桜を見に行く。うちから車で5分くらいのところにあり、枝垂れ桜の名所として知られているが、道が狭くて駐車する場所もあまりないため、桜の時期にはこれまであまり訪れたことはなかった。天気もよかったので、少し離れたところに車を止めてぶらぶら歩いて行ってみる。車道から狭い脇道に入ってしばらく進むと、数十人の見物客が枝垂れ桜の周りに群がって上を見上げていた。樹齢300年ということで、なかなかの貫禄だ。辺り一帯には桃、椿、木瓜、菜の花など、色とりどりの花が咲き乱れており、春を感じることができる場所だった。

夕飯の買い物をして6時前には帰宅した。

今日も夜桜見物

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夕方から街中に出かけた。少し買い物をした後、スペイン料理の店へ。ところが、「予約されていませんか?すみません、今日は満席なので......」と断られてしまう。仕方がないのですぐ近くにある和食系の店に行ったら、「予約されていませんか?すみません、今日は満席なので......」と同じことを言われて追い出されてしまった。花見客が多いのだろうか、今日はどこも混雑している。またダメかなと思いつつ、呉の屋台から始めたというフランス料理の店を訪れたら、ここは幸いカウンター席に通してくれた。あれこれ頼みつつ、ワインを楽しむ。前菜、舌平目のムニエル、牛煮込み、鴨のコンフィ、チーズ盛り合わせ、デザートといただいてすっかり満腹になった。

帰宅前に平和記念公園を散歩し、昨日に引き続き夜桜を見物する。このへんは自宅周辺よりだいぶ暖かいので、桜はもうほとんど散って葉桜になってしまっていたが、それでも花見を楽しんでいるグループが何組もいて、あちこちでワイワイ騒ぐ声が聞こえていた。10時半過ぎのバスで帰宅。

夜桜見物

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Yozakura.jpg今日は午後から線形代数学の演習。教室は30メートルほど離れた隣の建物で、晴れていれば4階の高さにある回廊を歩いて移動している。しかし今日のように雨が降っている日は、いったん8階から2階まで降り、屋根のある廊下を歩いてから再び7階まで上らなければならない。今日は2階まで歩き出したところで忘れ物に気づき、大慌てでとって返してからまた廊下を走ることになった。遅れてしまうと予定していた内容を消化できない心配があったせいだが、教室に着いたときにはゼイゼイ息を切らしていたため、学生に苦笑されてしまった。入学早々の1年生に笑われてしまうようでは、先が思いやられる。

夕方から会議があり、これが思いの外長引いて少々疲れた。帰宅して夕飯をすませたあと、何となく夜桜を見に行こうということになり、上着を羽織って外に出る。近くの小学校の脇に、桜が何本か植わっているところがあるのである。今夜は冷えるせいか、他に見物している人は誰もいなかった。濡れた路面に花びらがもうだいぶ落ち始めていたので、週明けには散り出すだろう。

トマトソース

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昨日は夕飯をすませた後、しばらく台所にいた。最近パスタに少し凝っているので、ポモドーロのトマトソースを一からつくってみようと思い立ったのだ。たくさんつくっておけばパスタ以外にもいろいろ使えて便利だというので、大きなホールトマトの缶詰を買ってきてあった。切った大量のタマネギをたっぷりのオリーブオイルで炒め、これにホールトマトを加えてぐつぐつ煮込むのである。

実はここまでのステップは一昨日すでにすませていて、昨日はそれを漉すことでトマトソースが完成するはずだった。ところがうちにあるザルでやってみても、目が細かすぎるのか、薄いトマトジュースのような液体が下に落ちるばかりで、一向にソースらしいものができてくれない。いろいろやってみたがどうにも埒が明かないので、結局ザルに残った固体分をハンドミキサーで細かくして混ぜることでお茶を濁した。

ザルのようなものさえあれば何とかなるのだろうと思っていたが、考えが甘かったようだ。おそらく、"moulin à légumes" と呼ばれる野菜漉し器があればきっとうまくできるのだろう。ただ、それほど頻繁に使うものでもなさそうだし、わざわざ買うほどのこともないような気もする。気軽に買えるような手頃な製品があれば、というところだろうか。

講義と演習

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朝から激しい雨。周辺の桜もようやくほぼ満開になったが、開いた花がすぐ落ちてしまわないか心配だ。

