2012年6月アーカイブ

雨の一日

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今日は朝から雨。梅雨明けはもう少し先だろうか。できたら6月中に山登りに行きましょう、とI先生と話していたのだが、残念ながら果たせなかった。行けるとしたら30日、と言っていたのだが、I先生のご都合が悪くなったのである。もっとも、都合がついていたとしても、この雨では中止せざるを得なかっただろう。これからは暑くなるし、山歩きはしばらくお休みになりそうだ。

夕方は近くのスーパーで買い物。食肉売場のあたりで、勤務先の同僚の先生が家族連れでいらしているのを目にした。さらにその後、レジに並んで順番を待っていたら、別のレジにそれとは別の先生がいるのも発見。こんな雨の日は、近場で買い物をするくらいが相場ということか。

夕飯はポルチーニ茸とベーコンのクリームパスタ。今日はまあまあうまくできた。

忙しい週末

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今日は午後の線形代数学の演習が終わった後、ずっと8月に行われるオープンキャンパスの関係の仕事をしていた。来週末までに、来場者に配布するパンフレットの原稿を書かなければいけないのである。基本的には各研究室から提出された原稿をまとめればいいのだが、表紙やら目次やら、体裁を整えるためにやらなければいけないことも多い。今日は研究室の企画を一覧表にまとめる作業をしていた。来週は他の仕事の締切にもなっており、一つのヤマになりそうだ。

やれやれ、今週も忙しかった。明日はゆっくり過ごせるのがうれしい。

看寿賞の発表

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数日前だが、今年の看寿賞が発表された。短編賞が谷口源一氏、中編賞が該当なしで、長編賞は若島正氏、真島隆志氏、井上徹也氏の3人が受賞することになったようだ。中編賞の受賞者がいないのに長編賞が3人というのはずいぶん偏った印象を受けるが、手数を見ると若島氏作が63手、真島氏作が59手ということなので、この2人の分は少し中編賞の意味合いがあるのかもしれない。

若島さんの看寿賞受賞はもう9回目くらいになるはずで、さすがというしかない。長編賞を受賞するのは、初めての受賞となった「地獄変」以来なのではないかと思う。また長編賞の残りの二人も、詰将棋界ではもう有名人だ。真島さんはいつ受賞してもおかしくなかったし、井上さんは何と昨年に続く連続受賞。お二人とも今は長野にお住まいだから、松本で行われる今年の全国大会は大いに盛り上がりそうである。

それから、今年の看寿賞で個人的にちょっと感慨深かったのは、短編賞の谷口氏作が「将棋世界」誌に掲載された作品だったことだ。というのも、これまでの長い看寿賞の歴史の中で、将棋世界から看寿賞が出たのは私の作品だけだったからである。賞をいただいてからずいぶん経ってしまい、私の作品を覚えている人もほとんどいなくなった。「将棋世界から出た唯一の看寿賞」という特徴もこれで失われ、名実ともに色褪せてゆくことになりそうである。

自転車操業

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朝から会議があり、いつもより早めに家を出る。今日は2時間くらいで終わった。部屋に戻ると急いで講義の準備。お昼をすませるとさっき書き終えたばかりのノートの流れにしたがって講義をする。それから後は部屋に戻って演習問題の採点など。他にもいくつか雑用をこなし、8時過ぎに帰路に就いた。

先週の出張中、解析学と線形代数学の演習の時間が2コマずつあった。その前の週に講義をまとめて行い、演習を後回しにしていたためである。そこで代講の先生に回収していただいた演習問題の答案が山のようにあって、この採点がなかなか終わらない。○×をつけるだけなら楽なのだが、彼らの書く式や論理を追っていって、おかしなところがあれば一つ一つコメントを書いていかなければならず、これが存外疲れる。返却日の前日や当日にようやくやり終えてどうにか回している状況だ。今週から来週は他にもいろいろな仕事がどっと押し寄せてきており、自転車操業の日々が当分続きそうである。

