詰将棋・将棋の最近のブログ記事

永世七冠達成

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寒い一日だった。朝もほんの少し白いものがちらついていたが、夕方から夜にかけてはもう少しはっきり降ってきた。今シーズンの初雪だ。積もるところまで行くかは分からないが、明日の朝は少し白い世界にはなっているかもしれない。

今日は羽生善治棋聖が第30期竜王戦第5局で渡辺明竜王に勝ち、4勝1敗で竜王のタイトルを奪取すると同時に、前人未踏の永世七冠を達成した日になった。9年前、3連勝のあとの4連敗で永世七冠にあと一歩届かなかったときは、きっと羽生さんならすぐチャンスは来るだろうと思った。実際、2年後に挑戦権を獲得して竜王戦にまた登場したのだが、このときは前ほどの激闘には至らず敗退してしまった。そしてその後は、挑戦者になれない年が何年も続く。もしかして、永世七冠を実現するチャンスはもう来ないのかという気も少しだけしていた。実際、去年あたりからは年間勝率も5割台に落ち、若手相手に苦戦することが増えてきていた。もし、今年の竜王戦で敗退していたら、もう永世七冠の達成はできなかったかもしれない。よくここで決めてくれたものと思う。

まあ永世七冠などということは、今後当分起きるわけがないし、少なくとも自分が生きている間に実現することはあり得ない。この偉業達成の瞬間に同時代の人間として生きて立ち会うことができたというのは、何とも幸運なことだと思わずにはいられない。

看寿賞作品集

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帰宅すると、郵便の不在通知が届いていた。差出人は詰将棋パラダイス。はて、詰パラから何か来るようなものがあったっけ、としばし考えて、もしかしてあれを送ってくれたのでは、と思い当たった。

果たして予感は当たった。つい最近発売されたばかりの「完全版 看寿賞作品集」である。おそらく、作品が掲載されている作者ということで贈呈してくれたのだろう。現時点では書店には置いていないようなので、ネット上で注文しなければと思っていたところだった。

しかしこの本はすごい。本書の前身である「看寿賞作品集」(1999年発行、絶版)も大変なボリュームだったが、今回の完全版はさらに最近十数年の看寿賞受賞作が追加されており、その分の情報の厚さ、そして熱さが尋常ではない。特に長編作品の内容は凄まじく、よくこれだけのものを書いたなと感心するばかりだ。解説を書かれたYさんには敬意を表したい。

これだけすごい名作の中にあると、もはや自作は埋没してしまって壁の花のようになってしまっている。それでも、こうして詰将棋の歴史に文字通り1ページだけでも加われたことは幸せだったと思う。

学会に行く

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朝、ホテルを出ると学会が行われるY大へぶらぶら歩いて行く。やはりまだ調子が悪く、昨日はあまり寝つけなかった。今日も何だか熱っぽい。極力無理をしないように行動するしかない。そういえば、9年前に大阪のK大で春の学会をやったときも具合が悪くなったことがあった。研究集会やシンポジウムではあまり体調を崩した記憶がない。学会は結構体力を消耗するのかもしれない。

代数学分科会について午前と午後の一般講演を聴講したが、一番最初の発表者が書画カメラだったほかは全員がプロジェクタを使っていた。それこそ9年前のK大のときは、まだプロジェクタ発表はそんなには多くなかったのではないか。もしかしたら、OHPの発表もまだ生き残っていたかもしれない。時代は変わった。

お昼はたまたまYK大のHさんと一緒になり、二人でそば屋に行く。ちょうど一番混雑している時間帯だったため、かなり待たされてしまった。Hさんは以前詰将棋創作をしていたこともあったが、最近は時間がなくてやっていないという。最近出た短編名作選のこともご存じなかったので、推薦しておいた。

学会は今日で終わりだが、夕方からでは広島に帰る交通手段がもうないので、もう1泊して明日の昼過ぎに帰る予定。

今日は休暇

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今日は休暇をとり、街中に買い物に行っていた。本屋で買いたかった本をまとめて購入。「盤上のファンタジア」の新装版も手に入れた。ワイシャツや下着など、衣類も買う。

明日からは2泊3日で出張の予定。何事もなく終わるといいが。

将棋王位戦

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将棋王位戦は昨日と今日に第五局が行われていた。こういう2日制のタイトル戦は、普通なら決着がつくのは夕方か夜である。しかし今日は、午後3時過ぎには勝負がついてしまったようだ。結果は挑戦者の菅井七段が勝ち、4勝1敗で王位を奪取することになった。これで羽生さんは三冠から二冠に後退することになった。タイトルを2つ持っているだけでも十分すごいのだが、4つくらい持っていることに慣れているので、大変なスランプのような気すらしてくる。

それにしても、今回のシリーズでは、羽生王位は菅井七段に終始押され気味だった。読みが合わないのか、一方的に時間を使わされ、ずるずると不利になっていく将棋が多かった。一方の菅井七段はほとんど時間を使わず、早指しのように進めていく。ほとんどの対局では、終局時に持ち時間を3時間くらい余らせていた。こんな時間の使い方でタイトル戦に勝ってしまうというのはあまりないことだろう。野次馬としては両者が時間をギリギリまで使っての死闘を見たい気もするが、そのためには棋力が伯仲しているだけでなく、二人の読みの波長のようなものが合っている必要があるのかもしれない。

詰将棋本の山

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今日も天気はよかった。夏も終わりに近づいてきているとはいえ、まだまだ暑い。一昨日買ったチョコレートをうっかりそのへんに放置していたら、じんわりと溶けてしまっていた。

詰将棋の連載原稿を書いている関係で、今は机のそばに詰将棋本が山と積まれている。必要なときに本棚から出してくればよいのだが、資料としてすぐ見られる場所に置いておきたいものが多くて、気がつくとどんどんたまってきてしまう。

詰将棋のルールに関することを紹介しようとするとき、ちょうどとりあげたい内容を過不足なく含んでいる作品を例にとると説明がしやすくなる。そこで手持ちの作品集から適当なものを拾ってこようと探してみるのだが、これがなかなか見つからない。何千作もあるのだからすぐどうにかなりそうなのだが、あちらを立てればこちらが立たずで、これだという決定打が出ないのだ。かくして今日も、パラパラと作品集のページを繰りながら頭を悩ませている。

今日は半年に一度の詰四会が行われる日。10時半過ぎに家を出て、会場の宇多津へ向かった。今日も外は暑い。今回の参加者は10人くらいで、ほとんどおなじみの顔ぶれだった。いつものように、誰かが持ってきた新作をみんなでワイワイ言いながら解き合う。そろそろ自分も何か持って行った方がいいのだが、最近はゆっくり創作する時間がとれず、たまに自由な時間があっても連載の原稿が気になるから後回しにしてしまう。何とかもう少しうまく時間をやりくりしたい。

今日はもう一つ予定があったので、16時20分頃に詰四会会場を失礼する。特急に乗って岡山駅まで急いで戻るつもりだったが、ホームに入ってきた特急を高松行きと勘違いしてやり過ごすというミスを犯してしまう。実はこの特急は宇多津で切り離しをして、前が高松行き、後ろが岡山行きに分かれるのだった。仕方がないのであとから来た各駅停車で坂出駅まで行き、そこから快速に乗って岡山に向かう。時間のロスは思っていたより大きくなかったが、坂出から岡山までは電車が混雑しており、立ちっぱなしだったのは少々応えた。

