2014年7月アーカイブ

採点の日々

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ここ3日間はひたすら採点の日々。月曜日に行った解析学の期末試験の採点は今日までにどうにか終わらせた。あとは先週行った線形代数学の期末試験が残っている。採点を担当する2問のうち1問はすでにチェックを終えており、今日の午後はもう1問に取り組んでいた。もう少しで終わりそうというところまでいったのだが、残り1束というところで時間切れ。この分なら、明日までには終わるだろう。

それにしても、証明問題のできがあまりよくない。理解していれば二言三言で終わるような簡単な証明を書くだけなのに、言語として全く内容をくみ取ることができないような、意味不明の文章を書く人が存外多い。論理が入っていない文章を読むというのは、かなり疲れる行為である。最初から意味がない文章だと分かって読むならまだいいのだが、答案にはもちろんまともなものもたくさんある。だから、論理という背骨が入った文章なのか、それとも何の脈絡もない文章なのか、それが分からない状況で読んで判断していかなければいけない。これを延々と続けていると、ひどく消耗するのである。まあ、もう少しの辛抱だ。

明日は健康診断があるため、今夜から明日の朝にかけては何も食べてはいけないことになっている。早めに寝ることにしよう。



逆算で創ったことがよく分かる作品。白の手はほとんど必然手であり、むしろ何とか難を逃れようとする黒の手に主眼があると思われるが、全体としてはやや底が浅いように思う。

折り返し地点

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昨日、力を入れて生地をこねたりしていたせいで結構疲れていたらしく、今朝は少し寝坊してしまった。

今日も試験と採点の日々。まずお昼過ぎ、先週の火曜日に行った演習の試験の担当者が集まり、それぞれが採点してきた答案用紙の受け渡しをする。後は点数を集計して成績を出すだけだ。その後は金曜日に行った線形代数学の期末試験の採点。そして夕方からは、解析学の期末試験を行う。これで試験の類は全部終わった。再び担当者間で採点を分担する答案の受け渡しをした後、部屋に戻ってまた採点の続き。今日までに、先週金曜の分をちょうど半分終わらせた。これで、3つの試験の採点のちょうど折り返し地点まで来たことになる。もう一踏ん張り、何とか早めにやっつけてしまおう。

これまでいろいろなパスタをつくってきてみた。トマトソースやジェノベーゼソースをつくりおきしたりもしたし、パスタづくりに役立てようとバジルやイタリアンパセリをベランダで栽培したりもしてきた。それでも、さすがにパスタ自体を小麦粉からつくるというところには、これまで足を踏み入れたことはなかった。下手の横好きでパスタソースをやっているうちはまだいいが、生地をこね出したりしたら、何だかもう「病膏肓に入る」という感じで、料理の真似事としては行き過ぎなのではないかという気がしていたのである。しかし先日、パスタマシンなるものをうちで買ってしまったので、今日はその禁断の領域にも手を出してしまった。あまりうまくいくとは思えなかったが、まあ何事も経験である。

PastaMachine2.jpgPastaMachine1.jpg本場のパスタはデュラムセモリナという小麦粉でつくられるが、初心者がやるならまず強力粉である。ボウルに強力粉を入れて卵を2個落とし、よく混ぜ合わせていく。固まってきたら手でぐいぐいとこねる。こういう作業をまともにやったのはおそらく初めてだったが、想像以上に体力を使うものだ。時間にしては10分程度だったのに、すっかり消耗してしまった。

できた生地はいったん冷蔵庫で寝かせておく。ここでいよいよパスタマシンの出番である。生地を麺棒である程度まで薄く延ばしておいてから、マシンに何度もくぐらせてさらに薄くしていく。そしてこれを麺状にカットするのだが、なかなか思った通りにできてくれなくて大変だった。一番困ったのは、生地同士がすぐくっついてしまうことである。一度ひっつくと、容易なことでは剥がれてくれない。こうならないよう、作業中は始終打ち粉をする必要があるのだということを実感した。他にもいろいろトラブルがあったが、悪戦苦闘した結果、どうにか手打ちパスタらしきものができあがった。

