2012年9月アーカイブ

縮景園に行く

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Shukkeien2.jpgShukkeien1.jpg今日はきっと台風で大荒れになるに違いないと思っていたが、起きてみると曇り空ながら風もなくて穏やかな天気。ニュースを見ると強風域には入っていることにはなっているのだが、吹いているのはせいぜいそよ風である。台風の進路のどちら側にいるかでこうも違うものかと思う。中心からの距離が同じでも、台風の東側にいたら吹き降りだったに違いない。

悪天候を予想していたため当初は家でじっとしていようかと思っていたが、午後になって晴れ間ものぞいてきたのでちょっと出かけてみようという気になる。のんびり散歩でもしようということになって、久しぶりに縮景園に出かけた。広島の街中にある小さな庭園である。行ってみるとちょうど茶会が園内の茶室で催されており、和装の女性が来場者にお茶を振る舞っていた。小一時間ほどかけて、池の周囲をぐるっと歩いて回る。あちこちに萩や彼岸花など、秋らしい花が咲いていた。もうこのころにはときどき太陽が雲間から出るようになり、日射しが当たると少々暑いくらいだ。岡山の後楽園などに比べるとずいぶんこぢんまりした庭園だが、落ち着いた雰囲気で散歩にはちょうどよい。いいリフレッシュになった。

街中で買い物をしてから帰宅。さて、明日からは後期の始まりだ。

今日は先日考えていた通り、折紙用の紙を作成することに時間を費やした。冬になる前に2作品ほど折り上げるのが目標だが、今日作成した紙は1枚のみ。もう1枚切り出すつもりでいたが、カラペの在庫を調べてみたら、折ろうとしている作品にぴったりの色がなかったのである。これはまた後日にしよう。

今はアルミホイルの両面にニューカラペと呼ばれる薄い紙を接着し、乾いてから適当な大きさに裁断して折紙用紙を作成している。ニューカラペは数年前にカラペからリニューアルされた紙だ。リニューアルといっても、色のヴァリエーションが30色から20色に減ったうえにサイズも縮小されたので、事実上の経費削減だったのだろう。仕方がないのでそれを使い続けていたら、どうも先月にまた規格が変更されて、今度は「tカラペ」という紙が出るらしい。色の種類はニューカラペと同じだが、少し紙のサイズが大きくなるほか、少し光沢がつけられるという。まだ手に入れてはいないので、使いやすくなったのかどうかは分からない。バラ売りに対応してくれるのかどうかが、少々心配ではある。

夕方は街中に出かける。月月初めのあの暑さはどこへやら、頬に当たる風がすっかり涼しくなった。たまに行くスペイン料理の店でたらふく食べて帰宅。台風のせいで明日は天気が崩れそうなので、家でおとなしくしていることになりそうだ。

ガイダンス

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来月頭から後期の講義が始まるのを前に、今日は各学年のガイダンスが行われた。学生を集めて今後の履修登録や学生生活に関する注意事項を一通り述べた後、前期の成績表を配付する。自分は現在、2010年度に入学した学生のチューターをつとめているので、3年生向けのガイダンスと2年生向けのガイダンスに出席した。成績表を一人一人に渡すのはチューターの仕事なのである。それもただ渡すのではなく、単位数が足りていないか、必修科目を落としていないかなどを事前に全員分チェックし、履修状況に問題がありそうな学生には注意を促さなくてはならない。自分が学生のときにこんなことをしてくれる先生はもちろんいなかったが、今はきっと多くの大学でやっているのだろう。ただ、本当に注意を促したい学生さんはガイダンスに出席していないことが多いのは困ったものである。

ガイダンスが終わって自室に戻り、一息ついていたときにノックの音がした。入ってきた学生は妙に深刻そうな顔をしている。
「何でしょう?」
「はい、あの......深刻なことなんですが......」
思い詰めたような表情で絞り出すように言うので、こちらも緊張した。
「ど、どうしました?」
「はい、あの......数学演習なんですけど......」
「あ、もしかして実験と重複しているから両方取れなくて困るってこと?」
「そうなんです!」
我が意を得たりという顔でこちらを見つめる。数学演習と3年生の学科実験は、当初配付された時間割では同じ曜日の同じ時間に開講されることになっていた。同じ時間に開講されている科目を重複して履修することはできない。どちらも4年生に上がるためには必要な科目とされているため、数学演習の単位がまだ取れていない3年生はどうしても来年進級できない状態になっていたのだ。
「これね、確かにバッティングしているのはまずいっていうことになって、数学演習は急遽水曜日から火曜日に変更されたんだよ。ほら、今日の配付資料にも出ているでしょ」
「ああ、よかった......」
へなへなとその場に崩れ落ちる学生は、三段リーグ在籍時、奨励会退会と思っていたところへ四段昇段の知らせを受けて思わず座り込んだという中座真七段のようだった。
「ありがとうございます!もう絶対頑張って単位取ります!」
力強く宣言して彼は帰っていった。あの感じなら、きっと本当に頑張ってくれるだろう。

