2012年12月アーカイブ

大晦日

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2012年も大晦日。今日は近くのスーパーにおせち料理用の食材を買いに行った他は、家でおとなしく過ごしていた。

震災があったり、新しい生活が始まったりと昨年がいろいろあったので、今年はそれに比べれば落ち着いた1年だったといえるかもしれない。特に健康を崩すようなこともなかったし、二人での暮らしにもすっかり慣れた。ただ今年度からだいぶ仕事の負担が増えたので、それをこなすことにエネルギーをずいぶん費やしたように思う。まだ年度は終わっていないので気が抜けないが、4年生の卒業研究が終わる2月中旬が終われば一息つけるだろう。

趣味の方では、詰将棋で5年ぶりに作品を掲載してもらった。詰将棋全国大会では参加が10回目となり、記念のメダルをいただいた。ピアノはいつも通り、初夏の演奏会に出演。折紙はツルチェスボードザリガニゾウサックス奏者と8作品を折った。チェスプロブレムでは、プロブレムパラダイスの原稿の他は、神戸の世界大会に一日だけ参加し、プロブレム界の大御所の講演を拝聴した。振り返ればこんなところだろうか。

さて、来年はどんな年になるか。よい年になることを期待したい。

忘年会

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一昨日が快晴、昨日が雨で、今日はまた青空の広がる天気になった。広島を1時半過ぎの新幹線で発ち、東京へ。車内では、今月号の詰パラに出ている短編コンクールの作品を解いていた。まだやっていないものがだいぶ残っていたが、どうにか全題片づける。これだけやれば、今月の詰将棋は十分だろう。

6時半から数学科の同期で忘年会。ここ数年の恒例行事で、なぜか秋葉原のインド料理屋でやることになっている。今回は7人が集まり、昔の思い出話などに花が咲いた。9時過ぎに場所を移動し、喫茶店でもう少し話してから10時半頃散会する。実家には11時半頃たどり着いた。

年賀状の作成

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昨日は抜けるような青空が広がっていたのに、一転して今日は冷たい雨。本来なら今日が仕事納めだが、もう休みにしてしまっていたので遅くまでベッドでゴロゴロしていた。

お昼を食べてから、ようやく年賀状作りに取りかかる。最近は折紙で干支を折って年賀状に載せることにしているが、ヘビというのは折紙でどう折ってもあまり映えるものにならないようで、なかなかいい作品が見つからなかった。何とか選んで折ったものを撮影して年賀状に挿入し、デザインを考えて印刷を始めたときには、もう3時間近く経過してしまっていた。

夕方から車を出して近所のスーパーで買い物。明日からは帰省するつもりなので、広島で過ごす今年最後の夜だからと奮発してウニを買ってくる。炒めた玉葱とニンニクに生クリームを注ぎ、最後にウニを加えてウニクリームのパスタをつくった。白ワインとパスタでお腹がいい具合になったところで、印刷した年賀状に一言書く作業をする。こちらもえらく時間がかかったが、やっと先ほど一通り書き終えた。これが終わると、いよいよ年末も大詰めという気分になる。

明日は東京に移動し、数学科同期の忘年会に出てから実家に帰る予定。



白のBが一歩ずつ階段を上がっていき、3段目でフィニッシュを迎える。比較的単純な仕掛けで、趣向的な手順がうまく表現されていると思う。

人間ドックを受けるため、いつもより早めに起きて検診クリニックに向かう。人間ドックは4年前に行ったのが最初で、今回で3回目になる。過去2回とは別の場所で行うことになっていた。とはいえシステムは同じようなもので、作務衣みたいな衣装に着替えさせられて待機し、あちこちの部屋から呼ばれては検査を受ける。以前の健診所と違っていたのは、名前ではなく番号で呼ばれるようになっていたこと、バリウムを飲む前に注射を打ったことくらいだろうか。やはり最後のバリウムを飲まされる胃の検査が一番負担が大きく、これがなければ健康診断もずっと気楽なのにといつも思う。昔に比べればバリウムの量はだいぶ減ったそうだが、それでも発泡剤を飲んでゲップが出るのを我慢したり、角度が変化する寝台の上で何度も妙なポーズをとらされたり、終了後に渡される下剤を飲んで何度もトイレに行かされたりと、それなりの我慢をしなければいけない。医学の進歩とともに、もう少し楽な検査方法が開発されないものだろうか。

