2015年7月アーカイブ

期末試験

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今日は忙しかった。まず朝のうちに、明後日行われるオープンキャンパスの準備。ポスターを壁に貼ったり机を移動したりの肉体労働である。その後、頼まれていた試験監督の応援へ赴く。数日前から期末試験が始まっているのである。試験が終わって部屋に戻ると自室に戻り、急いでお昼をすませた。午後はまず、先々週に行った解析学演習のテストの採点済み答案の受け渡し。自分の担当クラスの答案を受け取り、問題ごとの点数を名簿ファイルに入力する。その後、もう一つ期末試験の試験監督。終了後、また担当教員が集まり、問題ごとに答案を分けて自分が採点を担当する分を持ち帰った。これから数日で、これを一気に採点してしまわなければいけない。4月から演習やら試験やらでひたすら採点、採点だったが、今日と来週の期末試験答案を片づければ、やっと一息つける。もうひと頑張りだ。

しかし、今日は試験監督を2つしたせいか、ちょっと疲れてしまった。特に足がむくんで痛い。まずはゆっくり休もう。

先週のソルトレイクシティ滞在中の話。現地時間で火曜日の夕方、I先生と二人で夕飯を食べに出たときのことである。ホテルから1ブロック分歩いたところの交差点を渡ったとき、大柄の男が厳しい目つきであたりを見回しながら携帯電話で話しているのに出くわした。それだけならどうということもないが、その男の脇を通り過ぎると、今度は壁際に二人の男がいるのが目に入った。何をしているのだろうと思いつつ近づいていき、状況が分かってびっくりすることになった。二人のうち、片方の男は壁に両手を突き、腰を折り曲げて下を向いている。そしてもう一人の男が、壁に手を突いている男のズボンのポケットをまさぐっているのである。はっきりとは見えなかったが、どうやらポケットをまさぐっている方がピストルを突きつけているようなのだった。何が起きているのか分かったときはもうその横を通り過ぎるところだったので、そのまま歩調を変えずに歩いて行った。10メートルくらい離れたあたりで、けたたましいサイレンの音が聞こえてくる。後ろを振り返ると、先ほどの現場にパトカーがぐいっと乗りつけ、警官が降りるのが見えた。携帯電話で話していた男は、どうやら警察を呼んで到着を待っていたらしい。おそらくは、壁に手を突かされていた男が窃盗か暴力行為をはたらいたのだろう。期せずして現行犯逮捕直前の現場に遭遇してしまったのだった。

ソルトレイクシティは、アメリカの中ではかなり治安がよい方ではないかと思われる。それでも1週間弱の滞在中に、ホテルから1ブロックの場所でこんな場面に出くわすのだから、全く油断のできないところだと思わされたのだった。

RucolaSeeds2.jpgRucolaSeeds1.jpgベランダには現在4つのプランターがあり、そのうちの3つでバジル・大葉・イタリアンパセリを栽培している。残る1つは、昨年育てていたルッコラとイタリアンパセリのがまだ植わったままになっている。ルッコラは枯れ草になってしまって久しいが、種の入ったサヤがいくつかできており、早く採種しようと思いつつずっとほったらかしになっていたのである。今日は出勤前にふと思い立って種を取りだしてみることにした。

サヤを切り取って中を割ってみると、パラパラと小さな種が数粒転がり出した。あまりに小さくて、ちょっと風が吹いただけでどこかに飛んで行ってしまいそうだ。サヤによって種の数や大きさにはばらつきがあったが、20粒くらいの種を取りだすことができた。これをこの秋にまたまいて、うまく芽が出てくればルッコラの育成サイクルが完成する。そううまくはいかないかもしれないが、1つか2つは発芽するところまで行ってくれるのではないかと期待している。



前期講義最終日

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台風から変わった低気圧が近づいているはずだったが、小雨が降っている程度でそれほど大したことはなかった。

今日は前期の講義の最終日。他の曜日は先週までに終了していたのだが、月曜日だけはまだ日程を消化し切れていなかったのである。それも、先週の海の日に授業をやることで何とか今日終わらせたのであり、先週がカレンダー通りお休みなら8月までずれ込んでいたことになる。後期も月曜日に祝日が多いので、おそらく授業日程は遅れ気味になるだろう。

ともあれ、今日の線形代数学の講義と演習で、前期の担当がやっと終了した。あとは期末試験を残すのみだ。しかしその前に、先々週行った解析学の演習のテストを採点しなければいけない。さらに、2つの期末試験の採点もかなり大変な仕事だ。もうひと頑張りというところである。

