2013年9月アーカイブ

9月も今日で終わり。午後から長い会議があり、くたくたになって帰宅。明日からはいよいよ後期が始まって忙しくなる。

今日の夕飯はまたサンマだった。パリッと焼けた皮がおいしく、自然と箸が進む。半分くらい食べたところで少し慎重になって肉をこそいでいくと、やはり内臓の下から鮮やかな赤い色をした糸切れのようなものが出てきた。ラジノリンクスである。最近はサンマを食べているときにこれを探すのが習慣になっている。あの特徴的な赤が目に入ると、アイスキャンデーを食べていて当たりが出たような気分になれるのだ。しかも当たりが出る確率が比較的高いのだ。

しかも今日はこれで終わりではなかった。当たりの糸切れを脇にのけて食べ続けていたら、また内臓の中に別のラジノリンクスがいたのである。そしてその後、かなり短い3匹目がいるのも発見。皿の脇に並べてみると、まるでラジノリンクスの一家のようだった。宝くじやお年玉年賀ハガキにはまるで当たらないのに、こういうものだけは妙に引きが強いようである。

Puttanesca.jpg昨日に引き続き、また台所に立った。今日はパスタである。何にしようか迷ったが、久しぶりにプッタネスカをやってみることにした。オリーブ、ケイパー、アンチョビなど、うまい具合に必要な食材がすべて冷蔵庫にそろっていたのである。もう何度もつくっているので、そうひどいものになることはないだろうという安心感もあった。

普段つくるときは具材を細かくみじん切りにしてしまうことが多いのだが、今回はニンニクと唐辛子以外はあまり細かく切らずに形が残るようにしてみた。オリーブは半分に切るだけにし、ケイパーは全くそのままで投入。また塩気が強くなりすぎないようにアンチョビの量はいつもより控えめにした。さらに香りづけとして、イタリアンパセリの他にオレガノも少し振ってみた。普段と少しでも違うことをするとまずくなることもあるが、今回はなかなかうまくいったようだ。特にオリーブやケイパーの形をはっきり残すことで彩りがはっきりし、見た目がよくなったような気がする。味が同じでも、見栄えがよいとそれだけでおいしさが増したように思えるから面白い。料理は舌だけでなく、目でも味わうものである。

SpinaciCurry.jpgこのところ、週末になるとパスタかカレーをつくるというのがすっかり習慣化している。今日は先月初めてつくってみたほうれん草のカレーをまたやってみることにした。インドカレーはまともにつくろうとするととにかく時間がかかるという印象が強いが、これは非常にシンプルなので気軽にやってみることができる。材料もまとまった量のほうれん草とトマト、それにインド料理につきもののスパイスをいくつか用意するだけだ。

前回つくったときはナンと一緒にいただいたが、今日はターメリックライスで食べてみた。レッドペッパーやガラムマサラも入れるのでそれなりに辛かったように記憶していたが、口に入れてみるとかすかに舌が熱くなった気がする程度で、インドカレーとしてはかなりマイルドな味になっている。ぶつ切りにしたトマトをたっぷり加えている一方、インドカレーでは定番のショウガやニンニクを全く入れていないことも、味が穏やかな理由だろう。スパイスはもちろん計量して加えているが、ほうれん草やトマトの量に比して前回より若干少なめだったかもしれない。ともあれ、今回も満足することができた。

学会参加、帰宅

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ホテルを出るとE大で行われている学会会場へ。学会は火曜日から行われていて今日が最終日。今回は一日だけの参加である。実は昨日のプログラムに「プロ棋士に勝ったコンピュータ将棋」という講演が組まれており、是非聴いてみたかったのだが、そんな日に限って仕事が集中していてあきらめざるを得なかった。後で聞いたら会場は大入りだったそうで、講演も非常に面白かったらしい。数学者からの注目度も高いようだ。

