2012年11月アーカイブ

防災訓練

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お昼過ぎ、自室にいると校内放送が聞こえた。
「地震が発生しています。ただいま地震が発生しています」
実際には全く揺れていない。これは防災訓練である。しばらくすると、「皆さん、体育館側の階段から避難してください!」と避難呼びかけ役の先生が叫んでいるのが聞こえてきた。それを合図に外に出て、他の方たちともにぞろぞろと建物の外に出る。実際に何かが起こったとき、こんなふうに消火活動や避難行動がすべて整然と平然と行われるとは考えにくい。ただそれでも、万一のときにどう行動するべきなのか、一つのモデルケースをこうやって脳に記憶を刷り込んでおくことは大切であろう。もちろん、その記憶が役に立つ日が来ないことが一番望ましい。

その後は講義ノートや演習問題の作成に時間を費やした。これで11月も終わり。もう2012年も終わりが近くなってきた。

竜王戦終局

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昨日と今日は将棋竜王戦の第5局が行われていたが、渡辺竜王が丸山九段に勝って4勝1敗でタイトルを防衛した。今日の対局は双方とも持ち時間を使い切っての熱戦だったようだが、全体的には渡辺竜王が終始優勢を保ってそのまま押し切ったといってよい内容だったように思う。シリーズ全体を通しても渡辺竜王がずっと押し気味で、特に最初の2局はあまりに早く終局してしまい、タイトル戦らしい緊張感や盛り上がりがほとんど感じられなかった。第2局に解説として呼ばれた羽生三冠が、あり余った時間を利用して王座戦第4局の解説を行ってファンが大喜びしたというのは、皮肉というほかはない。

対局が今ひとつ盛り上がらないのは、戦型にも原因があるような気がする。この二人が対戦するときは、丸山九段が先手なら角換わり腰掛銀、渡辺竜王が先手なら一手損角換わりでほぼ決まっている。つまりどちらが先手であろうが角換わりで、ぱっと見にはおんなじような将棋なのである。たまに違う戦型になるということもなく、とにかくひたすら角換わりが繰り返される。角換わり腰掛銀などはかなり先の方まで定跡がすっかりできあがっていて、途中で変化する余地が少ない。だから毎回、パタパタと同じような局面に進んでいくから、少なくとも中盤までは何か変わったことが起きそうにないのだ。やはり将棋は、序盤から目が離せない、という展開の方が観戦していてはるかに面白い。

年明けの王将戦は佐藤王将対渡辺竜王の対戦で、これはもう少しスリリングな対局が見られるのではないかと期待している。

ヘビの折紙

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年末が近づいてくると、いつも次の年の干支の動物を折紙で折ることにしている。それを年賀状のデザインに使うのだ。2008年のネズミに始まって、ウシトラウサギと続けてきたわけだが、ここへ来てちょっと困ってしまった。ヘビのいい折紙作品がなかなかないのである。もちろんヘビの折紙自体はあちこちに紹介されているのだが、紙を細長く折りたたんでマジックで目を描いただけというものがほとんどで、子供向けのお遊びの域を出ていない。Robert J. LangやRonald Kohは非常にリアルな造形のヘビを折っているが、いずれも長方形の紙を使っているし、煩雑すぎて年賀用にさっと折れるようなものではない。要するに、適度な難しさで適度なリアリティを持ったヘビの作品がないのだ。やはりこれは、手足のような突起部分が全くないというヘビの特殊な姿のせいであろう。その生き物らしさを折紙で表現できる部位がほとんど存在しないので、身体の鱗を1枚ずつ折り込むといった超絶的な技巧を駆使するのでない限り、どうしても単純きわまりない造形に落ち着いてしまうようなのだ。

そうはいっても、ここまで続けてきた干支シリーズを途絶えさせてしまうのはもったいない。うちにある折紙本を何冊も引っ張り出して、どれかいい作品はないかと探し続けている。



起きてベッドから立ち上がろうとすると、左足のふくらはぎが痛い。昨日から痛みはあったが、今朝はもっとはっきり出てきている。もちろん、一昨日の山登りによる筋肉痛である。2日も経ってから痛みが本格的に来るとは、やはり着実に年をとっている。こういう日はゆっくり出かけたかったが、朝一番で会議が予定されていたので、いつもより早めに家を出なければならなかった。今日は雲が低く垂れ込めた陰鬱な天気で、からっと晴れていた昨日とは正反対。先週末から、天気の移り変わりが激しくなってきている。

