2013年8月アーカイブ

涼しげな雨音

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朝から雨。雨音がときどき強くなり、寝室の窓から見える雑木林の木々がさあっと拍手でもするようにざわめく。ベッドに寝転がりながらその涼しげな音を聞いているのは気分がよく、9時過ぎまでずっとそうやって過ごしていた。一雨ごとに気温が下がり、季節が移り変わっていく。今週は寝不足からか疲れる日が多かったが、やっとリセットされた感じだ。

お昼は妻がつくったカレーラーメン。昨日見た番組で「風立ちぬ」の製作を終えた宮崎駿氏が食べていたので、真似してみたのである。番組で宮崎氏が言っていたように、市販のラーメンにカレー粉と玉葱とバターを加えただけなのだが、なかなかおいしかった。

午後は来週に迫った講演の準備をして過ごす。夕方になって雨があがったので、近所の床屋に出かけて散髪。さっぱりしてから買い物に出かけた。夕飯も外ですませ、近くのケーキ屋でケーキを買う。8時前には帰宅した。

Wedgwood.jpg帰宅してから、録画しておいたNHK「宮崎駿スペシャル『風立ちぬ』1000日の記録」を見た。26日に放送されたのを見逃したのだが、昨日の夜半過ぎに再放送があると分かって録っておいたのである。先日鑑賞したばかりの「風立ちぬ」ができるまでの悪戦苦闘ぶりがよく伝わってきて、なかなか見応えがあった。ただ、途中で内容とは関係のないことに気づいてしまった。宮崎駿さんが使っているマグカップが、自分が愛用しているものと同じだったのである。ウェッジウッドのカップで、元々は親がくれたものだったと思うが、チェス柄が気に入って使い続けている。宮崎氏も始終これでコーヒーを飲んでいた。もちろん、宮崎氏はチェスには興味はないだろう。

早速自分も真似をして、カップを手に「世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ」などと言ってみたが、もちろんまるでさまにはならなかった。

王位戦終了

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昨日徳島新聞に載った詰将棋の作品集について書いたが、昨日と今日はその徳島新聞主催で将棋王位戦七番勝負の第五局が行われていた。羽生王位に行方八段が挑んだシリーズだったが、羽生王位が今日の対局に勝って4勝1敗とし、王位防衛を決めた。これで羽生三冠は15期目の王位獲得で、通算獲得タイトルは85期に到達。着実に記録を伸ばし続けている。このペースで行けば、5年後くらいに空前絶後のタイトル100期獲得ということになるが、あとタイトルを15期取るということが「それほど難しくはなさそう」と思えてしまうような人は他にいないだろう。

行方八段は詰将棋解答選手権に欠かさず参加されるなど、プロ棋士の中でも詰将棋に対して深い理解と愛着を持っていることで知られている。個人的にも好きな棋士の一人なので頑張ってほしかったのだが、今回は今ひとつ実力を発揮できないまま敗退してしまったのは少々残念だった。しかし王位戦以外では今期も勝ちまくっているようなので、いずれまたタイトル戦に登場されるのではないかと思う。

来月には王座戦が始まる。こちらも楽しみだ。

ちょっとアレな話で恐縮だが、最近は朝トイレに入るときに「とくつめ」を持ち込むのが日課になっている。徳島新聞は長年にわたって詰将棋作家から投稿された作品を掲載しており、その中からできのよいものを集めた詰将棋作品集が「とくつめ」だ。先月の詰将棋全国大会で、他のいくつかの作品集と一緒に買ってきたものである。載っているのは7手詰から11手詰の手頃な長さの問題ばかり。この手数でも恐ろしく難しい作品は世の中には存在するが、幸いこの作品集にあるのは駒数も多くなく、おとなしいものが中心だ。これを持って入ると、用がすんだころにちょうど1作が解けるくらいの難易度なので、心身ともにスッキリしてトイレを出られるというわけである。すっかり錆びついてしまった今の頭では、これくらいがちょうどいいようだ。