プランターのバジルがだいぶ育ってきたので、これをまとめて摘み取って何かに使うことにした。またペストジェノベーゼをつくってもよかったのだが、先月つくりおきした分がまだ少し余っているし、いつも同じものばかりつくるのも芸がない。少し前に、テレビの料理番組でバジルをたっぷり使ったカレーのつくり方が紹介されていたことを思い出し、一度やってみることにした。

BasilChickenCurry.jpgカレーをつくるのは1月以来で、かなり久しぶりだ。一時期は毎月のように凝ったインドカレーをつくっていた時期もあったのだが、何しろインドカレーを一から真面目につくろうとすると、とにかく時間がかかるのである。タマネギを焦げ茶色になるまで炒めたり、水を大量に加えてそれがほとんどなくなるまで長時間グツグツ煮込んだり、ずっとガスレンジの前に立っていなければいけない作業が多い。子どもが成長して目が離せなくなってくると、こういう料理をやるのは難しくなってくる。これはやむを得ないことである。

今回のカレーも、タマネギをあめ色になるまで炒めたり、仕上げにしばらく煮込んだりする工程はあったが、以前のインドカレーに比べれば時間はかからない方だった。カレーソースができたら、次にメインの具となる鶏肉を炒めるのだが、このときに粗みじん切りにしたバジルをからませる。レシピでは50gとあったが、プランターで取ってきた分を測ったら70gを超えていた。これだけ入れると、できあがってもかなりバジルの存在感がある。カレーソースはターメリックやガラムマサラも加えるものの、味の基本をつくるのはカレー粉である。クミンやクミンシードの香りがベースとなるインドカレーと比べると、これだけでもだいぶ日本の「カレーライス」の趣が出てくるように思う。

ともあれ、久しぶりに本格的なカレーを楽しむことができた。

嚥下痛はまだ少し残っているが、昨日に比べればだいぶよくなった。これで終息に向かうだろう。

Planters150725.jpgベランダのプランターで栽培しているバジル・大葉・イタリアンパセリは、今もたくさん葉をつけている。大葉やイタリアンパセリは葉が多すぎてかえってお互いの生長を妨げ合っている感じになってきたので、間引きも兼ねてときどき葉を摘んで使っている。イタリアンパセリは今日もお昼に何枚か摘み取って料理に使用したが、その際に合わせて食用に適さないと思われるものもかなり切ってしまった。実は何枚かに「うどんこ病」と思われる白い斑点が見られたのである。うどんこ病は風通しが悪いと発生しやすいらしいので、生い茂りすぎた弊害が出たのかもしれない。また、色があせて黄色っぽくなっている葉もほとんど取り除いた。もっと早くこうした処置をすべきだったのかもしれない。

バジルも、株の下の方は枯れてしまった葉が出始めており、それらはだいたい処分した。もうほとんどの株で花芽が出てきているので、葉の収穫時期を延ばすために早めに摘み取る必要がある。余裕があれば明日、バジルをたくさん使った料理をつくることにして収穫したい。

喉の痛み

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一昨日の午後からひどくなった鼻水は昨日も続き、一時はくしゃみが止まらずかなりしんどい思いをした。帰宅したときは熱っぽかったので、大事を取って早めに就寝する。今日は一転して鼻水はほとんど治まったが、今度は喉の痛みが一日中続いた。唾を飲み込んだりするときに痛みを感じる。それでも、昨日よりはだいぶ過ごしやすかった。朝から2時間半くらいの会議、午後はテストの採点と質問に来た学生への対応があったが、それほど問題なくこなすことができたように思う。明日は休みなので、この週末で完全回復と行きたいところである。

それにしても、今年度に入ってからというもの、体調を崩すことが非常に多い。発熱、咳、鼻水、扁桃腺炎、結膜炎など、さまざまな症状が襲ってくる。先月から今月にかけては歯医者にも行っており、何だかしょっちゅう医者にかかっているような気がする。まあ今回の風邪は海外出張の疲れで抵抗力が落ちていたせいということにして、これでそろそろ落ち着いてほしいと思う。今後もやらなければいけないことが目白押しであり、のんびりしているひまはない。