検査が終わると無料の食事券をくれたので、近くのデパートに入っているレストランで昼食。午後から勤務先へ回った。7時半頃帰宅。

悩ましい問診票

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クリスマスの朝。夜のうちにまた少し雪が降ったようで、屋外に駐車してある車がうっすらと白くなっているのが窓から見えた。かなり冷え込みが厳しい。細かい雪も少しだけ落ちていたようだったが、家を出るころにはやんでしまった。

帰宅後、先ほどまで問診票を前にして考え込んでいた。人間ドックに明日行くことになっているので、事前に記入しておかなければいけないのである。どうも私は、問診票やアンケートのように次から次へと質問を浴びせてくる書類が苦手だ。一番困るのは、質問が曖昧でどういうことを聞いているのかはっきりしないと感じるときである。質問中で使われている言葉の定義がはっきりしないから、これをどう解釈するかでいつも悩まされるのだ。

例えば、先ほどの問診票であったのが「よく食べる食品をチェックしてください」という設問。米、パン、麺類、肉、魚、卵、緑黄色野菜、乳製品、果物、海藻、きのこ......と食材が羅列してあるのだが、さてどういう状態をもって「よく食べる」とするのか。米だってパンだって毎日食べているが、それは世の中のほとんどの人がそうだろう。昼食でも夕食でも肉と魚のどちらかは食べているが、この場合は肉にも魚にもチェックを入れるのか、それともどちらかに偏っているわけではないからどちらにもチェックしない方がいいのか。冬に入ってからはみかんを食べることが増えたが、それをもって果物にチェックを入れてもよいのか......とあれこれ疑問が尽きず、なかなか前に進めない。「よく食べる」をはっきり定義してくれなかったら答えようがないだろう、とこういうときだけ数学者くさいことをつぶやいてみたりする。

「あなたの理想の健康状態が10点とすると、今の健康状態は何点ですか?」という質問にも長考を余儀なくされた。現在特に気がかりなことはないから悪い点数をつける必要はないが、これ以上は考えられないほどの完全無欠な健康体かと問われると、そういう健康の完成形みたいな状態をもしかしたら自分は知らないのかもしれないから、10点をつけるのも気が引ける。となると7点から9点の間くらいが相場だろうが、ではどのへんで決着させるべきか。そんなもの、適当に答えればいいに決まっているのだが、どうも悩んでしまう性分なのである。

面と向かって質問を受けているのなら、ちょっと疑問に思ったことをその場で確認できる。「毎日食べていたら『よく食べる』扱いなんですかね?」と一言聞くだけで、だいぶそのあとが楽になるはずだ。一方的に答えなければいけない問診票やアンケートは、やはり悩ましい。

お昼をいただいてから妻の実家を失礼し、3時頃の新幹線に乗って広島へ。米原付近の降雪が原因で少し遅れていたが、広島周辺は雪雲は残っておらず、きれいに晴れ渡っていた。5時頃、無事自宅に到着。

夕飯を簡単にすませた後、チーズや生ハム、サーモンなどをつまみにワインをちびりちびりと飲む。250mlの小瓶でカベルネ・ソーヴィニョンとピノ・ノワールを買ってあったので、飲み比べてみた。赤ワインとしてはかなり対照的な品種とされていて、ワイン通なら全く違うワインということになるだろう。だが自分のような鈍感な舌では、「違うことは分かる」というくらいが精一杯。品種を隠して出されたとして、当てられる自信はあまりない。色合いが結構異なるので、むしろそちらで判別することになりそうだ。

加古川ピアノ同好会の演奏会に出演するため、10時過ぎの新幹線で広島を発った。新大阪から電車を3本乗り継ぎ、大阪天満宮駅から歩いて12時半頃に会場の「エル・おおさか」に到着。少しだけリハーサルで会場のピアノを弾かせてもらった後、会場の入っているビルの中にある食堂で昼食をすませた。