会議が終わった後は、また先週の中間試験の採点に時間を費やした。夕方までにどうにかほとんどの問題のチェックを終えたが、はかどったのは今日採点した問題について白紙答案が結構な割合で含まれていたせいだ。分からない問題はスパッとあきらめてくれた方が、わけの分からないことを読まされて消耗させられるよりずっと楽ではある。ただ、教えたはずの内容がまるで伝わっていないことにもなるわけで、何とも悩ましい。

吉凶未分

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Omikuji.jpg昨日、大混雑する厳島神社に入ったとき、押し合いへし合いしながらもかろうじて立ち止まってやったのが、おみくじを買うことだった。備え付けの小箱にお金を入れ、六角柱の形をしたおなじみのおみくじ筒をジャラジャラと振り、逆さにすると数字が書かれた棒が1本出てくる。番号が引き出しに一つずつ書かれた棚から、棒に書かれた数字の引き出しに入っているおみくじを取るわけである。

筒を振ってまず驚いたのは、書かれていたのが「一」だったことだ。今までおみくじを引いてみることは何度もあったが、1番を選ぶというのは初めてかもしれない。それよりもっと驚いたのは、おみくじが吉でも凶でもなく、「吉凶未分」と書かれていたことだ。こういうおみくじも用意されているとは知らなかった。「天地混沌兆」とのことで、まだどちらに転ぶか分からないということらしい。実際、現実には先のことはどうなるか分からないわけで、ある意味では一番真実味があるご神託といえそうだ。

再び宮島に行く

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Miyajima2.jpgMiyajima1.jpg3連休の中日。今日は8時過ぎに家を出て宮島に向かった。妻と義母と3人で弥山に登り、さらに宮島観光もじっくり楽しんで帰ろうという計画である。宮島行きは8月に続いて今年2回目。空は曇っていたが、時間とともにところどころ青空ものぞくようになり、天気については心配ないように思われた。

紅葉のシーズンということもあって混雑していることは想像していたが、人出の多さは予想以上のものだった。8時40分頃だったが、宮島口の駐車場はすでに満車。幸い、その近くに5ナンバーの車に限って使用できる小さな駐車場があり、何とか止めることができた。宮島に渡ると、大量の観光客とともにぞろぞろと歩いて厳島神社の方へ。海に浮かぶ鳥居をしばらく眺めると、神社に入るのは後回しにし、まずは弥山の登山口へと向かう。登山口の一帯は紅葉谷公園と呼ばれ、紅葉の名所として知られている。あちこちのモミジやカエデが色づき、陽光が当たると赤や橙が映えて何とも美しかった。周りにはまだたくさんの観光客がいたが、ほとんどはロープウェイで弥山に登るようで、登山道の入口から登り始めたときはいつの間にかすっかり静かになっていた。

1時間半ほどかけ、弥山山頂に到着。ここに登ったのは一昨年の12月以来、ほぼ2年ぶりだ。展望台からは瀬戸内海の島々を一望の下に眺めることができた。

ViewfromMisen.jpg下山は2年前と同じく、登りとは違うコースをとる。大聖院という寺のそばに降りてくるルートで、上から下まで石段がきれいに整備されていたが、そのせいで足に一定の衝撃を受け続け、登りのときよりかえって疲れてしまった。

1時頃には、また観光客でごった返す厳島神社の境内に着いた。せっかくなので神社に入ったが、この日の混雑ぶりはこれまで10回くらいここを訪れた中でも一番だったかもしれない。3連休、紅葉シーズン、大河ドラマといろいろな条件が重なったせいだろうが、人の波の中では立ち止まること難しく、ベルトコンベアーに乗せられたもみじまんじゅうのようにぞろぞろと歩くだけだった。あまりいいシーズンに来るのも考えものかもしれない。

1時半過ぎには神社を出たので、そろそろどこかのお店に入って遅いお昼をすませようと話していたところ、思わぬことが起きる。何と突然強い雨が降ってきたのだ。傘を差さないととてもやり過ごせないような本降りの雨である。これには閉口した。そのへんの土産物屋で雨宿りしたくても、すでにそのへんの店は観光客でぎっしり埋まっている。これはもうさっさと撤退した方がよいということになり、急いで船着き場に戻った。多くの観光客は傘も用意していなかったようで、たくさんの人が同じように船に競うように乗り込み、逃げるように宮島を後にする。弥山に登ったときにはあんなにきれいな青空が広がっていたのに、わずか2時間後にこんな冷たい雨に見舞われるとは思いもよらなかった。