止まらない鼻水

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昨日は少し扁桃腺が腫れていたようで喉に違和感があったのだが、今朝起きてみるとそれはほとんどなくなっていた。時差ぼけもだいぶ楽になり、やっとこれで平常運転かなと思っていたのだが、お昼を過ぎたころからだんだん鼻がむずがゆくなってくる。午後1時からの会議ではときどき鼻をすすり上げていなければならず、質問をしに夕方来室した学生の相手をしているときはティッシュで鼻を押さえていなければならなくなった。帰るころはもうくしゃみが止まらなくなって大変である。どうも体調がなかなか落ち着かない。やはり長旅の疲れで抵抗力が落ちているのだろう。

今日質問しに来た学生は、明日も来ることになっている。今日よりはよい状態で対応したいものである。

梅雨明け

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昨日は夕方あたりから急激な眠気が襲ってきて、夜は落ちてくる瞼を必死で持ち上げているような状態だった。こちらで夜9時でもソルトレイクシティの時間では朝6時だから、徹夜しているようなものである。さすがに早めに床について休んだ。

今朝起きてみると雨が降っていた。中国地方は梅雨が明けたと発表されたらしいが、あまり天気が変わったような気はしない。結局、今日は雨が降ったりやんだりの一日だった。日中はずっと昨日行った演習の採点をする。何とか今日のうちにすべて終わらせることができた。

眠気は昨日に比べるとだいぶ治まったが、夜になるとまだ瞼が重くなってきたようだ。今夜もそろそろ休もう。

ソルトレイクシティでの滞在を終え、日本時間の今日9時半頃に無事自宅にたどり着いた。

研究集会は17日が1週目の最終日となる。最後まで聴いていると飛行機に間に合わなくなるため、午後の講演を2つほど聴き、午後4時少し前くらいに失礼する。U大学の構内にあるStadium駅から路面電車に乗車。Courthouse駅で別の路面電車に乗り換え、20分ほどで空港に到着した。まず荷物を預け、セキュリティチェックを受ける。アメリカのセキュリティチェックは厳しく、ポケットの中身を全部出すのはもちろんのこと、靴も脱ぎ、ベルトも外さなければいけない。さらに円筒形のボックスの中に入り、両手を上に上げた姿勢で静止するようにも求められる。面倒だが、これくらい警戒しなければいけないのだろう。

SaltLakeCity18.jpgSaltLakeCity17.jpgソルトレイクシティを発ったのは定刻より少し遅れて9時10分頃だった。離陸するころにちょうど日が沈み、飛行機が高度を上げるのと合わせるようにしてあたりがだんだん暗くなっていく。窓の外を見ると金星が輝いているのがよく見えたが、それとは別に、雲の海に近いあたりに非常に細い月が出ているのに気づく。なかなかきれいな光景だったので、構図や露出時間を変えながら何枚か撮影した。こういう写真は、目で見て感じた美しさをそのまま表現することがなかなか難しい。画面をいくつかのパーツに分解して、それぞれの露出時間を被写体によって変えられればよいのだろうが、そう簡単ではないだろう。

SaltLakeCity19.jpg先週の行程では乗り継ぎの経由地としてサンフランシスコを通ったが、帰りはロサンゼルスである。着陸時の夜景は美しく、ここがいかに大都市かを物語っていた。ロサンゼルス国際空港も実に巨大だった。何しろターミナルが8つもあり、さらにそれとは別に国際線のターミナルがある。第7ターミナルに着陸したのだが、それから乗り継ぎ便のターミナルに移動するのも一苦労だった。ターミナル間の移動は無料シャトルバスを使うとよいと聞いていたが、このバスがいくら待っても来る気配がない。何車線もある道路はバス、タクシー、トラック、乗用車、バイクなどあらゆる車種が絶え間なく走っており、それを運転しているのもあらゆる人種であり、飛び交う言語もさまざま。夜中の10時頃とは思えない騒がしさで、ちょっと「ブレードランナー」の世界を思い出した。あまりにバスが来ないので、とうとうしびれを切らして歩き始める。明後日の方向に行って迷子にならないか心配だったが、幸いほどなくして目指す国際線ターミナルにたどり着いた。ここでもまたあのセキュリティチェックを受け、現地時間の午前1時20分(ソルトレイクシティでは午前2時20分、日本では午後5時20分)に東京へ向けて再び出発。これでアメリカを後にした。

行きは9時間程度だったが、帰りは偏西風に逆行する形になるためか、11時間くらいのフライトである。飛んでいる間はずっと夜だったが、だんだんと時間が明け方に近づいていく。いわば夜明けに追いかけられるような形になるわけだ。そしてその夜明けにちょうど追いつかれる日本時間の午前4時半頃、羽田空港に到着した。