午前中の一般講演を聴いた後、S大のK先生、W大のK先生、T大のO先生と4人でお昼を食べに出た。E大から道後温泉の方へ少し歩いたところにあるうどん屋に入り、鯛の漬け丼とぶっかけうどんの定食をいただく。これがなかなかおいしかった。一緒に行った先生方はグルメな人ばかりだが、その方々がほめていたから本物である。その後O先生とは別れ、残りの3人で六時屋タルトの店へ。松山銘菓といえば一六タルトがよく知られているが、地元では六時屋タルトも有名らしい。両者とも餡がスポンジ生地に巻かれているが、餡が描く模様の入り方が微妙に違うようだ。これが見分けられる人は相当な松山通だろう。

午後の講演も一通り聴講する。最後の講演が終わると急いで会場を出て伊予鉄道の電停へ。これで松山駅まで移動する予定だったが、調べておいた時刻になっても一向に電車が来る気配がない。これでは駅前から出る港行きのバスに間に合わないとやきもきし始めたところで、ちょうどH大のK先生とその学生のTさんが通りかかった。聞けばK先生も駅に行かれるとのことで、急遽3人でタクシーに乗ることに決まる。うまく流しのタクシーをつかまえることができ、無事予定のバスに乗ることができた。

6時に松山観光港を出る船に乗って広島へ。行きと違い、かなり乗客が多かった。勤務先に立ち寄って簡単な用事をすませた後、8時半頃に帰宅。明日はゆっくり休もう。

松山に移動

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午前中に会議、午後に10月頭から始まる後期授業の学生向けガイダンスと今日は仕事が詰まっていた。他の大学ではもう授業が始まっているところもあるようだ。8月、9月と授業のない時期が続いて頭がそれに慣れてしまっているので、そろそろモードを切り替えないといけない。

夕方、いったん家に帰って着替えた後、宇品港に向かう。7時半の高速船で広島を出港。呉を経由し、9時前に松山の港に着いた。松山で詰四会が行われるときにいつもこの船を使っているが、出張のために乗船したのはこれが初めてだ。仕事で船に乗ることは、今後もそうはないだろう。

9時半過ぎにホテルに入った。明日は朝からE大で行われる学会に出席する予定。

秋の空気

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今日は何だか妙な天気だった。お昼頃までは暑かったが、だんだん空が雲に覆われてくる。やがてポツポツと雨が降り出したが、頬をぬらす程度の小雨が数回降ったりやんだりしただけで、結局また曇り空に戻った。その後はやたらと風が強くなり、帰るころには真っ直ぐ歩くのに少々苦労するほどだった。気温も夜になって下がってきたようだ。いよいよ秋の空気と入れ替わったのかもしれない。

今日は事務方から受け取った成績表をもう一人の先生と仕分けしていた。明日は学生のためのガイダンスが行われるので、その場で夏学期の成績表を一人一人に手渡すのである。その際にあと何の単位がどれだけ足りないかを告知しなければいけないので、各人の状態を細かくチェックしていた。明日はこの仕事を夕方までに終え、その後松山で行われている学会に参加するため宇品港から船に乗る予定。

再び能美に行く

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3連休の最終日。今日はまた能美島まで足を伸ばしてきた。2週間前に訪れたとき、お昼を食べる予定にしていた食堂がことごとく定休日だったり「ご飯が終わった」りしていて海の幸にありつけなかったので、そのリベンジをしようというわけである。今日も天気はよく、日射しが強くて暑いくらいだった。快調に車を飛ばし、1時頃に現地に到着する。早速あのとき「ご飯の終わっていた」食堂に行ってみたが、何とまたここが定休日。休日は観光客目当てに営業しているに決まっていると高をくくっていたが、毎週月曜日は祝日だろうが何だろうがお休みらしいのである。せっかくここまで再び出てきたのに、二度も門前払いを食う羽目になってしまった。やはり事前のリサーチは大切である。気を取り直してもう一つの食堂へ。さすがにこちらは営業していて、やっと刺身の定食をいただくことができた。
NoumiPanorama.jpg腹がくちくなったところで、付近の海岸をゆっくり歩いて散歩する。この一帯は海水浴場になっていて、今日は小学生くらいの子供を連れた親子連れが何組か水遊びをして遊んでいた。ここは深い入り江になっており、海の向こう側も江田島の山々が見えている。波も全くなく、まるで湖だ。瀬戸内の海はどこもこうだが、とにかく静かなのがよい。海岸から入り江の中心方向に延びた遊歩道が整備されており、海上にできた回廊のようになっていた。日射しが厳しくて暑いのは少々応えたが、それでも穏やかな景色を眺めつつ海風に吹かれながらゆっくり歩くのは、何とも気分がよかった。