たまにサラッと数秒で解けて2問、3問と数を稼げるとなかなか気分がいい。ところがその一方で、どうしても解けないときがある。癪だから用がすんでからも粘って考え続けるが、どうしても分からない。一度紛れにハマってしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまうのだ。やむを得ず戦果ゼロで腰を上げることになるが、こんな日はたいてい日中も調子が上がらないものである。朝の「とくつめ」は、その日の調子を占うバロメーターになっている。

土日の雨を境にはっきりと気温が下がった。まだ日中は蒸し暑いが、お盆のころの殺人的な暑さを考えれば、これくらいは何でもない。まだ何度か揺り戻しはあるだろうが、少しずつ夏は終わりに近づいている。

一昨日見た「風立ちぬ」の感想をもう少しだけ。あの映画を見た人の感想が極端に分かれているのはもちろん様々な要因があるだろうが、一つには一風変わった主人公の人となりも関係しているように思う。好きなことにのめり込み、余計な情報は遮断して熱中する。誰かが何を言っても耳に入ってこないし、関心のないことはすぐ忘れてしまう。ひたすら好きなもののことばかりを考え、自分だけの世界に没入する。社会的な立場やその場の雰囲気、あるいは一般的な社会通念のようなものを気にせず、ただ自分が思ったことをそのまま言い、思ったようにそのまま行動する。本人は全く素直で裏表がないが、ともすれば周りからは社会常識に乏しい変人と見られてしまうこともあるだろう。ともあれ、世の中にこういう人が存在するのは確かである。

自分自身がそういう人物かどうか、あるいは身近にこういう人物がいるかどうかで、あの映画に対する印象もだいぶ変わるのではないか。ああいうタイプと接した経験がまるでなければ、主人公の行動や言動、そして抑揚に乏しい話し方に違和感ばかり募ってしまうのも無理はないだろう。私は幸か不幸か、そういう人物が比較的多いと思われる業界に身を置いているため、すんなりと受け入れられたのかもしれない。

PorciniPasta.jpg今日はポルチーニとベーコンのクリームパスタをつくってみた。もう何度もつくっているけれど、何しろポルチーニがおいしくて、しばらく間が空くとまた食べてみたくなる。レシピはだいたい固まっているのだが、今回意識的にほんの少しだけ変えてみたのは、パスタとしてフェデリーニを使ったこと。これまではスパゲッティーニかタリアテッレのことがほとんどだった。また、ベーコンは厚手のものを使うことが多かったが、今回は薄切りのものを使用。さらに、いつもは入れない黒胡椒を少し振ってみた。こうやって少しだけ普段と違うことをして、どう変わるか見てみようというわけだ。

食べてみると、ポルチーニの香りが立って、やはりおいしい。ただ、ベーコンや黒胡椒についてはさほど味に影響はなかったが、フェデリーニはソースがあまりからみついてくれず、今ひとつ向いていないように感じた。パスタのゆで汁を加え過ぎて薄めてしまったのがいけなかったかもしれない。やはりもう少し太いものか、あるいはタリアテッレやリングイネのように平たい部分を持ったものがよいようだ。

雨音で目が覚めた。朝から本格的な雨が降るのは久しぶり。ときどき雨脚が激しくなる。江津では避難勧告が出たらしいが、何度か訪れている温泉津のあたりは大丈夫だろうか。

夕方から、郊外のショッピングモールに出かけた。買い物ではなく、モール内にある映画館へ「風立ちぬ」を見に行ったのである。ジブリ作品を映画館で見るのは、おそらく2001年の「千と千尋の神隠し」以来だ。話題作だし客足も好調だと聞いていたからさぞかし混雑しているだろうと想像していたが、意外にも客席はガラガラで、全体の3割も入っていなかった。混んでいるのは都市部だけなのかもしれない。