行きは羽田と成田の間を移動しなければならなかったが、東京に早朝に到着する便は羽田に降りてくれるので、空港間を急いで移動しないですむ。ところが安心したのも束の間、「広島空港は視界不良のため、福岡空港か伊丹空港に急遽着陸する可能性もある」というアナウンスが流れた。広島空港には車で来ていたので、もしほかの場所に降りてしまったら非常に面倒なことになる。どうなることかと心配したが、幸い予定通り広島空港に着陸してくれた。

かくして、今朝の9時半に帰宅。向こうを出発したのが現地時間の午後4時頃、日本時間では午前7時頃だったから、旅の行程を最初から最後までまとめると26時間以上の長旅だったことになる。さすがに疲れた。無事に帰宅できてホッとしたが、明日からは演習の採点など、後回しにしていた仕事を片づけなければならない。頭を切り換えて頑張ろう。

研究集会四日目

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SaltLakeCity14.jpgSaltLakeCity13.jpg今日はまた午前に総会講演、午後はいくつかの部屋に分かれて同時進行の講演というスケジュール。お昼を食べた後に午後の会場まで歩いて行くと、太陽がこれでもかとばかりギラギラと照りつける。これだけ暑いのに汗をほとんどかかないのは不思議だ。日本の夏は、暑いのではなく蒸し暑いのだということを実感させてくれる。

午後の講演は各自が聴きたい部屋に移動するので、しばしば聴衆の数がアンバランスになる。今日の二つ目に聴いた講演では、部屋に入ったときはすでに座席は全部埋まっており、さらに通路も腰を下ろした人たちでほとんど埋まってしまっていた。仕方がないので一番後ろで立ったまま講演を聴いたが、この距離だとホワイトボードの文字を判別するのが難しい。おまけに、時差ぼけのせいか、あるいは先週の結膜炎がぶり返したか、今はまた目がやや充血した状態になっており、ピントを合わせる能力がいつもより若干落ちているような気がする。ペンのインクが十分濃ければまだいいのだが、たいていはかすれ気味なのである。こんなとき、黒板にチョークだったらもう少し読みやすいのではないか、と思わずにはいられない。

SaltLakeCity16.jpgSaltLakeCity15.jpg午後の講演が終わった後、さらにポスタープレゼンテーションの時間があった。広い部屋にぐるりと30枚くらいのポスターが貼られ、参加者が思い思いに興味のあるものを見ていく。ポスターの作成者が横に立っており、ポスターの内容について見学者から質問されると熱心に説明していた。ポスター発表というのは、数学以外の分野ではおそらくだいぶ前から定着したスタイルだと思われるが、数学でもここ数年でだいぶ増えてきたように思う。会場となった部屋は7階にあり、すぐ脇のテラスからは、大学の背後にそびえる山々からソルトレイクシティの街並み、さらにその向こう側に広がるグレートソルト湖までを一望の下に見渡すことができた。

SaltLakeCityPanorama.jpg


ポスター発表会場を失礼した後、今日は一人で街へ戻った。フードコートで軽く食べてからホテルに帰る。明日はホテルを出てまず研究集会の会場に向かい、午後の講演を一つ聴いたあたりで失礼して空港に移動する予定。帰国するのは、順調なら日曜日の朝になる。長旅はエネルギーを要するが、何とか頑張ろう。

研究集会三日目

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研究集会3日目。今日は午前中の総会講演だけで、午後のプログラムはお休みだった。お昼をすませた後、この時間を使ってどこへ行こうと何人かで相談し、やはり一度テンプルスクエアに行ってみようということになった。ソルトレイクシティといえばモルモン教の総本山であり、街の中心部に大きな寺院がそびえていることで知られている。その寺院を含めたモルモン教のさまざまな施設が集まっているのがテンプルスクエアだ。やはり一度は見ておいた方がよいだろう。

SaltLakeCity10.jpgSaltLakeCity9.jpg今日のメンバーは、自分を含めて総勢6名。路面電車に乗って大学から街の中心部に戻り、そこから北に向かって歩いて行く。まずCity Creek Centerという大型のショッピングモールが両側に現れ、それを過ぎるとすぐモルモン教の寺院が姿を現した。何本もの真っ白な高い塔が、真っ直ぐ青空に伸びている。キリスト教系でありながら、十字架が一切見えないところが特徴的だ。寺院は信者だけが入ることを許されているのだそうで、一般の観光客は立ち入れないようになっていた。一方、寺院のすぐ脇にはドーム型をした教会があり、こちらは中にも入ることができた。日曜日になると世界中からここに信者がやってくるのだそうだ。