PastaMachine3.jpgパスタづくりだけで疲れてしまったので、ソースの方はつくりおきしたトマトソースをただ和えるだけにした。ベランダのイタリアンパセリを散らし、パルミジャーノチーズをかけただけの手抜きソースである。味は、まあまあというところか。普通のパスタでは味わえないもちもちとした食感はいいが、生地同士がくっついて小麦粉の塊になってしまっている部分もあり、まだまだ改善の余地がある。まあ今回は、食べられる状態までたどり着けたというだけでもよしとすべきだろう。

打ち粉を常によくすること、作業スペースを十分確保すること、そして全体の作業を手早く行うこと。このあたりに留意して、また気が向けば挑戦してみようと思う。

大葉を摘芯する

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OobaCropped0726.jpgOoba0726.jpg一昨日、プランターで育てている大葉の余計な葉を少し摘み取ったばかりだが、今日あらためて夏の日射しを浴びている様子を見てみると、やはり葉の色がどうも薄い。色素が抜けたかのようで、今ひとつ元気が感じられないのだ。養分不足であってはいけないので、液肥を溶かした水をたっぷりと与える。そういえば、先週末は関東に出かけていたせいで液肥をやりそびれてしまったのだった。

大葉は6株植えているが、そのうちの1株だけは先週摘芯を行っている。水をやってから気づいたが、その摘芯した部分から生えている脇芽は、大葉らしい深い緑色をしていた。これなら、残りの5株も今生えている色の薄い部分をさっさと摘芯して摘み取ってしまい、残された脇芽に期待した方がいいのではないか。そう考えて、小さな脇芽のすぐ上の部分をパチンパチンと切ってしまった。これでだいぶ葉が少なくなったので、しばらくは育成期間としよう。

収穫した大葉は以前のようにフードプロセッサーにかけて「シソベーゼ」にし、パスタと和えておいしくいただいた。

期末試験

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今日は朝早くに会議、夕方に線形代数学の期末試験、それ以外の時間は採点という流れだった。今期は採点をしなければいけない試験が3つあり、今日の試験はその二つ目になる。残る一つは来週月曜日の解析学の試験。どれも数日のうちに採点しなければならず、気合いを入れてやらなければいけない。今日は火曜日に実施した演習の試験の採点を何とか終わらせることができた。これでこの週末は、今日行った試験の採点に集中すればよい。とにかく、なるべく早く終わらせて楽になろう。

今日も試験中に学生が筆記用具として何を使っているか観察してみたが、やはり全員シャープペンシルだった。

Planters0724.jpgプランターで育てているバジルは、先週末にまとまった量を収穫してしまったので、今はかなりさっぱりした状態になっている。脇芽から育ってきた葉もまだ親指程度の大きさにしかなっておらず、次の収穫はしばらく先のことになりそうだ。

大葉とイタリアンパセリは、今も日常的にときどき摘んで使っている。イタリアンパセリは特に問題はないのだが、大葉はこのところ生えてくる葉の色がやや薄くなってきているような気がする。以前は肥料が足りないのが原因と考えて液肥の濃度を少し高めにしたこともあったが、どうもそういうことでもないようだ。葉が生い茂って見えにくくなっているが、実は地面近くの陰になっているあたりから出た脇芽がいつの間にかかなり生長しており、あまり食用には向かない堅めの葉がかなり生えてきていた。これらの葉はいずれも色が濃い。ということは、ここに養分を吸い取られてしまって、上の方にある葉の色が薄くなっているのではないか。いろいろ調べるうちにこれが正しいような気がしてきた。

そこで今日は出勤前に、根元近くに生えていた葉を一通り摘み取ってみた。こうしたメンテナンスは、もっと早く行うべきだったかもしれない。ともあれ、これでまた葉の様子を観察していこう。