この映画の評価は人によってずいぶん分かれているようで、素晴らしいという人もいればまるでつまらなかったという人もいるらしい。一回見ただけでまだはっきりしないところもあるが、私自身はなかなかよかったと思う。声優としては全くの素人である庵野秀明が主人公の声を演じていることは映画を見る前から知っており、「棒読みでひどい」という評価があるのも聞いていたので、少々不安に思っていた。というのも過去にジブリ作品で素人が起用されたとき(「となりのトトロ」の糸井重里、「耳をすませば」の立花隆)は、どうも私にはなじめなかったからである。今回も確かに棒読み口調で最初は違和感があったが、以前ほどは気にならなかったように思う。これはおそらく、自分が庵野氏の声をあまり知らなかったことが幸いしたのだろう。「耳をすませば」のときのように、声を聞いた瞬間に立花隆の顔が浮かんできてしまうようだったら、あまり画面に集中できなかったに違いない。

映画の内容については詳しくふれることは避けるが、見に行く価値は十分ある作品なのは確かだろう。

寝苦しい夜

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今週は寝苦しくてなかなか寝つけない日が多かった。眠りが浅いと十分身体を休ませることができず、翌日は頭がぼうっとしてしまう。特に水曜日がひどく、何をやっても頭が働かなかった。9月に大阪の研究集会で講演しなければならないのだが、準備しようと机に向かってもどうにも頭が回らない。あきらめてホテルを押さえておこうと思ったら、日程を一日間違えて予約してしまう始末。直後に気づいたからよかったようなものの、そのままにしていたら当日えらい目に遭うところだった。

夕方、久しぶりに雨が降った。相変わらず蒸し暑いが、それでも一時期に比べて少し過ごしやすくなったような気がする。明日はお休みなので、ゆっくり寝てたまった疲れをリセットしよう。



Kubbelには珍しい他人との共作。RとNによる典型的なメイトの形に持ち込む。フィニッシュの変化は、底本には1手で詰まされる手がメインラインにされている。これは宗看や看寿の時代の詰将棋が、手数が長いだけの変化より捨駒のある方を本手順としていたのに近いかもしれない。

昨日のことだが、家をガス会社の人が訪ねてきた。ガス給湯器の調子が悪く、お湯はりをするとガタガタと不穏な音が鳴るようになってしまったので、対応をお願いしていたのである。すでにお盆前に一度様子を見に来てもらっており、これは機器を一通り交換した方がよいということになっていた。その作業が昨日行われたのだった。

給湯システムが新しくなり、お湯はり時のガタガタという音も聞こえなくなった。追いだきや温度調節をする操作パネルも新しくなった。もう一つ変わったのが、お風呂が沸いたときの音楽である。これまでは「峠のわが家」だったが、昨日から「人形の夢と目覚め」に変わった。実は自分の実家でも妻の実家でも、風呂が沸くと「人形の夢と目覚め」が鳴り響くのである。これですっかりそろってしまったわけだ。

そういえば小学生のとき、小学校で掃除の時間になると必ず校内放送で流されたのが「くるみ割り人形」だった。「行進曲」が流れるころに机を教室の片側に運び、「花のワルツ」がかかると必ず「清掃は終わりです」というアナウンスがかぶさって聞こえてきたものだ。おかげで、皿洗いとか部屋の片づけをしているときなどは、妙に「花のワルツ」を口ずさみたくなることがある。音楽というものは、決まったときに同じものを聴いていると刷り込まれてしまうものなのである。

これからは、「人形の夢と目覚め」を聴くとお風呂に入りたくなるようになるかもしれない。

夏休みの終わり

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お盆の休暇も終わり、今日からはまたいつも通りの日々が始まる。夏に長いお休みがあるそもそもの理由は、暑くて勉強も仕事もはかどらないからだろう。その意味では、先週の1週間をお休みできたのは夏休みの意義にふさわしかったといえる。ただ問題は、今週も昨日までの1週間と状況は変わりそうにないということだ。勤務先に着いて自分の部屋に入った瞬間にムワッと押し寄せてきた熱気には、思わず息が詰まるようだった。全く、どうしてこうも暑いものか。先月はまだ、午後に突然夕立が降って気温がさっと下がることがときどきあった。ここ最近は、ただ単調に暑さが続くばかりなのである。いつになったら涼しくなってくれるだろうか。