秋の折紙

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先月ゾウを折り上げてからしばらく折紙をお休みしていたが、またそろそろ何か折ろうという気になってきた。寒くなる前に1つか2つはこしらえてみたい。動物であれ昆虫であれ、折る対象に何らかの季節感が感じられる場合には、なるべくそれに合った時期に折ろうと考えている。カタツムリなら6月、セミなら8月、トナカイを思わせるヘラジカなら12月、といった具合である。これからは秋本番なので何か秋らしいものをと思うが、トンボカエデの葉も折ってしまったし、さてどうしたものか。手持ちの折紙本をいくつも手にとっては、あれをやってみようか、これにしてみようかと考える。ピアノの演奏会に出るときも全く同じだが、さて次は何をやろうかとあれこれ眺めているときというのは何とも楽しい時間なのである。ウィンドウショッピングを楽しむのに近いかもしれない。

実はこれを書いている時点で、すでにだいたい候補は決まっている。今度の週末にでも紙作りにとりかかろうと思う。

定理の例外

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午前中はセミナー。発表当番の学生が「......えーと、これは、有限群の部分群の位数は、元の群の位数の約数になっている、という定理です」と言うのをふんふんと聞いていたら、「でもこれが成り立たないこともあります」と続けるので椅子から落ちそうになった。
「ちょ、ちょっと、それどういうこと?」
「あっ、えーと、つまり定理の例外があるという......」
「いやいやいやいや、例外があったら定理じゃないだろって」
新手のボケにますます身体のバランスを崩しつつテキストを見たら、群の位数の約数に対してその約数を位数に持つ部分群が必ず存在するとは限らない、という注意が書いてあるのだった。セミナーをしていると、毎年思わぬ発言に遭遇する。一度全国の数学の先生から、セミナーの発表で飛び出した学生のびっくり発言を送ってもらったらどうだろう。集まったエピソードを1冊の本にまとめれば、これはかなり面白い読み物になるのではないだろうか。多分どこの大学の先生もいろいろな経験をされていると思う。自分も毎年着実にストックは増えてきている。

午後は学生用端末やプリンタなど、注文してあった各種のコンピュータ機器を業者が納入してきたので、その対応に追われた。各端末の環境設定などまだまだすべき作業は残っているが、疲れたのでそれは明日以降に先送り。来週からの講義や演習の準備を進め、8時頃帰路に就いた。

永井英明氏逝去

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昨日のことだが、元近代将棋社社長の永井英明氏が亡くなられたとのニュースが流れた。永井氏というと、何といってもNHK杯将棋トーナメントの聞き手をされていたことがまず思い浮かぶ。今でこそNHK杯戦の聞き手は女流棋士が数年交代でつとめているが、私がテレビで将棋番組を見ていた1980年代は、聞き手は常に永井さんだった。非常に温厚で人がよさそうなおじさんというイメージで、誰が解説に来ても柔らかい口調で相づちを打ち、うまく番組を進行させていたのを思い出す。プロ棋士の解説の聞き手役をプロ棋士でない男性がつとめるのは結構難しいようで、たまにタイトル戦の解説などでNHKのアナウンサーがやっているのを見たりすると、どうもしっくり来ないとしばしば感じることがある。適度な棋力と相手に合わせて柔軟な応対ができる会話力、そして何より将棋と将棋界への強い興味と関心を持った人でないと、こうした特殊な聞き手役はなかなかつとまらない。永井氏はそういう意味では適役であったのだろうと思う。

永井氏が創刊した「近代将棋」も4年前に休刊となってしまった。詰将棋の歴史に残る名作が多数発表されたあの雑誌が復刊されることもおそらくもうないだろう。永井氏の逝去で「近将」時代も名実ともに完全に終わってしまったような気がして、何とも淋しい限りである。

先週は2つの出張の間に趣味のイベントが入り、西日本を行ったり来たりしてバタバタしていたが、今日からしばらくはまた通常モード。慣らし運転で穏やかに行きたかったが、いきなり午前と午後に会議が入る。特に午後の会議は長引いたうえ、早速新たな仕事を仰せつかってしまった。

さらにその会議が終わって自室に戻ってきたら、人の帰りを待っていたかのようにすぐ電話が鳴る。同僚の先生からの内線電話で、再来月のある会議に出張で出られないから代理で出席してほしいとのこと。やれやれと思って電話を切ったところで、今度はノックがして所属する研究室の先生が来室。古いコンピュータ機器などが集められて倉庫のようになっている部屋を整理したいから手伝ってくれないかという。急いでその部屋に赴き、サーバを別室に移動したり、廃棄するマシンから大事なデータを吸い出したりする作業に追われた。