演奏会は13時半からだったが、自分の出番は17時。覚悟はしていたが、やはり今回はあまりいい演奏はできなかった。どうしてもミスや失敗は出てしまうものだが、全体としてこれくらいは仕方がない、と思える程度には押さえたい。しかし今回はそれができず、もう少し何とかならなかったか、という反省ばかりが残ってしまった。加古川ピアノ同好会の演奏会に出演するのは今回で11回目になるが、少なくともここ数回では一番出来が悪かったのではないか。やはり練習量が全く足りなかったというしかない。音符が頭から飛んでしまい、音が消えてしまった箇所がいくつもあった。あれでは、ラフマニノフの魅力を半分も表現できていないだろう。残念だが、これが実力であるから仕方がない。年明けにもう一度この曲を弾くので、今日よりはもう少しましな演奏ができるようにしなければいけない。

演奏会終了後、近くの寿司屋で打ち上げ。久しぶりに会う顔も多く、話が弾んだ。9時半頃に散会。今日は神戸にある妻の実家に泊まり、明後日広島に戻る予定。

最後の悪あがき

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午前と午後に会議が一つずつ。来週はもう各自年末モードに入るので、年内にやっておくべきことをまとめて片づけたという感じだった。年明けの1月から2月にかけては毎年本当に忙しくなるが、来年も定期試験の準備・採点と4年生の卒業研究に出張が加わるので、かなり慌ただしい毎日になるのは間違いない。何とか無事に乗り切りたいものだ。

それにしても困ったのは、明日が演奏会だというのに、全く練習ができていないということだ。5年半前にも弾いた曲だが、そのときよりうまくいく可能性はほとんどゼロといってもいい。まあ、小さなミスだけですませられれば御の字だろう。出来の悪い学生が試験前日に一夜漬けの勉強をするように、今から最後の悪あがきをしてこよう。



ステイルメイト狙いのアンダープロモーションをテーマにした作品。アンダープロモーション自体は珍しくないが、その多くはNに成るものであり、Bへの昇格は比較的数が少ない。KubbelはTraxlerとDedrleが発表した作品でこのテーマに出合い、本作を創ろうと思い立ったようである。参考までに、TraxlerとDedrleによる作品も掲げておく。





今度の土曜日に出演する演奏会のプログラムが固まったので、ここに掲載しておく。場所は大阪。私自身はまともな演奏ができるとはとても思えないが、他の方はうまい人が多く、素晴らしい演奏が期待できる。入場無料なので、お近くにお住まいの方は是非。

加古川ピアノ同好会第31回演奏会
2012年12月22日(土) プチ・エル(エル・おおさか B1F)(京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より徒歩4分)
13:00 開場 / 13:30 開演 / 18:05 終演予定 (入場無料)