3時頃に能美の海を後にする。前に訪れたときにお昼を食べた豆腐店にまた立ち寄り、豆乳ソフトクリームで少し身体を冷やしてから帰路に就いた。

GenoveseVongole2.jpgGenoveseVongole1.jpgアサリの旬は一般的には春といわれるが、秋にも産卵をする習性があり、今の時期も身が肥えるらしい。それならということで、今日はアサリのジェノベーゼのパスタをつくってみた。ジェノベーゼのパスタ自体はこの間もつくったばかりだが、アサリ入りというのは初めてだ。ジェノベーゼソースは、昨日フードプロセッサーでいくらかつくっておいたものがある。アサリも、昨夜のうちに塩水につけて一晩砂を吐かせておいた。パスタはリングイネを使用。あとはジャガイモとサヤインゲンで、これはパスタと一緒にゆでればよい。長々と煮込む必要のあるソースに比べればずっと簡単だ。アサリの口がパカッパカッと開く様子は、いつ見ても楽しい。

早速いただいてみた。ジェノベーゼソースがアサリにからまってなかなかおいしい。ただ、全体的に少し塩辛かったようにも思う。パスタのゆで汁、アサリ、ジェノベーゼソースのそれぞれに由来する塩分が合わさって、やや強くなりすぎてしまったのかもしれない。アサリを使うときは、塩辛さは特に注意していた方がよさそうだ。また今回は参考にしたレシピに従って唐辛子を入れたが、その辛みももう少し控えめの方がよかったような気がする。やはり主役はアサリとジェノベーゼであり、他はあくまで脇役であるべきだろう。

一度つくってみてだいぶ勝手が分かったので、今回の反省点をふまえてまたつくってみようと思う。



肩の力の抜けた小品。詰将棋なら手筋ものの短編作というところか。

旧友の来訪

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夕方、勤務先を出ると急いで街中へ向かった。今日は札幌から学会のために来広しているM君がうちに遊びに来てくれることになっていた。彼は大学時代のピアノサークルの同期で、4年前にはこちらが札幌出張のついでにお邪魔させてもらったことがある。今度は立場が変わっておもてなしする番だ。少し回り道をして夕食に使うタリアテッレを輸入食料品店で調達。2号線バイパスが混雑していて少々遅れてしまったが、6時半前には無事M君と落ち合うことができた。彼と会うのは今年5月にあったO君の披露宴以来。そのときにも思ったが、初めて会った20年前から相好も物腰もほとんど変わっていない。彼に限らず、自分が学生時代に会った人たちはいつまでも若さを保っているような気がする。

家で妻がつくったラグーのタリアテッレ、タイのカルパッチョ、ジェノベーゼソースを和えたジャガイモ、トマトのサラダを囲み、3人で楽しく語らう。食後も興が乗って10時半頃まですっかり話し込んでしまった。彼をホテルまで送り届けてお別れする。今年は3月にY君T君、Hさんも遊びに来てくれており、旧友が家を訪ねてきてくれる機会が多い。やはり昔の友人と再会してあれこれ話すのはいいものだ。いずれまた彼の札幌のお宅にお邪魔したいものである。

中秋の名月

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FullMoon.jpg今日の満月は中秋の名月だというので、ベランダから覗き込むような姿勢で高い空に輝く月にカメラを向けてみた。ここ数日好天が続いており、今日も雲一つない夜空が広がっている。モードをマニュアルにし、露出時間を1/200で撮ってみたところ、どうにか月の模様まで分かる写真が撮れた。大した望遠機能のないカメラなので、これくらいが限界である。