蜘蛛との遭遇

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Spider.jpg昨夜は本当にびっくりさせられた。風呂からあがって身体を拭いていたとき、妻が居間で叫び声をあげるのが聞こえた。あわてて行ってみると、壁にとんでもない大きさの蜘蛛が這っていたのである。本体から長い足が八方に広がり、端から端まで10cm以上はある。野外ならまだしも、ここはマンションの一室だ。小さいものならともかく、ここまで大きな蜘蛛と室内で出くわすというのは経験したことがなかったので、すっかり狼狽してしまった。ゴキブリなら叩き潰してしまえばよいが、さすがにこんなものを潰す気にはなれない。どうしたものだろうか。

しばらく見ていると、蜘蛛はテレビの裏から壁伝いに台所の方へすたすた歩いて行く。ゴム手袋をはめて外につまみだそうかとも考えたが、おそるおそる手を近づけると、危険を察した蜘蛛がさっと身をかわした。その動作の素早いこと!ゴキブリ顔負けの敏捷性だ。下手に刺激してとんでもないところに走って行かれたら大変である。いい手が思い浮かばず、途方に暮れてしまった。

しかし蜘蛛は、こちらの困り顔などどこ吹く風という感じでまたすたすた歩き出した。ときどき立ち止まりながらも、ベランダの扉の方向にどんどん近づいていく。先回りして扉を開けると、蜘蛛は扉を悠然と這っていき、そのまま外側に回って出て行ってしまった。まるでそこが出口であることをよく知っていたかのようだった。すぐ扉を閉めたのは言うまでもない。

後で調べると、あれは人家に棲息するアシダカグモという蜘蛛で、関東以南ではよく見られるものらしい。ゴキブリをよく捕食するので、むしろ益虫とされているのだそうだ。しかしそうはいっても、さすがにあの大きさの蜘蛛に家の中を徘徊されるのはあまり気持ちのいいものではない。不思議なのは、いったいどこから入ってきたのかということだ。室内で遭遇する虫は、せいぜいハエくらいまでにしてもらいたいものである。

近頃はどこの大学でもオープンキャンパス(以下OCと書く)という催しが行われる。それも一度ではなく、何回もである。うちの大学も最近、1年に3回OCを実施するようになった。6月のプレOC、8月のOC、そして10月のミニOCである。今日はそのシリーズの1回目、プレOCがあり、OC実施ワーキンググループの一員として出勤してきた。

11時頃に会場となる教室に着き、もう一人の先生とともに設営作業に取りかかる。来場者のための個別相談会を実施するので、机の配置をそれに適したものに並び替える。さらに来場者が退屈しないようポスターや展示物などを用意した。また、説明会の会場がオーバーフローしたときに備え、別の教室で遠隔中継する段取りがうまく行っているかどうかも確認。お昼までにこれらの作業をしたが、これだけで結構疲れてしまった。

午後からいよいよプレOCがスタート。まず全体説明会があり、その後に学部ごとの説明会が行われたが、学部説明会の会場へ来場者を誘導するのも今日の任務の一つである。高校生やその親御さんが多数訪れて当初予定していた部屋がほぼ満員になったが、オーバーフローに備えて用意していた部屋は使わずにすんだ。学部説明会が終わると、今度は個別相談会の会場にまた来場者を誘導。相談会も盛況で、すべての来場者が個別相談を終えて帰ったときには4時近くなっていた。それからまた会場を片づけて元の状態に戻し、すべての仕事が終わったのが5時近く。思っていた以上の重労働で、もうくたくたである。少し数学演習の答案を採点しようと思っていたが、やる気が起きないので明日に先送りして帰路に就いた。今夜は早めに寝よう。



よく知られたステイルメイトの形に持って行く新しい試み。Kubbel自身もコメントしているが、このステイルメイト形は古く、18世紀のCozioによる作品にすでに実例がある。参考までにCozioの作品も掲げておく。





帰宅

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出張最終日。昨夜は暗くなってから少し雨が強くなり、床に就くころはかなり強い雨音が聞こえていたが、今朝起きてみるともう雨はやんでいた。