SaltLakeCity12.jpgSaltLakeCity11.jpgテンプルスクエアを出た後、City Creek Centerの中にあるフードコートでしばらく休憩。6人のうち、TD大のFさんとK大のFさんが宿に戻られ、残りの4人でしばらくモールの中を探索した。6時半になったところでそろそろ夕飯を食べに行くことにする。今日はI先生が調べていたインド料理の店へ。アメリカで外食を繰り返していると、どうもみんな同じ味のような気がしてきてだんだん飽きてきてしまう。そこで食べたくなるのがカレーなのである。10年前、シアトルでの研究集会に参加したときもそうだった。学食で同じような味ばかりのものばかり食べ続けて少々閉口していたのだが、そこでインド料理の店に入ってカレーを食べたら、これが実においしかったのである。今日も、いろいろな種類のカレーをたっぷり堪能した。

9時頃ホテルに戻った。

研究集会二日目

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SaltLakeCity6.jpgSaltLakeCity5.jpg研究集会2日目。今日も路面電車でU大に向かう。午前中の総会講演は、明らかに昨日より聴衆の数が減っていた。会場に来てもよほど前に座らない限りスクリーンが見えにくいし、それならホテルでくつろぎながら中継を見ていた方がいいと思うのも無理からぬことだろう。

お昼をすませ、午後の講演に移動する。午後の講演が行われるのは本来はビジネススクールのための建物らしいが、上階が空中に突き出たようになっているデザインが特徴的だ。広い広いキャンパスのいたるところにこういうビルがあちこちに林立しているのだが、たいていは人名らしき名前がついている。おそらく、ビルの建設にあたって寄付した人の名前なのだろう。

午後の講演を聴いた後、またI先生と街まで歩いて戻ることにした。ここの天気は連日快晴で、日中はおそらく35度くらいに達している。湿度が低いので気温のわりには汗をかかないが、標高が高いせいか、とにかく日射しが強い。さらに緯度も高いので午後9時頃まで太陽が沈まず、日が出ている時間が長いのである。歩いているだけで両腕は日焼けしてしまい、腕時計の跡がくっきりと見えるまでになってしまった。

SaltLakeCity8.jpgSaltLakeCity7.jpgいったんホテルで一休みした後、夕飯をすませるためにI先生とまた外に出る。ホテルから見て北西の方角にあるショッピングモールを目指した。比較的最近オープンしたモールという話だったが、行ってみるとかなりの店がもう営業を終了しており、人影もまばらだった。かろうじてレストランはまだ何軒か営業しており、その中から `Happy Sumo" という店に入る。渡されたメニューから、"Sumo Sampler" なる一品を選んだ。"Tempura tiger prawns, crab wontons, pot stickers, and shishito peppers with ponzu and Sumo dipping sauce" という説明がついている。これだけでは何が出てくるのか想像がつかず、かなり怪しげなものを食べることも覚悟していたのだが、出されたのはごく普通の天ぷらだった。"Sumo dipping sauce" はバーベキューソースみたいな味だったが、これはこれでそれほど悪くない。しかし、ソルトレイクシティの街の一角で天ぷらを食べることになるとは思わなかった。

9時頃ホテルに戻った。

研究集会初日

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今日からいよいよ研究集会が始まる。3週間も続く大規模なものだが、自分が参加するのは最初の週だけ。それも月曜日に講義や演習があるため、金曜日のうちに発たなければならない。10年前にシアトルで同じ研究集会が開催されたときはたっぷり3週間全部滞在したのだが、今はそれだけ長期にわたって空けるのはなかなか難しい。

SaltLakeCity4.jpgSaltLakeCity3.jpg8時20分頃ホテルを出て、少々急ぎ足で路面電車の最寄りの停留所へ。会場となるU大学にこの路面電車は乗り入れているのである。終点から一つ手前の停留所で降りてしばらく歩くと、午前中の講演の会場があるGuest Houseにたどり着いた。主催者から来たメールによれば、この建物の地下にあるDouglas Ballroomという部屋で総会講演が行われることになっている。参加登録をすませ、その部屋に行ったときにはもう最初の講演が始まっていた。後ろの方に着席することになったが、これだけ座っていると、スクリーンの一番下の部分はほとんど見えない。このことが特に問題になったのは、2つ目の講演のときだった。講演者が用意したスライドのかなり下部にまで文字が書かれていたため、全く見えないという声が部屋の後ろにいる人たちからあがったのである。そこで主催者から、講演の様子をストリーミングで流しているのでそちらを見てもらうか、あるいは講演者の発表用ファイルがアップロードされているので各自ダウンロードしてそれを見ながら講演を聴いてもらうかのどちらかをすることで解決してほしい、とアナウンスがあった。かくして、講演者が前で話しているのに、聴衆が各自パソコンやタブレットの画面を覗き込んでいるというちょっと変わった光景になったのだった。ネットワークがあることが当たり前になった今どきならではのできごとともいえる。