第1部 (13:30~14:15)
1. アシル・シモネッティマドリガル坂井 祐美子(Vn)
アルフレード・ダンブロジオカンツォネッタ第1番 Op. 6宮尾 幹成(Pf)
ヴィットーリオ・モンティチャールダッシュ
2. フランツ・リスト巡礼の年 第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」 S. 162向井 希実子
第1曲「ゴンドラを漕ぐ女」
第2曲「カンツォーネ」
第3曲「タランテラ」
3. マルク=アンドレ・アムラン全ての短調による12の練習曲 より西村 英士
第6番「ピアノフォルテのための練習曲(ドメニコ・スカルラッティを讃えて)」
第9番「ロッシーニによる」
第3番「パガニーニ=リストによる」
第2部 (14:25~15:30)
1. 新実 徳英(1947-)白いうた 青いうた(詞:谷川 雁) より高橋 幸枝(Sop)
第39曲「しらかば」、第28曲「傘もなく」、第19曲「鳥舟」宮尾 幹成(Pf)
菅野 よう子(1964-)復興支援ソング「花は咲く」(詞:岩井 俊二)
2. J. S. バッハ[フランツ・リスト編]前奏曲とフーガ BWV 543 (S. 462-1)斎藤 奈央子
3. J. S. バッハゴールドベルク変奏曲 BWV 988 より古宮 雅子
アリア、変奏1~4、9、21、30、アリア
4. フランツ・シューベルトピアノソナタ D. 960 より 第2楽章加川 みどり
アルフレート・グリュンフェルトウィーンの夜会 Op. 56
~ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ
第3部 (15:45~16:55)
1. フレデリック・ショパン練習曲集 Op. 10 より 第5, 6, 7, 8番水沢 望
2. クロード・ドビュッシー前奏曲集 第2巻 より細谷 晴夫
「霧」「ヴィーノの門」「枯葉」「奇人ラヴィーヌ将軍」
3. フランシス・プーランク3つのノヴレット坂田 恭子
4.フレデリック・ショパン3つの夜想曲 Op. 9 より 第2番振本 有紀
スケルツォ第2番 Op. 31
5. クロード・ドビュッシー12の練習曲 より木坂 正史
第1番「5本の指のための」 ― チェルニー氏に倣って
第12番「和音のための」
第4部 (17:05~18:05)
1. セルゲイ・ラフマニノフ6つのロマンス Op. 4 より 第3曲「夜のしじまに」斎藤 夏雄
[アール・ワイルド編]
2. ズデニェク・フィビヒ気分、印象と追憶 Op. 41 より宮尾幹成
第139曲「ジョフィーン島の夕べ」
ヨセフ・スーク6つの小品 Op. 7 より 第1曲「愛の歌」
アントニン・ドヴォルザーク8つのユモレスク Op. 101 より 第7曲
3.ドミートリィ・ショスタコーヴィチ24の前奏曲とフーガ Op. 87 より 第17番、第15番金谷 勲
4.カロル・シマノフスキ仮面劇 Op. 34 より小山 貴
第2曲「道化師タントリス」
第3曲「ドン・ファンのセレナーデ」
5.セルゲイ・ラフマニノフイタリアン・ポルカ八木 良平
[ヴェチェスラフ・グリャーズノフ編]
ニコライ・リムスキー=コルサコフ熊蜂の飛行
コンスタンティン・ヴィレンスキー編

線形代数学の講義から戻り、次の演習の準備をする前にちょっと一服とネットニュースを見ていたら、「米長永世棋聖死去」の文字が目にとまってびっくりする。全く知らなかったが、ここしばらくはもうだいぶ容態が悪かったようだ。秋に行われた王位や王座の就位式に姿を見せていなかったことは、ニュースを見た後で知った。今年初めに行われたコンピュータとの対局イベントではまだ元気なように見えたので、今年のうちに亡くなられるとは思ってもみなかった。もしかしたらあのような勝負を引き受けたのも、自分の病について何か思うところがあったからなのだろうか、などと想像してしまう。正直なところ、数々の発言や行動にはあまりいい印象を持っていなかったが、将棋連盟会長として社会へ将棋をアピールする実行力はかなりのものがあったと思う。ご冥福をお祈りしたい。

24年前、NHK杯将棋トーナメントにおいて当時の羽生善治五段が加藤一二三九段を相手にあの有名な5二銀を放ったとき、解説をしていたのが米長九段で、聞き手が近代将棋編集長の永井英明氏だった。「おおっ、やった!」「何ですかこれは......」という二人の台詞を頭の中で再生できる将棋ファンは少なくないと思う。あのやりとりをした二人がともに今年世を去ったわけで、あらためて時の流れを感じざるを得ない。

折紙の置き場

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OrigamiDisplayed2.jpgOrigamiDisplayed1.jpg昨日街中で買ってきたものの一つが、壁に取り付けられる棚である。1、2ヶ月の1作くらいの割合で折っている折紙がかなりの量になり、どこに置いておくかをそろそろ考えなければいけなくなってきた。今はDVDラックの上に並べているのだが、もう満員に近い状態なのである。ケースにでも入れてしまってしまえば簡単なのだが、せっかく時間をかけて折ったのだから、暗いところにしまっておくのも面白くない。そこで、折紙をディスプレイする棚を壁に設置してしまおうと考えたわけだ。早速適当な場所を選んで取り付けてみた。折紙を並べてみると、なかなかいい収まり具合だ。まだまだ場所が足りないので、これは追加の棚を買ってきてもいいかもしれない。