MazdaStadium.jpg18時20分頃広島駅に到着。今日は大学の同僚のI先生からカープ観戦に誘われていたのである。カープの試合は旧広島市民球場の時代に2回くらい行っただけで、本拠地がマツダスタジアムになってからはずっと行く機会がなかった。それがどういうわけか、今年は先月に続いて2回目である。今はカープ人気でチケットもなかなかとれないから、誘っていただけるのはありがたいことだ。

球場に着き、座席を探して歩いているときにどっと観客が盛り上がる。エルドレッドがホームランを打ち、リードされながらも差を2点差に縮めたのだ。ところが、座席に陣取ってからはどうしても得点が入らない。ドラゴンズの追加点があっただけで、カープは凡退ばかりだ。実は先月の観戦時も、座席を探して歩いているときにカープに得点が入り、その後はとうとう最後まで点が入らずじまいだった。またこのまま何もなく終わるのかという気になりかけたとき、8回に丸のスリーランが出て1点差にまで詰め寄る。もちろん球場中大騒ぎだ。結局あと1点が入らずに負けてしまったが、点が入って盛り上がるシーンに居合わせることができただけでもよかった。

10時少し前に帰宅。今日は一日、遊んでしまった。明日からはまた平常運転。

採点作業一段落

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雲はところどころ出ていたが、今日も概ね晴れて暑い一日。日中は残っていた採点作業を終わらせた。まだいろいろしなければいけないことはあるのだが、とりあえず最低限やっておかなければいけない仕事がこれで一段落した。

今日は東京で詰将棋の会合があり、そこで詰将棋とコンピュータに関わる講演が予定されていると聞いていたので、ちょっと気になっていた。雑誌の連載のための取材に行くことも考えたのだが、こちらでしたいこともあるし、結局見送ることにした。何しろ東京は遠い。

一昨日の詰将棋全国大会で購入した「現代詰将棋 短編名作選」を何度も手にとって眺めている。どこを開いても、ただひたすら感心させられる作品ばかり。知っているものも多かったが、初めて目にするものもあり、こんなよい作品を今まで知らずにいたのかと幾度もうならされた。ありがたいことに自作も2作選んでいただいているが、この名作群の中にあっては、正直なところ見劣りがする。すっかり埋没してしまって、壁の花にでもなったようだ。

そういえば、全国大会の懇親会の場でも同じように感じた。元々存在感があったわけではないが、何しろ最近はあまり作品を創っていないので、ああいう場にいてもますます影が薄くなってしまったように思う。もうよい作品が創れる気は全くしないが、それでもやはりときどきは何とか頑張って創作活動をしないといけないな、とあらためて感じている。

今日は詰将棋全国大会の日。今年は名古屋で行われる。朝8時過ぎに家を出て、11時10分頃名古屋駅に到着した。会場が新幹線の停車駅から徒歩数分で行けるというのは大変助かる。会場に着くと、早速書籍売場で短編名作選と詰将棋解答選手権2017年鑑を購入。その後、安南詰将棋の作品集も買った。ここで新しい詰将棋本を買えるというのが、遠くても詰将棋全国大会に顔を出す理由の一つ。特に今年の短編名作選は自作も2作選ばれており、大変楽しみにしていた。

12時半からプログラムがスタートした。全国大会に参加するのは今回が14回目だが、いつもとちょっと様子が違っていたのは、取材に来ているメディアが何社もあったこと、そして参加しているプロ棋士にサインをねだったりツーショットを撮らせてくれと頼んだりするのは控えるようにと運営側から何度もアナウンスがあったことだ。大会の進行中に経過をSNSにあげることもやめてほしいとのこと。そこまで神経質になっていたのは、もちろん今や時の人である藤井四段が来場されていたからである。5年前、松本で行われた全国大会に姿を見せた "F君" が、ここまで耳目を集める存在になるとは思いもよらなかった。看寿賞の授賞式と作品の解説が行われたあと、詰将棋の普及や詰将棋界の発展に貢献した方を表彰する門脇賞の受賞者として、宮田六段とともに藤井四段も壇上に立ち、大きな拍手を受けていた。

休憩時間を挟み、第2部では恒例の解答競争。15分間で1~5手詰の問題をたくさん解くのだが、いつもながらややこしい問題が並んでいるのでなかなか進まない。自分などは前半を解いているだけで終わってしまった。優勝は予想通り藤井四段。今さら驚くことでもないが、やはりただ者ではない。その後もう一つイベントがあり、最後に全員で写真撮影。16時半に無事プログラムは終了した。

17時15分からは場所を移して懇親会。立食パーティー形式で、19時45分まで続いた。食べながら何人かの方とお話ししたが、一番びっくりしたのは、今年の看寿賞受賞者であるUさんが高校の後輩だと分かったこと。詰将棋界に、高校の同窓生がいるとは思わなかった。それも近年大活躍のUさんである。世界は狭い。

20時13分名古屋発の新幹線で帰路に就いた。家にたどり着いたのは11時過ぎ。疲れたが、今年も足を伸ばしてよかった。

短編名作選

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詰将棋全国大会まであと1週間となった。今年は名古屋で行われる。日帰りのつもりだが、今年も顔を出そうかと思っている。

全国大会に初めて参加したのは2002年、東京の府中で行われたときだった。翌年は不参加だったものの、2004年から2014年までは11年連続で足を伸ばした。2004年の札幌大会は看寿賞をいただいたときであり、自分にとっては思い出深い大会でもある。2015年は海外出張と重なってやむを得ず断念したものの、昨年は2年ぶりに出席。今回の名古屋大会に行けば、14回目の参加ということになる。

全国大会での楽しみの一つは、書籍売場である。素晴らしい詰将棋作品集が企画され、この大会に合わせる形で出版されることが多いのだ。今年は、「短編名作選」が出るという。この40年間に発表された名作詰将棋400作が40人の選者によって解説されているというから、これを買わない手はない。収録されている作品の作家のリストを見ると、私の作品を選んでくれた方もおられるようで、何ともありがたい限りである。今から楽しみだ。

詰パラ七月号

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先週末のことだが、詰パラの7月号が届いた。今号の目玉は何といっても、昨年発表されたすべての作品から選ばれる看寿賞の発表。今年は短編賞1作、中編賞2作、長編賞2作の受賞が決まった。受賞作以外にも素晴らしい作品がたくさんあったようで、昨年は豊作の1年だったといえるだろう。才能のある若手が次々と出てきており、今年に入ってからも毎月のように好作が生まれている。詰将棋解答選手権3連覇の藤井四段の大活躍もある。詰将棋は今、確実に盛り上がりの波が来ているようだ。

そんな時期にS誌で詰将棋の連載をしているというのは、運がよいことでもあり、また同時に責任を感じることでもある。そう思いながらパラパラとページを繰っていたら、読者サロンのコーナーにその連載について書かれた投書が載っているのを見つけてしまった。毎号コピーを取るほどに熱心に読んでいただいている方がおられるらしい。それほどのものではないのに、恐縮するばかりである。ますます、責任重大だなと思いを新たにした。

連載記事の原稿

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午前中は、先々週実施した中間試験の答案の受け渡し。担当教員がそれぞれ採点した答案を持ち寄り、自分が受け持っているクラスの分を受け取った。自室に戻ると早速得点をファイルに入力する。今年はできが悪いのではないかとちょっと心配していたのだが、幸いそれほどでもなかったようだ。午後は昨日の演習の採点をしていた。

