二つで十分ですよ

| コメント(0) | トラックバック(0)

一晩寝て、喉の調子は少しよくなった。妻も昨日より声が出るようになったようだ。ただ、扁桃腺の腫れから痰のからみに症状が変化してきたかもしれない。無理はしないのが賢明だろう。

先日、「ブレードランナー」のことを書いたが、あの映画で妙に印象に残るのが、冒頭でハリソン・フォードが怪しげな屋台みたいな店で店主とやりとりするシーンである。
屋台のおやじ「いらっしゃいいらっしゃい。さあどうぞ、何にしましょうか?」
ハリソン・フォード(カウンター上の何かを指差し) "Give me four."
おやじ「二つで十分ですよ!」
フォード "No. Four. Two, two, four."
おやじ「二つで十分ですよ!」
フォード(無視して)"And noodles."
おやじ「分かってくださいよ!」
いったい何が二つで十分だというのか、当初公開されたヴァージョンでは写されない。だからますます気になるのだが、だいぶあとになって世に出た「ファイナル・カット」という新版では、丼に深海魚みたいな気色悪い魚が2匹のっているシーンが入っていた(初めて見たときは映像が暗くてエビか何かに見えたのだが、実際はそんなおいしそうなものではなかった)。なるほど、これなら確かに二つどころか一つでも十分すぎると思わせるような代物だった。

最近になって、もう一つ分かったことがある。屋台のおやじの「分かってくださいよ!」というのが、会話の流れとしては何だか奇妙に思われて仕方がなかったのだが、どうもあれは「まかせてくださいよ!」と本当は言っているらしいのだ。それなら会話として違和感がないし、その後におやじが出した丼に怪魚が2匹だけである事実ともつながる。最初に見てからもうずいぶん経っているのに、未だに楽しめるシーンである。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://monsieur.ddo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3155

コメントする

2019年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

このブログ記事について

このページは、natsuoが2019年12月10日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「喉の違和感」です。

次のブログ記事は「喉から鼻水へ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.07