置き場に困り始めた折紙作品の中で特権的な地位を与えられているのが、食卓を照らす照明にぶら下がっているワシである。やはりこの作品は地に置くよりどこからかつり下げた方が様になると思い、照明を取り付けたときにすぐ結わえ付けた。それ以来、眼下に広がるテーブルの食事を常に狙い続けている。特に鍋の日などは、立ち上る湯気に押されてゆらゆらしながらゆっくり回転するので、まるで頭上を旋回しているようである。新しい棚を買ってきても、これは今後も当分ここで飛び続けるだろう。

選挙と買い物

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今日も日が高くなるまで寝てしまった。お昼をすませ、一服してから投票のため近所の小学校へ赴く。入口に女性が一人立っていたので、投票所に来た人数のカウントでもしているのかと思っていたら、帰るときに「出口調査なんですがご協力いただけますか?」と声をかけられた。出口調査をやっているという話はよく聞くが、実際に遭遇したのはもしかしたら初めてかもしれない。

それから車を出して、よく行くショッピングモールへ。いくつか買い物をしてから6時半過ぎに帰宅。

演奏会がいよいよ1週間後に迫ってきた。半年に一度のペースで行われており、都合がつかないときを除けば毎回出演しているが、
今回ほど練習が足りていないのは初めてかもしれない。練習不足であること以上に、弾けていないことに対する危機感があまりわいてこないのが問題だ。このままではまずいと思う一方で、頭のどこかでまあ何とかなるだろうと安易に考えているのである。根拠もないのに楽観的になってしまうのは、以前弾いたことのある曲を選んでいるからかもしれない。当初の予定だったプロコフィエフなら、今はもっと焦っていただろう。

先週に引き続き、今日も街中のピアノスタジオを借りてグランドピアノで練習をしてきた。スタインウェイが弾けるスタジオで、電子ピアノのタッチに慣れてしまった指にグランドピアノの感覚を取り戻させるため、演奏会の前に一度はここで練習している。しかし案の定、まともに弾けずあちこちでつっかえてしまった。暗譜で行くつもりだが、まだあやふやなところが残っているし、指がちゃんと回っていないところも多い。さすがに危機感が募ってきた。これから演奏会当日までは、毎日練習の時間をとって最後の追い込みをかけよう。

数学セミナー

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いろいろ雑用をすませ、帰ろうとすると雨が降っていた。ざあっという音で形容するのがふさわしいような本降りの雨だ。こういう降り方は久しぶりかもしれない。それに、寒さが昨日までと比べてだいぶ和らいだようだ。さらに厳しく冷え込む前の小休止といったところだろうか。

帰宅すると「数学セミナー」の最新号が届いていた。S大のK先生が出された本の書評を書いたので、出版社が送ってくれたのである。パラパラと眺めていたら、「小誌定価値上げのお知らせ」という文字が目にとまった。今月号(1月号)より980円から1100円に値上げしたとのこと。現在の発行部数はどれくらいなのか分からないが、このご時世ではこういう専門誌をやっていくのはきっとなかなか大変なのだろう。

錆びつく頭

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詰将棋にしてもチェスプロブレムにしても、手を読む力がすっかり衰えたと最近とみに実感する。もちろん、元から大したことがないのは間違いないのだが、それにしても数年前はもう少しましだったような気がする。もうチェスの対局からも2年近く遠ざかっているが、今やったら誰と指しても負けそうだ。

毎年、詰パラの12月号は短編コンクールという競作展が定番の企画である。今年のテーマは7手詰で、全国の詰将棋作家が創った50問がずらっと掲載されている。ある程度詰将棋に慣れ親しんだ人間なら、7手詰くらいはそれほど悩まずに解けなければいけないところだ。実際、今年の短編コンクールはどんどん解けるという発言もネット上でいくつか見かけた。

ところが、これもなかなか進まない。このところ忙しくてゆっくり解いている時間がないので、今はたいていトイレに入るときにお供として詰パラを持って行くことが多い。しかし、用をすませてトイレから出るまでに、1問解けるかどうかという調子なのである。思考が同じところから抜け出せず、詰まないと分かったはずの手を何度も頭の中でなぞってしまうのだ。年月とともに、着実に頭は錆びついていっているようである。