お昼は会場から数分歩いたところにある学食ですませた。午後はいくつかの部屋に分かれて講演がいくつか行われるのだが、その会場となる建物がかなり離れており、食べ終えてからてくてくと歩いて行くことになる。U大学の敷地はとにかく広い。案内してもらわなかったら迷子になりそうなところだった。太陽がギラギラと照りつけていて暑いが、湿度は極端に低いので、ジメジメした感じはない。ただ、すぐ喉がからからになって水が飲みたくなる。こういう気候は、日本ではあまり経験したことがない。

午後は3つの講演を聴く。終了後、レセプションのパーティーがあるということでそちらの会場に移動したが、用意された食べ物に対して参加者の数があまりに多く、あまりまともな量の食事にありつくことができなかった。そこで同じホテルに泊まるI先生、すぐ近くのホテルに泊まっているというN大のS君と3人で、街までぶらぶら歩きながらどこか適当な店でもう少し何か食べましょうということになる。20分くらいかけてようやく大学の敷地を抜け、さらに西に向かって歩き続けた。アジア系の軽食屋に入って少し腹を満たし、ホテルのあたりまでたどり着いたときはもう9時頃になっていた。

SaltLakeCity1.jpgソルトレイクシティに到着した。

長い旅程だった。まず12日の朝に広島空港から羽田に移動。当初はお昼頃の便だったが、万一遅れが出て乗り換えに支障が出てはいけないと思い、1本前の便にしてもらったのである。正午頃に羽田に着くと、リムジンバスで成田へ。出国手続きをすませ、夕方の飛行機で成田を発った。荷物の積み込みに時間がかかっているとかで、機内に乗り込んでから実際に動き出すまで1時間近く待たされたほかは大きなトラブルもなかった。9時間近くのフライトだったが、予想通り機内ではほとんど寝ることはできずじまい。9時間くらいでは、夕食が出てきて消灯した後に、再び電気がついて朝食が出てくるまでに2時間か3時間くらいしかない。あの狭い空間とゴーッと言う轟音の中でさっと眠りに落ちることができる人には、本当に感心してしまう。

SaltLakeCity2.jpgサンフランシスコに到着後、入国審査、税関を抜けて国内線に乗り継ぐ。50人くらいしか乗れないような小さな飛行機で再び飛び立ったのが現地時間の午後3時過ぎだったが、日本時間ではもう翌日の午前7時であり、さすがにこのあたりはかなり眠気がきつかった。ソルトレイクシティまでは2時間くらいのフライトだったが、飛行中に窓から見えるのは砂漠に近い荒涼とした風景ばかりだった。

ソルトレイクシティに着き、予約していたホテルに入ったのが現地時間の午後7時頃。日本とは15時間の時差があり、日本時間では13日の午前10時頃ということになる。同じホテルのI先生といったん街中に出てしばらくそのへんを歩き、たまたま見つけたイタリアンレストランで夕飯。午後9時半頃にホテルに戻った。大変だったが、何とかたどり着けてよかった。

今は翌日の朝である。これから研究集会の会場に向かう予定。

ItalianParsley.jpgPlanters150711.jpg出張前日。あまりバタバタしたくないので、お昼と夕方に買い物などに出たほかはのんびり過ごした。ベランダのプランターで栽培しているバジル・大葉・イタリアンパセリはほぼ順調に葉を増やしている。バジルはところどころ虫食いがあったり生長が悪いものがあったりしているが、元気なものはどんどん伸びている。大葉も、何枚か病気にやられて変色しているものを除けばよい葉がついている。そして一番育ちがよいのがイタリアンパセリだ。丈の長いものでは30cmくらいになっており、プランターからはみ出すような勢いで大きくなっている。ちょっとこのままにしていてはもったいないので、何本か切り取って料理に使うことにした。