初期の作品。盤面右下の黒の凝り形がいかにも創り物らしいが、変化の底が浅く、まだ初々しさが目立つ。Kubbelは後年、これをベースにより深みのある作品に仕上げた。それが153番である。

試験の季節が始まった。期末試験の期間として定められているのは厳密には明日からで、今日は通常授業の最終日なのだが、今日の解析学演習の時間はこれまでの総復習テストを実施したのである。回収した答案をこれから大急ぎで採点しなければならない。今週金曜日と来週月曜日は次の試験が待っている。7月いっぱいはただひたすら採点の日々である。

試験監督中、部屋をぐるぐると巡回しながら、答案に向かう学生の様子を見て回った。試験前に「机の上に置いていいのは、鉛筆またはシャープペンシル......」などとアナウンスしているのだが、実際に鉛筆を使っている人はどれくらいいるのだろう、とふと思う。学生の手元を注意して見てみると、70人以上が受験していて、鉛筆を使っている人は一人もいなかった。予備らしき鉛筆を2本ほど置いている人は一人だけいたが、使用しているのは全員シャープペンシルである。確かに今はそんなものなのかもしれない。

そういう自分も、鉛筆を使う機会はずいぶん少なくなってしまった。何しろ、ゴム先のペンでタブレットにノートをとるような時代である。小学生のころは鉛筆削りのハンドルをゴロゴロ回す感触が心地よくて、少し先が丸くなるとすぐ削っていたように思う。あれからいつの間にかずいぶん時間が経ってしまった。

広島に帰る

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昨日は起きるのが早くて睡眠不足気味だったので、今日はその分を取り戻すべく、日が高くなるまでゴロゴロしていた。お昼を食べてから実家を出て広島への帰路に就く。連休最終日ということで、東京駅は家族連れなどでごった返していた。しかし車内の混雑は幸いそれほどでもなく、広島までの行程のほとんどは、隣の座席が空いた状態だったので、比較的ゆったりと過ごすことができた。

さて、明日からはいよいよ試験の採点の日々が始まる。梅雨も明けて暑くなるが、何とか頑張って乗り切ろう。

詰将棋全国大会

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今日は詰将棋全国大会の日。今年は川崎で行われる。朝7時のバスに乗って家を出発し、7時50分の新幹線で東京へ。品川で乗り換え、正午頃に川崎に到着した。受付をすませ、書籍売場で本を買っていると早速声をかけられる。振り返ると何と学生時代、同じ院生室にいた2年後輩のS君だった。すぐ近くに住んでいるので、ちょっと顔を出してみたとのこと。思えば自分の詰将棋創作も、彼に試作品を見せてコメントをもらうところから始まったのだった。ずいぶん久しぶりだったが、見た目はあのころと何も変わっていない。ちょうど同じタイミングでTさんという方からも挨拶され、3人でしばらく話した。

1時から諸々の催しが始まった。後ろの方の座席にS君と座り、看寿賞の授賞式の様子などを眺める。毎年のように長編賞を受賞されているSさんの姿を、初めて実際に見ることができた。これまでは欠席されていることが多かったのだ。その後は例年通り、10回参加者表彰など。自分が表彰されたのは一昨年で、今回で12回目の参加になった。いつの間にかずいぶん回を重ねたものだ。

休憩中にS君は帰り、その後は主にKさんと話していた。前の座席に座っていたYさんがチェスプロブレムの新作問題を見せてくれたので、二人であれこれ言い合いながら解き合う。大会後半のアトラクションではパネルクイズで盛り上がっていたが、少しプロジェクタ画面が遠かったこともあり、部屋の後ろの方でプロブレムばかり考えて過ごしてしまった。

17時に大会は終了し、同じ場所で懇親会。いろいろな方とお話しすることができ、大変楽しいひとときを過ごすことができた。宴もたけなわとなったころ、ざわざわと歓談する声に混じって、ゴロゴロという音が聞こえてくる。窓の外を見るとひどい雷雨になっていた。8時ごろに懇親会は終了。2次会は失礼することにし、雨の中を実家へ向かった。