帰宅後、先週届いたS誌をパラパラ見ていた。今号もなかなか面白い記事が多い。もっとも、自分の連載記事は面白いかどうかといわれると微妙なところである。まあ何しろこの雑誌においてこの内容は異質だから、購読者の中でこのページに目を通している人はほんの一部だろう。

毎月やってくる締切よりはだいぶ早く原稿を仕上げていくつもりでいたが、最近は時間がとれなくてあまり余裕がなくなってきている。ギリギリになって大慌てで書くような事態は避けたい。もしブログを更新しない日が増えることがあったら、原稿に追われているのだろうと思っていただきたい。

今日は岡山で行われる詰将棋の会合、詰備会に行くことになっていた。朝のうちに娘を公園で遊ばせたあと、いったん帰宅して荷物を整えてからすぐ出かけるつもりだったが、思わぬことが起きて予定より出発が遅れてしまう。ベランダのプランターの様子を見たところ、8本植えたバジルの芽のうちの1本が、根元から切断されてなくなっていたのである。ハーブ栽培を始めて何年か経つが、双葉の段階で丸ごと持って行かれたのは初めてだ。幸い、食品トレイで栽培していた芽の余りをまだ捨てていなかったので、急遽予備を一つ植え直した。そのうえで少し薬剤をまく。こういうものをまかずに育てられればそれにこしたことはないのだが、背に腹は替えられない。今シーズンも害虫には悩まされそうだ。

思わぬ事態に少々動揺したが、気を取り直して出発。岡山駅には1時少し前に着き、お昼をすませてから詰備会の行われている場所へ向かう。今日は15人以上が集まって大盛況だった。名前はよく知っているが初めてお目にかかる方もいらしており、ご挨拶をすることができた。これだけでも来たかいがあったというものだ。さらに今回は、「数学セミナー」誌上で連載している記事に関しても参考になる資料や情報をいろいろ入手することができ、非常に有意義な会合参加となった。

5時にいったん会合は終了し、そのまま2次会へ。2時間くらいかけて詰将棋にまつわるあれこれを語らう。なかなか楽しい時間を過ごすことができた。9時過ぎに帰宅。

今日は年に一度の詰将棋解答選手権の日である。少し早めにお昼をすませて出かけた。会場には予定通りの時間に到着し、早速準備に取りかかる。今回はいつも運営を一緒に担当してくれるSさんが多忙で来られないことになり、基本的に一人ですべての仕事をこなさなければならない。どうなるか心配だったが、ほどなく到着した広島将棋センターのKさんとAさんがいろいろ手伝ってくれた。

Tsumeshogi.jpg初級戦は13時受付開始で、13時半から競技開始。参加者は14名だった。開始3分で最初の退出者が出て、その後5分、9分と続く。40分間の競技時間の最後まで退室せずに残っていたのは3名だけだった。今回の初級戦は比較的素直な問題が多かったようで、採点をしてみると8名が全題正解だった。ただ、ここで一つ失敗をしてしまった。実は最初、9名が全題正解と採点したのだが、あとになってそのうちの1名に採点ミスがあったことが分かったのだ。すでに全題正解認定証を渡してしまったあとであり、お詫びを言って認定証を返してもらったのだが、本当に悪いことをしてしまった。先日のアカデミー賞の授賞式で、「ラ・ラ・ランド」の受賞が取り消された事件のことが頭をよぎった。採点だけに集中できていればもう少し何とかなったと思うのだが、当日の進行やら配付資料の管理やら写真撮影やら本部への報告やら作品解説やら、何から何まで一人でやっていると、どうしても細かいことまで気が回らなくなる。特に採点に関しては、来年以降は発表前に誰かに確認してもらった方がよさそうだ。

14時40分からは一般戦の受け付けを開始し、15時10分から競技が始まった。一般戦は5手詰から15手詰までの6問の詰将棋を60分で解く。参加者は12名だった。こちらは初級戦と違って手強い問題が多く、皆さん苦戦していたようだ。開始47分で一人退室されたほかは、全員が競技時間終了まで考えていた。結局、途中退室されたFさんがただ一人の満点だった。ただ、同点で3位の方が3人も出たため、用意していた表彰状の紙が足りなくなってしまい、お一人の方には後日に渡す形になってしまった。これも来年以降の反省点である。

17時半頃にすべての作業を終えて会場を撤収。広島将棋センターの前でKさん、Aさんをおろすと、そのままその足で保育園へ娘を迎えに行く。何とか保育時間の終了までに間に合った。いろいろ反省すべき店もあったが、何とか今年も無事に終わってよかった。

まさかの誤植

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今日はがっかりするようなことが続いた。具体的には、自分が関わった本や記事に誤植があるのを見つけるということが、2つ連続して起きたのである。1つ目は来年度から使う解析学のテキストで、演習問題の記述に誤りがあるのを見つけた。見直したつもりだったのに、とがっくりしていたが、夕方になってもっとショックを受ける誤植に気づいてしまった。昨日書いた「数学セミナー」の記事で、こともあろうに自分の勤務先が書かれた部分に誤植があったのである。もしかして異動されたんですか、と知り合いからたずねられるまで、間違っていることに全く気づかなかった。勤務先の情報を書き入れたのは自分ではないが、校正刷りが来たときに気づかなければいけなかったのだ。何よりもまず詰将棋の図面に誤りがないかということばかりに気をとられ、ひたすら自分の原稿の内容ばかり見直していた。誠に迂闊というほかない。詰将棋を語っているわりに、どうもツメが甘くていけない。仕方がないので、次号に訂正を入れてもらおう。

今日はほかにもツイていないことがあったが、その話はまた明日以降に。

詰将棋の世界

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帰宅すると、「数学セミナー」の4月号が届いていた。早速パラパラとページを繰ってみると、少し前に送った原稿が出ている。今号から、詰将棋に関する連載をするのである。最初に話をいただいたときは、自分のような下っ端が偉そうに詰将棋の講釈をたれるなんて身の程知らずではないかと思ったし、今でもそう感じていないわけではない。ただ、将棋関係の雑誌やメディアではなく、こういう媒体に詰将棋の話題が載るということは、あまりないことだろう。せっかくこうした機会が訪れたのだから、詰将棋とその周辺の世界の入口付近を案内するくらいはできるかもしれないと思い、やってみることにした。

それにしても、読者層としてどれくらい将棋や詰将棋に親しんでいる人を想定すればよいかが難しい。単なる終盤の練習問題ではない、詰将棋としての面白さをいろいろ扱おうとすると、どうしても話が長くなる。専門誌ではないのだから、あまり突っ走るわけにはいかない。しかし、一般的な入門書のような内容ばかり書いて、詰将棋というのはこんなものか、と思われるのも癪だ。そのへんのバランスをどうするかが悩ましいと感じている。

朝方はまだよい天気だった。出勤前にまずコンビニに立ち寄り、自動車保険の保険料を支払う。さらにその足で郵便局にも行き、詰将棋解答選手権の会場参加費とプロパラ年会費の振り込み、それにお年玉付き年賀ハガキの切手シート交換をしてきた。年度末は何かと出費が多くなる。

勤務先の同僚の先生がこの3月で定年を迎えられるということで、今日の午前中は最終講義を聴いた。研究室も専門分野も違うので言葉を交わす機会はそれほどはなかったとはいえ、自分が赴任したときからずっとおられた先生なので、退職されるというと感慨深いものがある。午後は、来週に迫った講演の準備をしていた。

