山陰旅行記(その2)

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昨日の続き。出雲大社を出て喫茶店で一服し、土産物屋を回って駐車場に戻ったときは、もう3時をとうに回っていた。すぐ宿に向かうにはまだ早い時間だが、あまり遠くまで行くのも難しい。そこで出雲大社から北に少し上がったところにある日御碕(ひのみさき)を目指すことにした。ここは島根半島の左端にあたり、大きな灯台が建っている。車なら出雲大社から30分もかからないような距離で、ちょっと足を伸ばすにはちょうどいいところだった。

Hinomisaki3.jpgHinomisaki2.jpgHinomisaki1.jpg着いたのは4時少し前。灯台に上がっている人も多くいたが、出雲大社で歩き回って足が疲れていたし時間もあまりなさそうだったので、下から見上げるだけにしておく。海に面しているからか風が強かったが、日本海を眺めながらゆっくり散歩するのは気持ちがよかった。参拝客であふれていた大社とは一転、散歩道を歩いている人は数えるほどしかいない。灯台から数百メートル歩いたところに経島(ふみしま)という島があり、そこはウミネコの王国になっていた。島の真ん中に小さな祠と鳥居が建てられており、目をこらすとその周辺に無数のウミネコがたむろしているのが見える。ここはウミネコにとっての出雲大社のようなところかもしれない。

Saginoyu.jpg日本海の景色とウミネコのもの悲しい声を十分味わってから、5時少し前に日御碕を出る。宿は少し離れた安来のさぎの湯温泉にとってあった。山陰道を東へ走り、1時間半ほどで到着。まず温泉に軽く浸かり、旅の疲れを癒やす。日が照りつける下をずっと歩いていたせいで、腕時計の後がくっきり分かるほどに日焼けしてしまっていた。風呂からあがるとすぐ夕飯をいただく。陶板で焼いた島根牛がやわらかくておいしかった。

普通ならこれでこの日の旅は終わりだが、もう一つイベントが残っていた。すぐ近くにホタルが繁殖しているところがあるということで、宿泊客へのサービスとして宿がマイクロバスを出してくれたのである。他の宿泊客とバスに乗り込み、3分ほど揺られて降ろされたのは、小さな川に架かった橋の上。暗闇の中を百匹を優に超す夥しい光が飛び交っていた。マイクロバスを運転していた宿の人の話によれば、例年、ピークはもう少し先なのだが、今年はすでにピークに近い量のホタルが出ているとのこと。ラッキーだと宿泊客をいい気にさせるサービストークかもしれないが、確かに飛んでいる量はかなりのものだった。その後またマイクロバスに乗り、他の鑑賞スポットでもホタルの光を楽しむ。なかなか見る機会のないものを目にすることができ、満足して床に就いた。

翌日の旅については、また明日。

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このページは、natsuoが2013年6月11日 23:53に書いたブログ記事です。

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