天文少年だった30年前も、実家のベランダからこうやって夜空を見上げたものだった。親に買ってもらった口径6cmの屈折望遠鏡で月面や土星を眺めて大喜びしていた。月に関しては、今日のような満月より半分程度欠けた月の方が望遠鏡で見る分には断然面白い。欠け際のクレーターがよく見えるからである。特に上弦を少し過ぎたころ、クラビウスという大きなクレーターがちょうど欠け際に出てくるころの月が、個人的にはお気に入りだったのをよく覚えている。やがてその望遠鏡では飽き足りなくなり、その数年後には赤道儀付きの口径10cmの反射望遠鏡を親にせがんで買ってもらったのだった。

今でこそピアノ、詰将棋、折紙、チェスあたりを趣味として楽しんでいるが、あのころは天体観測が常に興味の中心にあった。近くの公園に重い望遠鏡とカメラを持っていき、白い息を吐きながら組み立て、狙いを定めてシャッターを押し、ペンライトで照らしながら凍える手で撮影時間をノートに付ける。そうやって散々苦労して撮ったフィルムを現像に出し、わくわくしながらできあがりを見てみると、たいていは真っ暗だったり激しくぶれていたりする写真ばかりなのである。そんなことを何度も繰り返していた。我ながらあのころはなかなか忍耐強かったものだ。

今夜の月を見て、ふとそんな昔を思い出したのだった。

王座戦第二局

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Habu-Nakamura.pngつい今しがたまで、羽生善治王座対中村太一六段の将棋王座戦第2局の中継を見ていた。 第1局を中村六段が先勝して迎えた本局、面白くなりそうで注目していたのだが、期待を上回る凄まじい将棋だった。夕方までじりじりと神経戦が続き、なかなか戦いが起こらない。72手目でようやく駒が本格的にぶつかり、以後は羽生王座の猛攻を中村六段がしのぐ展開になる。羽生王座の攻めを受け止めながら中村六段が入玉できるかどうかの勝負になり、延々と優劣不明の激闘が続いていたが、ついに先ほど中村六段が投了し、203手で羽生王座の勝ちとなった。これでともに1勝1敗である。極限的な状況で死力を尽くして二人が戦う様子は、将棋観戦の醍醐味を存分に味わわせてくれるものだった。

終了の数手前、後手の中村六段が3七金と打ったところで、大変珍しい局面が出現した。後手の持ち駒が大駒4枚のみになったのである。この次の後手の手番で角が打たれたので、この状況が続いたのは2手だけだった。これまで指されたプロ棋士の対局の中で、持ち駒が大駒4枚のみという状態が出現したことはどれくらいあるのだろうか。きわめて珍しいことであるのは間違いない。それほど、本局が激闘だったことを物語っているように思う。

第3局も非常に楽しみだ。

広島のあたりは台風の影響もほとんどなく、少し風が強い程度ですんだが、今日は台風一過のような青空が広がった。日が差すとまだまだ日中は暑いが、朝や夕方は少し前と比べるとぐっと涼しくなり、少しずつ秋らしくなってきている。

8時頃帰宅すると、夕食はサンマだった。旬が来てだいぶ安くなってきたようだ。パリッと焼けた皮を口に運びながら舌鼓を打っていたら、身の間から赤い糸きれのようなものが出てきた。忘れもしない、ラジノリンクスである。サンマやカツオなどの体内に住む寄生虫だ。アニサキスなどと違い、食べても特に害はないとされている。去年までは、サンマを食べているときにこれを見かけても、内臓の一部か何かだろうと思い込んでほとんど気にしていなかったように思う。寄生虫だと知ってからはサンマを食べるときにはいつも注意しているのだが、かなり高い確率で潜んでいるようだ。まあ寄生虫がいるということは、それだけおいしいサンマなのだろうと思うことにしている。

PorciniPasta.jpg今日はまたパスタをつくってみた。何かまた新しいのに挑戦してみようかとレシピ本を見て逡巡していたが、結局何度もつくっているポルチーニとベーコンのクリームパスタに落ち着く。 やはりつくる段取りや味がだいたい分かっているというのは安心だ。加えて、生クリームやベーコンなど、ちょうど必要な食材が冷蔵庫に少しずつ残っており、早く使い切ってしまいたいという事情もあった。パスタはタリアテッレを使ってみることにした。