夕方、外に出るとかなり強く雨が降っている。豪雨というほどではないが、ザーザーという形容がふさわしい降り方だ。気温も朝に比べるとぐんと高くなり、何となく生暖かい。真冬なら、こういう雨が降ることはほとんどない。やはり春は近づいている。

ここ数日、妙に暖かい。今日は少し風も強く吹いていた。もう一回か二回、寒の戻りはあるだろうが、着実に春が近づいてきているのを感じる。少なくとも、先月のような大雪はもうなさそうだ。

今日は終日、家で過ごしていた。先月も書いたが、最近、個人の詰将棋作品集や昔の詰パラを引っ張り出してきては眺めている。今日も本棚から何冊か持ってきて、いろいろな作品を鑑賞していた。そうやって見て回っているのは、もちろん自分自身の楽しみのためでもあるが、それだけではない。この春から、詰将棋に関する記事をS誌に書くことになったので、その下調べをしているのである。こうした連載を自分などが担当してもよいのかという戸惑いはあるが、やるからにはあまりいい加減なものを出すわけにもいかない。とにかく、下手なことを書いてボロを出さないようにとは思っている。

詰四会に行く

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昨日の好天とは打って変わって、朝から雨。今日は詰四会が宇多津で行われていることになっていた。詰将棋の会合は、岡山で行われる詰備会と、宇多津や松山で行われる詰四会になるべく顔を出すようにしている。11月の詰備会はあいにく参加できなかったので、今日は何としても行くつもりだった。

会場に着いたのは1時過ぎ。ちょうど周辺の道路の交通を規制して行っていたハーフマラソンの催しが終わったところらしく、係員らしき人たちがたくさん出て後片付けをしていた。11月の詰備会では16名も参加されていたと聞いていたが、今日の参加者は自分を入れて7名。やや集まりが悪かったのは残念だった。今の時期は皆さん忙しいのかもしれない。

前回の詰四会では祝賀詰を創るように言われていたのだが、この半年あれこれ試行錯誤してみたものの、人に見せられるようなレベルの作品は結局こしらえることができなかった。祝賀詰は、結婚が決まった人をお祝いするために、奥さんになる方のお名前の形に駒が並ぶ詰将棋を創る。幸い、自分が創ることになっていた文字は、Hさんがちゃんと作品を持ってきてくれていた。ほかの文字についてもよい作品が集まったようで、特にそのうちの1作については、今回の会合中にみんなで検討することでさらに完成度が高くなった。

2次会には、自分を含めて5人が出席。7時頃に失礼して帰路に就いた。

朝早くから会議があったので、普段より早めに家を出た。今日も寒かったが、数日前に比べれば少し冷え込み方が緩くなったように感じられた。もちろん一時的なもので、まだまだ寒い日は続くだろう。

最近、過去に発表された短編詰将棋をいろいろ鑑賞して回っている。家に保管している古い詰パラや個人の詰将棋作品集を見ていくと、よくできているなあと感心させられるような作品があちこちに載っている。自分が詰パラを定期購読するようになったのは今世紀に入ってからのことだが、それより前、90年代後半の詰パラもまとめて人から譲ってもらったので、うちにはそれなりの数のバックナンバーがあるのだ。目を通していくと、今は大作家として知られる人が初入選を果たしていたりしていて、何とも見飽きない。

こうして見ていくと、一桁もので詰将棋として面白いと思えるような筋は、ありとあらゆるものが掘り尽くされてしまっているように感じてしまう。しかしそれでもなお、今も毎年たくさんの作品が発表されていて、その中には確かに新味が感じられるものがあるのだ。あらためて感心してしまった。

詰パラ届く

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帰宅すると、詰パラが届いていた。広島で28日に届くのは、かなり早い方だろう。まず、表紙がWさんの作品であることに驚く。本作をもって入選回数が100回に達したとのこと。名作、傑作揃いで100回だから、すごいの一言である。ちょっと考えてみるが、普段の表紙作品のように簡単には詰まない。あとで腰を落ち着けてもう一度考えてみよう。

今号は短編コンクールの開催されており、9手詰が50問出ている。最近は忙しさにかまけて全然解いていないが、リハビリを兼ねて少しやってみてもいいかもしれない。

今日は岡山で行われる詰備会に行こうかと思っていたが、朝の時点ではまだ妻の体調があまりよくなさそうだったので、出席をとりやめて家で過ごすことにした。残念だが仕方がない。幸い、その後調子はよくなり、夜にはほとんど普段通りの状態になった。娘も今週は体調がやや不安定だったが、今日にはほぼ落ち着いたようだ。おそらく、娘が保育園で何かもらってきて、それが母親にうつったのだろう。なぜか、自分にはほとんど何の症状も出なかった。もちろんこれから調子が悪くなることもあり得るが、ひとまずはこれで終息しそうだ。

今日は朝こそ冷え込んだが、日中はぽかぽかとした陽気だった。天気予報によれば、これから週末までは好天が続くらしい。もしその通りになったら、日曜日に紅葉でも見に行こうかと話している。

将棋界をめぐる昨日のニュースにはびっくりした。竜王戦の挑戦者であった三浦九段が対局停止処分となった件である。竜王戦は、挑戦者決定戦を戦った丸山九段が繰り上がりで挑戦者となって対局するという。こんなことが起きるとは思いもよらなかった。

将棋より一足早く、コンピュータが人間より強くなってしまったチェスの世界では、アマチュアの大会などで対局中のチーティング行為が見つかって失格になるということは、もうそれほど珍しいことではないと思われる。対局中に頻繁にトイレに行く14歳の少年を調べてみたらトイレでPSPをいじっていたという事件を、前のブログで2009年に紹介したことがある。最近はあまりチェス界の動きをフォローしていないが、多分こういうことは今でもあちこちで起きているだろう。さらにトップレベルでも、今から10年前の世界チャンピオン統一マッチで、頻繁に席を立つクラムニクは不正行為をしているに違いないと対戦相手のトパロフがいちゃもんをつけるという事件もあった。チェス界がこうである以上、コンピュータを使った不正行為にまつわる事件が将棋界でもいずれ起きるのは、自然なことだったのかもしれない。しかしそれでも、タイトル戦の挑戦者に決まったA級棋士がこんなことになるとは、相当な驚きだった。

もちろん、そういう行為が実際にあったのかどうかは分からないし、今後どういう方向に進むのかも今はまだ分からない。ただ、こういう話はこれ以上起きないでほしいものである。

帰宅すると、詰パラが届いていた。本当なら、今月の頭には来ていなければならなかったのだが、待てど暮らせど届かない。どうもこれは何か郵便上のトラブルがあったに違いないと思い、数日前に編集部にメールを出した。すぐ対応するとの返事があり、やっと今日になって今月号を手にすることができたのである。

開いてみると、詰四会作品展に自作が久しぶりに掲載されていた。8月の詰四会の場で、作品が足りないからと言われて急遽出したものである。人前に出すようなできではなかったのだが、まああまり長い間作品が出ないのもよくないだろう。

詰パラが届かずに再送してもらうということは、j実は数年前にも一度もあった。不思議なことに、そのときも久しぶりに自作が掲載された号だった。次に載るときは、ちゃんといつも通りの時期に届いてほしいものである。