通常モード初日にしてこの調子で、どんどん仕事が降ってくる。今期も忙しくなりそうだ。



底本では初手の変化が1...Na3, 1...Nc3, 1...Nd2, 1...Re2の4つに分かれており、さらに1...Nd2が3...Rxb8と3...Nxe4で2つに分かれ、これら5つのラインが並置される形で書かれている。この5つのラインのそれぞれで、白のKは異なる場所でステイルメイトになる。この5カ所での5つのステイルメイトというのが作者の主張である。ここでは棋譜再生の都合上、そのうちの1つをメインラインとして扱っている。

Kubbelは本作を1912年には創っていたが、出来に満足していなかったのでずっと発表しないでいた。適当な序がつけられていないことが不満だったのである。結局、1926年にShakhmatny Listok誌において彼が書いた "Stalemate Studies" という記事の中で、本作を掲載したのだった。なお、本作に近い作品がだいぶ後の273番に登場する。

学会参加、帰宅

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学会に参加するため、朝ホテルを出てバスでQ大へ。数年前にできた新しいキャンパスを訪れるのは、おそらく今回が3回目になる。講演会場でT君と会ったので、キャンパス内の中華料理屋で久しぶりに二人でお昼を食べた。

食べ終えて会場のある建物に戻ろうとすると、ちょうどF君、G君、O君、Y君が出てくるのに出くわしたので、しばらく建物の入口で立ち話になる。あれこれ話題は移ったが、そのうち今回の学会は学会自体の名称が書かれた看板らしきものが見当たらないという話になった。プログラムで指示された建物に行けば、それぞれの部屋の前に「第1会場」とか「会費納入受付」などと書かれた貼り紙はある。しかし、キャンパスの入口などに「秋季総合分科会」と書かれた立て看板くらいあってもよさそうなのに、誰も目にしていなかったのだ。もしかしたら、数日前の強風のせいで撤去されてそのままになっているのかもしれない。

「でも去年、S大で学会やったときは、松本駅構内にでかでかと『歓迎 日本数学会秋季総合分科会』って書いてあってびっくりしましたよね」と誰かが言った。「それどころか、今年松本で詰将棋全国大会をやったときも同じ場所に『歓迎 詰将棋全国大会』って書いてあったんだよ」と報告したところ、「いや、まあ数学会と詰将棋全国大会は同じようなものなんじゃないですか」と返されて笑ってしまった。さすがにそれは数学会が気の毒だろう。ただ両方に参加した人間として、どちらのときも駅の掲示にびっくりしたことは確かである。

夕方の新幹線で広島に戻った。これでしばらく連続したお出かけも一段落。

博多に移動

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日中は勤務先で少し雑用をすませ、夕方から博多に移動。3日前にも来たばかりだが、そのときは台風が通り過ぎた直後でまだ空も荒れ模様だった。今日は終始穏やかな天気で、日が落ちてからは西の空にきれいな三日月がかかっていた。すっかり涼しくなり、肌に当たる風が冷たく感じる。暑さ寒さも彼岸までとはよくいったものだ。半袖の季節はそろそろ終わりだろう。

明日は朝からQ大へ赴いて学会に参加。午後には広島に帰るつもり。

今日はずっと神戸に滞在し、夜になってから広島に戻ってきた。明日は夕方から博多に移動し、明後日広島に帰る予定。慌ただしい1週間がこれでやっと終わる。

新幹線の車内で昨日の戦利品であるプロブレム作品集を眺めていたが、何ともディープな本である。この内容を受け止め、この面白さを味わえる人は全国にどれくらいいるのだろう。思い返してみると、昨夜の講演も恐ろしくマニアックなものだった。例えば、LionとかLeoとか、普通のチェスにはない特殊な駒が登場するのに、もうその駒の説明すらなされなかった。つまり、聴く人がその程度は知っていることを前提としているのである。実際、昨日の聴衆であればそれで何も問題はなかったと思うが、これは普通ならちょっと考えられないことだろう。

私はピアノやら詰将棋やら折紙やら、いろいろな趣味の世界に首を突っ込んでみては、その世界にどっぷりと浸かって生きている人たちの狂気にも近い情熱にいつも驚き、感服してきたが、今回もまたチェスプロブレムにのめり込む人たちの思い入れにいたく感じ入ることになった。どんな趣味でも、マニアというのは本当にすごいものなのである。私はどの趣味についてもその人たちのレベルに達することは到底できないが、その人たちがその世界においてどれほど偉大であるかを理解するところまでは行きたいと思う。それだけでも、その世界で遊ぶには十分すぎるほど楽しいのだ。

チェスプロブレムの世界大会に参加するため、午後に広島を発って神戸に向かった。チェスプロブレムの大会が日本で行われるのはもちろんこれが初めてだ。あいにく九州出張と日程が重なってしまったのが、今日だけでも顔を出してみたかった。プルーフゲームの傑作をいくつも生み出した橋本哲氏と、詰将棋やフェアリープロブレムの分野で独自の世界を築き上げた上田吉一氏がレクチャーをするというのである。チェスプロブレムのファンとしては、これを聞くだけでも神戸まで行く価値がある。

