将棋界を揺るがす事件

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将棋界をめぐる昨日のニュースにはびっくりした。竜王戦の挑戦者であった三浦九段が対局停止処分となった件である。竜王戦は、挑戦者決定戦を戦った丸山九段が繰り上がりで挑戦者となって対局するという。こんなことが起きるとは思いもよらなかった。

将棋より一足早く、コンピュータが人間より強くなってしまったチェスの世界では、アマチュアの大会などで対局中のチーティング行為が見つかって失格になるということは、もうそれほど珍しいことではないと思われる。対局中に頻繁にトイレに行く14歳の少年を調べてみたらトイレでPSPをいじっていたという事件を、前のブログで2009年に紹介したことがある。最近はあまりチェス界の動きをフォローしていないが、多分こういうことは今でもあちこちで起きているだろう。さらにトップレベルでも、今から10年前の世界チャンピオン統一マッチで、頻繁に席を立つクラムニクは不正行為をしているに違いないと対戦相手のトパロフがいちゃもんをつけるという事件もあった。チェス界がこうである以上、コンピュータを使った不正行為にまつわる事件が将棋界でもいずれ起きるのは、自然なことだったのかもしれない。しかしそれでも、タイトル戦の挑戦者に決まったA級棋士がこんなことになるとは、相当な驚きだった。

もちろん、そういう行為が実際にあったのかどうかは分からないし、今後どういう方向に進むのかも今はまだ分からない。ただ、こういう話はこれ以上起きないでほしいものである。

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このページは、natsuoが2016年10月13日 23:59に書いたブログ記事です。

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