宮島口に戻ると、近くの宮浜温泉に移動。そこでようやく遅めのお昼をいただき、さらに温泉にも入って冷えた身体を温める。今日中に帰られるという義母を広島駅までお送りしてから帰路に就いた。最後の雨は残念だったが、なかなか中身の濃い一日だった。明日はゆっくり休もう。

PeacePark2.jpgPeacePark1.jpg今日から3連休。遠出をしようという案もあったが、あいにく空模様が思わしくなかったので、お昼過ぎまで家でゆっくり過ごした。3時頃に車で街中に出かける。せっかくなので、義母が来ている間に平和記念公園と平和記念資料館に行くことにしたのである。曇り空ながら、幸い雨が降ることはなさそうだった。連休初日だからか、原爆ドーム周辺もかなりの人出。ちょうどガイドの札を首にかけた男性が説明を始めたので、そのへんを歩いていた人もみんな足を止めて説明に聞き入っていた。

平和記念資料館の中の人出も大変なものだった。入ってすぐの展示場所では人がびっしりと塊のように集まっており、移動するにも苦労するほどだった。これまで資料館には何度か来ているが、その中でも一番の混雑ぶりだったかもしれない。団体で来ている人もかなりいるようだった。

そごうの地下で食料品やワインなどを買ってから、7時頃に帰宅した。明日は天気がよくなることを期待して山登りに行ってみるつもり。

採点と写真撮影

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今日は昨日の予定通り、一昨日行った中間試験の採点に時間を費やした。簡単な問題だからどんどん進むだろうと高をくくっていたが、定義を問う問題の採点が予想よりずっと悩ましいものだった。日本語として微妙な表現で、こういう意味にとれば正解とも思えるけれども、ああいう意味だとするとちょっと不正確、という答案がたくさん出てくるのだ。このパターンは何点にしようと決めて先へ進むと、またその基準の間隙を突くような表現で書かれているものが登場し、基準の練り直しを迫られる。結局、この問題だけで空いた時間のほとんどを使い切ってしまった。

卒業記念アルバムに使う教員の集合写真撮影がお昼過ぎに予定されていたので、採点を中断して出かける。撮影場所として指定された建物の入口に行くと、すでに撮影用の足場が組まれていた。全員がそろうまでの間、他の先生方と他愛もない話をして時間つぶし。中学生みたいに、写真撮影のときに他の先生の頭の後ろにこっそり指を突き出したりしたらどうでしょうとか、全員欠席して右上に丸窓でずらっと並んでたら面白くないですかとか、おかしな集合写真をあれこれ考える。しかしいざ全員がそろって撮影ということになると、誰もふざけることなく神妙な顔で写真に収まるのだった。

今夜から義母が泊まりに来ることになっていたので、普段よりやや早く帰路に就いた。

今日はほぼ一日中、答案の採点をしていた。宿題は昨日実施した中間試験と、その後に行った演習の課題だが、後者から片づけることにする。相変わらずだらだらやっていたせいで時間がかかってしまったが、何とか終わらせた。明日もある程度時間はとれるので、もう一つの宿題もできる限りやってしまいたい。

一昨日、エスプレッソマシンで入れたエスプレッソにクレマができてくれないと書いたが、昨日と今日は比較的うまく淹れることができた。粉を詰めるときにタンパーでぐっと押し込むのだが、どうもこの押し込み方で違いが出るような気がする。ただ力任せに押すだけではダメで、タンパーを回転させながら押すと面が平らになってよいようだ。

タンパーもレッジ・バーバーの高級品を使ったりすると、さぞ気持ちがいいだろうなと思ったりする。もっとも、タンパーだけいいものを使っても、マシンや豆が変わらなければほとんど意味はないだろう。

中間試験

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今日も朝早くから仕事があり、早起きして出かけた。その仕事が終わると、午後の演習のためのプリント作成と印刷。少し早めのお昼をすませ、午後は1時から線形代数学の中間試験。戻ってくると回収した答案を問題番号別に仕分けする。それから数学演習をこなし、終わってから中間試験の答案を他の先生方に受け渡して採点の分担を決めた。最後に学生の端末にいくつかソフトウェアをインストールして一日の仕事が終了。朝から晩までやることがあり、どうにも忙しい一日だった。

