永世七冠達成

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寒い一日だった。朝もほんの少し白いものがちらついていたが、夕方から夜にかけてはもう少しはっきり降ってきた。今シーズンの初雪だ。積もるところまで行くかは分からないが、明日の朝は少し白い世界にはなっているかもしれない。

今日は羽生善治棋聖が第30期竜王戦第5局で渡辺明竜王に勝ち、4勝1敗で竜王のタイトルを奪取すると同時に、前人未踏の永世七冠を達成した日になった。9年前、3連勝のあとの4連敗で永世七冠にあと一歩届かなかったときは、きっと羽生さんならすぐチャンスは来るだろうと思った。実際、2年後に挑戦権を獲得して竜王戦にまた登場したのだが、このときは前ほどの激闘には至らず敗退してしまった。そしてその後は、挑戦者になれない年が何年も続く。もしかして、永世七冠を実現するチャンスはもう来ないのかという気も少しだけしていた。実際、去年あたりからは年間勝率も5割台に落ち、若手相手に苦戦することが増えてきていた。もし、今年の竜王戦で敗退していたら、もう永世七冠の達成はできなかったかもしれない。よくここで決めてくれたものと思う。

まあ永世七冠などということは、今後当分起きるわけがないし、少なくとも自分が生きている間に実現することはあり得ない。この偉業達成の瞬間に同時代の人間として生きて立ち会うことができたというのは、何とも幸運なことだと思わずにはいられない。

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このページは、natsuoが2017年12月 5日 23:59に書いたブログ記事です。

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