勤務先では、昨日の線形代数学に続き、今日は解析学の講義。一昔前なら、解析学の一回目の講義というとイプシロン・デルタ論法をいきなりやり始めて学生たちをびっくりさせるというのが定番だった。しかし、昨今はそれをやってもおそらく誰もついてきてくれないだろう。結局、今日は逆三角関数について話すだけで終わってしまった。講義に続いて演習の時間もあり、こちらは今年から着任した若い先生と担当。専門分野は全然違う先生だが、聞いてみると昨年度まではN大の博士課程に在籍しておられたとのこと。それも2年生だったというから、おそらく私より10歳くらいは若い。自分ももうそんな年下の先生が同僚になる年になってしまったのだな、と思わずにはいられなかった。

昨日、家のネットワークが一時不調になり、ルータの電源を入れ直すなどして復旧させた。すっかり直ったと安心していたら、ネットワークが切断されている間にまた自宅サーバのIPアドレスが変わってしまい、このブログにもつながらなくなっていたようだ。今日になるまで全く気がつかなかった。そもそも、昨夜急に調子が悪くなった理由がよく分からない。毎度のことだが、どうもうちのルータは気まぐれである。

今週からいよいよ講義も始まった。今日は1年生向けに線形代数学の講義。教室に行ってみると、少しだけざわついていた声がやんでたちまち静かになった。入学間もない4月だけに見られる反応である。来月になれば大学の雰囲気にもすっかり慣れ、静かにさせるのに苦労させられるようになるだろう。

携帯電話として某A社のi某を使っているのだが、このところバッテリーの消耗がひどく早くなったような気がする。以前は、一日持ち歩いても80%くらいはまだ残っていて、数日なら充電しなくても大丈夫なくらいだったように思う。しかし今では半分近く消費してしまう日も少なくない。特に今日は異常なほどに速いペースでバッテリーメーターが下がっていき、帰るころには残り20%を割り込んでしまっていた。メールがたくさん届いたので通信量が多かったのは確かだが、それだけが原因ではないような気もする。使い出してまだ1年半しか経っていないので、バッテリー自体の性能劣化のせいではないと思いたい。



本作が出た数年前に、Herbstmanによって同じようなフィニッシュを迎える作品が発表されている。参考までにHerbstmanの作品も掲げておく。





ぽかぽか陽気

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やたらに寒かった昨日から一転、今日はぽかぽかとした陽気になった。プッタネスカをつくってお昼に食べてから、陽気に誘われてまた安佐動物公園へ行ってみる。ここを初めて訪れたのは夏の盛りのときで、そのは寒い冬の一日だった。今日はそのどちらのときよりもだいぶ来場者が多く、家族連れで賑わっていた。

4時半に閉園となる動物園を出て、その足で街中へ。広島将棋センターに行き、昨日の詰将棋解答選手権に関して会計や年鑑執筆者のことなど最後の打ち合わせをする。これで今年の幹事の仕事もやっと一通り終了。少し買い物をしてから帰路に就いた。

今日は詰将棋解答選手権の日。2009年に初めて広島大会を取り仕切ったときはいろいろ不安だったが、4回目ともなると気分的にも慣れてくる。ただいつもと違うのは、毎年当日の作業を手伝っていただいていた四国のSさんが、今回は所用で来られないということだった。将棋センターのKさんは来ていただけるということだったが、作業に手間取って時間が遅れるといけないので、念のため妻にも手伝ってもらうことにした。

お昼過ぎに会場の南区地域福祉センターに着く。もうKさんたちは先に到着していた。机の位置を直したり、将棋盤をテーブルに置いたり、ホワイトボードにタイムスケジュールを書いたり、あれこれ準備作業をしているうちにどんどん参加者が集まってくる。小中学生が多いので、だんだん会場も賑やかになってきた。

Tsumeshogi2012.jpg1時20分くらいになったところで着席してもらい、解答用紙を配る。簡単に競技の説明をしてから、1時半きっかりに初級戦が始まった。今年の参加者は13名で、1手詰~5手詰の詰将棋6問を制限時間40分で解く。今回はそれほど難しくなかったようで、開始6分で最初の退出者が出た。その後も9分、13分、16分と解き終わって解答を提出する人が続き、競技時間の40分が終了したときにまだ部屋に残っていたのは3人だけだった。採点してみると、途中退室した10人のうち、うっかりミスをしたお一人を除く9人が全題正解と上々の出来。急いで全題正解認定証を作成し、お一人ずつ手渡した。