ブランケット

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雪雲はすっかり去ったが、連日寒い日が続いている。朝、寝ぼけ眼で起きてくると、一瞬でもまた横になりたくて居間のソファにどさっと身を投げ出すことがある。ところがソファに張っているカバーが麻なので、最近はこれがどうも冷たくていけない。直前まで温々とした布団にくるまっていたものとしては、あの冷たさは一気に厳しい現実にたたき落とされるような気分になる。たまらず眠い目をこすりつつ、冷えてきた身体をさすりながら動き出すというのが日課になっている。

ただ、毎回これでは寝起きがすっきりしないので、帰宅してからネットショップを見て回り、大きくてよさそうなラムウール100%のブランケットを注文してしまった。これをソファの上に広げておけば、朝がだいぶ居心地がよくなるに違いない。もっとも、居心地がよすぎて寝起きがますます悪くなるという心配はある。

今週も忘れ物

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火曜日なので、午後から講義と演習。先週、教室に行ってから忘れ物に気づいて取りに行ったばかりなのに、今日もまた忘れてきたものがあって往復するはめになった。部屋を出る前に「これも持った、あれも持った」と確認したつもりなのに、教室に着いてみるとやっぱり何か一つ忘れているのである。これはもう一種の健忘症ではないだろうか。

そういえば独り身のころ、近所のスーパーに食料品の買い物に行ったときもそうだった。今日はあれとこれとそれを買えばいいと心に決めて家を出る。店内を回りながら、記憶してきたリストの商品が目に入るたびにそれを買い物かごに入れていく。これで全部だなと思ってレジで支払いをすませ、家にたどり着いた瞬間に、必ずと言っていいほど一つ買い忘れたものに気づくのである。メモしていけばいいのだろうし、実際そうしたこともあるのだが、毎回わざわざ書き留める気にはならないのだった。ただ、講義や演習の際はだいたい持って行くものは決まっているのだから、それこそ小学校の遠足のしおりよろしく、持ち物リストを作っておいた方がよいのかもしれない。

増え気味の体重

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今朝起きてみると、まだ雪は降ったりやんだりを繰り返していた。寒さも厳しい。ただ雲間からときどき太陽が顔を覗かせており、路面の雪はあらかたとけてしまっているようだったので、いつも通り車で出勤した。冬用のタイヤにすれば降り具合をいちいち気にしなくてもよいのだが、実際に路面が滑るほどまで雪が降り積もる日というのは1年のうちでそう何日もない。そんな日くらいは徒歩で通勤した方が運動になっていいだろうと思い、未だに冬用タイヤには手を出さないでいる。

寒いことと関係があるのかどうか分からないが、このところちょっと体重が増え気味である。風呂上がりに体重計に載るのが広島に来て以来の日課だが、多少の変動はあっても、結局は2キロくらいの幅の中に収まっていた。その変動域の中でうろうろしているうちは問題ないという認識でいたのだが、ここ数日はその変動域の上限を0.5キロくらい突き抜けたところで高止まりしてしまっているのだ。今月末に人間ドックを受ける予定なのだが、そのときまでに戻るかどうか。あまり自信はない。

起きてみると昨日からの雪がまだ降っていたが、路面に積もってはいないようだった。日がときどき顔を出していたので、すぐにとけてしまったのだろう。やがて青空が少しずつ広がり、昼過ぎにはすっかりいい天気になったので、昼飯をすませてから床屋へ行く。前に行ったのが10月20日で、7週間ぶりの散髪だ。髪がだんだんまとめにくくなってきて、そろそろ短くしないといけない、と感じるのは、決まって前回の散髪時から7週間後である。その計算で行くと、次に床屋に行くのは1月下旬ということになるだろう。

夕方から街中に出る。まず、ピアノスタジオに行ってピアノの練習。演奏会が2週間後に迫っており、そろそろ本腰を入れて練習しなければいけない。それからデパート、本屋、家電量販店などをはしごして買い物。8時過ぎに帰宅した。