中間試験を行っている最中、答案を書く学生の様子を見ていると、左手でペンを持っている人がいるのに気づく。ふと、左利きの人がどれくらいいるのかと思って数えてみると、57人の受験者の中で3人だった。私も左利きだから、それを入れれば58分の4ということになる。左利きの割合は1割くらいだという話を聞いたことがあるが、それが本当だとすると、このクラスでは左利き勢力は平均よりやや少ないようである。

週末にスターバックスでエスプレッソローストを100g挽いてもらったので、今日はそれを持って出勤した。勤務先の居室には昔買ったエスプレッソマシンを置いていて、寒い時期はいつも昼食後にどろっとしたのを一杯飲むことにしているのである。そろそろあれを始めてもよいだろうというわけだ。

ただ、できあがったエスプレッソはクレマが期待していたほどにはできてくれなかった。あるにはあるのだが、薄くて貧弱なのである。クレマがあまりできないのは、たいていの場合は豆の挽き方がちょっと粗かったときだ。一昨日スタバで注文するときに、もう一段細かい挽き方を頼めばよかったかもしれない。しかし一方で、そう注文して逆に細かすぎたこともあるから、何とも難しい。

毎年この時期にこのエスプレッソマシンを使い始めると、そろそろ買い替えてもいいかなという気になる。まだ壊れたりしたことはないが、あちこちにコーヒーの粉がこびりついたりしてだいぶ古ぼけてきた。買ってから十数年経つし、もう十分元は取ったのではないか。そう思ってネットショップを見て回ったりするのだが、結局なかなか決心がつかないのだった。

鮭を折る

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OrigamiSalmon2.jpgOrigamiSalmon1.jpg折紙で鮭を折ってみた。前回のサックス奏者が折り上がってからすぐとりかかっていた作品である。秋が終わる前に完成させたいと思っていたので、何とか折り上がってホッとした。モデルの作者は若くして世を去った折紙作家、吉野一生氏。5月に折った兜に続く吉野作品である。紙は、いつものようにアルミホイルの両面にカラペを接着したもの。サイズは40cm×40cmと比較的大きめのものを用いたが、できあがりは体長22cm程度で、実物に比べるとずいぶんこぢんまりしたものになった。また今回は手持ちのカラペに適当な色のものがなく、初めてカラペを2枚重ねて貼ることを試みた。カラペは非常に薄いので、2枚目の色がうっすらと出て新しい色が出せるのではないかと思ったのである。ただ、手間がかかるわりには効果はもう一つだったかもしれない。

折紙で魚類を折るのは、おそらくエリック・ジョワゼルのを折ったとき以来である。今回は鮭という特定の種が対象なので、ただ魚に見えればいいというわけにはいかない。もしちゃんと鮭らしく見えるとしたら、それは鮭らしい口の部分をうまく表現した吉野氏の秀逸なデザインによるところが大きいであろう。

(折紙モデル:「鮭」、吉野一生「一生スーパーコンプレックスおりがみ Part1」(おりがみはうす)所収)

昨日すっかり夜更かししてしまい、今朝は日が高くなるまでずっとベッドでゴロゴロしていた。少し遠出することも考えていたが、外は昨夜から降り続く冷たい雨がまだやんでいない。まあこんな日はおとなしくしているに限る。年明けに人前でピアノを弾くよう先日依頼を受けたので、今日はその練習に時間を割いた。本当はこのところ弾いていたプロコフィエフを出したいのだが、あの曲はパーティーのような場にはあまりそぐわないように思えるし、そもそもまだ練習が間に合っていなくて仕上がるかどうかも甚だ怪しい。それよりは、自分の慣れ親しんでいるラフマニノフをもう一度さらった方がよさそうに思える。実際、今日あらためて楽譜を追ってみて、ホームタウンに戻ってきたような安心感を覚えた。もう一人、スクリャービンも自分にとって居心地のよさを感じられる作曲家だ。演奏するうえで自分と一番相性がいいのは、やはりこの二人のようである。