午前中に最後の講演があり、今回のサマースクールも無事全日程を終了。お昼をすませた後、1時頃にセミナーハウスを後にした。タクシーで40分くらいかけて上毛高原駅へ行き、そこから東京を経て広島へ新幹線を乗り継ぐ。家に帰り着くまで8時間近くの長旅である。悪天候になってどこかで電車が遅れるかもしれないと覚悟していたのだが、長い行程のどこでも雨に降られることはなく、神戸を過ぎたあたりではきれいな夕陽が見られたほどだった。台風がもう一つ来ていたはずなのだが、あれはどこへ行ってしまったのだろう。ともあれ、何も影響がなくてよかった。

留守中にかなり仕事がたまってしまったので、明日と明後日は勤務先にちょっと行って演習問題の採点くらいは片づけてくるつもり。ただ、今日のところはゆっくり休もう。

出張三日目

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出張三日目。天気は昨日ほどでよくはないが、今日も雨は降っていない。梅雨の時期にこんな山奥に来たら毎日雨に降られることになるのではないかと危惧していたが、思っていたより持ちこたえてくれた。ただ、とにかく気温が低い。昨日は涼しくてちょうどよかったが、今日は長袖を着るだけでは足りず、念のためと持ってきていたセーターを着込んで講演を聴くことになった。やはり標高が高いと気候がまるで違う。

今日も一日中講演を聴いてちょっと疲れた。明日のお昼まででサマースクールの日程はすべて終了。さて、ちゃんと広島まで帰り着けるだろうか。

台風一過

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Tambara.jpg台風の雨風は、日付が変わるころにはすっかり静かになっていた。窓から差しこむ日の光で目が覚める。起きてみると、台風一過の青空が広がっていた。たっぷり水をもらって、山の木々もますます青さに深みが増しているように見える。この天気がずっと続いてくれるといいのだが、残念ながらそういうわけにはいかないだろう。

今日は午前中に2時間半の講演があった。もっとも途中で30分近い休憩を入れるので、実際の講演時間は2時間くらいだ。お昼をすませ、午後も講演が続く。このへんに来るとだいぶ疲れがたまってきて、夕方にすべて終わったときはぐったりしてしまった。

夕飯の後、建物の外に出てみた。雲の出ている方角もあったが、晴れているところは降るような星空である。ちょうど目を向けていた方向に流れ星を見ることもできた。何かいいことがあると思いたい。

出張初日

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今日から金曜日までは群馬県の玉原(たんばら)で行われるサマースクール。世話人の一人として毎年参加しているが、去年は寝坊して危うく遅刻しそうになったし、その前の年も広島駅までの電車が遅れて新幹線のホームで全速力で走る羽目になった。いつも乗り遅れるか間に合うかのスリリングな経験をするのである。今年は事前にバスや電車の時間も調べ、朝は6時半にしっかり起床し、今度こそは十分余裕があるはずだった。ところが道路が大渋滞していて、バスが全然前に進まない。ようやく横川駅に着き、大急ぎで切符を買ってホームに駆け上がると、「電車が遅れまして、ご迷惑をおかけしております......」のアナウンス。最終的には予定の新幹線には乗れたのだが、やはり今年もあちこちで走ることになってしまった。一度余裕綽々で玉原まで行ってみたいものだ。

新幹線に乗ってからは特に波乱もなく、2時頃に上毛高原駅に到着。台風が心配だったが、幸いまだそのころは風もそれほど強くなく、パラパラと雨が降っている程度だった。3時頃にセミナーハウスに着く。すぐ最初の講演が始まったが、やがて外が騒がしくなり、激しい雨音とゴーッという風の音が聞こえてきた。あと2時間台風が早くやってきたら、ひどい目に遭うところだった。今夜がヤマだろう。

明日より出張

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TR大からI先生がいらしていたので、久しぶりにセミナーをする。お昼過ぎにいったん中座させてもらい、大学院生向けの講義。先週回収したレポートを見て説明したことがあまり伝わっていないと分かったので、今日は急がずゆっくり話をしたつもり。その後はもう少しセミナーの続きをして、4時半頃終了した。