全国大会に参加するたびに刺激をもらい、もっと創作活動をしないといけないなという気になる。今は時間を捻出するのが非常に難しいが、少しずつでも空いた時間に考えてみようと思う。

PestoGenovese.jpgPlanters0719.jpgプランターのハーブの生育は相変わらず順調だ。大葉とイタリアンパセリは必要なときに摘んでいるが、まだまだ余裕がある。特に大葉はいつの間にかまたかなり生い茂ってきてしまったので、適当なタイミングでまたまとまった数を収穫した方がよいかもしれない。また摘芯してもよいだろう。

バジルの方は2週間前に摘芯してからしばらく育成期間にしていたが、だいぶまた葉が増えてきたので今日またまとめて収穫することにした。8株の生長スピードにはかなりばらつきがあり、いつもトップを走っている1株がまた花芽をつけ始めていたので、取ってしまった方がよいと判断したのだ。ただし他のものはまだ葉が小さめのものもあり、このタイミングで収穫するのがよかったかどうかは微妙なところ。それでも、前回の摘芯で枝分かれが増えていたこともあって、最終的な収穫量は前回と同じくらいになった。

取ったバジルはフードプロセッサーに入れ、松の実、くるみ、ニンニク、パルミジャーノチーズ、オリーブオイル、塩、コショウを加える。これをガーッとやればペスト・ジェノベーゼのできあがり。簡単にできるが、パスタはもちろん、いろいろなときに使えて重宝するソースだ。

明日は早朝に出発し、川崎で行われる詰将棋全国大会に参加する予定。夜は実家に泊まるつもりなので、ジェノベーゼソースは手土産ということにしようと思う。



底本では初手に対する黒の応手で2つの変化が並置されていたが、ここでは棋譜再生の都合上、片方をメインラインとして扱っている。本作が発表された競作展のテーマは、マイナーピースへのアンダープロモーションだった。3手指したときの白のBの位置(Bd1かBg4)だけで、Bに成るかNに成るかが決まってしまう。簡潔な配置でテーマを美しく表現した作品で、白だけでなく黒にも見せ場があるのもよいところ。1等賞をとったのも納得の好作である。

関西出身の妻と話していると、思わぬ言葉の言い回しが関東と関西で違っていることに気づかされる。もちろんいろいろな言葉についてそれぞれの地域特有の言い方があることは当然なのだが、ときどき「こんな言葉も違うのか」と感心してしまうことがあるのだ。

他の人とタイミングを合わせて何かをしようとするときのかけ声で、「いっせーの」と言うことがある。私はこれに続く最後の音は「せ」だと信じて疑わなかった。「いっせーの、せっ!」という以外の言い方があるとは思ってもみなかったのである。しかし、そういうかけ声を妻と同時に発するということを何度か経験するうち、実は妻はちょっと違う言葉を口にしていると気づいた。「いっせーの、でっ!」なのである。どうやら、関西ではこう言うものらしい。もしかしたら、日本全体では「で」の方が多数派なのだろうか。「せ」と「で」の境界線はどのあたりにあるのか、またそのどちらでもない地域もあるのか。いろいろと興味のあるところである。

オリーブの実

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プランターのハーブは今も順調に育っている。大葉やイタリアンパセリは、ときどき摘み取って使っているのだが、見たところあまり目減りしているようには見えない。ほしいときに使えるというのはやはり便利だ。バジルは先々週に摘芯してだいぶ葉が減ったので、現在はひたすら育成中。

Olive.jpgところで、ベランダには今育てているハーブの他にもいくつか植物が置かれている。そのうちの一つがオリーブだ。元々は、3年くらい前に市内の植物公園に行ったとき、ちょっと珍しいものをと買ってきてみたもの。トルコ原産のレクーレという品種である。そのときはオリーブのことなど何も知らず、実でもつけてくれないかななどと漠然と考えていたのだが、帰宅してから調べてみて、そんな簡単なものではないと分かった。オリーブは自分の花粉では受精が困難であり、実をつけさせるためには違う品種を2本以上植えることが必要だというのである。そこまでする元気もなかったので、それからしばらくは観葉植物のようにベランダに置かれているだけになっていた。