練習が一段落してから街中に買い物に出かけた。食料品や本などを買い、7時半頃帰宅。



白のBと黒のQの間で、虚々実々の応酬が展開される。取ってくれ取ってくれと黒側がQを押し売りするのも、詰将棋と似た感覚が感じられて面白い。なお "Bristol clearance" はチェスプロブレムに出てくるテーマの一つ。1861年にイギリスのブリストルで行われた競作展で1等になったFrank Healeyの3手詰に由来しており、後に「ブリストルのテーマ」として知られることになった。ある走り駒Aがそれと同じ方向に動く別の走り駒Bに道を譲りたいとき、違う方向に行くのではなく、同じライン上をBの移動したいマス目の向こう側に行くことで進路を空ける。これがブリストルのテーマである。

秋の虹

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Rainbow.jpg朝早くから会議があり、いつもより早く家を出る。早く出る日の前の晩は早く寝るべきなのだが、たいていは普段通りの時間まで起きているので、朝の会議がある日はいつも寝不足だ。とりわけ今日は瞼が重かった。独り暮らしだったころなら寝坊していたかもしれない。

昼下がり、自室のゴミ箱がいっぱいになっていたので、ゴミ捨て場に捨てに行った。ゴミ捨て場は各階に1カ所ずつあるが、自分の部屋からは、渡り廊下を渡って隣の建物に捨てに行く方が近い。バサバサとゴミ箱を逆さに振ってゴミをすべてゴミ袋に落とし、空っぽになったゴミ箱を振り回しながら渡り廊下を戻る。そこでふと山側に目をやったら、びっくりするくらいきれいな虹が出ていた。それもすぐそこにある色づいた木々から出ているように見える。そういえば、お昼頃に少し雨が降ったのだった。こんなところで秋の虹が見られるとは運がいい。これからは、雨がやんだ直後に日が差してきた日は、ゴミを捨てに行くことにしよう。

相次ぐ依頼

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夜半過ぎに自宅サーバのIPアドレスが変わっていたようで、先ほどまでこのブログが見られない状態が続いていた。多分今は復旧していると思う。

昨日、詰備会幹事のHさんから、詰備会作品展に作品を出せないかと打診をいただいた。詰備会の発足10周年を記念して、いつもより多めに作品を集めることを考えておられるとのこと。分かりましたと二つ返事で引き受けたいところだが、何しろ5年ぶりにどうにかこしらえた作品が先月載ったばかりで、今は何も作品のストックがない。短期間でさらっと創れる能力も私にはない。考えてみますとお返事はしたものの、果たしてまともなものができるかどうか甚だ心配である。

さらに今日になって、また一つ別の依頼を受けてしまった。今度はO大のO先生からで、K先生の還暦に合わせて来年1月に行われるシンポジウムで参加者が出席するパーティーが予定されており、その席でピアノを弾いてほしいとのこと。これはちょっと大変な宿題だ。今は来月の演奏会に向けてプロコフィエフを練習中だが、あの曲はパーティーという場にはそぐわない気がするので、なるべく別の曲にしたい。しかし、今から何か練習して果たして当日までに仕上がるのだろうか。全く新しい曲をやるのは多分無理だから、これまで弾いた曲の中から選ぶことになるだろう。しかしそれでも間に合うかどうか、こちらも甚だ心配である。

通り雨

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朝は晴れていたのに、お昼過ぎに突然の雨。今日は1時から講義だったが、自室から教室までの一番近いルートはいったん建物の外に出なければいけないので、やむを得ず少し遠回りして行く。講義を終えると、いつの間にか雨はやんで青空が広がっていた。通り雨だったようだ。ただ夏のころのそれとは違い、細かい雨粒が冷たい強風に乗って舞うように吹き付けてくる雨だった。今日一日で、キャンパス内の木々に残っていたイチョウの葉もずいぶん散ってしまったように思う。

8時半頃帰宅。テレビを見ていたら「E.T.」を放送し始めたので、ついそのまま最後まで見てしまった。

罪のない誤植

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昨日詰備会の会場に向かう途上では、錆びついた頭を少しでも働かせようと、新幹線や喫茶店で詰パラを広げて問題を考えていた。そのうちの1問を眺めていたとき、何かがおかしいことに気づいた。何が変なのか瞬間的には分からなかったが、確かに違和感があるのだ。落ち着いて図面をよく見て、やっと原因が分かった。盤面に配置された成銀が、誤植で「蟻銀」となっていたのである。玉方の駒で逆さまに印刷されていたため、とっさには字が違うことを認識できなかった。もっとも、将棋盤のマス目の中に「蟻」という文字が入っているとは誰も予想できまい。詰パラを購読するようになって10年以上経つが、こんな誤植は初めて見た。

