絵本の悪役

| コメント(0) | トラックバック(0)

娘に読み聞かせをするため、ときどき絵本を買う。実家から送ってもらったりもするから、少しずつだが数も増えてきた。この間買ったのは「ヘンゼルとグレーテル」だ。その前は「スーホの白い馬」を買った。さらにその前は「おおかみと七ひきのこやぎ」。まあこういう、誰もが子供のころに何となく読んだり読んでもらったりしたことのある童話というのは、やはり一度は接した方がいいのではないかという気がする。

読み聞かせていて感じるのは、物語に登場する悪役や心の冷たい人物は、もしそれが人間として登場しているならば、女性であることが多いということだ。「ヘンゼルとグレーテル」の母親やお菓子の家の老婆しかり、「舌切り雀」のおばあさんしかり、「シンデレラ」の継母や二人の姉しかり、である。女性でない悪役となるとたいていは鬼かオオカミで、つまり普通の人間の男性の姿はしていないのだ。子供のころには全く気にならなかったが、今見ると何だかちょっと偏っている気がする。「ヘンゼルとグレーテル」や「舌切り雀」で、夫の方が冷たかったり強欲だったりしていてもよさそうなものである。まあ、これも物語ができた時代を映しているのだろう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://monsieur.ddo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2685

コメントする

2018年6月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

このブログ記事について

このページは、natsuoが2018年6月21日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Leonid Kubbel's Endgame Study No.400」です。

次のブログ記事は「昼食抜きの金曜日」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.07