代数と靴

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今日は朝早くから会議。もちろんオンラインである。一昨日の授業を各クラスで担当した教員が集まり、それぞれの実施状況や反省点などを話し合った。まだみんな手探り状態というところである。その後はまた次回の授業の準備をして過ごした。

最近は、上の娘の就寝時にドリトル先生シリーズを読み聞かせしている。今は「ドリトル先生航海記」なのだが、航海に出ようと準備をしている先生の元へ、アフリカからオックスフォード大学に留学に来ている人物が訪ねてくるくだりがある。そこでドリトル先生が大学生活は好きかとその人物に問うのだが、その答えを読んだときは笑いをこらえきれなかった。

「私は、代数と靴のほかは、みんなすきでございます。代数は頭を痛くします。靴は足を痛くします。けさ、私は学校の門を出ると、へいの向こう側に、靴を投げすててきました。そして代数も、ここにくるまでに、さいわい、すっかり忘れました」
よりによって、代数を嫌いなものの代表みたいに言われてしまった。ドリトル先生もたしなめるようなことは口にせず、航海についてきてくれればそれも勉強になる、などというようなことを言う。作者のヒュー・ロフティングにとっての代数は、無味乾燥で何の役にも立たないものの代名詞だったのだろう。この児童文学が世に出たのは1922年だが、100年近く経った今でも、代数学に同じような印象を持っている人は多いのかもしれない。ただ、学生には「さいわい、すっかり忘れました」とはあまり言われたくない。

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このページは、natsuoが2020年5月13日 23:59に書いたブログ記事です。

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