ところが、今月になってふと見てみると、オリーブが実をつけているのである。単独ではできないと思い込んでいたので、これにはちょっと驚いた。今年は偶然どこかから花粉が飛んできたのだろうか。ちょっと不思議だが、枯れずに頑張っていてくれたのはうれしい。もっとも、オリーブは実ができてもそれを食べられる状態にするまでが大変なようなので、このまま実をつけた様子を楽しむだけということになりそうである。

前期講義終了

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週明けなのに、いきなりちょっと寝坊してしまった。目覚まし時計はかけていたはずなのだが、寝ぼけたまま止めてまた寝てしまったらしい。スヌーズ機能があっても、結局再びアラーム音が出ないような止め方を指が覚えてしまうのである。習慣は恐ろしい。

月曜日は解析学の講義。今日が最終回で、後は2週間後の期末試験を残すのみとなった。線形代数学の講義と演習はすでに先週終了しており、残っているのは解析学の演習のみ。ただし、火曜日は大型連休のときに2週間続けて祝日になったので、明日はまだ最終回ではない。とはいえ、そろそろ終わりが見えてきた。後は月末の試験週間を何とか乗り切ればよい。毎年この時期は大変だが、何とか頑張ろう。

Farfalle.jpgうちにはだいぶ前から、もらいものの3色ファルファッレがあった。ファルファッレは蝶ネクタイ型のショートパスタ。これにトマトやほうれん草を練り込んで色をつけてあるものである。前々から、これは暑くなったころに夏野菜と和えて食べてみようと思っていたので、今日その計画を実行に移すことにした。

ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒め、香りが出たら1センチ角に切ったタマネギ、ナス、赤ピーマン、黄ピーマンを入れて炒める。火が通ったら白ワインで風味を出し、先日つくったトマトソースを加えてしばらく煮込む。これとは別に、輪切りにしたナスを素揚げしておく。ゆでたファルファッレをソースと和えた後、素揚げしたナスを乗せる。プランターで栽培しているイタリアンパセリを散らし、パルミジャーノチーズを振りかける。これで完成だ。思いの外時間がかかって食べるのが遅くなってしまったが、手間をかけただけあって味は申し分なし。ときどき口に入る素揚げしたナスがいいアクセントになってなかなかうまい。たっぷりつくったが、たちまち食べきってしまった。

ファルファッレを買う機会はそれほど多くはないだろうが、いずれまたつくってみてもいいかもしれない。ただそのときは、早い時間から準備を始めることにしよう。

夕方に買い物から戻ってきて、ぐずる子供の機嫌を何とか直そうとあやしているとき、そばにいた妻が「出た!」と叫んだ。何が出たのか。壁を大きな蜘蛛が這っていたのである。アシダカグモというやつだ。2年前の6月、やはりこの蜘蛛が家の中の壁を這っているのを見つけ、大騒ぎになったのだった。そのときの記憶がまだ鮮明で、いつかまた遭遇するかもしれないと思っていたから、「出た」という台詞になるのである。2年前は自分で外に出て行ってくれたのだが、今回は見つけたのが寝室で、自分で出て行くように仕向けるのは難しそうだった。仕方なく捕獲しようということになったが、やはりこれが一筋縄ではいかない。とにかく動きがあまりに速く、触れることすらできない。クローゼットの中に入り込んでしまったときは途方に暮れたが、最後はガムテープを利用して捕らえ、玄関から外に出した。