帰宅するのを待っていたかのように、また雪がちらちらと降り始めた。窓の外を見ると、すでに路面や駐車中の車が真っ白になっているのが見える。明日の朝がどうなっているか少々心配だ。路面が凍結しているようなら、無理に車は出さず、バスか徒歩で出かけた方がいいかもしれない。



フィニッシュに見せ場を持ってきた作品。底本では上記のメインラインのみで特に変化手順は記されていなかったが、黒が粘るなら1...Rh1として、間接的にd2のPが取られるのを防ぐ方がいいかもしれない(2.Kxd2なら2...Rh2+から3...Kxe3とする)。この場合は2.Bf6 e5 3.Nf5+ Kc3 4.Bxe5 Kc2 5.Ne3+ Kc1 6.Bg3 d1=Q+ 7.Nxd1 Rxd1 8.Bd6というのが考えられるラインだろう。最終的に白が勝てるとは思うが、作品としてはもう少しこのへんもすっきりさせたい気もする。

初雪

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朝起きて外を見たら、ちらちらと白い粉が舞っているのが見えた。いよいよ雪の時期の到来である。去年は12月16日に初めての雪が降っており、10日ほど早い初雪だ。もっとも、以前11月半ばに降ったこともあったから、取り立てて早いというわけでもない。ともあれこれから3月頃までは、窓からの眺めが白くなる日がちょくちょくあるだろう。

今日は午前と午後にそれぞれ学生との面談があった。午前中は3年生が相手で、今月から本格的に始まった就職活動に関して相談を受ける。午後は4年生に会って、卒業研究の進捗状況の確認。思っていたより先の方までいろいろ調べてきてくれたので、今後の見通しが明るくなってきた。この分なら何とかなるだろう。

その後は来週の講義の準備をして過ごす。8時半頃帰宅。

「相棒」を見る

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帰宅後、珍しくドラマを見ていた。9時から放送された「相棒」に、将棋が登場するという話を聞いていたからである。ドラマに将棋や棋士が出てくるとき、ある程度将棋に慣れ親しんでいる人間から見るとどうしても妙なシーンが登場する。ストーリーとは別に、そのへんも楽しめるだろうという不純な興味もあった。

内容は、名人と対局する将棋ソフトの開発者だった大学教授が研究室で遺体となって見つかり、水谷豊演じる警部が捜査に乗り出す......というもの。想像していた通り、ちょっと違和感を覚える描写や台詞が随所に出てきたし、全体の設定にも少々無理なところがあるように思えたが、一方で結構現実に近いと思えるところもあってなかなか面白かった。将棋連盟の会長が「教育委員も務めている」という台詞には思わず笑ってしまった。

将棋とは別に、大学の研究室が出てきたのにも興味をひかれた。ただ、実際の研究室はあんなにきれいに片づいていないような気がする。わけの分からない機器や書類が部屋のいたるところに山のように積まれていたりしたら、もっとリアリティがあっただろう。

火曜日はいつも忙しい。午前中のうちにあれこれ配付プリントを用意して印刷し、午後の講義と演習で早速準備した分をはき出す。講義も演習も大声を張り上げながらホワイトボードの前を行ったり来たりし続けるので、2コマやるとかなりエネルギーを消耗する。特に今日は演習中、学生に説明しているうちに追加の資料を持ってきた方がいいことに気づいて一度取りに戻ったので、普段以上に
体力を使ってしまった。少し離れているうえに階も違うから、往復するだけでも大変なのである。演習を終えて自室に戻った後、ぐったり疲れてしまってしばらくうたた寝をしてしまった。時間があれば学生のマシンのメンテナンス作業を行うつもりでいたが、とてもその気力がわかず、明日に順延。火曜日の夕方はどうも使い物にならない。

外に出ると、冷たい空気がさっと襲ってきて思わず身震いした。ここ数日、夜は一段と冷え込むようになってきている。数日前にはまだ赤い葉が残っていたキャンパス内のカエデも、今日見かけたときはすっかり寂しい姿になってしまっていた。もう季節は冬である。