明日より群馬の山奥に出張の予定。毎年世話人を務めているサマースクールだが、今年は主催する先生の都合もあって普段より開催時期がだいぶ早まり、サマースクールというより梅雨時スクールという感じである。心配なのは台風で、明日の行きは台風4号が、22日の帰りは台風5号がちょうど近づいてきそうだ。何も兄弟で送り迎えしてくれなくてもいいのに、人が移動する日に合わせて全くご丁寧なことである。この分では現地でも雨続きになりそうだが、せめて交通機関に影響が出ないことを祈りたい。

昨日、一日中降り続いていた雨は今朝にはもうあがっていた。午前中は将棋番組を見ながら久しぶりに折紙を折る。この間の演奏会に向けてピアノの練習に時間を割いていたため、このところ折紙はしばらくお休みしていたが、ようやく再開である。使用する紙は、昨日、雨音を聞きながら作成しておいたもの。例によってアルミホイルにカラペを両面接着した特製用紙だ。出張で家を空ける日もあるので今月中に完成させるのは難しいかもしれないが、何とか来月上旬までには形にしたい。

ChickenOnionCurry.jpg午後は以前つくったことがあるチキンとタマネギのカレーをまたやってみることにする。何しろ時間がかかるので、今日のような特に予定のない休日でないとなかなかできない。必要なのは鶏むね肉、タマネギ、ヨーグルト、ニンニク、ショウガとクミンやターメリックといったスパイス類。家にないものを確認して近くのスーパーに買いに行く。ところが、どういうわけかショウガが売り切れていて一つも置いていなかった。いったん帰宅して買ってきたものを冷蔵庫に入れた後、「これがほんとの『しょうがない』だな」などとぶつぶつ言いながらもう一度出かける。今度は車を出してもう少し遠くのスーパーへ行ってみたら、こちらではショウガが山積みになっていた。特に品薄というわけでもないようだ。品薄といえば、バターは最寄りのスーパーにはほとんど入荷されない状況がずっと続いている。少し遠くで買えるところがあるからいいが、元の状態に戻るにはきっとまだ時間がかかるのだろう。

カレーはまあまあ無難に仕上がった。一度つくったことがあるものはやはり安心感がある。ターメリックライスと一緒にいただいた。

昨日は天気がよかったが、今日は一転して梅雨らしい空模様。朝方のどんよりした曇り空から徐々にポツポツと降り出し、帰るころにはかなり強い降りになっていた。明日はまた山登りに行くことも考えていたのだが、この天気では延期せざるを得ない。梅雨が終われば暑すぎて山歩きは難しくなるから、今月が無理ならしばらくお預けになりそうだ。

夕方に会議があり、オープンキャンパスの実施内容案に関していろいろと報告。今月下旬から来月上旬にかけて準備活動が本格的に始まる。忙しくなりそうだ。

実は今日は休暇をとっていた。先日、仕事があって休日出勤したのだが、数週間以内にその振替として休暇をとるように言われていた。しかしほとんどの日は講義や会議や雑用が入っており、休むのはまず不可能。無理かなと思っていたところで、今日だけはうまい具合に予定が何も入らず、ポッカリと穴が空いていたのだった。まあ具体的な予定がなくても、時間があるならレポートの採点やら書類書きやら、早くやった方がいいことはいくらでもあるのだが、そういう仕事に追われ続けてばかりというのも、ストレスがたまっていけない。こんな日は1年に何度もないのだし、たまにはお休みするのもいいだろう。

ArifukuKiseisen2.jpgArifukuKiseisen1.jpgお昼過ぎに車を出してぶらっと山陰の有福温泉へ。1時間ちょっとで到着し、前にも訪れた駐車場に車を止めて周りを見ると、向かいの通りの欄干に何やら横断幕が掲げてある。「第83期棋聖戦五番勝負第三局・有福温泉にて開催」。何と、先日開幕した将棋棋聖戦の対局を有福温泉で行うというのである。よく見ると横断幕ばかりでなく、付近の旅館や店にもあちこちに棋聖戦のポスターやチラシが貼ってある。これはちょっとびっくりだった。こう言っては失礼かもしれないが、ここは昔ながらのこぢんまりした旅館が数軒並ぶだけの古びた小さな温泉街で、将棋のタイトル戦を開催できるようなところではないと思っていたのだ。開催日はと見ると、来月5日の木曜日。こんなことなら、今日でなくて3週間後に休暇をとるのだったか。とはいえ、実際はこの日に予定が全然入らない可能性はほとんどないから、これは仕方がないだろう。