やれやれ、大変だったと一息ついたが、10分後くらいに再び妻が息をのむ声が聞こえた。居間のテレビの後ろに、もう1匹這っている!大捕物がやっと終わったと思った直後だっただけに、これはちょっとショッキングだった。2年前にも思ったが、あんな大きな蜘蛛がいったいどこから入ってくるのだろうか。しかも今回は2匹である。もう一度意を決して捕獲を試みるが、今度は棚の後ろに入り込み、懐中電灯で照らしてみてもどこに行ったか分からなくなってしまった。しばらく捜索していたが、どうにも見つからないのであきらめる。またどこかでばったり出くわさないか心配だが、できれば気がつかないうちにどこかから出て行ってほしい。

今日は子供のぐずりが普段よりひどく、さらにこの蜘蛛との遭遇事件が起きたため、何だかすっかり疲れてしまった。



メインラインの白の手がすべてチェックという珍しい作品。こうなるともうほとんど詰将棋に見える。実際、Bでチェックし、Pを捨ててRのラインに入れてから開き王手するという流れは、詰将棋でも同じものがあったように思う。

Kubbelは本作を生前には発表しなかった。おそらく、手順の中で黒のRがこの形になるように逆算したかったのだろうと思われる。後にKorolkovとMitrofanovによって、そうした作品が発表されている。参考までに、彼らの作品も手順を掲げておく。




京都より帰宅

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S研究所で行われている研究集会に朝から出席。河原町三条のホテルを出たときは、小雨が降っている程度だった。台風の影響は心配していたほどでもなさそうだ。講演は午前が2つ、午後が3つ。プロジェクタを使った講演は一つだけで、後はみんな板書による発表だった。最初の講演者がちょっと悪筆で判読が難しかったが、他はそれほど読みにくいということはなかった。

夕方、最後の講演者の講演が終わるとすぐS研究所を後にする。研究集会の日程は明日までだが、残念ながら今日のうちに帰らなくてはならない。さぞかし風雨が激しくなっているのではないかと思っていたら、何と雨がやんでいた。風も、吹いていないことはない、という程度。真っ直ぐ帰るつもりだったが、予定を変更して今出川の和菓子の店まで歩いて行き、お土産の豆餅を買う。そこから京都駅までのバスも、新幹線も、広島駅からの在来線も、最後に乗ったバスも、みんな時刻通りに運行していた。きっとどこかで足止めされるに違いないと覚悟していただけに、拍子抜けしてしまった。

8時半過ぎに帰宅。何はともあれ、無事に出張を終えることができて一安心。

京都に移動

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朝は雨はやんでいた。午前中はいくつか仕事をすませ、午後は4年生のセミナー。2時間ちょっとかけて、予定していた部分をだいたいやり終えた。自室に戻ってもう少し雑用をすませてから、6時頃にいったん自宅に戻る。夕方から雨がまた降り始め、風も少し強くなってきた。早めの夕飯を手早くすませた後、バスで家を出発。8時頃の新幹線で広島を発ち、京都へ向かう。車内は比較的空いていた。

9時半過ぎに京都駅に到着。河原町三条でバス停を降り、目の前のコンビニに立ち寄った。いくつか買い物をレジに持っていくと、店員がくじの入った箱を突きだして「1枚お選びください」という。何のくじか分からないが、とにかくこの手のものには当たったことがない。やれやれと思いつつ、手を突っ込んで最初に手に触れたカードを取り出した。店員がそれを見て、「こちら、お取り替えしてきますね」。一瞬、何のことか分からなかったが、よく見ると「当たり 商品無料引換券」と書いてある。たまにはこんなこともあるものだ。100円ちょっとのお菓子をくれるだけだが、ホテルで小腹が空いたときにちょうどいい。変なところで運を使ったな、などと考えていると、戻ってきた店員が「すみません......こちらの商品、ちょうど切らしておりまして......」。結局、運は使っていなかったようだ。

10時頃、ホテルに入った。現時点では京都は風雨もなく穏やかな天気だが、明日はどうなることか。新幹線が止まらないことを祈りたい。

午前中はまだ昨日からの雨が少し残っていたが、昼過ぎにはいったんあがった。しかし雲はまだ低く垂れ込めている。とにかくすごい湿気だ。家の襖がよれよれになってしまっていた。台風が過ぎ去るまではずっとこんな感じだろう。