ここまではよかったのだが、ここでちょっとした失敗をしてしまった。全題正解者の記念写真を撮るつもりだったのに、うっかり忘れて参加者を解散させてしまったのである。ほとんどの方は次の一般戦も参加するために残っていたが、全題正解者の中で高校生のY君だけは初級戦のみの参加だったため、会場を後にしてしまっていた。「しまった......」と嘆いていると、Kさんと参加者の中学生のF君が窓の外を見て「まだあそこを歩いています!」という。もうだいぶ離れていたが、F君が全速力で走っていって帰りかけたY君に追いつき、連れ戻してきてくれた。ゼイゼイ言いながら戻ってきた二人には平身低頭である。かくして、無事初級戦全題正解者の集合写真を撮ることができた。来年以降、また幹事をするときには気をつけなければいけない。

3時10分からは一般戦。参加者は12名で、今度は5手詰~15手詰の詰将棋6問を60分で解く。初級戦と比べると少し厄介な問題が混じっており、さすがに皆さんそう簡単にはいかない様子。最初の退出者は開始から28分後で、続けて29分にも2人目が解答を提出した。採点してみると、1人目は残念ながらミスが見つかったが、2人目の人は見事全問正解。これで今年の優勝者が決まった。結局、競技時間終了までに途中退出した参加者は7名いたが、全題正解していたのはうち2名のみ。ただ、あまりできなかった人も最低1問は解けており、0点が一人もいなかったのは非常によかった。使われた問題の難易度のバランスがとれていたということだろう。

一般戦の表彰と写真撮影を行い、賞品を入賞者で山分けしてもらって、今年も無事詰将棋解答選手権は終了した。ちょっとした失敗もあって疲れたが、何とか無事に終わってホッと一息。

ガイダンス

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マンションの駐車場を出たところにある桜を一瞬眺めるのが、ここ数日の日課になっている。昨日あたりから少しずつ開く花が増えてきた。満開になるのは週明けくらいだろうか。今年はやはりかなり遅い。

今日は3年生に進学した学生向けのガイダンスがあった。この学年のチューターという役目を担当しているので、ガイダンスの時間に昨年度後期の成績表を返却し、結果が思わしくなかった人には何らかのアドバイスをしてやらなければならない。それをするために、午前中から成績表を取得単位数ごとに仕分けし、返却時にどういうコメントをするかをもう一人の担当の先生と相談しながら決めていった。ガイダンスには予想通り何人かの学生は来ていなかったので手元に何枚か成績表が残ったが、これらは来週以降、どうにか連絡をとって渡さなければいけない。いよいよ忙しくなっていきそうだ。

帰宅後、明日の詰将棋解答選手権に向けて準備をする。問題用紙も解答用紙も賞状も印刷した。参加者は結局、初級戦が14名、一般戦が13名の予定。何とかうまくいくことを期待したい。

エンドゲームは難しい。駒数が少ないときは完全に結論が出ているが、ちょっと増えるとまだまだ未知の局面が残されている。

Kantorovich.png1988年にVadim Kantorovichは "The Outside Passed Pawn" と題した文献を発表し、この中で図のような局面をとりあげて詳細な解析を試みた。手番は白である。そのときの彼の結論は「これはドローになる」というものであった。白にはいくつか手が考えられるが、そのうちの一つはf2のPを捨ててa7のPに近づこうとする
1.Kd4
である。黒は
1...Rxf2
と取り、
2.Rc7 Ra2 3.a7
となったときに
3...Kf5
とKを前進させる。Kantarovichの解析によれば以下は4.Rxf7+ Kg4 5.Kc5 Kxg3 6.Kb5! Rb2+! 7.Kc6 Ra2 8.Kb7 Kxh4 9.Rf6 Rxa7+と進み、ドローになるという。また他の手も、いずれも白が勝つラインはないと彼は結論づけた。

ところが、2003年にスイスのJohannes Stecknerという人によって、実は白に勝つ手順があることが「発見」された。先ほどのラインにおいて
4.Kc4!!
とする妙手があるというのである。以下
4...Kg4 5.Kb3! Ra6 6.Rc4+ Kxg3 7.Ra4 Rxa7 8.Rxa7
と進んだとき、KantarovichのラインのようにKが遠いa7の地まで長旅せずにすむため、右翼の戦線に駆けつけることが可能になるのだ。エンドゲームの大家であるDvoretskyは "Dvoretsky's Endgame Manual" で変化手順を詳細に記述し、Stecknerの発見でこのタイプの配置に関する理論は「革命的に変わった」と述べている。