先月、詰四会で祝賀詰の課題を出されてからというもの、時間が少しでもあれば何か形にならないかとあれこれ考えているのだが、どうもよさそうな鉱脈が見つからない。詰め上がりを適当に設定して逆算していくのだが、自由度の高い詰め上がりがなかなか作れず、すぐに行き詰まってしまう。せっかく創るからには面白いものを、という当初の意気込みは次第にしぼみ、内容はともかく、とにかく何か一つまとめられれば、というくらいの気分になってきている。

ふと思い立って、同じ字形で過去にどんな作品が発表されているか、データベースを調べてみた。自分では詰み形をいろいろ検討したつもりでいたが、先人の作品を見てみると、思ってもみなかった構成のものが次々に出てくる。なるほどと感心させられるものも多く、まだまだ修行が足りないと痛感させられた。

もうしばらくは、いろいろ試行錯誤してみようと思う。

このところ、書斎の本棚に並べられている詰将棋作品集をよく手にとってパラパラと眺めている。関東にいたころは神保町でも何冊か買ったし、最近は詰将棋全国大会に行くたびに新刊を購入するから、いつの間にかだいぶ増えてきた。とはいえ、熱心に収集しているわけでもないので、一流の詰将棋愛好家に比べればかなり貧弱なコレクションではある。それでも、ページを繰るたびに感心させられるものがいくつもあって、見飽きることがない。

作品集を見て回っているのは、先日の詰四会で祝賀詰を創れというタスクを課されたためである。あぶり出し曲詰はこれまで2作ほど創ったことがあるが、いずれもあまりいいできではなかった。おまけに、ここ数年は全く創作活動をしておらず、頭は以前にも増して錆びついてしまっている。先人の名作を鑑賞することで、何とかインスピレーションを得ようとしているが、まだしばらくは時間がかかりそうである。

詰四会に行く

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11時頃に家を出た。今日は詰四会の開催日である。今は急いでやらなければいけない仕事が目白押しで、本当は少しでもそれを進めた方がよいのだが、半年に一度しか行われない詰四会に行かないのも惜しかった。

会場の宇多津に着いたときはもう1時を過ぎていた。今日も外は蒸し風呂のような暑さである。今日の参加者は自分を入れて9人。今回は詰四会の会合が20回に達したということで、「20」というお題が出されていた。しかし、そのお題に沿った作品はまだそれほどたくさん集まっていない様子である。そこで、詰四会は発足10年だからということで、「10」にちなんだ作品もOKということになる。そこで思い出したのが、3年前の詰備会のときに創っておいた試作品だ。あのときは詰備会の発足10周年ということで、やはり「10」がテーマだった。しかし他に好作がたくさん集まったので、自作はお蔵入りにしていたのである。一応そういう「つくりおき」はあると言ったら、何だかそれを作品展に出すという話になってしまった。はっきり言って何の取り柄もない駄作なので、せめてもう少し面白くできないかとその場でいろいろいじってみたが、錆びついた頭でちょっと考えたくらいではどうなるものでもない。顰蹙を買うことになりそうだが、まあ何年も作品を出さないまま完全に忘れ去られるよりはいいかもしれないと思うことにした。

会合は5時に終了。今日は久しぶりに2次会にも参加した。その場で、祝賀詰に関する相談がなされる。実は今回の参加者の一人であるKさんが最近ご結婚されたそうで、そのお祝いの詰将棋を創ろうというのである。自分も以前同じようにお祝いしてもらったので、これは何とかやらなければいけない。ただ、自分にはなかなか難しそうな文字が割り当てられてしまった。できるかどうか分からないが、いろいろ考えてみよう。

7時過ぎの特急で帰路に就いた。

今日も暑い一日だった。勤務先では、来週に行う期末試験の試験問題を印刷したりしていた。いよいよ前期も大詰めである。

帰宅すると、詰将棋パラダイスプロブレムパラダイスが両方届いていた。詰パラは月刊誌、プロパラは季刊誌だが、プロパラの方は実際には発行時期が必ずしも一定していない。ましてや、2誌が同時に届くということは滅多になく、もしかしたらこれが初めてかもしれない。最近はどちらも漫然と眺めているばかりで、腰を据えて解くということが本当に少なくなってしまった。しかし、購読料を払っているのだから、1問もやらないというのはよくない。とりあえず、詰パラの表紙の詰将棋をじっとにらんで考える。何とか解けてホッとした。

空いた時間をつくり、何とか少しでも解いて頭の体操をしたいと思う。

Kurashiki2.jpgKurashiki1.jpg今日は詰将棋全国大会の日である。昨年は出張と重なって行くことができず、連続参加記録も途切れてしまったのだった。今年は広島から比較的近い倉敷で開催されるということもあり、忙しくても何とか顔だけは出そうと思っていた。

今回は車で行くことにしていたが、家を出るのが少し遅れてしまい、倉敷の街に入ったときはもう11時半をとうに過ぎていた。それでも、12時半の開会には余裕を持って間に合うだろうと思っていたのだが、会場となった倉敷市芸文館の駐車場が大渋滞。いくら待っても車列が動かず、なかなか入ることができない。会場で一通り挨拶をすませてからどこかで昼食をとるというつもりだったが、そんな予定はすべて吹き飛んでしまった。どうにか車を止めたときはもう12時20分頃になっており、会場へ飛び込むだけで精一杯だった。すでに座席はほぼ埋まっていたので、会場の片隅に置いてあった椅子に腰掛けた。

全国大会のプログラムや雰囲気はいつも通り。今年の看寿賞は、短編賞・中編賞・長編賞・特別賞とすべての部門に受賞者がおり、華やかな表彰式になった。第1部と第2部の間に30分の休憩があり、急いで外に出ておにぎりを買ってくる。一応の腹ごしらえを何とかすませ、第2部のミニ解答選手権に臨む。相変わらずまるで頭が働かず、満点の半分の点数も取れなかった。まあ詰将棋にほとんど時間を割けない現状を考えれば、無理もないだろう。

5時に大会が終わった後、懇親会には出ずに失礼する。観光客で賑わう美観地区を少し歩く。倉敷というとこれまでは駅の北側のアウトレットにばかり行っていたが、一度家族でこちら側に来てみてもいいかもしれない。土産物をいくつか買ってから帰路に就いた。8時少し前に帰宅。

昨日から行われていた将棋名人戦の第5局は、挑戦者の佐藤天彦八段が羽生善治名人に勝ち、4勝1敗で名人位のタイトルを奪取した。順位戦をA級に上がって1期目でいきなり挑戦者になっただけでも驚いたが、その勢いを失わず羽生名人を破ってしまうとは思わなかった。内容も、第2局で羽生名人が詰みを逃して逆転負けした後は、ずっと佐藤八段が押し気味のまま勝ちまで行ってしまうという流ればかりだったように思う。最後の1分まで使って死闘を演じる、というようなことにはならず、持ち時間を1時間も余したままで勝負がついてしまったりして、タイトル戦の番勝負としては今ひとつ盛り上がらない対局が多かった。横歩取りは一方的な内容になりやすいとはいえ、こんなふうに羽生名人が負けてしまうのはあまり見たことがない。先日の番組の取材など、将棋以外のことに時間をとられすぎて準備ができなかったのだろうか。それとも、これが本格的な世代交代の始まりなのだろうか。まだ三冠を保持しているとはいえ、ちょっとこの先が気になるところである。