十分余裕を持って現地に到着できるはずだったが、またもや悪天候に予定を狂わされてしまった。岡山を過ぎてしばらくしたところで、乗っていた新幹線が急に速度を緩め始める。大雨のせいで岐阜羽島~米原間が運転見合わせになったらしく、通過するはずだった姫路駅で停車してしまった。「この電車は次の西明石駅までで運転を終了します。新神戸から先においでの方は、後続の便をご利用ください」と車内アナウンスが流れたので、乗客は一斉にホームへ出て列を作った。ところが3分もしないうちに、「現在停車中の新幹線は新大阪まで運転することになりました」という放送があり、ホームの乗客はまたわらわらと先ほどの車両に逆戻り。JR側も混乱しているようだったが、このゴタゴタで新神戸到着が20分ほど遅れてしまった。どうも今週は天気ではツイていない。

WCCC2012.jpg幸い、レクチャーが始まる前には会場に着くことができた。あちこちに見知った顔が見える。受付で参加費を払うと、今回講演する二人の作品集と大会特製Tシャツを購入。その後はレクチャーが始まるまで、会場にいる方とお話をして過ごした。

レクチャーは大会委員長の若島氏が同時通訳をする形で行われた。橋本さん、上田さんとも、自身の作品集に収録された作品の中からいくつかを取り上げて、それがどういう思考過程を経て完成に至ったかを説明するという流れだった。創作の経緯を知ることができるというのは大変面白かったが、「あれこれやっていたらできてしまった」とさらっと言っている作品も、きっと裏では徹底的に試行錯誤をくり返し、よりよいものをと追い求めた結果に違いない。日頃から常にああでもないこうでもないと考え続けているからこそ、ある日ポロッとアイデアが出てくるのだろう。

レクチャーが終わると会場を出て帰路に就いた。今夜は妻の実家に泊まり、明日広島に戻る予定。

予想通り、今日は朝から大変な風雨だった。どうも明け方に降りが強くなったらしく、朝食をすませてから部屋に戻って窓から外を見ると、道路の一部が冠水しているのが目に入る。ずいぶん降ったなと思いつつ、出発の準備をしようと洗面所に行って蛇口をひねると、なぜか水が出てこない。フロントに問い合わせたところ、付近が冠水した影響で断水したとのこと。これは困った。道路の冠水はほどなく引いたが、水道はチェックアウトするまでとうとう復旧しなかった。やはり台風の威力は尋常ではない。

さらに長崎駅も冠水して一部の電車が運行を見合わせているという情報が入り、これは容易なことでは長崎を出られないだろうと覚悟を決める。小降りになったところを見計らって長崎駅に行ってみると、幸い特急についてはほぼ時刻通り運転していることが分かった。混雑も心配していたほどではなく、無事当初予定していた電車に乗車する。これで一安心したのも束の間、今度はこの特急が信号待ちで何度も立ち往生し、なかなか先に進まない。ダイヤが乱れに乱れてしまい、熊本方面からの線と合流する鳥栖駅付近で電車が大渋滞を起こしていたらしい。途中の駅から乗ってきた乗客が通路やデッキにあふれており、動かない電車にみんな疲れ切った顔をしていた。

結局、1時間半ほど遅れて博多駅に到着。本当は今日Q大で行われている研究集会の午後の部を少しのぞいてくるつもりだったのだが、これだけ遅れてしまっては、今さら行ってもあまり講演は聴けない。長旅で疲れて気力もわかなくなっており、今回はやめておくことにした。

夕飯をすませてから新幹線に乗る。広島で降りると、カープのユニフォームを着た人たちが大量に歩いていた。どうもたった今試合が終わったところらしかったが、今ひとつみんな元気がなくて疲れたような顔をしている。それで試合結果はだいたい想像がついた。今日は自分も含めて、みんな疲れる運命の日のようだ。

10時過ぎに自宅に帰り着いた。これでやっと一息つける。今日はゆっくり寝て気分を切り替え、明日はチェスプロブレムの世界大会を楽しんでこよう。

台風がいよいよ接近し、今日はもう観光についてはあきらめざるを得ないかと思っていたが、悪天候ながらも雨が小康状態になるときも多く、空いた時間にグラバー園、大浦天主堂、出島と結果的にはいろいろ回ることができた。風雨が強くて傘を差すのが難しくなる時間帯もあるかと思えば、すっと雨がやんで雲間からかすかに青空が見える瞬間もあったりと変わりやすい天気。おそらく、台風の渦巻きの腕が上空を通過するときだけ雨が激しくなっていたのだろう。当初の予想より台風の速度が遅かったことも幸いしたかもしれない。