8時頃帰宅。

詰四会に行く

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半年に一度行われる詰将棋の会合、詰四会に出席するため、10時頃に家を出た。普段は松山で開催されることが多いが、いつも会場として利用していた市民会館が耐震工事のために来年春まで使えないので、前回に引き続き香川県の宇多津で行われることになっていた。新幹線で岡山まで移動し、そこから特急に乗って30分ちょっと。今日も天気は快晴で、車窓から眺める瀬戸内海の景色は素晴らしいの一言。きらめく海に浮かぶ島々を眺めていると、何とも言えず満ち足りた気分になった。

1時半頃に会場に到着。今回は自分を含めて10名もの参加があった。詰四会としては過去最も多い参加者数かもしれない。宇多津は岡山から海を渡ればすぐなので、松山よりも本州側からアクセスがしやすいということが大きいのだろう。実際、今日は中京方面からMさんら3名が初めて参加されていた。今回集まった顔ぶれはフェアリー(変則的ルールの詰将棋)に造詣が深い方が多く、その場であれこれ出題される作品も普通の詰将棋でないものが多かったように思う。自分もMさんから新作というセルフメイトを出されて四苦八苦。短手数なのに全然手が見えなかった。

5時に会合は終了した。今日は2次会には出ずに失礼する。岡山行きの特急に乗り込んだが、車内は大変な混雑。岡山まで立ちっぱなしだった。やはり今日はUターンラッシュがピークのようだ。岡山からはゆったり座って帰ることができて一安心。

Arrabbiata.jpg先日、輸入食料品店に行ったときペンネを買ってきたので、今日はこれを使ってアラビアータをつくってみることにした。ペンネといえば定番ソースの一つである。アラビアータをやってみるのは初めてだが、これまでつくってきたトマト系のソースに比べればだいぶ簡単だ。ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒めておいて、ニンニクが色づいたらトマト缶の中身とバジリコの葉数枚を投入し、あとは煮詰まるまでグツグツやるだけである。これがいわゆるマリナーラソースで、これにゆであがったペンネを加えて和え、最後にトッピングで唐辛子をもう少し追加すれば完成だ。

本当はベーコンとかムール貝とか、何か具を追加すればもっと食べ応えのあるものになるのだろうが、今回はあえて「素」のアラビアータを味わうことにした。唐辛子を利かせただけあって辛みがときどきピリッとくるが、それでこそマリナーラソース。暑い夏にはぴったりである。シンプルながらこれはこれでなかなかおいしく、十分満足することができた。今度は普通のスパゲティでつくってみてもいいかもしれない。

錯綜する折り筋

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ManyCreases.jpg夏休みの自由研究というわけではないが、最近新しい折紙をまた少しずつ折り進めている。それほど自由な時間があるわけでもないのに、かなり工程が長くて面倒な作品を始めてしまった。こういう複雑な作品は、最初はひたすら折り筋をつけていくことが多い。今回の作品など、折図のステップ40まで行ったのに、まだ正方形の状態のままなのである。しかしこの段階でいい加減な折り筋をつけてしまわないように、十分気をつけなければならない。ほんの少しのズレでも後で歪みがいたるところに伝播してしまい、全体の辻褄が合わなくなってしまうからだ。まだまだ先は長い。

ある折り筋をつけるとき、それがすでに存在している複数の折り筋の交点を通らなければいけない、ということがよく起こる。もちろん、そうなるように設計されているのだから、正しく折っていれば自動的に折り筋はその点を通るはずだ。しかし目では感知できないようなわずかな折り筋の狂いが、こういうところではっきり目に見える形でズレとして現れることがある。だから指で折り筋をつけていくときは、いつもちょっと緊張するのだ。おそるおそる指を滑らせていって、錯綜する折り筋がきれいに1点で交わっているのを確認すると、それだけでホッとしてしまうのだった。

倉庫型量販店

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午後から、街中に最近できた米国発の会員制大型量販店に初めて足を運んでみた。倉庫のような巨大な空間に商品が山と積まれていて、まとめ買いをすることで市価より安く買うことができる。よく利用すれば、年会費を払ってもお得になるというわけだ。先日買った雑誌に無料招待券なるものがついていて、会員にならなくても1回だけは利用できるというので、どんなものかと思って行ってみたのである。

