プランターの様子

ベランダのプランターで、毎年バジル・大葉の種を春にまいて育てるということをもうこの7年か8年続けている。収穫量は年によって違うが、全く収穫がなかったことはない。今年もバジルはペストをつくることができたし、大葉もたらこパスタだしをつくるときに使った。例年、今ごろの時期から害虫の被害を受けることがしばしばあり、ひどいときはコガネムシの幼虫に根を食い荒らされて急速にやせ衰えてしまったこともあったが、今年は幸いまだ大丈夫なようだ。大葉はずいぶん葉を摘んだばかりなのに、まだ青々とした葉が何枚もついている。これはまた何かに利用したいところだ。

一方、イタリアンパセリは、去年も今年も春の種まきからはうまく育てることができなかった。今年については、土の状態があまりよくなかったかもしれない。昨年は秋まきではかなりうまくいったので、今年も9月以降に取り返したいと思う。

感染の動向

朝方に少し通り雨があったが、午後からは雲も切れてまた暑くなった。セミも本格的に鳴き出したようだ。

今日は線形代数学の講義と演習があった。通常の授業はこれで終了で、来週は期末試験になる。気がかりなのはやはり感染の動向で、今日も体調不良で休むと連絡してきた学生がいた。試験時にみんな出席できる状態になっていることはあまり期待できないだろう。そもそも、自分が感染して寝込んでいることもあり得る。いろいろな可能性を考えておく必要がありそうだ。

錆びつく自律神経

昨夜はまた鼻水が止まらなくなり、始終ティッシュで鼻を押さえていなければならなかった。一晩寝て今朝はだいぶ楽になっており、お昼にはすっかり普段通りの状態だった。前にも書いたことがあるが、ここ数年、鼻水とくしゃみが止まらなくなる状態に陥る日が本当に増えた。1年に2回か3回くらいなら若いころからあったが、今は2か月か、もしかしたら1か月に一度は悩まされているように思う。特に春先など、気温が変わりやすい時季は頻度が高い。とにかく一度そうなったら、その日はほとんど使い物にならない。一晩寝ると、次の日にはよくなっていることがほとんどだ。自律神経が錆びついてしまい、体温調節がうまくできなくなってきているのだろうと思っている。

昨日と今日、上の子は街中で行われた活弁体験講座なるものに出かけていった。古い無声映画にどういう声をあてるべきか参加者で考えてつけるというものである。妻が連れて行ったので、自分は下の子とずっと留守番をしていた。この土日は結局一度も車に乗らなかったが、これは最近ではかなり珍しいことではないかと思う。

「だし」をつくる&花火を見る

午後、下の子が昼寝をしている時間帯を利用して、山形の郷土料理だという「だし」をつくってみた。最近まであまり知らなかったのだが、昆布やいりこからうまみを抽出して料理に利用するあの「だし」とは別に、野菜をたくさん細かく切って和える「だし」が山形にある。今回はレシピ動画を参考にしたが、どんな野菜を入れるかは各家庭によっても少しずつ違うようだ。ナス、キュウリ、白ネギ、オクラ、ミョウガ、大葉、昆布を全部細かく切り、醤油や砂糖で味をつければよい。ひたすら切る作業が中心になるが、オクラをちょっとゆでるのを除けば火も使わないから簡単にできる。だいぶたくさんできたので、これからご飯や豆腐に少しずつのせて食べていこう。

夜8時から花火が上がるというので、観覧スポットになっている小学校に家族みんなで歩いて行った。3年前までは小学校の校庭でこの時期に夏祭りが行われており、出店に群がるお客でごった返していたのだが、今はもちろんそんなことはできなくなってしまった。それでも、何となく集まって祭りの雰囲気だけでも味わおうということにやったようである。花火は20分ほどで終わってすぐ散会となったが、子どもたちはそれなりに楽しめたようだ。

街中で詰将棋談義

夕方、新体操教室を終えた上の子を家まで送り届けると、その足で街中へと向かった。詰将棋作家で詰将棋本の出版も多数手がけておられるSさんから、仕事で広島に行くから話しませんかとお誘いを受けていたのである。詰将棋解答選手権や詰将棋全国大会は今年も対面形式での開催はすべて中止で、誰かと顔を合わせて詰将棋の話をじっくりすることはすっかり少なくなってしまっている。こういう機会は逃したくない。

8時ごろ、今日の仕事を終えたSさんと合流。事前に予約しておいた串焼きの店まで歩く。はじめて行く店だったのでまともかどうかちょっと不安だったが、特に問題なく焼き鳥をおいしく頬張ることができた。Sさんとは10時ごろまで、詰将棋に関するあれこれの話題を語り合う。楽しい時間を過ごすことができた。