一般的に、こういう雑誌で詰将棋やチェスプロブレムの図面が間違っているのは、単なる文章中の誤植より罪が重い。そのミスのせいで作品が詰まなくなっていたりしたら、読者が絶対に解けない問題に多大な時間を費やすことになるからである。しかし今回の誤植は、「成」と打とうとしてNのキーをタイプし落としたことはほぼ明らかで、微笑ましさこそあれ、図面を取り違える可能性はほとんどない。その意味では最も罪のない誤植といえるだろう。罪がなくて詰みがある、というところか。

詰備会に行く

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岡山で行われる詰将棋の会合、詰備会に出席するため、11時過ぎに家を出る。今日は朝からあいにくの雨。岡山駅で軽くお昼をすませた後、岡山市民会館へぶらぶらと歩いて行く。着いてみると、たくさんの方がすでに詰将棋談義を始められていた。自分の後にTさんも到着され、今日の参加者は全部で11名。やはり岡山は交通の要衝だからか、松山の詰四会よりも人が集まる。今回は初めてお目にかかる人も何人かいらしていた。こうやってまた詰将棋の人脈が増えていく。それぞれが持ち寄った新作や、今月号の詰パラに載っている作品を解き合ったりして楽しく過ごした。

5時に会合が終わると、街中の居酒屋に移動して2次会。向かいに座ったHさんと少し話したが、文化人類学を専攻されていて、来年はインドネシアの小さな離島に研究のため長期滞在するとのこと。メールはおろか、郵便も電話もない場所だそうで、しばらくはそういう隔絶された環境で現地の人々の暮らしを調べるのだという。数学をやっていても世界のいろんな場所に出かける可能性はあるが、さすがに外界と一切の連絡がとれないようなところに行くというのはあまり聞いたことがない。こういう分野の研究者と話す機会はなかなかないので、実に興味深かった。

7時半頃散会して帰路に就く。9時半過ぎに帰宅した。

温井ダムへ行く

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Nukui2.jpgNukui1.jpg深まった秋を実感すべく、紅葉でも見に行こうということになり、お昼少し前に車で出かけた。うちから小一時間、紅葉スポットとして知られる温井ダムに足を運ぶ。ここは去年も同じ頃に訪れたのだが、そのときは紅葉が遅すぎたようで、周囲の山々はほとんど緑色のままだった。今年は先月下旬からかなり寒い日が続いたので、もう見頃になっているはずと期待したのである。着いてみると、ほぼその期待通りに木々が色づいていた。ダムでできた湖に映る山の姿も美しい。ただ残念だったのは、一日中曇り空だったことだ。太陽が出ていないと何だか寒々しいし、せっかく紅葉していてもどうしても色がくすんだような印象を受けてしまう。これで晴れていてくれれば、青空をバックに赤や黄色の葉が陽光に映え、一段と美しい光景になっただろう。もっとも、雨が降らなかっただけよしとすべきかもしれない。

NukuiPanorama.jpg4時半頃に温井ダムを後にし、郊外のショッピングセンターへ。少し買い物をし、夕飯をすませてから帰路に就いた。

再度の補講

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朝一番の会議に出席するため、慌ただしく家を出る。普段なら金曜日はそれほど早く出かけなくていいのだが、本来その会議に出るべき先生の都合が悪く、代理として出席するよう頼まれたのだ。座って話を聞いていればよかったので気は楽だったが、会議室が寒いのは少々応えた。

夕方は線形代数学の補講。一昨日行ったのと同じ内容で、そのとき出席できなかった学生のためにもう一度やったのである。これで義理は果たしただろう。火曜日に講義、水曜日と金曜日に補講ということで、1週間に3回同じ科目の講義をしたのは初めてかもしれない。

そういえば、最前列で真面目に聴いている女子学生が、数分に1回の頻度でくしゃみをしていた。3日前に講義をしたときにはこちらがそれに近い状態だったから、もしかしたらうつしてしまったのだろうか。昨日会った4年生もマスクをしてつらそうにしていたし、どうやらまた風邪が流行気味のようである。