遅いお昼を有福Cafeですませ、御前湯で温泉に浸かった後、浜田に移動。お魚センターでイサキとちりめんじゃこを買って帰路に就く。夕飯は買ってきたイサキを煮付けとなめろうにしていただいた。

森内名人防衛

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将棋名人戦は昨日と今日行われた第6局を森内名人が勝ち、4勝2敗で名人位を防衛した。ここまでは先手番の対局者が勝っており、この第6局で初めて後手番が勝ったことになる。やはりこの二人の名人戦では、どちらが後手番のときに勝てるかが全体の勝敗に直結することが多いように思う。

第6局について指し手を追ってみたが、やはり森内名人が指した80手目の7五歩が非常に厳しく、そこから先はさしもの羽生二冠もどうしようもなかったように見えた。羽生二冠は劣勢になってからも怪しげな手で局面を混沌とさせるのが巧みだが、そういう手を極力殺して状況が複雑化する可能性を少なくしてしまうのが森内名人の強さだと思う。あまり本人が気に入っていないらしい「鉄板流」という愛称は、一般に受けに対する形容と受け取られることも多い。しかし本局のような内容を見ると、現在の状況を相手からは容易に変えさせずに局面を進行させていくという、頑丈な盤面コントロール力のイメージを表現していると考えるのが妥当かもしれない。

個人的には第7局まで名人戦を見たかったが、終わってしまったものは仕方がない。来年の挑戦者が誰になるのかを楽しみにしよう。

長引く会議

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ここ数週間は火曜日の朝に会議が続いており、普段より早めに家を出ている。今日はその会議が思っていたよりずっと長引き、自室に戻ったときはお昼近くになっていた。午後1時からの講義の準備をしようと思っていたのに、すっかり予定が狂ってしまう。会議でも講義でも、「あと5分だけ」と延長して本当に5分で終わったことは、自分の経験ではおそらくただの一度もない。

線形代数学の講義をして部屋に戻ると、今度は明日の解析学の講義の準備をする。来週は火曜日から金曜日まで出張するため、明日は演習の時間も利用して2コマ分やってしまうつもり。休憩を挟むとはいえ3時間立ってしゃべり続けるのは少々疲れるが、ここで頑張っておけばどこか他の時間に補講を入れないですむ。きりのいいところまで進めて、8時過ぎに雨の中を帰宅。



177番を発展させたもの。こうなるとだいぶ作品らしくなっている。

帰宅

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妻の実家に一晩ご厄介になり、お昼頃訪れた妻の兄夫婦と幼い甥っ子とも楽しく過ごしてから、夕方に失礼する。8時過ぎに広島に帰ってきた。

演奏会が終わるたびに、さて次は何を弾こうとあれこれ考える。今からなら、練習すればあれも弾ける、これも弾けると思うから、いろんな曲が選択肢に入ってくる。想像するだけなら、どんな難曲でも自由に弾けるのだ。この期間が楽しい。次回の演奏会は、12月22日に大阪で行われるとのこと。とりあえず、今度はロシアもので行こうと思う。今から少しずつ譜読みをしていって、何とかいい状態で仕上げたい。

今日は誕生日。また一つ歳をとってしまった。

御影で行われる加古川ピアノ同好会の演奏会に出演するため、朝9時半過ぎに広島を発って神戸に向かう。予定では開演の1時間前に着いてゆっくりリハーサルでもさせてもらおうかと思っていたのだが、家を出てから何かがおかしいことに気がついた。何と時間を1時間勘違いしていたのだ。事前に電車の時間を調べていたときに、頭の中で勝手に数字を変換していたらしい。たっぷり余裕があるはずが、ギリギリで会場入りすることになってしまった。何とも間が抜けている。それでも開演の直前に数分だけピアノに触らせてもらえた。試し弾き程度だが、全くのぶっつけ本番で弾くよりはずっとましだ。

