ザリガニを折る

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OrigamiCrayfish2.jpgOrigamiCrayfish1.jpg先月中旬から少しずつ折っていた作品がようやくできあがった。今回折ってみたのはザリガニ。モデルの作者はManuel Sirgo Álvarezである。紙のサイズは30cm×30cmで、いつものようにアルミホイルの両面にカラペを裏打ちしたものを用いた。この作家の作品は構造の複雑さのわりにはできあがりのサイズがそれほど小さくならないことが多く、これまで作成したエビはいずれも図体がかなり大きくなってしまった。そこで今回は紙のサイズをやや小さめにしたのだが、今度はだいぶこぢんまりしたザリガニになってしまった。紙のサイズをどうするかは、いつも悩ましい。

を折ったときにも感じたが、この作家の作品設計は常にツルの基本形から出発している。どんどん折りが細かくなっていっても、小さい場所で折り鶴の作成途中で出てくる形が必ず何度も出てくるのである。足や触角など、ほとんどの突起物をそうやって形作るのだ。その意味では、クラシックな作り方をしているといえるかもしれない。逆に言えば、クラシックな設計でもここまでのものができるということになる。8本の足と2本のハサミ、ヒゲ、触角などを折り出すために幾重にも紙を重ねていくので、胴体が分厚い塊になってしまった。あちこちで小さなミスをしているせいか、全体のバランスが少し崩れてしまったかもしれないが、まあ何とか最後までたどり着けただけでもよしとしよう。

(折紙モデル:"Cangrejo de Rio", Manuel Sirgo Álvarez "Imaginando en papel"(Salvatella)、
[英訳版]"Crayfish", Manuel Sirgo Álvarez "Origami Menagerie: 21 Challenging Models"(Dover Publications) 所収)

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このページは、natsuoが2012年7月 1日 23:08に書いたブログ記事です。

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