ここ数日風邪をひいて始終鼻をすすっていたが、今日になってようやくよくなってきた。半年に一回くらい、鼻水とくしゃみがとまらなくなってティッシュが手放せなくなる日が来る。今回は一昨日の夜が一番ひどかったが、さすがにもう大丈夫だろう。

ツイッターで、素因数分解を視覚的なアニメーションで表現してくれるサイトを知った。何個かのドットが、その個数を素因数の積として表したときの分解の仕方にしたがってきれいに並んでいくのである。壁紙のようにきれいな模様になるときもあれば、きれいな同心円になる瞬間もある。同心円になるのは素数のときで、数が増えていくとだんだん出現回数が減っていく。素因数分解をこんなふうに視覚的に表現するというのは、なかなか面白いアイディアだ。じっと見ていると何だか不思議な気分になってくる。人によっては眠くなってくるかもしれない。

今日は午後から忙しかった。まずリース契約を結んでいる業者がリース期間が終わったサーバや端末を引き取りに来たので、それに立ち会う。それが終わると、今度は他の教員と一緒に資料室やセミナー室の片づけ作業。こういう作業は今年に入ってからすでに何度かしているのだが、なかなかすっきり片づくところまでいかない。片づけるといっても、要は使われなくなった昔のコンピュータ関連機器やマニュアルなどを分別して捨てる作業なのだが、あまりに量が多すぎるのだ。一昔前は一つのソフトウェアのCD-ROMが何十枚もセットになっていたり、数百ページのマニュアルが何冊もついてくることも珍しくなかった。結局そうしたものは、せいぜい1回か2回手に取られただけで終わってしまい、何年も経ってから今日のように処分される運命にある。何とももったいない話である。

片づけ作業を途中で抜けさせてもらい、次は線形代数学の補講。先々週出張していて休講した分である。ただし、今日は都合が悪くて出られないという学生さんが何人かいたので、今日と同じ内容の補講を金曜日にもう一度行うことにしている。一度休むと、その分のフォローが大変だ。

補講が終わって部屋に戻ると、最後に先日届いたコンピュータの設置作業。机の下に這いつくばって、あれこれケーブルを差して回る。何台かしなければいけなかったが、遅くなってしまったので一部は明日に回した。

何だか肉体労働の多い一日だった。


底本では3手目の変化で3...Rb4と3...Rh4のラインが並列的に置かれていたが、ここでは棋譜再生の都合上、片方をメインラインとして扱っている。黒のRを黒マスに追い込むことで王手R取りにもっていく単純な構成で、作品としては正直言ってあまり面白いとは思えない。Nで同じようなことをする181番も参照のこと。

練習時間の不足

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夜半から降っていた冷たい雨が、出がけにはまだ少し残っていた。どうも手が冷えてしまっていけないので、今日は手袋をはめていく。血行がよくないのか、寒い時期になると手先、足先が冷たくなってしまう。困るのがピアノの練習をするときで、一番寒い時期はしばらく手をお湯につけて蘇生させてから鍵盤に向かったりすることもある。

そういえば、来月に演奏会に出ようと思っているのに、まだ予定曲の練習が全然終わっていない。いつもなら、この時期はつっかえつっかえながらも何とか通して弾けるようにはなっていて、あとはいかにつっかえる回数を減らすかということに集中していくわけだが、今回はまだまともに弾き通すこともできていない。何とか間に合わせたいが、この分だと演奏曲を削らないといけないかもしれない。練習時間の不足は、かじかむ手よりも厄介な問題である。

最強のふたり

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昨日の山登りで足を酷使したので、起きてみると筋肉痛で両足のモモが痛い。10時過ぎにのそのそと居間に出てきて、将棋番組を見ようとテレビをつけたら、映ったのは野球の映像。中国地区高校野球大会の決勝戦とかで、この地域では放送が差し替えられていたのだった。野球の強豪校として知られるすぐ近くの高校が出場していたが、あとで確認したら残念ながら負けてしまったらしい。