そういえば、6月から始まる棋聖戦の挑戦者になっている永瀬六段も、羽生キラーとして有名なのだった。確か公式戦ではこれまでに3局指して、全部永瀬六段が勝っているはずだ。こちらもどうなるか、目が離せない。

詰備会に行く

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岡山で詰備会が行われるため、11時頃のバスで家を出る。昨日までの好天とうって変わって、今日は朝から風が強い荒れ模様の天気。横殴りの雨も降りだした。こんな日は本当ならうちでゆっくりしていたいが、このところ詰将棋の会合にはなかなか顔を出せていなかったので、今日はできれば行っておきたかった。昨年は仕事や育児で都合がつかなかったから、おそらく一昨年の8月に詰四会に参加して以来になるはずだ。

今日の参加者は15,6人はいただろうか。東京や四国からの参加者もおり、なかなかの盛況だった。今度の詰将棋全国大会は7月に倉敷で行われるので、その準備の話し合いも行われていた。自分も少しくらいは手伝いができればいいのだが、さてそんな時間があるかどうか。

5時に会合は終了。2次会には出ずに失礼する。風雨が強く、新幹線のダイヤも乱れているようだったが、幸い遅れるようなことはなかった。7時前には家に着く。久しぶりに詰将棋で遊ぶ場に身を置いて、たまには創作活動にも時間を割きたいという気になった。ただ、現状では簡単ではなさそうだ。

今日は毎年恒例の詰将棋解答選手権の日である。例年、プロ棋士やアマ強豪が挑むチャンピオン戦が3月末に、初級者や大多数のアマが参加する初級戦・一般戦が4月に行われる。このところ、詰将棋に関してはほとんど活動らしい活動もできていないので、せめてこれくらいは詰将棋界に貢献しようと思い、広島会場の地域責任者を毎年引き受けている。2009年からやっているから、もう8回目になるわけだ。あらためて考えてみると、いつの間にそんなに回数を重ねていたのか、とちょっと驚いてしまう。

Tsume.jpg会場には12時半頃に到着。すでに参加者が何人か到着して開場を待っていた。また、今回は監督の応援として四国からSさんがわざわざやってきてくれていた。試験監督の仕事を一人でこなすのはかなり大変なので、助っ人が来てくれたことは本当にありがたかった。

今回の参加者は、初級戦、一般戦ともに14名。このところ参加者はやや減少傾向にあったのだが、今年は久しぶりに人数が増えた。特に一般戦は10名に達しない年が続いており、14名も参加したのは8年前の2009年の大会以来である。これくらい参加してくれると、こちらとしてもやりがいがあるというものだ。

初級戦は1手詰から5手詰までの6問を40分で、一般戦は5手詰から15手詰までの6問を60分で解く。初級戦の全題正解者は6名だった。解説をSさんがしてくれている間に、全題正解認定証を作成し、一人一人に手渡しする。続く一般戦はの満点は4名。満点が一人も出ない年もあったので、今年は難易度としてはややおとなしい出題だったといえるだろう。

17時過ぎにすべての作業を終了し、会場を後にする。何とか今年も無事に終えることができてよかった。

午後に街中へ

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先月までの忙しさが一段落したので、今日は休暇をとっていた。少し前に休日出勤をする機会があったので、その代休をとったのである。

お昼を家ですませてから車で街中へ。銀行や郵便局など、あちこちを回って用事を片づける。それから広島将棋センターへ赴き、詰将棋解答選手権のチラシを手渡した。土日に持っていくつもりだったが、今週末はまた出張の予定がある。手元に置いておくより、早く渡してしまって参加者集めに役立ててもらった方がよい。最後に本屋へ行き、数学書の棚を見て回る。見つけたら買うつもりで目星をつけていた本があったのだが、残念ながらまだ店頭に並んでいなかった。

5時過ぎには帰宅した。

詰パラ届く

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帰宅すると詰パラが届いていた。12月号は短編コンクールという企画が毎年行われており、7手詰~11手詰の比較的短手数の作品がたくさん掲載される。今年は7手詰の特集で、一挙50題がずらりと並んでいた。

最近は趣味に時間を割くことがほとんどできなくなっており、詰将棋もその例外ではない。創るのも解くのもすっかりご無沙汰だ。そんなことではいけないのだが、仕事も相変わらず急いで片づけなければいけないことが山積しているうえ、家では空いた時間のほとんどは子どもの相手をして過ごさなければならない。時間がいくらでもあった学生時代は、遠い昔のことになってしまった。

そうはいっても、7手詰なら少しは解けるのではないだろうか。そう思って今日はしばらく図面を眺め、最初の2問だけ解いた。毎日2問ずつやっていけば、今年中には短編コンクールの作品が全部解けることになる。7手詰といっても作品によっては相当難しいから早晩挫折しそうだが、少し頑張ってみようか。

王座戦終了

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羽生王座に佐藤天彦八段が挑戦した将棋王座戦五番勝負は、今日最終第五局が行われた。ここまで2勝2敗で、佐藤八段が今日の対局に勝てば初のタイトル獲得となる。最近の佐藤八段の勝ちっぷりはすごく、先日はA級順位戦で渡辺明棋王も降してしまった。今回の王座戦でも第三局で羽生王座をカド番に追い込んでおり、これはさすがにタイトルが移動するのではないかという感じだった。

中継をチェックしていたが、途中までは明らかに後手の佐藤八段が優勢だったように思われる。こういうレベルの対局では、いったん形勢が傾くと、そう簡単にひっくり返ることはない。これはこのまま行くかなと思って見ていたのだが、途中で急に風向きが変わった。あれよあれよという間に羽生王座が敵陣に攻め込み、あっけなく勝負がついてしまった。手数はわずかに85手。どうも58手目に佐藤八段が指した2六香があまりよくなかったようだ。羽生王座相手に終盤で1手悪手を指したら、もう勝たせてもらえない。快進撃を続けている佐藤八段だったが、あと一歩というところまで追い詰めながら、やはり羽生王座を倒すことはできなかった。

これで羽生王座のタイトル獲得数は94期。100期に到達するのはおそらく間違いないが、いつごろになるだろうか。永世位獲得まであと1期に迫っている竜王戦のタイトル獲得が100期目になったりしたら、もう大変なお祭り騒ぎになるだろう。実際、そういうことも十分ありそうな気がする。

帰宅すると封書が届いていた。先日、最近発刊された詰将棋作品集を送ってもらったところだが、もう1冊注文してあった本が今日到着したのである。その名も「この詰将棋がすごい!2015年度版」である。略して「この詰」だ。これまでも同名のタイトルで数冊出版されており、出るとすぐ買い求めていたのだが、今年は例の海外出張で買いそびれていたのである。ものすごく中身が濃いという話は伝え聞いていたが、なるほどこれはすごいボリュームだ。どこを開いても詰将棋創作の最先端の内容ばかりである。作品が紹介されている作家の人数も60名以上になるようだ。単に作品が紹介されているというだけでなく、創作論や一流作家同士の対談、あるいは難解作品の徹底解説など、とにかく中身が凝縮されて詰まっている。「この詰将棋がすごい!」と言いたくなる内容である。