ホテル近くのコンビニの前でSさんとお別れし、帰路に就いた。帰宅は10時半過ぎ。

できもの

あまり上品な話でなくて恐縮だが、数日前からお尻にできたできものに悩まされている。腰をかけたときにちょうど体重がかかるポイントにできているので、不用意に座るとひどく痛いのである。それでも昨日までは大したことがなかったが、どうも今日は服とこすれさせて状態を悪くしてしまったらしく、文字通り腫れ物に触るようにおそるおそる座らなければいけないことになってしまった。帰宅後にガーゼを貼ったので、これで極力刺激を与えないようにしていよう。

十代のころにも確かこういうものができたことがあって、そのときにこういうできものを「ねぶと」というのだと聞いた。あまりよく覚えてはいないが、しばらく様子を見ていたらやがて治癒したのではなかったかと思う。仕事柄、座っている時間が多いので、早く治まってほしいものである。

相変わらず寝不足の日々

午前中は4年生のセミナー。2時間やったが、7月も半ばを過ぎたというのに、現在読んでいる本のまだほんの最初のところをやっている。早く読み進めたいが、数学の本では理解をおろそかにして先を急いでもよいことはない。焦らずにやっていくしかない。

午後は一昨日行った演習の採点。どうにも時間がかかってしまうが、何とか片づけることができた。

それにしても、相変わらず寝不足が続いていて、日中ひどく眠くなってしまう。小学校に行く上の子を起こすためにかなり早起きしなければならないというのが大きい。来週から小学校は夏休みだから、そこで少し状況が改善できるのではないかと期待している。

朝は土砂降り

昨夜からの雨は夜が明けてからいっそう激しくなり、朝から土砂降りである。梅雨末期によくこういう降り方をするが、今年は例年の6月下旬と7月中旬の天気をそっくり入れ替えたようなことになっている。もっとも、またあの殺人的な猛暑があれで終わりのわけはないだろう。ヨーロッパでも今日はひどい暑さだったようで、ロンドンで40度くらいに達したらしい。温暖化は止まらない。

雨はお昼頃にはあがり、夕方には陽光が注ぎ始めた。アブラゼミの鳴き声も聞こえてくる。そういえば、数日前にヒグラシの鳴き声も聞いたように思う。クマゼミもそろそろだろうか。セミが出てくるようになれば、いよいよ夏本番である。

祝日出勤

カレンダー上では今日もお休みの日のはずだが、勤務先では平日扱い。カレンダーの通りに休んでいると月曜日が足りなくなるため、海の日は通常授業を行う日になることがここ数年は常態化している。そしてまた月曜日に授業を持っていることも何年も続いているから、休暇をとるわけにもいかない。そんなわけで、移動祝祭日の制度にはあまり恩恵を感じていないのである。

夕方から雨が降り始め、帰るころにはかなり激しい降り方になった。明日も悪天候が続くようだ。

久保アグリファームに行く

朝、上の子が水遊びがしたいと言い出すので、先月行きそびれた湯来ロッジにもう一度出かけてみた。施設の裏手に川が流れており、ここで足を浸すくらいのことはできるらしい。ところが、今日も到着してみると駐車場が満車で止めることができない。あとからあとから次々に車が到着し、ハイエナよろしく駐車場を巡回している。どうもここは、当日に思い立って訪れるなどという悠長なことをしていてはダメなようだ。残念ながらまた引き返すことにして、帰り道の途中にある久保アグリファームに立ち寄ってみる。こちらはうまく車を止めることができたので、今日はここで楽しむことにした。

早速、草地の広場に腰を下ろして買ってきたお昼を食べることにする。幸い、曇り空で暑さはそれほどでもない。レジャーシートを忘れたことに気づいて車に取りに戻ったとき、ふいに声をかけられた。顔を上げると、勤務先の同僚であるM先生である。こんなところでお会いするとは思わなかったので驚いてしまった。ちょっとお話をしてからいったん別れたが、しばらくしてから「差し入れ」といって牧場の売店で売っているプリンをわざわざ買ってきていただいた。恐縮の限りである。その場でありがたくいただいた。

その後は、ヤギにそのへんの草を摘んできて与えたり、牛舎の牛を見に行ったりして過ごす。上の子も下の子もヤギの餌やりが面白かったようだ。このあたりで日が出て暑くなってきたこともあり、2時頃に牧場をあとにする。その後は図書館、ケーキ屋、業務スーパーと回り、4時過ぎに帰宅した。