いつもと同じようにつくったつもりだったが、できてみると普段とは少し違うできばえになった。生クリームが普段より少なかったため、ポルチーニ茸の戻し汁の茶色とオリーブオイルの緑色がかなり残り、ソースの色がだいぶ暗い。また、生クリームが少ないのにパスタのゆで汁をいつも通り加えたせいか、ソースがかなりサラサラになってしまい、パスタとあまりからまなくなってしまった。幸い味にはそれほど影響はなかったが、やはりある材料の少し分量が変わると、いろいろなところに影響が出る。次回以降の教訓にしよう。

ヤドカリを折る

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OrigamiHermitCrab2.jpgOrigamiHermitCrab1.jpgこの夏、ずっと折り続けていた作品がようやく完成した。神谷哲史氏の「ヤドカリ」である。紙の大きさは35cm×35cmで、アルミホイルの片面にカラペ、もう片面に雲竜紙を裏打ちしたものを用いている。夏らしいものをと思って海の生物を選んだのだが、工程がきわめて長いうえに一つ一つの折りも難しくて大苦戦。できあがる前にほとんど夏が終わってしまった。作者自身が折った作品の写真と比べるとずいぶん不格好で、神谷氏に見られたら「私の作品はこんなのではない」と言われても仕方がないできばえだが、自分の技術力ではこれくらいが精一杯。実のところ、一時は最後までたどり着けるかどうかも怪しい状態だったので、曲がりなりにも完成してホッとしている。

OrigamiHermitCrab3.jpg本作は見ての通り、紙の表と裏でヤドカリの本体と貝殻をそれぞれ表現するというアクロバティックな設計がなされている。1枚の紙の表裏の色の違いをうまく利用する「イン・サイド・アウト」の作品自体は珍しくないが、本作のように生き物と貝殻というまるで異質なものを同時に表現するのはかなり難度が高い。作者によれば、折紙作家たちが同じテーマで作品を発表する「デザイン・チャレンジ」という催しがあり、本作はその催しでヤドカリがテーマになった年に創作したものだという。表現が難しいものであればあるほど、折紙作家の創作意欲は刺激されるのだろう。

手持ちの折紙作品集を見るとRobert J. Langもヤドカリの作品を発表しており、これもやはりデザイン・チャレンジのために創作したものらしい。Lang氏のヤドカリもいずれ折ってみたいとは思うが、できれば今回折った作品よりは簡単であってほしいものである。

(折紙モデル:「ヤドカリ」、神谷哲史「神谷哲史作品集2」(おりがみはうす)所収)



底本では1...Rc8と1...Kc8の変化が並置される形で書かれていたが、ここでは棋譜再生の都合上、前者をメインラインとして扱っている。本作は改良図であり、オリジナルの図では配置が左右反対になっていた。Kubbelが後になって左右を入れ替えたのは、1...0-0の可能性を排除するためである(Pが戻せる状態にあるので、黒のKかRが動いたことがあるとは証明できない)。彼は本作がHorwitzの作品に触発されて創ったものだと認めている。参考までに、Horwitzの作品も掲げておく。





朝方、出勤前に近くの医院に立ち寄る。先日の健康診断で胃を再検査するように言われたため、内視鏡で胃の中を診てもらった。胃カメラを飲むのは5年ぶりだ。念のため採取した細胞を検査に回すが、大きな問題はないだろうとのことだった。

お昼を食べた後、午後から会議。いろいろな議題がたまっていたから簡単には終わらないだろうとは思っていたが、実際予想以上に長引く。結局終わったのは窓の外が暗くなったころで、延々6時間もかかってしまった。もうくたくたである。やっておきたい書類作成の仕事があったが、疲れて何もできず帰路に就いた。今日はとにかくゆっくり寝よう。