今日は午後から演習が一つ。前回の答案を返却し、解説を一通り行ってから今週の問題をやってもらうのだが、答案の返却中、直後の解説に必要な資料を部屋に忘れてきたことに気づき、大急ぎで取りに行く羽目になった。最近は忘れ物をすることは少なくなっていたのだが、久しぶりにやってしまった。演習を行っている部屋が入っている建物は、自室がある建物と数十メートル離れている。しかも部屋に戻るためには、演習室のある6階からいったん4階に降り、隣の建物に移動してから自室のある8階まで上がらなければいけない。この往復だけでも結構大変なのである。よりによって、こんなジメジメした蒸し暑い気候の日に走って行くことになってしまい、全身から汗を噴き出しつつ解説することになってしまった。この時期、講義や演習に行くときの忘れ物は、普段以上に気をつけなければいけない。

明日は夕方から京都に移動の予定。台風がどうなるか、非常に心配だ。

雨の一日

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昨日から降ったりやんだりだった雨が、朝になると強くなっていた。ときおり、ざあっと雨音が激しくなる。今週は台風が近づいていることもあり、雨の日が多くなりそうだ。京都で行われている研究集会をちょっとだけでも見てこようと、水曜日の夜に移動して翌日帰る計画を立てたのだが、よりによってそのころに台風が最も接近するらしい。どうもタイミングが悪くていけない。予定通りに行って帰ってこられるか、少々心配である。

勤務先に着くころ、雨脚はいよいよ強くなって土砂降りになった。今日は夕方に講義が一つ。帰り際、また一つ仕事が降ってきてしまった。今年度の後期はかなり忙しくなりそうだ。

Pomodoro.jpgOobaCropped0706.jpg妻がお昼に大葉を使いたいというので、またプランターから8枚ほど切り取ってきた。この間収穫してからまだ1週間も経っていないが、摘み取った部分のすぐ上に生えている葉がすでに相当な大きさになっており、今日はそこから状態のよさそうなものを選んだ。収穫できそうなものはまだたくさんある。

昨日収穫したバジルがまだ余っていたので、今日はそれを使ってトマトソースをつくった。以前つくりおきした分はだいぶ前に使い果たしてしまっていたので、そろそろと思っていたのだ。タマネギをニンニクと一緒にじっくり炒めた後、トマト缶の中身をドバドバと鍋に入れ、これにバジルを加えて風味を与える。ずいぶん時間がかかったが何とか完成した。これはいろいろなことに使えるので非常に使い勝手がよい。今日は早速、できたトマトソースを使ってポモドーロのパスタをつくってみた。バジルとトマトソースだけからなるシンプルなものだが、できたばかりのトマトソースを味わうならこれが一番だ。飾りに乗せるバジルも、もちろんベランダで育てたもの。あえて小ぶりの葉を選んでみた。

昨日と今日でジェノベーゼソースとトマトソースをつくりためることができたので、これからしばらくはレシピの選択肢が広がりそうだ。

ThinningBasil.jpgBasilFlowerBud.jpgベランダのプランターで育てているバジルについて、今日は収穫を兼ねた摘芯を行った。昨日書いたように、葉が増えてきていたのでそろそろ摘み取ろうと考えてはいたのだが、よく見たら何本かに花芽らしきものが現れているのに気づいたので、急いで実行してしまうことにしたのである。バジルは花が咲いてしまうとそちらに栄養が行ってしまい、葉が育たないまま固くなってしまうという。だから種を採取するつもりでないうちは、花芽らしきものが出てきたらさっさと摘み取ってしまった方がよいのだそうだ。

前回摘芯した部分から茎は2つに分かれているので、そのそれぞれについて脇芽が出ているすぐ上の部分をカットする。これが8株分だから、16本切り取ったことになる。小さいものも数えれば1本につき10枚近く葉がついているので、100枚を優に超えるバジルを収穫することになった。