夕飯はホテルの近くにある小さな寿司屋に行く。10席程度のカウンター席しかない小さなお店だが、事前に調べてあった評判通りで大変おいしかった。酒が進んで他のお客さんとも少し話したら、同じ広島の安佐南区から来ている方がいてびっくり。うちのすぐ近くのホームセンターまでご存じだった。それとは別に、仕事で家は神戸でよく広島に行っているという方もいて、また話が盛り上がる。世界は狭いものである。

明日の風雨があまりひどくないことを期待しよう。

今日から2泊3日で長崎へ。朝8時半過ぎの新幹線で広島を発つ。指定席はすでに満席で、自由席も行列の先頭に並んでいなかったら座れなかったほどの混雑ぶりだった。3連休の初日の朝と来れば、下り電車が混むのも当然だ。博多からの特急も指定席が取れず、1本やり過ごしてようやく座席を確保することができた。

HeiwaKinenzo.jpgUrakami.jpgお昼過ぎに浦上駅に到着。すでに長崎入りしていたI先生と合流し、お昼をすませる。天気は曇り空。参加する予定の学会が始まるまでまだ時間があったので、たまたま来たバスに乗って浦上天主堂に行ってみる。長崎の街は話に聞いていた通り坂だらけだったが、浦上天主堂もちょっと小高くなった丘のような場所に建っており、入口から坂道をてくてく登っていった先にあった。内部のステンドグラスも美しかったが、残念だったのは被爆マリア像がどこかに展示に出されているらしく不在だったこと。どうも一昨日までは安置されていたらしい。そこから平和公園まで歩き、有名な平和祈念像を見る。これでようやく、2つの原爆の地を両方訪れたことになる。やはりこういうところは一度は来なければいけないだろう。

学会が終わった後、ホテルへ移動しようとするころにはもう雨が降り始めていた。いよいよ台風の雲がかかりだしたようだ。明日は相当な荒れ模様になる可能性があるので、今日のうちに稲佐山に登って夜景を見ておこうということになる。ロープウェイで展望台のある場所まで上がったが、山の上はすでに風がかなり強くなっており、傘が裏返ってしまうほどだった。あまり落ち着いて景色を楽しむ余裕はなくて早々に引き揚げたが、それでも何とか長崎の夜を写真に収めることはできた。
InasayamaPanorama.jpg
朝からあちこち動き回って少々疲れたが、天気が本格的に崩れる前に何カ所か行きたいところを訪れることができたのはよかった。明日は天気がひどければおとなしくしていよう。

台風が心配

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午後から会議が一つあった他は穏やかな一日だった。今は出張している先生が多いようで、勤務先も何となく閑散としているようにみえる。

自分も明日から出張。数学ではなく数学教育に関する学会に参加するため、長崎へ行く予定である。ただ、気がかりなのが台風の動向だ。長崎に2泊し、さらに17日に移動する途中で博多で行われている研究集会に立ち寄ってから広島に帰るというつもりでいるのだが、果たして17日に時刻表通り電車が動くのか。もしかしたら、帰ってくるだけで精一杯ということになるかもしれない。

新しい靴

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今日は買ったばかりの新しい靴を履いて出かけた。本人は普段と何も変わりがないのに、足元が新しいだけで何となくしゃんとした気分になるから不思議である。

この時期に靴を新調したのは、実は先日、ずっと履いてきた靴がダメになってしまったからである。週末に高校生向けのセミナーを行っていた日のことだ。講演が無事終わって高校生が帰った後、机を並べ直しているときに何かにつまづいてつんのめりそうになった。何だろうと足元を見たら、あろうことか靴底のつま先部分が割れてめくれ上がっていたのである。幸い一部に裂け目が入っただけで靴底が完全に取れてしまうところまではいかなかったので、そのままで家まで帰ることはできた。

ある日履いていた靴の靴底が突然崩れ出すというのは、結構びっくりさせられる体験である。ただ、いずれこういうことが起きると全く予想していなかったわけではない。先週末に履いていた靴の靴底はポリウレタン製だったが、ポリウレタンは水を吸うと加水分解を起こして脆くなる性質があるのだ。もちろん濡れたからといってすぐ壊れるわけではないが、5年くらい履いているうちに少しずつ劣化が進行していくらしい。そういえば、まだ学生の時分にも、一度靴底がポロポロと取れてきてしまったことがあった。確か新宿で飲んだ帰りのことである。あれもおそらくは、靴底がポリウレタン製だったのだと思われる。

そんなことがあるなら靴底がポリウレタン製の靴なんて買わなければいいのにと思われそうだが、そうもいかない事情がある。だいぶ前にも書いたことなのだが、私は体質なのか静電気が非常にたまりやすく、寒い時期はありとあらゆるものに触るたびにバチッときて痛い思いをしていた。ところがウレタン底の靴を履いているときは、全く静電気に悩まされずにすむことが分かったのである。そういうわけで、5年に一回くらい靴が崩壊する恐れとひきかえに、静電気にびくびくする毎日から解放されたのだった。今日から履き始めた靴も、靴底はポリウレタン製である。