空いた時間に少しずつ読んで楽しむことにしよう。

王座戦開幕

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将棋王座戦五番勝負が開幕し、第1局が今日行われた。今年羽生王座に挑むのは、最近勝ちまくっている佐藤天彦八段。特に後手番のときは横歩取りで快進撃を続けており、今年は10局指して全部勝っているというから相当なものである。果たして今日の対局は後手の佐藤八段が横歩取りに誘導し、得意戦法をぶつける形となった。羽生四冠も相変わらずタイトルを防衛し続けているものの、今年度はNHK杯戦でいきなり敗れるなど、絶好調とはいえない状態にある。これは挑戦者が先勝してもおかしくないと注目していた。しかし結果は、先手の羽生四冠の勝ち。相手の得意戦法を受けて立ち、しっかり土をつけるところはさすがだ。

もっとも、まだ五番勝負は始まったばかりで、最終的なタイトルの行方がどうなるかはまだ全く分からない。王座戦は一日制で比較的スピーディーに指し手が進むが、夕食休憩が挟まることもあって夜に一番の盛り上がりが来ることが多い。第2局以降も楽しみだ。

詰パラ九月号

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一昨日のことだが、詰将棋パラダイスの9月号が届いていた。最近は前月の下旬のうちに届くことが多い。

今回の号には、詰将棋全国大会の報告が詳しく出ている。125名も参加されていたとのことで、かなりの盛況だったようだ。開催されたのは7月19日で、こちらはちょうどソルトレイクシティ出張から帰国した日。羽田空港に着いたのが朝の5時だったから、時間的にはそれから会場の大阪へ向かうことは可能だったが、現実には20時間以上のフライトを終えた直後にそんなことをする気力はなかった。全国大会は2002年に初めて参加し、間を1年おいて2004年から昨年までは11年連続で顔を出していたのだが、ついに今年は完全に欠席する形になってしまった。もっとも、今は公私ともにすっかり多忙になってしまい、詰将棋と遊ぶ時間は全くとれていない。こんな状態で全国大会に赴いたところで、周りの熱気についていけなくなっていただろう。

来年は倉敷で全国大会が行われることが決まっている。広島からこれほど近い場所で行われるのは、少なくとも私が詰将棋に親しむようになってからは初めてのことだ。例年、7月は非常に忙しく、加えて今回のように出張が入ることもあり得るが、可能であれば何らかの形で運営に貢献できないものかと思う。

帰宅すると、「詰将棋パラダイス」と書かれた封書が届いていた。といっても、毎月来ている月刊誌ではない。編集部に注文していた本が届いたのである。先月出版された、波崎黒生(中野和夫)氏の詰将棋作品集「一番星」だ。

毎年7月は詰将棋全国大会が開かれるが、そのタイミングに合わせて、詰将棋マニアにとって垂涎の的となるような作品集が出ることが多い。それを大会会場の書籍販売コーナーで買い求めるというのが、いつも密かな楽しみなのである。実際のところ、全国大会にわざわざ出かける大きな理由の一つは、ここでよい作品集を手に入れることだといってもいい。しかし今年はソルトレイクシティの出張と重なってしまい、全国大会は12年ぶりに出席できなかった。やむを得ず、今になって本を注文したわけである。

先ほどまで、届いた本をパラパラと眺めていた。こういう一流作家の素晴らしい作品群を見ていると、またそろそろ創らなくてはいけないなという気にさせられる。しかし、実際はやはり時間をつくるのはなかなか難しい。少なくとも、こうした名作を鑑賞することで詰将棋に対する感覚だけは鈍化させないようにしていきたいものである。

詰パラ届く

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帰宅すると詰パラの5月号が届いていた。28日に到着するというのは、かなり早い方だ。東京や大阪などでは、月曜日のうちに届いたところもあったらしい。

最近は詰パラが届いても、3ヶ月前の号で出題された作品の解答と解説が載っている結果発表のページを、ただぼんやりと眺めるだけのことが多くなってきた。掲載されている作品は、よほど短手数で簡単そうなものでない限り、解いてみようともしていない。そもそも解く力が落ちる一方で、考えてみてもなかなか筋が見えないのである。数十手以上の作品で評判がいいものは、最初からあきらめてコンピュータに解かせ、その手順を鑑賞するということも珍しくない。時間がたくさんあった学生のころは、棋力の高い友人に助けてもらいつつも、1作1作頑張って解こうと努力していたものだ。今はとにかく時間がないのである。

来月は東京方面への出張が2回あるので、新幹線の車内で少し解いてみることになるかもしれない。

詰将棋の話

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金曜日は解析学の講義と演習。2コマ続きなので、終わって戻ってくるといつもくたくたになっている。今日もしばらく休もうと思っていたところ、部屋の前に学生が一人待っていた。月曜日の講義を受けていた大学院生の人で、レポート課題に関して質問があるとのこと。不在だったので待っていてくれたらしい。急いで部屋に通した。

彼の質問に対して答えた後、彼が言った。「別件なんですけど、お部屋の前に詰将棋が出ていますよね。友だちと考えたんですけど分からなくて......」。自室の前の扉に貼りつけた小さなホワイトボードには、ずっと前から昔の看寿賞受賞作品を書いたままにしてある。学生は誰も話題にしてくれないので、最近は書いたこともすっかり忘れていた。「あれはねえ、だいぶ昔に創った作品なんだよ。17手詰なんだけどさあ......」と話し出したら止まらなくなってしまった。何しろ詰将棋の話ができる人は学内にはほとんどいないから、こういう機会は貴重なのである。世の中には1500手を超えるような詰将棋があるとか、詰将棋専門の「詰将棋パラダイス」という雑誌があるとか、チェスにもプロブレムと呼ばれるものがあるとか、あれこれ思いつくことを話し続ける。最後は、有名な3手詰「新たなる殺意」の図を書いて紹介することまでしてしまった。

すっかり話し込んでしまったおかげで、帰る前にやろうと思っていた作業はできなくなってしまったが、日々の忙しさをちょっと忘れさせてくれるひとときだった。

今日は詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦が行われる。広島会場の地域責任者を2009年から毎年務めており、今回でもう7回目になる。これだけ回数を重ねるとさすがに慣れてきて、段取りでとまどうことはあまりなくなった。しかし、以前は手伝いに来てくれていたSさんが最近は多忙でいらっしゃらないので、当日の運営にまつわる主要な仕事は一人でこなさなければいけない。幸い、Sさんと入れ替わる形で将棋センターのKさんが今はいろいろとフォローしてくれるようになった。盤駒や筆記用具の準備や、当日の受付もしてくださるので大変助かっている。

12時半頃会場に着くと、もうKさんは先に到着されていた。急いで会場の設営を進めているうちに、続々と参加者がやってくる。初級戦は子どもの参加者が多いので、友だち同士で駒を並べてワイワイやっていて何とも賑やかだ。このころから熱心に指していれば、相当強くなる子もいるに違いない。

Tsumeshogi.jpg初級戦は、5手詰までの6問を40分で解く。今年の参加者は13名。始まってわずか2分で最初の退出者があり、その後も7分、13分と続いた。最終的に、ここまでの3名と開始35分で出た方の4名が全問正解だった。小中学生の子たちからは残念ながら全問正解者は出なかったが、かなりいいところまで行った人もいた。昨年は競技終了後も解答を書かせてほしいというお子さんがいて対応に迷うこともあったが、今年は特にトラブルらしいトラブルもなく終了。子どもは思わぬことを言ったりしたりするから気が抜けないが、その分応対するのが楽しくもある。