GenovesePasta.jpg今日は出勤を午後からにし、午前中は家で過ごした。やはり昨日遠出をして少し疲れていたらしい。9時過ぎまでベッドにいたので、十分休息することができた。

お昼にまたジェノベーゼソースのパスタをつくってみた。といっても一からソースをこしらえたわけではなく、以前まとめてつくった分の残りを冷凍しておいたのである。前回やってみたときの反省を踏まえ、今回はパスタにリングイネを使ってみたほか、仕上げに松の実を散らしてみた。食べてみると、確かにこの方がよいようだ。リングイネは食感がもちもちとしていて、それがまたこのソースに合っているような気がする。また松の実もいいアクセントになっているように感じられた。ただ、若干ソースの汁気が足りなかったかもしれない。少しパスタのゆで汁は加えたのだが、もうちょっと足してもよかったようだ。やはり何度かやってみて初めて分かることがある。また機会を見つけてつくってみよう。

今日は仕事はお休みをとっていたので、午前中は家でゆっくり過ごしていた。お昼頃、妻と両親とともに家を出る。瀬戸内海の穏やかな景色が楽しめる場所に案内しようと思い、能美島の海上ロッジまで足を伸ばすことにした。家からは呉を経由して1時間半くらいの道のりだ。特に渋滞に巻き込まれることもなく、1時半頃に到着する。まず併設されたシーサイド温泉のうみなるところで少し遅い昼食をいただく予定だったのだが、行ってみると何と今日は休館日とのこと。また海上ロッジでも1時半でランチはオーダーストップとのことで、当初の予定は脆くも崩れてしまった。おまけに、海上ロッジで場所を聞いた別の食堂も「ご飯が終わってしまった」という理由で断られてしまう。昨日の駐車場といい、どうもツイていない。結局、たまたま見つけた豆腐店でうどんを食べて腹を満たした。

Kurahashi2.jpgKurahashi1.jpgその後、早瀬大橋を渡ってから南下して倉橋へ向かう。ここへ来るのは4年前1年半前に続いて3度目になる。瀬戸内海はどこへ行っても本当に穏やかだ。波がザブンと砂浜にぶつかる音も、サーッと砂の上を引き揚げる音もなく、ただ静かに佇んでいる。桂浜(かつらがはま)神社という神社の鳥居と常夜灯が海に向けて建てられており、一帯の松林にうまく溶け込んでいた。日が照っていて少々暑かったが、静かな波打ち際をぶらぶらと歩くのはなかなか気持ちがよかった。

夕方に倉橋を後にして広島に戻る。6時頃に街中に到着。少し原爆ドーム周辺を見て回った後、本通の外れにあるスペイン料理の店で夕食。8時頃、両親を広島駅で見送ってから帰路に就いた。

お昼を食べた後、1時から4年生のセミナー。1時間半ほどで終わらせると勤務先を辞して家へ向かい、妻を乗せて広島駅へ向かった。今日は両親が関東から泊まりに来るので、駅まで迎えに行くのである。

ずいぶん余裕を持って駅に近づき、これなら新幹線が着く前に買い物ができるかもしれないと思い始めた矢先、いつも車を止めている駐車場にシャッターが降りているのに気づく。あわてて他の駐車場を探すが、駅前の混雑した通りではなかなか自由に動けずもたついてしまい、結局ロータリー内の駐車場に止めるまでにずいぶん離れたところまで行ってUターンしてくることになってしまった。後で分かったが、当初止めるつもりだった駐車場は、設備点検のために今日だけ臨時閉鎖されていたらしい。久しぶりに利用しようと思った日に限って定休日でもないのに閉まっているのだから、世の中先のことは分からないものだ。

両親とは無事駅で落ち合う。家の近くのスーパーで買い物をしてから帰宅した。



Brnoにあるチェスクラブの一つ、Spolek českých šachistů v Brneにおいて企画された国際競作展で、5等に入賞した作品。離れた場所で白のRと黒のPが一歩ずつ動く様子は、詰将棋の趣向詰を思わせる。