一昨日載せたKubbelの作品だが、底本にしている作品集には他にも関連する参考作品の紹介が出ていた。Kubbelの作品の最後に出てきたツークツワンクは本作が初めてではなく、その少し前に発表されたHalberstadtの小品や、Bergerによるエンドゲームの解説にも登場するとのこと。せっかくなのでHalberstadtとBergerの作品も手順のみ掲載しておく。一昨日のエントリに紹介した分と合わせると、チェスプロブレムの作家たちが一つのモチーフをどう展開していったかが見えてくると思う。








脳内の盤駒

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発売中のAERAに、「天才たちの『脳内パネル』」という記事が載っていた。現役棋士数名に取材をし、対局中に頭の中でどのような盤と駒を思い浮かべているのかを説明してもらったという。盤を四分割した部分図がスライドのように動いているのだとか、宇宙空間に駒とおぼしき黒いものが浮かんでいるのだとか、動物が駒のお面で走り回っているのだとか、人によって言うことはまちまち。盤面だけでなく、盤駒の質感だとか対局室の様子までを脳内に再現している棋士がいるというのには驚いた。

私自身は将棋を指すことはしないので、脳内で駒を動かすのは常に詰将棋を解いているときである。さて自分はどんなイメージを思い浮かべているのだろうと考えてみると、これをはっきり表現するのが結構難しい。自分としては、白地に黒い線で書かれた将棋盤の上に一字の駒が置かれており、それを動かしているつもりである。というのも、詰将棋というのはまず問題図があり、それは決まってそういうふうに書かれているからだ。ただ、盤面が印刷されている紙面から目を離し、完全に頭の中で考えようとすると、盤のイメージはだいぶぼんやりしたものになる。白いのか黒いのかもよく分からず、線も何となくあるようにしか見えない。駒もはっきり見えているわけではなく、ややピンぼけした字がパタパタと動き回る感じだろうか。字面よりも動きによってその駒を識別しているようなのである。だから、端っこの方で全く動かない駒は、脳内での再現がやや難しいように思う。

今回の記事を読んで私が一番知りたいと思ったのは、チェスを指す人間はどういうイメージを思い浮かべているのかということだ。世界が平らな将棋と違い、チェスの駒は立体的である。脳内で動いている駒は、チェス本の図に出ているような駒の絵なのか、それとも3次元的な駒が動くのか。これは、将棋駒の脳内イメージがただの字なのか五角形の駒なのかということより、ずっと大きな違いであるように思える。将棋指しのイメージが人によってまちまちだったように、チェスでも指し手によってバラバラなのだろうか。それこそ、羽生二冠あたりにうかがってみたいものである。



捨駒で相手の守備駒を無能化にするという、詰将棋風味たっぷりの佳作である。最終手が限定されていないのが残念だが、不完全作扱いするようなものではなく、小キズとするくらいのものであろう。

Lars Falkが1986年に発表した作品は、本作の最終手において7.Nf7からの勝ち手順を作意としたものだった。彼は創作当時、自分の作品が1938年のKubbel作品と類似しているということには気づいていなかったのである。後になってそのことを知ったFalkは、Kubbelが意図していたフィニッシュのみに作意が限定されている作品を創ろうと思い立ち、それを実現させた。彼がそうして創った作品は、L. Kubbelの名を冠したツアニーで佳作を得ている。Falkの2作品を、参考までに掲げておく。








今月の15日から22日まで、神戸でチェスプロブレムの世界大会が行われる。世界中からプロブレムファンが集まり、プロブレムの早解き競争やプロブレム創作についてのレクチャーなど、マニアックな企画で1週間遊び続けるのである。毎年この時期に世界のどこかで開催されてきたが、日本におけるチェスプロブレムの第一人者である若島正氏の努力によって、ついに今年初めて日本で開催されることになったのだ。日本におけるチェスプロブレムの浸透度を考えると、世界大会が行われるのはもしかしたらこれが最初で最後になるかもしれない。若島さんは準備作業に連日奔走しておられるようで、その行動力と情熱には頭が下がる。

目玉企画の一つが、羽生二冠とチェスのフランスチャンピオンのMaxime Vachier-Lagraveの特別対局。羽生二冠はチェスも大変な強豪だし、一方のVachier-Lagraveも将棋が指せる。そこで、二人に将棋とチェスを同時に対局してもらおうという前代未聞の企画だ。チェスプロブレムのファンだけでなく、将棋やチェスのファンからも注目の的となることは間違いない。