まず一通り店内を回ってみたが、さすがに普通の小売店とはだいぶ様相が違う。配管がむき出しになった高い天井の下に広大な空間が広がっており、高さ十数メートルはある巨大な棚が何列にも屹立している。棚には段ボールに入ったままの商品が無造作に並べられており、客は普通のスーパーで使うものから二回りは大きいカートを押してその間をぐるぐる歩き回る。一番の違いは何と言っても商品の大きさで、何から何まで分量が多い。米は10キロばかりだし、パスタは500グラムの束が8本セットで売っている。チョコレート菓子は1キロ単位だし、洗剤の詰替ボトルも業務用かと思うような大きさだ。やり方もアメリカ流なら、商品もすべてアメリカサイズである。

あれこれ見て回った後、これなら買ってもよいだろうと思えるものをいくつかカートに放り込んだ。何しろ商品一つの分量が多いので、継続して使用したり食べ続けたりすることが確実なものでないと、かえって損をしてしまう。厳選したつもりだったが、それでもまとめると結構な買い物になってしまった。

さて倉庫型量販店を経験してみた感想だが、少なくとも「喜んで会員になろう」という気分にはならなかった。買いたいものがはっきりしており、さらにいつも同じものを買い続けるということも決まっているのなら、こういう店は非常に便利に違いない。しかし、買い物というのは本来、店頭でこんな商品を見つけたから試しに買ってみようとか、この間はA社の製品を使ってみたから今度はB社の製品を買ってみようとか、そんな試行錯誤やその場の思いつきが繰り返されるのが自然な姿であるように思う。これは掘り出し物だったとか、これは思ったよりよくなかったとか、そういう結果の善し悪しまで含めて買い物のような気がしてしまうのだ。今日の店のようなコストパフォーマンスに徹した買い物のスタイルもメリットはあると思うが、何だかちょっと割り切りすぎていると感じてしまうのは、もう自分が古い人間だからなのかもしれない。



底本では4手目から分かれる2つの黒の変化が並置される形で書かれていたが、ここでは棋譜再生の都合上、片方をメインラインとして扱っている。素抜きをスレットにして黒の手を限定させ、最後はすべてフォークに持っていく構成。

酷暑の毎日

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今週はお盆休み。普段なら何日か実家に帰省するところだが、今年は諸事情からこちらで過ごすことにした。日が高くなるまでのんびり、と言いたいところだが、こう暑くては寝苦しさでどうしてもベッドから抜け出すことになってしまう。できればエアコンをすませたいと思っていても、さすがにこんな日は無理をすることはできない。このところ酷暑続きで、今日は国内でついに41度に達したところがあったとのこと。これから地球温暖化が進行すれば、日本も40度越えが珍しくない気候になっていくのだろうか。ともあれ、涼しくなる日が待ち遠しい。

夕方に近くのスーパーで買い物。夕飯はそうめんと唐揚げでさっぱりすませた。

TarakoPasta.jpgまた台所に立ってしまった。今日はまたパスタ。先月2回つくったたらこクリームパスタをもう一度やってみた。パスタは1.4mmのフェデリーニ。前回前々回の反省を踏まえ、今回はパスタのゆで汁を少し加えてソースをゆるめた。また、大葉に加えてあさつきも少し入れてみた。だいたい思っていた通りにできたが、やはりフェデリーニはゆであがるまでの時間が短く、かなり要領よく進めないとすぐバタバタしてしまう。鍋をあげようとして鍋つかみが見つからないとか、皿を並べようとしたらさっきまで使っていたまな板が邪魔で置けないとか、料理の過程ではごくごく小さなトラブルが何度か起きる。一つ一つはほんの数秒の遅れでも、積もり積もればバカにならない。すべての工程を秒単位で段取りよくこなすのは相当難しいが、つまりそれができるのがプロということなのだろう。