Genovese.jpgせっかくこれだけのバジルが手に入ったので、今日はジェノベーゼソースをつくることにした。やはりバジルといえばこれだろう。収穫した葉と一緒に松の実とクルミ、パルミジャーノチーズ、オリーブオイルをフードプロセッサーに入れ、ガーッとやればできあがりだ。前回の摘芯のときには、松の実やクルミが入っていない簡易ヴァージョンだった。ちゃんとしたものをつくったのは、おそらく昨年の11月以来だ。

できたソースを使って、ジェノベーゼのパスタをつくる。具は定番のジャガイモとインゲンで、パスタはリングイネ。仕上げにチーズと松の実を散らし、余ったバジルを添える。こういう贅沢なバジルの使い方ができるのも、家庭菜園のいいところだ。おいしくいただいて大満足。残ったジェノベーゼソースは、冷蔵と冷凍に分けて保存した。

うどん粉病?

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ItalianParsley0704.jpgPlanters0704.jpgプランターのハーブはまたかなり茂ってきた。バジルはすでに前回の摘芯直前のときより葉が増えている。背丈もかなり伸びているが、30cm以上の高さになったものもある一方で、その半分に満たない背丈にとどまっているものもあり、株によって生長スピードに差が出ている。プランターの置き方による日照時間や雨の降り込み方の違いもある程度は影響しているのかもしれない。ともあれ、これはそろそろ収穫して葉を減らしておいた方がよい。大葉も、つい先日20枚以上摘んだばかりだが、どんどん次が生え始めている。何とも生命力が強い植物だ。

イタリアンパセリも、発芽するかどうか心配したころが嘘のように生い茂っている。このところ、妻が料理用にちょくちょく数本摘んでいるのだが、全然目減りしている様子はない。ただ、ちょっと気になる症状が出ているものが数本ある。葉のへりの部分が白く変色しているのである。イタリアンパセリがしばしばかかるとされている「うどん粉病」の症状に似ている。ただ、うどん粉病の症例写真を見ると、葉全体に白い斑点が広がっているものが多く、うちのイタリアンパセリとは少し違うような気もする。もう少し様子を見て、状態が悪くなるようなら対策を考えよう。



逆算で創作していることがよく分かる作品。この着地の決め方は、ずっと後の435番にも登場する。

Shisovese.jpg昨日収穫した大葉を使って、妻がシソのジェノベーゼソースをつくってくれた。ジェノベーゼソースといえば普通はもちろんバジルを使うわけだが、代わりに大葉を使ってみると、これはこれで立派なパスタソースになる。「シソベーゼ」と呼んだりすることもあるそうだ。通常のジェノベーゼと全く別物になるのかと思っていたが、食べてみるとそれほど違和感がない。もちろんバジルとはやや異なる味なのだが、全然似ていないというわけでもない。オリーブオイルの風味が加わると、素材自体の違いが少しぼやけるのかもしれない。いずれにしても、これはこれでかなりいける。さらにアサリとインゲンも加わり、なかなかおいしくいただくことができた。

バジルの方もだいぶ葉が増えてきているので、頃合いを見てこちらも収穫し、本家のジェノベーゼソースもつくってみよう。

OobaCropped.jpgベランダのプランターで育てている大葉を再び収穫した。前回、摘芯を兼ねて初めて収穫したのが半月前。そのときに数枚の葉を残してほとんど切り取ってしまったのに、たちまち増殖して茂みができてしまった。しばらく様子を見ているつもりでいたのだが、あまり放っておくと葉が押し合いへし合いして生長が阻害されそうな気がしてきて、下の方の葉を少し切り取ることにしたのである。2週間前に摘芯したところから茎が2つに分かれており、そのすぐ上で生えている2対の葉を摘むということにした。これだけで二十数枚の収穫である。しかもまだ上の方には何枚も残っているから、じきにまたこんもりとした茂みができるだろう。

今日収穫した分のうち、一部は妻がつくったサゴシの酒蒸しに散らし、残りは明日以降に使い方を考えることにした。

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