「風立ちぬ」を見る

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雨音で目が覚めた。朝から本格的な雨が降るのは久しぶり。ときどき雨脚が激しくなる。江津では避難勧告が出たらしいが、何度か訪れている温泉津のあたりは大丈夫だろうか。

夕方から、郊外のショッピングモールに出かけた。買い物ではなく、モール内にある映画館へ「風立ちぬ」を見に行ったのである。ジブリ作品を映画館で見るのは、おそらく2001年の「千と千尋の神隠し」以来だ。話題作だし客足も好調だと聞いていたからさぞかし混雑しているだろうと想像していたが、意外にも客席はガラガラで、全体の3割も入っていなかった。混んでいるのは都市部だけなのかもしれない。

この映画の評価は人によってずいぶん分かれているようで、素晴らしいという人もいればまるでつまらなかったという人もいるらしい。一回見ただけでまだはっきりしないところもあるが、私自身はなかなかよかったと思う。声優としては全くの素人である庵野秀明が主人公の声を演じていることは映画を見る前から知っており、「棒読みでひどい」という評価があるのも聞いていたので、少々不安に思っていた。というのも過去にジブリ作品で素人が起用されたとき(「となりのトトロ」の糸井重里、「耳をすませば」の立花隆)は、どうも私にはなじめなかったからである。今回も確かに棒読み口調で最初は違和感があったが、以前ほどは気にならなかったように思う。これはおそらく、自分が庵野氏の声をあまり知らなかったことが幸いしたのだろう。「耳をすませば」のときのように、声を聞いた瞬間に立花隆の顔が浮かんできてしまうようだったら、あまり画面に集中できなかったに違いない。

映画の内容については詳しくふれることは避けるが、見に行く価値は十分ある作品なのは確かだろう。

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コメント(2)

宮崎監督が求めていた声だったということですね。映画を作るのと同じくらい声優さんを見つけるのは大変なことなのでしょうね。
ジブリ映画は他の映画とは違って不思議なものを感じます。

主人公の人となりや性格を表すには素人の方がいいという判断なのでしょうね。
今回の「風立ちぬ」は大人向けにつくられていて、今までのジブリ作品ともずいぶん違った印象でした。

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このページは、natsuoが2013年8月24日 23:59に書いたブログ記事です。

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