せっかくなのでどんなものか様子を見に行きたいと思っていたが、あいにく九州出張の予定とぴったり重なってしまった。羽生対ヴァシェ=ラグラーヴの特別対局も17日で、この日は博多で行われる研究集会に参加することにしたので、残念ながら観戦はできない。ただ、18日の夜だけは神戸に行ってレクチャーを聴きに行くことにした。その後もう一度福岡の学会に行くつもりなので、来週は博多と神戸を行ったり来たりすることになる。少々慌ただしいが、今から楽しみにしている。

OlympicSeminar.jpg今日は高校生を対象にした科学オリンピックセミナーの日である。少し早めにお昼をすませると勤務先へ。講演は1時からだったが、机の設営などの準備が終わっていなかったので、12時前には会場に入った。機器のチェックや配付資料の確認も一通りすませ、どうにか間に合ったかなというところで、続々と受講生が到着する。今回は県内各地の高校から24人の参加があり、昨年より幾分増えた。

セミナーの流れは、基本的には去年と同じ。前半で対称群について説明し、後半でその応用として15パズルの不可能性、そしてルービックキューブの簡単な群論的構造の探究を行う。去年は前半で時間を使いすぎてしまい、目玉のルービックキューブを使ったセミナーの時間が少なくなってしまったので、今回はそれを教訓に前半の内容を少し削り、スピーディーに進めるよう心がけた。生徒にとっても、ルービックキューブに触れる時間が多い方がやはり楽しいようで、抽象的な説明が続く前半より、1人ずつ支給されたルービックキューブをいじっている後半の方がずっと反応がよかった。

5時過ぎに無事今年のセミナーも終了。手伝いの学生と部屋の後片付けをして、6時少し前に自室に戻った。ときどき休憩も挟んだとはいえ、4時間も続けて講演するとさすがにくたくたである。明日が日曜なのがうれしい。

二度買い

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本やCDなど、買ってきてみたらもう持っていた、という経験を持っている人は案外多いのではないだろうか。それをほしいと思っていたことは覚えているのに、しばらく前に購入したことは忘れてしまっている。そしてある日、店頭でそれを見かけて、そうそう、これをほしいと思っていたんだ、とまたレジへ持って行ってしまうのだ。最初に買ったとき、手に入れたことにすっかり安心してしまい、あまり手にとらないでいるとそういうことになる。

先日、マジック用品店のネットショップであるものを注文したのだが、届いた商品を見て違和感を感じた。どうも前に見たことがある気がしたのである。急いでマジック関係のアイテムが収納されているケースを調べてみると、やはり悪い予感は当たっていた。数年前に全く同じ商品を購入していたのだ。買ってはみたものの、これは人前でやる機会はあまりないかなと思い、しまっておいたのである。そしてそのことをすっかり忘れてしまっていた。何とも間抜けな話である。

2つ持っていても仕方がないので、片方はどなたか、マジックに興味がありそうな方にそのうち差し上げることにしよう。

明後日の準備

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明後日に科学オリンピックセミナーなる企画の講師として高校生向けに講演をしなければいけないので、このところその準備に追われている。これは去年も担当した仕事で、数学が好きな高校生に何か数学のトピックを紹介するというものだ。4時間もかけるので、それなりの内容を用意しなければいけない。昨年は何しろ初めてで、集まる高校生のレベルも当日の時間配分も分からず、手探り状態だった。今年は勝手が分かっているからだいぶ楽だ。

今日は朝から学生に手伝ってもらって、ルービックキューブにシールを貼る作業をしていた。キューブを構成する小立方体の各面に数字の書かれたシールを1枚1枚貼っていく。これでキューブを操作するときの数字の移動を高校生に調べてもらい、対称群の勉強に結びつけようというわけだ。1個につき48枚のシールを貼らなければいけないから、人数分作ろうと思うと結構大変である。1個ずつ取り上げてはひたすら黙々と作業をしていると、工場で流れ作業をさばいているような気分になった。

午後も明後日使う資料の作成に時間を費やす。思ったより時間がかかってしまったが、何とか間に合うだろう。

王座戦第二局

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つい今しがた、将棋王座戦の第2局が終了したが、素晴らしい熱戦だった。後手の羽生二冠が渡辺王座を破り、五番勝負はともに1勝1敗となって仕切り直しである。やっぱりこの二人のタイトル戦は面白い。勤務先から帰る前にちょっと確認したときは先手の渡辺王座がずっと形勢がいいように見えたので、これは王座の2連勝かなと思いつつ帰路に就いたのだ。よくあそこからひっくり返せるものである。攻めたと思えば受け、受けたと思えば攻めて、混沌とした状況のうちに少しずつ局面を打開していく。羽生二冠の指し回しはしばしば「曲線的」と評されるが、本局はその特徴がよく現れていたように思う。