研究集会も今日が最終日。午前中に2つの講演があって、無事すべての日程が終わった。今回の研究集会は自らも講演の機会をいただくことができたし、他の方の講演を聴くことでも勉強になった。また他の参加者と話すことで有益な示唆も得られ、なかなか有意義だったと思う。

聴講に来ていたFさん、Aさんと3人で駅の地下にある食堂街に入ってお昼をすませる。お二人と別れて新大阪から帰路に就いた。4時半過ぎに帰宅。

研究集会三日目。 昨日と同じく、ホテルでゆっくり朝を過ごしてから出発する。参加している人の顔ぶれは一日ごとにかなり変化しており、初日だけ聴講して帰られた方や昨日だけ来ていた方もいれば、今日になって初めて顔を見せた方もいらした。自分のように通して出席している参加者は少数派のようだ。

今日も講演は5つ。お昼はW大のK先生と2人でラーメンを食べる。今日は5つの講演すべてが板書による発表だった。頑張って全部ノートをとったので、すっかり手が痛くなってしまった。

6時過ぎから居酒屋に場所を移して懇親会。参加者は15名ほどだった。近くに座ったMi先生やMa先生、K先生と主にお話しする。9時頃ホテルに戻った。

研究集会二日目

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研究集会二日目。昨日と違い、今朝はずいぶんゆったりした気持ちでホテルを出る。昨日はちょっと寒い気がして長袖にしたが、今日は半袖にした。結局、今はどちらでもよいくらいの気温のようだ。

今日も講演は5つ。午前中の2つ目を除いては全員板書による発表だった。そういえば、昨日もプロジェクタを使ったのは5人のうち1人だけ。学会のような発表時間の短いものは別として、今回のように1時間の講演時間が与えられているときは、やはり手書きが今も数学の講演スタイルの本流である。今日の午後の3つの講演はどれも板書量が多く、必死で写していたらそれだけでぐったりしてしまった。

I先生と夕飯をすませ、9時過ぎにホテルに戻った。

研究集会一日目

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今日から4日間は、KG大の研究集会。会場は梅田のど真ん中で、ホテルから歩いてすぐのところにある。講演原稿の見直しをしてから出かけたが、それでも出るのが早すぎたようで、会場の部屋はまだ鍵がかかっていた。いったん外に出てベンチで原稿を見返しつつ、部屋が開くのを待つ。開始10分前にもう一度行ってみると部屋は開いており、すでに出席者が集まってきていた。

今日の講演は午前が2つ、午後が3つである。午前中の2つを聴いた後、KG大の大御所であるM先生からお昼に誘っていただき、何人かで一緒に近くの店で昼食。午後のトップバッターが自分の講演だった。お世辞にもいい講演だったとはいえないし、質問にもあまりうまく答えられなかったが、まあともあれやることはやった。ここしばらくはやはりこの講演のことが一番気がかりだったので、何とか終わってまずはホッと一息。これでこのあとの日程は、だいぶゆったりとした気持ちで他の方の講演を聴くことができる。やはりこういうのは、先に終えて楽になってしまう方がよい。

今日は他の方の講演も面白いものが多く、大変勉強になった。終了後、他の先生方と7人ほどで夕食。散会した後、さらにI先生、H先生と3人で喫茶店に入り、11時近くまであれこれ話す。11時半近くにホテルに戻った。

大阪に移動

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夕方まで明日の講演の準備をする。不安なところがいろいろ残っていて心配し始めるときりがないが、後はピアノと同じで、ミスをしつつも無難にまとめることを目指すしかない。

このところ一雨降るごとに気温が下がっていって、昨日などは肌寒く感じるほどだったが、今日はお昼頃に雨があがった後はからっと晴れて少し暑さが戻った。もちろん、それでもお盆のころに比べればずっとましだ。昨日の肌寒さを考えて出張に持っていく着替えとして長袖を何着か用意していたのだが、今日のような気温では暑すぎるかもしれないと思い直し、出発する前に半袖と入れ替える。季節の変わり目は一日ごとに気温が大きく変わるので、持って行くものが難しい。