3回つくってみて、だいぶ勝手が分かってきたような気がする。簡単にできるし、ときどきつくってみて段取りに慣れていこう。

SpinachCurry2.jpgSpinachCurry1.jpg最近パスタやカレーづくりに妙に凝ってしまっているが、今日もまた料理に手を出してみた。今回はインドカレーである。比較的短時間で片がつくパスタに比べて、インドカレーはタマネギを長時間炒めたり水分が飛ぶまでグツグツ煮込んだりととかく時間がかかることが多く、これをやると決めたら半日がかりというのが普通だ。しかし今日挑戦したほうれん草のカレーは、レシピによればあまり時間がかからず、「急なお客様でも大丈夫」とのことだったので、日が落ちかけたころから準備にとりかかった。

ほうれん草のカレーといっても、カレーの具としてほうれん草が入っているわけではない。ゆでたほうれん草をフードプロセッサーでペースト状にし、これに各種スパイスを加えて炒めたもので、つまりほうれん草そのもののカレーなのである。仕上げにぶつ切りにしたトマトを加えて数分炒めればもうできあがり。確かにこれまでつくったカレーの中では一番簡単だ。普段はあまり食べないのものなのでどんな味になっているか心配だったが、食べてみるとスパイスがしっかり利いて確かにカレーになっている。辛みに加えてトマトの甘みもあってなかなかおいしい。妻がつくってくれたナンとラッシーと合わせたら、だいぶ本場の雰囲気に近くなった。

今回はレシピ通りにほうれん草とトマトだけの素朴なスタイルだったが、これに鶏かマトンでも加えればボリュームも出てさらに本格的な一品になると思う。簡単にできるわりにはカレー自体はなかなかよかったので、そのうちにまたつくってみよう。

VaporTrailsCrossing.jpg勤務先の居室は、建物の最上階、8階にある。5階にいる先生のところに所用があり、建物の裏側にある非常階段で降りようと外に出る。この階段が一番近いので、「非常」とはいっても日常的に利用しているのである。階段を降りながら何気なく前方の空に目をやったら、飛行機雲がきれいにクロスしている光景が目に飛び込んできて、思わず足を止めてしまった。2本ともつい今しがた描かれたようで、まだくっきりとしている。思わず写真を撮ってしまった。

そういえば、前にもこんなふうにクロスした飛行機雲を偶然見つけたことがあった。7年前、ストックホルムに滞在中のことである。シェップスホルメン島というところを訪れたとき、たまたま小高い丘に建っている教会の真上で飛行機雲がクロスし、印象的な風景をつくりだしていたのだった。あのときに比べると今日は木々が広がっているだけだが、それでも期せずしてこんな空を見ることができると、何だか得をしたような気分になる。

10分ほどで所用を終えて自室に戻るとき、もう2本のラインはすっかりぼやけてしまっていた。

オープンキャンパスのために日曜日は休日出勤したため、今日はその代休をとった。

Genovese.jpgお昼に、先日まとめてつくりおきしたジェノベーゼソースを使って、ジェノベーゼのパスタをつくってみた。ソースの他に用意したのはジャガイモとインゲン豆。これらを塩ゆでしてからパスタとともにジェノベーゼソースと和え、パルメザンチーズやオリーブオイルを少しかければもう完成だ。料理ということもないほど手間いらずで簡単にできたが、ジェノベーゼソースから立ち上るバジルの香りとジャガイモの相性はぴったり。大変おいしくいただくことができた。

今回はパスタとして普通のスパゲティを使ったが、本来こうしたジェノベーゼソースに一番合うとされているのはリングイネのようである。また、仕上げに松の実を散らすとアクセントになってよいとされているのだが、この間ジェノベーゼソースをつくる際に買ってきた松の実をすべて投入してしまったため、今日はあいにく切らしていた。このへんは次回に向けての反省点というところだが、とにかくソース作りから仕上げまで簡単にできるのはうれしい。これは近いうちにまたやってみることになるだろう。



底本では初手に対する黒の変化がA, B, Cと等価な形で分かれ、さらに6.Kc7に対する変化もC1, C2と並置されていたが、ここでは棋譜再生の都合上、C2のラインをメインラインとして扱っている。