夕方から街中に出かける。久しぶりに映画館でも行こうということになり、現在公開されているフランス映画「最強のふたり」を観てきた。映画館で映画を観たのは本当に久しぶりで、もしかしたら広島に来てから初めてかもしれない。映画館は定員150人程度のこぢんまりとした大きさだったが、観客は自分たちを入れても20人くらいで、スクリーンに近い何列かはガラガラだった。映画は、事故で首から下が麻痺してしまった大富豪と、彼を介護する貧しい黒人青年の交流を描いたもの。2時間にまとめようと話を切り詰め過ぎてしまっているように感じるところもあったが、全体的にはなかなか面白くて楽しめた。元々この話は実話に基づくもので、モデルとなった二人を描いたドキュメンタリー番組を見た監督が映画化したらしい。映画の大ヒットを受けて、現在の二人を追った番組もあった。

8時半頃帰宅。

大峯山に登る

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今日は先日の約束通り、I先生と山登りに行ってきた。4月の大野権現山以来、ほぼ半年ぶりの登山である。行き先は広島市と廿日市市の境にある大峯山。高さは1050メートルで、これまで登ってきた広島の山の中では一番高い。

Oomine2.jpgOomine1.jpg8時に妻と家を出て、近くで待機していたI先生と合流。I先生の車に乗せていただき、1時間ほどで大峯山の登山口に到着する。あいにく空は曇り空だったが、雨は心配なさそうだった。両側に別荘が建ち並ぶ坂を登っていき、一番奥にある古い貯水槽の脇から杉林の山道に入った。傾斜が総じてきつく、ときどき休みつつゆっくり上を目指す。最初は地面にクマザサが生い茂っていたが、やがてクマザサは消え、右も左もただスギばかりの景色になった。さらに登るとまたクマザサが目立つようになり、一方入れ違うようにスギは消えてヒノキやコナラが増えてくる。スギがすっかり見られなくなってしばらくしたあたりで、ようやく急な登りが一段落。そこからもう少し進んで、ようやく山頂に到達する。駐車場を出発してから2時間くらいの行程だった。

OominePanorama.jpgOomine3.jpg山頂からの眺めはなかなかのものだった。北側は西中国山地の山々が一望の下に見渡せ、南側は低山が重なる向こう側に瀬戸内海と宮島が見える。ただ、残念ながら今日はこの時間になっても薄雲が消えてくれず、宮島から向こう側の島々はぼうっとかすんでしまっていた。眼下に広がる山々の紅葉も、日の光を受けていればもう少し映えた色を見せてくれていたかもしれないと思うと、少々残念ではある。もっとも、雨にふられて散々な目に遭っていた可能性だってあったわけだから、これくらいの穏やかな天気ですんでくれてよかったと思うべきだろう。しばらくは景色を楽しみつつ、1050メートルなんて何だか消費税がついたみたいな高さだとか、ということは近いうちにもう少し高くなるかもしれないとか、持ってきたお菓子を口にしながら他愛もない会話をして過ごす。やがて別の登山客が到着したのを機に、山頂を後にした。

来た道を下り、12時過ぎに駐車場まで戻る。1時過ぎに無事帰宅した。

竜王戦第二局

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昨日から今日にかけて、将棋竜王戦の第2局が行われていた。先月行われた将棋竜王戦の第1局があまりにあっさり終わってしまったので、今回はもう少しきわどい勝負になると思っていたのだが、結果はまたしても期待外れ。封じ手開封直後からの数手で先手の渡辺竜王がたちまち優勢になり、昼食休憩の時点ではすでにどうしようもないほどの差がついてしまっていた。そして午後2時半にはもう対局終了である。第1局と全く同じような進行だった。もちろん勝負は時の運だから、早い段階で差がついてしまうこともあるだろう。しかし、野球でいったら序盤から片方のチームが大量得点した試合を見ているようなものなわけで、やはり見ていてもあまり面白くないのである。事前の研究量がものをいう角換わり腰掛銀や一手損角換わりは、渡辺竜王に立ち向かう戦型としては選ぶべきではないように思えてきた。

ネットの動画中継ではちょうど今日の対局を羽生三冠が解説することになっていたが、さしたる見所もないまま対局が終了してしまったため、羽生三冠のギリギリの読みが披露されるようなこともなく終わってしまった。ただその代わり、余った時間を利用して先日の王座戦第4局の自戦解説を羽生三冠がしてくれることになり、見ていた人は大喜びだったようだ。盛り上がらない竜王戦のおかげで貴重な解説が楽しめたとは、何とも皮肉な話である。

第3局こそはいい内容であることを期待したい。

2014年6月

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