これでこの局面についての結論がようやく出たはずだった。ところがKarsten Müllerの最新のコラム(PDFファイル)によれば、アルメニアのVardan Poghosyanという人によってまた結論がひっくり返されたらしい。彼によれば、初手で
1.Kd4 g5!!
とするのが絶妙手で、これでどうやっても黒はドローにできるのだという。Müllerの記事には、目がチカチカするような膨大な量の解析手順が書かれている。

いかにも実戦に登場しそうな、典型的なRのエンドゲームでありながら、あのDvoretskyですらいったんは結論を誤ったのだから、やはりチェスというのは難しいものなのである。今回の解析も、もしかしたらまたしばらくして穴が見つかって「やはり白が勝ち」ということになるかもしれない。もっとも、ここまで来ると実際の対局とはもはや別物であろう。実戦でこの局面になることは十分にあり得る話だが、そのときにPoghosyanの解析手順が頭に入っている人はまずいないと思われる。

春の嵐

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最近は起きたころにはもうすっかり明るくなっているはずなのに、今朝はなぜか窓の外が薄暗かった。カーテンを開けてみると、厚い雲がどんよりと垂れ込め、激しく雨が降っている。灰色の霧で視界は利かず、ときおり風がビュンビュンと音を立てていた。春の嵐である。まだ花の開く前だったのは幸いだった。

今日は午後に高専からの編入学生のガイダンスがあった。チューターをしているので、入ってきた学生の単位認定作業を教務委員の先生方と行う。かなりの時間がかかってしまった。夕方、まだ外は荒れ模様だったので、早めに引き揚げることにする。夜になり、少し外も落ち着いてきた。この分なら、明日はもう大丈夫だろう。

新年度出勤初日

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新年度最初の出勤日は、予想通り忙しかった。解析学を担当する教員の間で打ち合わせをすませた後、4年生の配属を決めるミーティング。数理科学研究室に配属された4年生の前で各教員が卒業研究の内容を説明し、それからどの教員の下で研究を行うかを彼らに決めてもらう。ここまでは大したことはないが、配属が決まった段階で一人一人に端末のアカウントを発行し、メールの転送設定など一通りの環境整備をしてやらなければいけない。基本的には私一人で担当するので、これが結構大変だ。今回は学生数が多く、しかも諸事情で学生の詰める部屋が5階と8階に分かれているため、2つの階を行ったり来たりすることになってしまった。毎度のことで慣れてはいるが、コンピュータを相手にする仕事はどうしても疲れがたまる。3時頃までに、ようやくすべての作業が終わった。

そういえば作業中、横で見ていた学生から「先生のピアノが聴きたい」と言われた。ほとんど初対面なのにどうしてピアノのことを、と思ったら、ネットでホームページを見かけたとのこと。最近はこのページも訪れる人が少なくなってきたと思っていたが、こんなふうに思わぬところで思わぬ人に見られていることがあるから、うかつなことを書かないように気をつけなければならない。とりあえず、ピアノは人に喜んで聴かせるほどの腕前ではないことは強調しておきたい。

祝賀詰

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いよいよ新年度がスタートした。昨年度はいろいろなことがあったが、今年度はどうなるだろう。

お昼頃に郵便受けを見てきたら、詰パラの4月号が届いていた。今月号は詰四会作品展に私の祝賀詰を出していただいている。祝賀詰というのは、詰将棋仲間の結婚に際し、新婦の名前をカタカナで一文字ずつとハートマークの曲詰を、一人が一作ずつ創ってお祝いするという詰将棋界の恒例企画。今回は名前が3文字なので、計4作が掲載されている。解いていくと新婦の名前が盤上に浮かび上がるというわけだ。当事者になってみるとどうにも面映ゆいが、わざわざこんなことをしていただいてうれしい限りである。

夕方から街中へ出かけた。広島将棋センターに立ち寄り、詰将棋解答選手権の参加者を確認する。一応の締切は昨日ということになっていたが、まだ人数に余裕があることが分かったので、ギリギリまで将棋センターの方で追加募集してもらうことになった。あと1週間を切ったので、そろそろ準備を本格的に始めないといけない。

その後はいくつか買い物をし、8時過ぎに帰宅した。

2014年7月

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