KeemaCurry2.jpgKeemaCurry1.jpg帰宅すると、昨日つくっておいたカレーベースを使ってキーマカレーづくりにとりかかった。昨夜のうちにすりおろしておいたショウガとニンニクを唐辛子とともに炒め、香りが出てきたところで昨日のカレーベースを投入。さらに各種スパイスと挽肉、グリーンピースを入れて混ぜる。それから水を加えてあとはひたすら煮込む。水分がすっかり飛ぶまでぐつぐつやればできあがりだ。

2日がかりでつくっただけあって、これはなかなかおいしくできた。とんでもなく辛いのかと思ったらそうでもなく、口あたりは非常にやさしい。しかし飲み込むと後から喉の奥でじわじわと辛みが利いてくる。レッドペッパーや唐辛子の辛みを、カレーベースに入ったタマネギの甘みやトマトの酸味がうまく中和してくれているのだろう。

時間をかければ、かなりおいしいキーマカレーがつくれるということが分かった。ただこの「時間をかければ」というのが曲者で、カレーベースをつくるだけでも半日がかりの作業になってしまう。可能であれば、まとめて大量につくって備蓄しておきたいところだ。

CurryBase.jpg今日は久しぶりにカレーづくりに取り組むことにした。今年のにインド料理の本を買ってからというもの、少し時間をかけて本場風のカレーをつくることをときどき試みている。これまでにチキンとタマネギのカレーブラックポテトのカレーチキントマトスープとやってきたが、ここしばらくは時間がとれなくて中断していた。次はキーマカレーにに挑戦しようと思っているのだが、そのためにはまずカレーベースというものをつくらなければならない。要するに、タマネギを焦げ色の状態になるまで炒め続けてくたくたにしたものだが、何しろこれが時間がかかるのである。もちろん、焦げ色にするのであって本当に焦げてしまってはいけない。だから鍋にかけて放っておくわけにもいかず、始終かき混ぜている必要がある。これはもう、今日一日はカレーベースと心中する、というくらいのつもりでいないとできそうにない。そこで、今日をその日にしたのだった。

タマネギをまず1キロくらいみじん切りにして、クミンシードの香りが立ち上っている鍋にどさっと投入する。それからはひたすら混ぜながら炒め続けた。最初は鍋の上の方まで積もっていたタマネギが徐々に減っていき、色もキツネ色に変わっていく。2時間くらい頑張ったら、かなり濃い茶色になった。そこでトマト缶のトマトを投入し、さらにそこから1時間弱炒め続ける。やっとこれでカレーベースのできあがりである。見た目は焦げたみたいに黒っぽくなっているが、大丈夫。実は夏にも一度これをつくろうとして、途中で焦がして失敗したことがあった。今回はあの焦げるにおいは全くしていない。

本当ならそのままキーマカレーに行きたいところだったが、ずっとコンロの前に立っていてすっかり疲れてしまった。立ちっぱなしというのは、歩きっぱなしより足に来る。続きは明日以降ということにした。

今日から師走。たまった疲れを癒やすべく、日が高くなるまでベッドでゴロゴロしていた。お昼を食べてからは、次の折紙に使う紙の選定やピアノの練習などをして過ごす。夕方5時過ぎから街中に出て、衣類や本などを買い物。

夕飯も外ですませようということになり、家の近くにある寿司屋に行ってみた。ところが順番待ちの客が4、5組いて、最低でも20分ほどは待ってもらうことになると言われてしまう。店員はそれほど長い時間でもないという口ぶりだったが、20分待つというのはちょっとした時間だ。そこまで寿司に固執しているわけでもなかったので、店を出て隣のうどん屋に入ったら、こちらはガラガラだった。メニューを見て注文すると、いったん下がった店員が戻ってきてすまなそうに言う。
「すみません、こちらのメニューなんですが......お時間が7分ほどかかってしまうんですが、よろしいでしょうか?」
7分かかることを申し訳なさそうに言われたのはあまり記憶にない。もちろん構いませんと返事したが、実際には5分くらいでもう運ばれてきた。さっきの寿司屋にいたら、まだ入口で順番を待っている時間である。隣同士の店なのに、時間の流れ方がだいぶ違うようだった。

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