Ajillo.jpgGenoveseVongole.jpg以前つくったジェノベーゼのソースがまだだいぶ余っていたので、今日はアサリのジェノベーゼをつくってみた。ジャガイモやインゲンを入れるのは前回と同じだが、今回はさらにアサリも加える。収穫したイタリアンパセリも少し加えた。ニンニクや唐辛子も入れ、オイルベースの風味も取り入れている。パスタはまたリングイネを用いた。できあがりに軽く炒った松の実を散らし、プランターからバジルを1枚摘んできて添えて完成。バジルも一番生長がよいものを選んだら、あまりに大きくて皿の4分の1くらいがすっぽり覆われてしまった。さらにもう一品、妻が海老とオリーブを使ってアヒージョをつくってくれたので、刻んでおいたイタリアンパセリをこれにたっぷりと加えた。味はどちらも大満足。自家製のハーブでおいしいものが食べられるというのは実にいいものである。

さて、明日からは出張である。行き先はソルトレイクシティ。ネットワーク環境がどうなるか分からないので、滞在中はあくまで可能な範囲でブログを更新する予定。

講義を2コマ

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金曜日はいつも忙しい。今日も午前中に会議があり、さらに午後に2コマ連続で講義があった。金曜日の講義日程は本来はもう1回あるのだが、来週はずっと出張するので今年度は今日で終わり。来週は演習を別の先生にやっていただくことになっている。ただ、月曜日は祝日が多い関係で、まだ今月いっぱいは講義をしなければならない。また、下旬には期末試験などの採点の仕事が一斉にやってくる。しかし、そのことは今はしばらく考えないでおこう。

出張は明後日の日曜日から。まだ荷物などは全く用意していないが、そろそろ準備に取りかかろう。

結膜炎は快方へ

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結膜炎は一日経ったら急によくなった。昨夜までは充血が引かず目やにもだいぶ出てきていたのだが、今朝起きてみると目やにがほとんど出ず、それほど不快感がない。充血も、お昼頃にはかなり引いてしまった。まだ少し赤い気もするが、昨日に比べればかなりの改善だ。昨日眼科でもらった目薬を昨夜からさしているが、それが効いたのだろうか。ウィルス性のものなら効かないはずだから、もしかしたら細菌によるものだったのかもしれない。いずれにしても、このまま完全によくなってほしいものだ。

今年度は2コマ連続で教壇に立たなければいけない日が月曜日、金曜日と週2回ある。これまでは、コマ数こそ同じだが、2コマ連続というのはずっと週1回だった。2コマ続きの日が増えたことで、疲れがたまってしまうのかもしれない。体調を崩すのも、たいてい火曜日や土曜日のような気がする。まあ前期の授業は今月いっぱいまでだから、あと少しの辛抱だ。

眼科に行く

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朝、出勤前に眼科に立ち寄った。先週末あたりから目が赤く充血しており、今朝になっても治っていなかったのである。ウィルス性の結膜炎だろうということだった。熱を出したり喉が痛くなったり咳が止まらなくなったり、どうもここ数ヶ月は身体のどこかの調子が悪くなっていることが多い。目もやられるとは思わなかった。疲れが残って抵抗力が落ちているのかもしれない。まあしばらくすれば快方に向かうだろうと思う。

夕方から教職科目が開講されている教室へ。今日は学生が高校での授業を擬似的に体験する模擬授業があり、それを見学させてもらう。それ以外は自分の部屋でたまった雑用を片づけていた。

8時半頃帰宅。

黒板とチョーク

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今日は線形代数学の講義。普段なら講義と演習を続けて行うが、来週に海外出張を控えているため、今日は変則的に講義を2コマ実施。演習はいつも二人の教員で担当していおり、来週は相棒の先生にお願いする予定だ。2コマ続けて講義をするということは、休憩を挟んで3時間ずっとしゃべり続けるということで、さすがに疲れてぐったりしてしまった。

教室にはホワイトボードが設置されており、これにひたすらペンで板書し続けていくのだが、書いているとどんどんペンが薄くなって読みにくくなっていく。そうなることを予期して新しいペンを何本も持って行っているのだが、今度は書き始めはべっとりとやたらに濃く出てしまい、イレーサーでこすってもなかなかきれいに消すことができない。半ばこそぎ取るようにぐいぐいやるのだが、これを繰り返しているとまた体力を消耗してしまうのである。おまけに、濃いペンから揮発したシンナー臭の何かが鼻や口から入ってきて、だんだん喉の調子が悪くなる。妙な痰がたまってくるのである。先週も、それで調子を悪くしたと感じていたらその後に熱を出したのだった。どうもいつになっても、このペンとホワイトボードの組み合わせはしっくり来ない。数学に携わる人間は、やはり黒板とチョークの方が落ち着くように思う。