将棋クイズ

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今日は原爆の日。広島にとっては特別な日なので普通なら勤務先もお休みになるところだが、今日は所用があっていつも通り出かけていた。

帰宅すると、「将棋世界」誌の最新号が置いてあった。日中、スーパーに買い物に出た妻が、近くの本屋で買っておいてくれていたのである。夕飯が終わった後、パラパラとページを繰っていると、「将棋クイズ」なる小冊子が挟み込まれたページで手が止まった。「将棋世界」は毎号別冊付録がついてくるが、たいていは「次の一手」の問題集とか詰将棋作品集などであることが多い(詰将棋集の場合には保存することにしている)。しかし今号の付録は、将棋にまつわる歴史・文化・雑学などのクイズを集めたものらしい。問題は全部で123問もあり、すべて三択だ。あまり自信はなかったが、最初のページを見ると、

[Q] 竜王戦の前身棋戦はどれですか。
1. 十段戦
2. 読売選手権戦
3. 日本一決定戦
とある。これなら結構分かるかもしれない。思い立って、そこからクイズを始めてみた。答えを選んで先へ進むうちに、「結構分かるかも」という最初の直観は間違いだったことに気づいたのだが、乗りかかった船だからと最後までやってしまった。

終わって採点してみると、78勝45敗という成績。当てずっぽうでたまたま当たった問題もずいぶんあったから、これでもましな方だろう。将棋の格言や戦法名など内容に関することは簡単なのだが、歴史や雑学となるとほとんどお手上げの問題も多かった。まともな将棋ファンならもっと正解できるのだろうが、まあ私は将棋ファンというよりは詰将棋ファンなのだから、こんなものではないかと思う。

もっとも、いくら将棋ファンでもこんなのは分からないだろうという問題もあった。

[Q] ある会社の入社試験で「腰掛け銀」の意味についての問題が出たときの迷解答はどれですか。
1. 女性が結婚するまで腰掛け的に銀行に勤める
2. 女性が腰掛け的に銀座のバーに勤める
3. 映画館で椅子に腰掛けて銀幕を見る
どう考えても将棋と関係がない。正解は1番らしいのだが、日本のどこかに腰掛け銀の問題を出す会社があって、そこで2番や3番の解答が出ている可能性もゼロではないのではないか。ある意味では、123問中の最難問といえるだろう。

PestoGenovese.jpg帰宅して夕飯をすませた後、土曜日に買っておいた 食材を使ってジェノベーゼソースをつくってみた。バジリコの葉をむしってフードプロセッサーに入れ、これに松の実、クルミ、みじん切りにしたニンニク、パルミジャーノチーズ、オリーブオイル、塩・コショウを投入。満を持してフードプロセッサーをガーッと回せば完成である。初めてやってみたが、意外と簡単にできるものだ。ちょっと指にとってなめてみると、バジルとオリーブオイルのさわやかな香りがさっと口中に広がってなかなかうまい。レシピではミキサーを使うことになっていたが、フードプロセッサーでもそれほど問題はなさそうだ。パスタにもいろいろ使えそうだし、パンにつけて食べるだけでもかなりおいしそうな気がする。今週中に食べそうな分だけ容器に取り置き、残りはフリーザーバッグに入れて冷凍しておいた。これは週末が楽しみだ。

日曜日だが朝早くから出勤。勤務先に着くとすぐオープンキャンパスの準備に取りかかる。といっても会場の設営は金曜日のうちにすませておいたので、はがれていたポスターを修復すること以外は、ほとんど何もすることはなかった。9時半を過ぎると、学生に先導されてお客さんがポツポツ現れるようになる。高校生が中心だが、親御さんの姿もちらほら。どうぞどうぞこちらへとポスター前に誘導し、展示内容について口角泡を飛ばして説明したが、さて面白いと思ってもらえたかどうか。もっとも、研究紹介と関連のあるパズル製品などを並べて自由にさわってもらえるようにしたので、説明がつまらなくてもそちらでは興味を持ってもらえたかもしれない。