演奏は第2部の最後で、時間は2時過ぎだった。内容はまあそれほどよかったとは言えないが、練習時間があまりなかったことを考えれば、これくらいでよしとしなければいけないかもしれない。ある程度ミスをするのは仕方がないとして、前半のある部分で弾き直しをしてしまったのが悔やまれる。間違った音を弾き、違ったと思ってつい弾き直そうとしてしまったうえ、また間違った音を出してしまった。弾き直しは音楽の流れを止めてしまうので、極力しない方がよいと思っている。ミスをしてもそのまま弾き続ければ、聴いている方は案外気にならないものだ。しかし現実にはなかなか難しい。

4時半頃に演奏会が終わり、隣の六甲駅に移動。喫茶店のような店を貸し切りにして打ち上げをする。いろいろ面白い話も聞くことができた。9時半頃に店を失礼し、妻の実家へ。今夜はここに泊めていただき、明日広島に戻る予定。

朝から雨。このへんもどうやら今日から梅雨入りらしい。梅雨に入ったといっても曇りと晴れの繰り返しであまり降らないことも多いが、今日は梅雨らしく夜までしとしと降り続いていた。

お昼過ぎ、エレベーターに乗った。8階から2階まで降りたのだが、途中5階でエレベーターが止まり、学生が3人入ってきた。一緒に下まで行くのだろうと思っていたら、何と一つ下の4階で1人が降り、3階で残りの2人も降りてしまったのである。つまり5階から2階まで各駅停車になってしまったわけだ。一つ下の階にエレベーターで行くというのは、よほど特殊な事情がない限り私にはあり得ないことなのだが、最近の若い人にとってはそうでもないのだろうか。もちろん、昨今は節電が求められているのだからなるべく利用するべきでないとか、運動を兼ねてそれくらい階段を使うべきだとか、何度も停止させるのは他に乗っている人に迷惑だとか、乗らない理由はいくらも思いつく。だが私にとっては何よりもまず、一つ下の階に行くのにエレベーターを待つというのが理解できない。何しろすぐ脇に階段があるのである。じっとしているくらいなら、すたすた階段を降りて、さっさと目的の階に行ってしまおうという気になりそうなものだ。

そもそも、エレベーターという乗り物自体、あまり快適なものではないのである。別の階に止まったままなかなか動かない数字をじっと見上げながら突っ立っていないといけないし、乗ったら乗ったでまたゆっくり動く数字を目で追いながらただじっと立っていなければいけない。みんなで黙って斜め情報をじっと凝視している状況は、よく考えてみるとちょっと滑稽ですらある。勤務先では、少なくとも3階か4階分くらい移動するのでなければ、いつも階段を使うことにしている。

半年に一度のペースで行われている加古川ピアノ同好会の演奏会が、いよいよ明後日に迫った。今回は阪急神戸線御影駅から徒歩3分のところにある世良美術館で行われる。都合がつかなかった人が多かったのか、普段と比べると参加者が少なめで、こぢんまりとした演奏会になりそうだ。入場無料で誰でも自由に入れるので、もしお近くにお住まいでお暇な方がおられたらいらしていただきたい。予定されているプログラムは以下の通り。

加古川ピアノ同好会第30回演奏会
2012年6月9日(土) 世良美術館
12:15 開場 / 12:30 開演 (入場無料)