少し前のことだが、黒板のチョークを長年製造し続けてきた老舗メーカーのH社が、今年の3月で廃業するというニュースがあった。その会社が作るチョークは素晴らしい書き味だと世界的にきわめて評判が高く、廃業するというニュースが流れたときは世界中の数学者から大量の注文があったそうだ。H社のロゴは大学や高校に在学していたときも見かけた記憶があるが、それほど高品質なものだとは当時は全く認識していなかった。最初から高品質なものに接していたせいで、それが当たり前だと思い込んでいたのだった。

小学生全員にタブレットを配るという話が出ているような時代である。黒板とチョークの存在感はますます薄くなっていくのだろう。

TarakoPasta.jpgOobaCropped.jpgベランダのハーブは先週バジルを摘芯したばかりだが、今度は大葉がかなり生い茂って土がほとんど見えなくなってきた。前回の摘芯をしたのが3週間前だから、タイミングとしてはそろそろ2回目の摘芯をしてもよいころだろう。脇芽があまり育っていない部分は摘むのを見送ったが、それでも8株で切り取った葉の量はかなりのものになった。

こうやってまとまった量の大葉が手に入ったときは何をつくればよいのか。前は妻に天ぷらにしてもらったこともあるのだが、今日は先月もやったたらこパスタをまたやることにした。大葉を切ってたらこやバターとボウルの中で混ぜればいいだけなので手間がかからず簡単だし、何よりこれでかなりおいしいのである。イタリアンパセリも育ちに育ってやたらに大きくなっているので、2本ほど摘み取って葉を加えてみた。

今はとにかく子どもから目が離せず、インドカレーのように長時間鍋に張りついていなければならない料理はなかなかつくれなくなってしまった。これからもこうしたお手軽なパスタの登板が増えそうである。

梅雨らしい一日

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お昼頃から降り始めた雨は、夕方の一時期にはかなり強くなった。ベランダ栽培のハーブには朝にたっぷり水をやっていたが、これだけ降るなら今日は放っておけばよかったと思ったほどだ。梅雨入りしてから、確かに雨の日が多いと感じる。梅雨に雨が多いのは当たり前なのだが、雨の頻度が梅雨入り前も後も普段と大して変わらないような年もよくあるので、かえって新鮮に感じてしまうのである。

夕方から街中に出かける。本屋や輸入食料品店などを回り、いくつか買い物をして帰路に就く。家に到着するころは、すでに雨はあがっていた。

ハードな1週間

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金曜日は夕方から解析学の講義と演習。再来週が最終回になるが、その週は出張することになっているので、講義をするのは来週が最後になる。ただ、講義内容を飛ばすわけにはいかないから、来週は講義を2コマやってしまい、その次の週は別の先生にお願いして演習を2コマ見てもらうという変則的な日程を組むことにした。月曜日の線形代数学もそうするつもりだが、あちらはまだ月末まで講義が続くことになっている。ともあれ、そろそろ終わりが見えてきた。

今週は月曜日の夜から火曜にかけて体調を崩してしまい、なかなかハードな1週間だった。今月は中旬に1週間の海外出張があり、そのあおりで前後の期間はいろいろな仕事が山積みになることが分かっている。もうあんなふうに休んでいるわけにはいかない。何とか頑張ろう。

デスクワーク

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一昨日は高熱を出して家で安静にしていたが、翌日は平熱に戻っていたので、いつも通りに子どもを保育園に送り届けてから出勤した。それでも昨日のうちは、まだ食欲がやや減退している感じがして本調子でないと感覚があった。どうやら大丈夫そうだと思えるようになったのは今日になってからだ。発熱以外は特に症状もなく、それも一日ちょっとで治まったので、風邪ともちょっと違うような気もする。疲れがたまっていたので、少し休めというサインだったのだろうか。何にしろ、もう若くはないのだからあまりもう無理はできない。

今は書かなければいけない書類がやたらにたまっており、空いた時間をどうにか捻出して少しずつ片づけている状況だ。本来なら火曜日はそういう仕事が一日中できるはずだったので、丸一日つぶれてしまったのはかなり痛い。しかし、過ぎたことを振り返っても仕方がない。今日はその遅れを取り戻すべく、ずっと自室でデスクワークにいそしんでいた。明日は夕方に解析学の講義と演習があるが、午前中は空いているからもう少し続きができるだろう。



1938年に創られた作品。手数も長く、かなり読みの入った力作である。

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