昨年もそうだったが、オープンキャンパスは朝が一番忙しい。午前中のうちにどっとお客さんが見物に来て、日が高くなってくるともう来訪者が減ってくる。今日もお昼を過ぎてからはパタッと客足が途絶えてしまい、部屋で他の先生たちとぼんやり待機することになってしまった。展示している部屋が廊下の一番奥で、前を通る人がそもそも少ないということも関係があるかもしれない。そのまま研究室紹介の時間は終了した。部屋を片づけた後、手伝ってくれた学生も入れてお菓子を食べながらの慰労会。夕方には散会した。

少し仕事をしてから6時頃帰宅。

ゆっくり休める週末はいつも待ち遠しいが、今週は明日オープンキャンパスがあるので、一日だけの休日である。8時台には目が覚めたが、ベッドで10時頃までゴロゴロしていた。

Amatriciana.jpg今日はまたパスタをつくってみた。今回トライしたのは、アマトリチャーナである。トマトをベースにしたソースで、これにベーコンとタマネギが加わる。本場のローマではパスタにブカティーニというパスタを使い、ソースに入れるのもベーコンではなくグアンチャーレと呼ばれる豚トロの塩漬け肉を使う。残念ながらグアンチャーレはそう簡単に手に入りそうにないのでベーコンでよしとしたが、パスタはわざわざブカティーニを買ってきて使ってみた。これは直径が3mmくらいあるかなり太いパスタで、そのかわり真ん中に穴が空いた管のような構造をしている。普段はほとんど食べる機会がないが、ローマではアマトリチャーナといえばこのパスタと合わせるのが定番のようである。

手元にあるレシピでやってみたのだが、さてこれでよかったのかどうか。市販のポモドーロソースを使ったのだが、何だか以前つくったナポリタンにずいぶん近くなってしまったような気もする。それにベーコンは、もっとカリッとなるまで火を通すべきだったようだ。いろいろ反省すべき点があったので、次回はもう少し気をつけてみようと思う。

健康診断終了

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朝食をとりたいのを我慢して出勤する。健康診断は9時からだったが、最初の30分は女性教職員のための時間ということだったので、頃合いを見て会場となっている部屋に向かった。ところが、すでに受付は長蛇の列。もっと早く来るべきだった。そういえば、一昨年も全く同じようにして長時間待たされたのだった。次回はもっと早めに来ようとそのとき思ったはずなのに、時間が経つとすぐ前のことを忘れてしまう。

各検査は概ね順調に終わった。変わったことといえば、前夜から水分を断っていたせいで尿検査の検体があまり出なかったこと、採血時に針がうまく刺さらず、血液の採取にやたらと時間がかかったこと、そして胃部X線検診で発泡剤を飲み込む前に気泡が発生してむせそうになってしまったことくらいか。ゲップを我慢しろというのはかなりつらいものがある。人間の自然な生理的反応を押さえつけなくてはいけないというのは、やはり検査としては改善の余地があるだろう。検査後のバリウム排出も負担がかかるし、何かもう少し楽な方法が開発されないものかと思う。

午後は日曜日に行われるオープンキャンパスの準備。明日はゆっくり休めるが、明後日はまた朝から来なくてはいけない。夏は忙しい。

明日は健康診断

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今日から8月。早いものである。期末試験の採点も一通り終わり、先月までの忙しさも少しだけ落ち着いた。もちろん相変わらず仕事は山積しているが、気分として講義や演習から解放されるのはやはり楽である。

今日は早めに作業を切り上げて帰路に就いた。明日は健康診断があり、胃部X線検診というやつを受けることになっている。そのために午後9時以降は何も食べてはいけないというので、夕飯を食べる時間を十分確保したかったのである。明日起きてからは検診が終わるまで水も飲んではいけないというのだから、こう蒸し暑い中ではなかなか厳しい条件だ。

胃部X線検診は人間ドックではすでに何度か経験しているが、勤務先の健康診断でバリウムを飲むのは実は明日が初めてである。というのも、この検診は40歳以上の教職員のみを対象に行われることになっているのだ。こんなところでも、年をとったことを実感してしまうのだった。

起きていて腹が減ってきてもつらくなるだけなので、今夜は早めに寝てしまおう。

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