夕飯をすませてから家を出発。10時過ぎには大阪のホテルに入る予定だったが、名古屋周辺の大雨のせいで新幹線のダイヤが大幅に乱れており、線路上に長時間立ち往生することになる。結局、到着予定時刻から40分以上遅れて新大阪駅に着いた。ホテルに入ったのは11時近く。さて、寝る前にもう一度講演原稿を見直そう。

肌寒い一日

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今日も朝からぐずついた天気。ここ数日はずっとこんな空模様だ。何より驚いたのが、玄関を出たときの肌に当たる空気の冷たさである。10日ほど前までは、確かに寝苦しくて悩まされるほど暑かったはずだ。明日から出張で大阪に移動する予定だが、これは長袖を持って行った方がいいかもしれない。昨日まではそんなことは考えもしなかった。

日中は主に講演の準備をして過ごした。内容がまとめきれておらず、あまりうまく行きそうな気はしない。もう少し時間があればとも思うが、結局時間があっても別のところで時間切れになるだけのことだろう。まあ今さらどうこう言っても始まらないし、残りの時間を費やして準備するしかない。

お昼頃に激しくなった雨はその後弱くなっていたが、帰宅するころにもまだ降り続いていた。

詰まった耳垢

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朝、起きてみると左耳の聞こえが悪い。全く聞こえないわけではないが、かなり聴力が落ちている。どうも耳垢が詰まってしまったようだ。昔から粘着質の耳垢には悩まされてきた。いわゆる「アメミミ」の体質で、耳掃除をしているつもりでも少しずつ耳奥にたまってきてしまうのである。ひどくなると穴を塞いでしまい、はっきり聞こえが悪くなる。さすがにこれでは生活に支障を来すので、出勤前に耳鼻科へ立ち寄った。ここに来るのは、4年前に全く同じ状態になったときに訪れて以来だ。

まず、正常な方の右耳から。こちらも少し詰まっていたらしい。耳垢だけでなく、2cmくらいの髪の毛まで入っていた。次いで問題の左側だが、やはりこちらは難敵だったようだ。耳鼻科の先生はしばらくゴソゴソとやっていたが、突然ガサッという音とともに、聞こえが回復。暗闇に一条の光が差しこんできたような感じだった。さらに掃除機のような吸引器具で塊をまとめて取ってもらう。これで聴力はすっかり元通りになった。耳鼻科を出て車に乗り込んでも、扉を閉める音やエンジン音が不思議なほどにクリアに聞こえる。単に大きく聞こえるというのではなく、ピントが合ったかのように音がシャープなのである。よほどこれまで鈍い音を聞いてきていたのだろう。

PorciniSauce.jpg先日、倉庫型量販店でまとめ買いしたものの一つにポルチーニ茸があった。250g入りの瓶があったのである。普段利用している食料品店では20g単位で売っているから、10倍以上の量だ。それで値段は4倍を切るくらいだったから、だいぶお得には違いない。

今日はそのポルチーニを贅沢に使ってパスタソースをつくることを試みた。まずニンニクを軽くオリーブオイルで炒めた後、タマネギを飴色になるまでじっくり炒める。これにお湯で戻したポルチーニを投入し、赤ワインを少し加えて風味を出す。さらにポルチーニの戻し汁にホールトマト、各種調味料を加え、ひたすら煮込む。やってみた手順をまとめるとおおよそこんなことになる。1時間近くかけてタマネギを炒めるところから始まり、水分が少なくなるまでグツグツ煮込み続けて完成するという流れは、インドカレーの手順とかなり近いと感じた。

フェデリーニのパスタをゆで、完成したソースと合わせて食べてみた。ポルチーニの風味が口に広がってなかなかおいしい。ただ、実は今回は一つ失敗をしてしまった。ホールトマトの量を勘違いしてしまい、缶詰の半分でいいところを全量投入してしまうという初歩的なミスをしてしまったのである。もし用意したレシピ通りにつくっていたら、トマトに邪魔されずにもっとポルチーニを味わうことができたかもしれない。まだポルチーニはだいぶ余っているので、次回は気をつけることにしよう。

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