ほうきに乗った魔女を折る

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OrigamiWitch2.jpgOrigamiWitch1.jpgほうきに乗って空を飛ぶ魔女の折紙を折ってみた。紙は15cm四方の市販折紙用紙を使っている。10分もあれば折れる作品で、特に難しいところもない。いつも複雑な折紙ばかり挑戦しているのに、なぜこれを折ってみようと思ったか。それは本作の作者が黒川一郎だったからである。詰将棋マニアなら、この名前にピンとこない人はいないはずだ。伊藤看寿以来、誰もつくれないでいた煙詰の第二号局「落花」、初めての小駒煙詰「嫦蛾」、玉を上下に追い回す趣向で知られる「車井戸」など、数々の歴史的名作を世に送り出してきた詰将棋作家である。黒川氏は折紙作家でもあったのだ。これは、趣味を同じくするものとして折らないわけにはいかなかった。発表する詰将棋の作風から浪漫派と呼ばれ、本人の詰将棋作品集も「将棋浪曼集」と名づけられているが、折紙作品の題材が魔女とは、また黒川氏らしいと感じてしまう。

この作品は元々、1979年10月27日に行われた日本折紙協会主催の定期講習会で採り上げられたものだそうで、折図は「おりがみ52号」(1980年1月号)に掲載された。今回は折図が再掲載された「月刊おりがみ482号」(2015年10月号)を見て折っている。黒川氏の作品で折図が遺されているものは、現時点では本作しか知らない。

(折紙モデル:「ほうきに乗った妖婆」、黒川一郎、「月刊おりがみ482号」(2015年10月号)所収)

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このページは、natsuoが2018年10月30日 23:59に書いたブログ記事です。

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