第3局以降も今から楽しみだ。

ラジノリンクス

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夕飯にサンマの塩焼きを食べていたら、中から赤い糸切れのようなものが出てきた。長さは1.5センチくらいで、内臓に絡みつくように張りついていたのである。黒っぽい内臓に明るい赤が妙に映えて目立つ。焼いても色が残る特殊な血管か何かなのだろうか、と思って調べてみた。「寄生虫だったりしてね」などと言いながらページを検索していたら、本当に寄生虫だと分かってちょっと驚いた。ラジノリンクスといって、サンマやカツオ、ブリなどの内臓に寄生するのだそうだ。食べても別に無害らしいが、好きこのんで食べることもないので取り除けておいた。ネット上でも「サンマから赤い糸のようなものが出てきた」と書いている人がかなりおり、珍しいことではないようだ。忘れているだけかもしれないが、自分はこれまでサンマを食べているときに、中からこんなものが出てきたことは記憶にない。もしかしたら、気がつかずに食べていたのかもしれない。

それにしても、「ラジノリンクス」とは何やら旗揚げ間もないIT系ベンチャー企業みたいな響きである。
「人と人をつなぐ、赤い糸でありたい......私たちはラジノリンクスです」
キャッチコピーはこんなところだろう。

詰パラ九月号

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今日は午後から頭痛がしたりして、今ひとつ調子の上がらない一日だった。昨日、雨が降ったりやんだりの天気の中でぐるぐる歩いたので、まだ少し疲れが残っていたのかもしれない。そういえば、今日も雷が始終ゴロゴロ鳴り、雨が落ちてきていた。夏の終わりが近づいている。

帰宅すると、詰パラの9月号が届いていた。今月号の中心記事は、7月に行われた詰将棋全国大会のレポート。作品を創っても解いてもいないのに、私の名前が3カ所も登場していた。1つ目が10回参加記念のメダル受賞者として、2つ目が看寿賞作家への質問コーナーの解答者として、3つ目が参加者リスト。ただ2つ目だけは、名前の漢字が間違って「斉藤」になっていたのはご愛敬だ。その他に目を引いたのは、7月に亡くなられた酒井克彦氏の追悼記事。門脇氏といい酒井氏といい、今年が詰将棋界の巨匠の訃報に多く接する年になってしまったのは何とも残念なことである。

さて、今月号は何問解けるだろうか。最近すっかり頭が錆びついているので、出張の移動中などの時間を利用して、せめて短手数のものにはトライしたいと思う。

ナイトサファリ

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夕方から安佐動物公園に出かけた。前にも何度か訪れたことのある動物園だが、今日はナイトサファリと称して夜まで特別に開園している日だったので、夜の動物を見に行こうということになったのである。ナイトサファリの企画は夏の間だけで、この土日が最後の開催になる。実を言うと、昨日買い物に出た帰りにもちょっと立ち寄ろうとしたのだが、駐車場に長蛇の列ができるほど混雑していたので引き返してきたのだ。明るいうちから行けば入れるのではないかという読みが当たり、今日は無事入園することができた。ただ、昨日と違ったのは夕立が降ってきてしまったこと。ちょうど入園したころに空がゴロゴロ鳴り出したので覚悟はしていたが、果たしてしばらくするとポツポツと落ちてきてしまった。園内は家族連れを中心に今日も賑わっていたが、雨のせいか昨日よりは人出が少なかったように思う。

Asazoo2.jpgAsazoo1.jpg日が暮れてあたりが暗くなってからもあちこちの動物を見て回ったが、夜の動物の写真を撮るのは非常に難しいことを痛感する。ただでさえ動き回る被写体を捉えるのは簡単ではないうえ、暗くなるとどうしても露出時間をかけなければいけないので、よほどじっとしていてくれないとどうしようもない。まして雨である。トラやらクマやら、暗闇で動く動物たちの写真を撮れないかといろいろやってみたが、どうにも埒が明かずあきらめた。まあ写真を撮るために動物園に行ったわけではないから、よしとしよう。ここに載せたのは、まだ日が落ちて間もないころの写真である。

動物園の用意したイルミネーションを楽しんで、8時頃に帰路に就いた。

半年ほど前に、誰でも知っている昔の名作映画をあらためてじっくり見ようと思い立ち、「2001年宇宙の旅」、「第三の男」、「サウンド・オブ・ミュージック」などを見ていたが、そのへんで忙しくなって止まってしまっていた。次に控えていたのが「ゴッドファーザー」で、何しろ長いので落ち着いて見る時間をとれなかったのだ。今朝、ようやくPart Iを最初から最後までじっくり鑑賞した。さすがに3時間見続けるとぐったりだが、見ているときはその長さを感じさせない面白さだ。見終わった後、しばらくマーロン・ブランドの声を真似していた。多分これはこの映画を見た人なら誰でもやりたくなるのではないだろうか。その他のキャストもみんな魅力的だ。アル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール......。個人的には、ソロッツォを演じたアル・レッティエリの凄みが印象に残った。

次はもちろんPart IIということになるが、こちらはPart Iよりさらに長く、3時間20分である。休日を一日潰すつもりでいた方がいいかもしれない。

2014年10月

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