続いて3時過ぎより、一般戦の競技が始まる。こちらは5手詰~15手詰の6問を60分で解く。参加者は7名とちょっと寂しかった。例年、初級戦は十数名の参加者があるが、一般戦は年々参加者が減ってきているように思う。2009年のときは14名いたから、6年で半減してしまったことになるわけだ。せめて二桁の参加者がいてくれればと思う。今回は第1問の5手詰で悩んだ人が多かったようで、ほとんどの方は第1問と第2問を解いただけで時間切れになってしまっていた。1位の方は6問中5問正解で、昨年に引き続き今年も満点者は出なかった。

すべての作業が終わり、会場を後にしたのは5時過ぎ。今年は忙しくて最小限の準備しかできなかったが、何とか無事に終わってよかった。

今日も肌寒い一日。今週の初め、勤務先にいるときにどうにも暑くなってジャケットの下に着込んでいたセーターを脱ぎ捨て、もうこれを着る時季ではないなと思ったことがあった。しかし、昨日と今日はセーターが必須の気温である。本格的に衣替えをすることになるのはもう少し先のようだ。

詰将棋解答選手権の初級戦と一般戦の開催がいよいよ明後日に迫った。そろそろ準備をしておこうと思い、当日配付する問題用紙やアンケート用紙など、必要なものを一通り用意する。広島会場の現時点での参加者は、初級戦が12名、一般戦が7名の予定。一般戦の参加者がちょっと少ないのが残念だ。当日までにもう1人か2人は増えてほしいものである。

娘の保育園の入園式があり、朝から一家そろって出かける。昨日は荒れ模様の天気で送り迎えも大変だったが、幸い今朝はもう雨はやんでいた。娘は風邪気味で鼻水が止まらないので、入園式の後は小児科へ行って薬をもらってくる。午後から妻が仕事に出かけた後は、娘のお守りをしながら家でのんびり過ごした。

詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦がいよいよ来週に迫り、実行委員会から当日の開催に必要な各種のファイルが送られてきた。今年は例年にまして忙しく、会場予約も参加者集めも広島将棋センターにほとんどまかせきりの状態だったが、そろそろこちらも準備に取りかからないといけない。当日にうっかりミスがないよう、段取りをよく見直しておこう。

昨日、今日といい天気が続いている。気温もだいぶ上がり、陽気はすっかり春である。マンションの前の桜も、つぼみがほころびかけているようだ。

夕方から外へ出てあれこれ買い物。まず郊外にある輸入食料品店へ行き、それから近くにある手芸用品店に回る。4月から娘が保育園に行くため、手提げと巾着袋を妻がつくるというので布などを買いに行ったのである。その後、街中まで移動し、衣類や本などを購入。広島将棋センターにも立ち寄り、席主のTさんと軽く話す。詰将棋解答選手権の会場予約をおまかせしていたのだが、無事確保できたとのことで、会場の使用許可書を受け取ってきた。参加者はまだあまり集まっていないようだったが、2週間後の本番までに増えてくれることを期待したい。

8時過ぎに帰宅。

広島に帰る

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研究集会最終日。午前中に2つの講演があり、これで全日程が終了した。最後のN君がプロジェクタを使った講演だったので、結局4日間の日程でちょうど一人ずつがプロジェクタを使用したことになる。そのうちの一人は自分だったが、発表日が迫ってきてから思い立って急いで作成したため、十分準備することができず、いろいろ反省点のあるものになってしまった。やはり当初の予定通り、板書スタイルでやるべきだったかもしれない。

OldBooks.jpg会場を出るとJR大阪駅を目指して阪急の高架下を歩く。中津駅から地下鉄に乗ってさっさと新大阪を目指すこともできたが、大阪駅構内で売っているお土産を買おうと考えたのである。阪急の高架下は小さな飲食店が集まる「かっぱ横丁」が一番北側にあり、その南側に古書店がいくつか集まった「阪急古書のまち」というエリアが続き、さらにその先に阪急三番街と呼ばれるショッピングモールが広がっている。かっぱ横丁を過ぎて「古書のまち」に入ると、入口部分に大きなパネルが写真付きで掲げられているのだが、それを横目でチラッと見たら、「代数幾何学」の文字が目に飛び込んできた。あれっと思って立ち止まり、しげしげと眺めてみると、たまたま写真に写っている古書の中に、ファン・デル・ヴェルデンの「代数幾何学入門」が並べられているのだった。偶然とはいえ、ちょっと面白い。

お土産を買い、14時過ぎの新幹線で新大阪を発つ。16時15分ごろに無事自宅にたどり着いた。詰将棋解答選手権のチラシが届いていたので、一服してから街中に出かけて広島将棋センターに渡してくる。本屋で少し本を買い、19時頃に本日2度目の帰宅。

朝から会議があり、早めに家を出る。お昼頃にそれが終了した後は何も予定はないはずだったが、実際には午前中の会議で出た宿題を片づけたり、事務に提出する書類を作成したりと、あれこれ細々とした仕事を片づけねばならなかった。一つ一つは小さな作業量でも、塵も積もれば山となる。結局、それだけで午後のほとんどの時間を費やしてしまった。木曜日に講演をしなければいけないのだが、まだ全然準備が終わっていない。こんなことで大丈夫かと不安になる。

帰宅すると、詰将棋解答選手権の実行委員長からチラシが届いていた。広島将棋センターまで持っていく必要があるが、なかなかそのひまがとれそうにない。普通なら土曜日に行くところだが、あいにく今週は出張中。帰るのが日曜日の夕方だから、それから行ってくるしかないだろう。

少し遅くまでベッドでゴロゴロしていた。やはりこんなふうにゆっくりできる日がないと疲れてしまう。日中も久しぶりにのんびり過ごしていた。卒論発表会が昨日終わってようやく一息つけたとはいえ、近日中に片づけなければいけない仕事はまだまだたくさん残っている。しかし、今日のところは少し休みたかった。

夕方に街中まで出かける。買い物などをする前に、まず広島将棋センターに赴いた。4月の詰将棋解答選手権について席主のTさんと打ち合わせをするためだ。今後の段取りについて軽く確認する程度で、打ち合わせは一瞬にして終わった。2009年から毎年やっていて、今回でもう7回目になるので、もうすっかり慣れたものである。

将棋センターとの協力態勢が整ったので、帰宅後、実行委員会に広島地域での開催について連絡する。何とか今年も滞りなくいってほしいものだ。

詰パラの表紙

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朝、ポストを見たら詰パラの2月号が届いていた。昨日のうちに届いていたらしい。前月の29日に到着するというのは、かなり早い方だ。表紙を見ていきなりおやっと思う。表紙詰将棋の作者の名前に見覚えがあったからだ。おそらくピアノサークルの1年後輩のS君だろう。そういえば、将棋もやると言っていたような気がする。こんなところで名前を見るとは思わなかった。

今日は4年生の卒論提出締切日だった。昨日までに本文の作成とチェックはだいたいすんでいたので、今日はそれほどあわてることはなかった。しかし、1週間後には卒論発表会がある。夕方から早速発表練習を始めたが、まだまだ修正が必要なようだ。来週が終わるまではまだ気が抜けない。

今週は本当に忙しかった。今月締切の原稿がまだ完成していないので、明日と明後日で何とかしないといけない。おまけに、昨日また別の原稿を依頼するメールを受け取ってしまった。どうやら、年度が終わるまではあまり落ち着ける日はなさそうだ。

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