第1部(12:30~)
1. 宮尾 明子幸田延聯彈小曲
宮尾 幹成カプレ小さなこといろいろ より
「小さな子守歌」「小さな舟歌」「小さなフランス風行進曲」
2. 坂井祐美子 (Vn.)クライスラーレチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6(無伴奏)
宮尾 幹成 (Pf.)新実徳英ヴァイオリン・ソング・ブック 第1巻 より
「鳥のシシリアーノ」「白のハバネラ」「雨のワルツ」
3. 高橋幸枝 (Sop.)佐藤信(作詞)、林光(作曲)「花のうた」「花かざれ」「舟歌」
坂井祐美子 (Vn.)高野辰之(作詞)「故郷」
宮尾 幹成 (Pf.)岡野貞一(作曲)
第2部(13:30~)
1. 古宮雅子バッハシンフォニア 第2番 ハ短調 BWV.788
モーツァルト幻想曲 ハ短調 K.475
2. 加川みどりベートーヴェン創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
3. 木坂正史ヒナステラピアノソナタ 第1番 Op.22 より 第1,3,4楽章
4. 斎藤夏雄プーランクメランコリー
第3部(14:30~)
1. 坂田恭子リスト巡礼の年 第2年 より「婚礼」
2. 佐藤祥子シベリウス5つの小品「樹の組曲」 Op.75
3. 振本有紀グリーグアリエッタ、トロルドハウゲンの婚礼の日
ラフマニノフプレリュードOp.23-4,5
4. 小笹真砂子メトネルおとぎ話ソナタ ハ短調 Op.25-1
第4部(15:30~)
1. 水沢望ショパンエチュード Op.25-1、バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
2. 西村英士タールベルクロッシーニの歌劇「モーゼ」の主題による幻想曲 Op.33

裏返る声

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今日は午後から講義と演習。水曜日はこれが2コマ連続で来るので、疲れが倍増してしまう。今日も回収した答案を採点する気力がわかず、そのまま帰ってきてしまった。

先週からずっと喉の調子が悪く、週末は夜に咳が止まらなくなって苦労した。今週に入り、ようやく落ち着いてきた感じだ。ただ、今も大事なところを強調しようとするとときどき声が裏返ってしまう。力を入れて説明している最中に突然変な声を出してしまうとどうも恥ずかしい。完全に復調するにはもう数日かかりそうだ。

再来週に出張の予定があるため、来週は講義を2コマ連続で行い、その代わり再来週は演習2コマを別の先生にお願いする予定。まあそのころまでにはすっかりよくなっているだろう。

もう6年以上前、ブログを始めてまだまもないころに、BombayTVという妙なサイトで遊んでみたことがある。芝居がかったインド製ドラマの断片に、自分で好きな字幕をつけて楽しもうというものだ。普通にやっても面白いものはできそうにないので、登場人物を詰将棋作家に見立てて、何か面白い寸劇はできないかといくつか試作してみたのである。大して練ったわけでもなかったが、面白いと言ってくれる方もいた。

ところが久しぶりに再訪してみると、いつの間にか入力した字幕が文字化けして読めなくなってしまっていた。おそらくサイトの仕様が少し変更され、その際に日本語の文字がおかしくなってしまったのだろう。せっかくなのでもう一回作り直そうとしたが、当時素材として使用した映像の一部は使用可能リストから外されてしまっているようで、全部を復元することはできなかった。2つはほぼ元の状態にできたので、とりあえずもう一度掲げておく。

詰将棋作家たちの確執:詰将棋サークルの会合の場で、長年のライバルの対立がついに大喧嘩に。

舞い込んだ朗報:先陣争いに負けて自暴自棄になっていた詰将棋作家に朗報が舞い込む。

なお6年前にも断ったことだが、詰パラを常時購読していて詰将棋創作のこともある程度知っている人でないと、上の映像の台詞は何を言っているのかよく分からないと思う。言ってみれば内輪受けである。

映像素材はまだまだ大量に落ちているので、興味のある方は遊んでみてはいかが。

今週からは、大学院生向けの講義を受け持つことになっていた。先週まではHさんが講義しており、私は今日から来月までの7回分を担当する。以前は5,6名しか受講者がいないこともあったが、今日行ってみたら20名くらいの学生が座っていた。もっとも、理系とはいえ数学を専攻しているわけではないので、あまり突っ走った講義をするわけにもいかない。しかしなるべく丁寧にやろうとゆっくりしゃべっていたら、予定していた部分まで終わりそうになくなってしまい、最後は少し慌て気味になってしまった。

答案の採点を切りのいいところまで終え、さてそろそろ帰ろうとしたとき、今日は部分月食だったと思い出す。外に出たときに空を見渡してみたが、どこにも月明かりらしきものが見当たらない。どうも東の空を中心に雲が広がっているようで、全く見えていないようだ。先日のような日食なら多少の雲なら通り抜けるほどの光量があるが、月光はどうしても控えめである。まして一部欠けているとなればなおさらだ。しばらく待っていたが雲が動く様子はなく、残念ながらあきらめた。まあ少し前に皆既月食を見たのだから、これくらいは惜しくない。

夕飯の後、ディズニーの「不思議の国のアリス」を見ていた。少し前にDVDがたたき売りになっているのを見かけたので買っておいたのである。なぜ「アリス」なのかというと、これはおそらく私が物心ついて初めて全編通してちゃんと鑑賞したアニメーション映画なのだ。あまり正確には覚えていないが、まだ小学生になったかならないかというころで、確か親がまだ買って間もないビデオデッキで録画してくれたものを見ていたのではないかと思う。もう30年も前の話だ。何度も繰り返して見ていたから、どこでどんな映像が出てどんな音楽が流れるか、くっきりと記憶に残っていた。当時はずいぶん長いものを見ているつもりでいたが、実際はわずか73分で、今になってみると映画というにはずいぶん短い作品である。ただ残念だったのは、吹き替えの日本語音声が当時見たものとは違っていたことだ。私が覚えているヴァージョンでは、アリスの声はキャロライン洋子が、ハートの女王はペギー葉山が担当していた。

劇中、アリスが森の中で出会ったトゥードルディーとトゥードルダムの双子が、セイウチと大工が牡蠣をだまして食べてしまう話をするくだりがある。オリジナルでは「鏡の国のアリス」に挿入されている話だ。大工は二人で牡蠣を食べるつもりだったのに、大工がいない間にセイウチはこっそり牡蠣を全部食べてしまう。戻ってきた大工が「かわいい牡蠣ちゃん」と舌なめずりして呼びかける。そこでトゥードル兄弟のナレーションが入る:
"But answer there came none...And this was scarcely odd, because, they'd been eaten, every one!"
ここは兄弟の声を吹き替えていた滝口順平の声で
「しかし牡蠣は答えなかった......答えないのは当たり前だよね。一人残らず、食われちゃったんだもの!」
という台詞が入っていた。その言い方が特徴的で面白かったので、このフレーズはとりわけずっと私の頭に残っていた。今でも牡蠣やアサリのような貝類をたくさん食べた後、積まれている貝殻の山を見ると決まってこの台詞を言いたくなってしまうのだ。実は今日急に「アリス」のDVDを出してきたのも、夕飯にアサリのワイン蒸しを食べていたからなのである。しかしDVDに収録された吹き替えでは、該当部分はあろうことか全く音声が当てられておらず、映像が流れるだけだった。私の記憶の中にある吹き替えが収録されたDVDもあるのかどうか、知りたいものである。

加古川ピアノ同好会の演奏会まで、あと1週間になった。この集まりには5年くらい前から参加しており、半年に一度の演奏会にもなるべくエントリーするようにしている。今度出演すればもう10回目だ。今回は神戸の世良美術館というところで行われることになっている。幹事の方からプログラムが送られてきたが、私は全体の真ん中あたり、2時から2時半あたりに出番が来るようだ。弾くのはプーランクのメランコリーで、9年前にも人前の弾いたことのある曲である。本当はスクリャービンの難しい曲に挑戦してみたかったのだが、練習している時間が全くとれず、譜読みができそうにないのであきらめざるを得なかった。ピアノに向かう時間がいくらでもとれた学生時代が懐かしい。

演奏会が近づくと、街中のピアノスタジオに一度は弾きに行くことにしている。今日も予定を立てて夕方に弾かせてもらうつもりでいた。ところがスタジオに電話をかけてみると、「その時間はもう予約が入っています」とのこと。いつも直前に押さえていたので、今回も大丈夫だろうとすっかり高をくくっていた。明日は所用があるので出かけるのは難しそうだし、さてどうしたものか。まあメランコリーならある程度弾き慣れているし、アコースティックピアノについてはぶっつけ本番ということにしてしまってもいいかもしれない。



簡素な配置に簡素な手順。まだKubbelが駆け出しのころの習作である。このままではただの素材であまり面白くないが、黒のKとPが動いてこの形になったというのであれば、ちょっと作品らしくなる。それが178番である。

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