「指輪物語」の読み聞かせ

昨日は快晴だったのに、一転して今日は朝から晩まで雨。オセロをひっくり返すように天気が入れ替わる。おまけにひどく寒い。明日はまた晴れるようだ。

上の子の就寝前に「指輪物語」の読み聞かせをずっと続けていたが、ついに今日最後のページに到達した。読み始めが2022年11月12日、終わったのは2024年2月29日。1年3か月余りかかったことになる。40年以上前に父が私にしていたことを、やっと完了することができた。

詰パラ3月号

帰宅すると、「詰パラ」の3月号が届いていた。このところ、少しページを繰ってみるだけでろくに解くこともしていない。ただでさえ棋力がないのに、鍛錬も怠っているからすっかり手が見えなくなってしまった。

とりあえず最初のページを開いて「ヨチヨチルーム」の数問を解いてみたが、こんな一番簡単なレベルの問題でも、ものによっては少し時間がかかる。ほとんどの「詰パラ」読者なら瞬間的に答えが見えるだろう。これで偉そうに詰将棋の本を書いているのだからあきれたものである。

詰将棋解答選手権もこの春に久しぶりに開催されるし、今月号は意識して少し解いてみようかと思う。

昨日の地震

2月ももうすぐ終わり。ここ数日は、天気がよいながらもあまり気温が上がらない。もっとも、関東のように強風が吹くこともなく、穏やかな陽気だ。

昨日のことだが、珍しく少し強めの地震があった。震度は3かせいぜい4というところだったが、うちのあたりではこのレベルでもそんなに頻繁には起きないように思う。学校にいた上の子は、外にいて気がつかなかったらしい。

19年目

古くなったノートパソコンを利用して自宅にサーバを立てるという酔狂なことを始めたのが2005年で、翌年の2006年2月25日からはブログを始めた。以来、サーバの機種を更新したりブログを開設し直したりと紆余曲折はあれど、丸18年も続けている。こんなに長い間続けることになるとは思っていなかった。残念なことに一昨年の4月にサーバがクラッシュしてデータが失われてしまい、それより前に書いたことはほとんどすべて失われてしまった。ネット上のアーカイブで部分的には拾える文章もあるが、今からあの状態を復元することはできない。残念だが仕方がない。

ブログは今日から19年目に入る。クラッシュ以後はここを見ている人もほとんどいなくなったと思うが、今後も淡々と日々のよしなしごとを綴っていきたいと思う。

手羽大根をつくる

昨日、友だちの家で遊んできた上の子が、その家で自家栽培しているという大根をもらって帰ってきた。せっかく結構なものをいただいたので、夕飯はこれを使って何かやってみようと思い立つ。最近よく参考にしている笠原将弘氏の動画チャンネルで手羽大根のレシピが紹介されていたので、これをつくってみることにした。こういう煮物系は以前は全く手を出さなかったジャンルだが、とにかく子どもがよく食べてくれるので、最近はすぐ頼ってしまう。いったん冷ますことで逆に味が入っておいしくなるというので、早い時間からつくってしまいやすいのもよい。今日も3時半頃までにできあがってしまったので、夕方は子どもたちを公園に連れて行って遊ばせる余裕も生まれた。

寒い時季の料理だろうが、食材がそろえばあまり気にせずまたやってみよう。

サーバの更新作業

祝日だったが、上の子は新体操の練習があるとかで午前中に出かけていき、戻ってお昼を食べたあとは友だちと遊ぶ約束があるといってまた出かけていった。こちらは午後から一人勤務先へ。スタッフ数人が共同で使っているサーバの更新作業をする必要があったのだが、作業中はネットワークが切れることになるため、仕事に影響が出ないよう平日は避けたかった。今日の作業で多分うまくいったと思うが、一部動作がおかしなところがあるため、週明けも面倒を見てやることになるだろう。

夕飯は久しぶりに家族そろって外食。帰宅後に4人でゲームをしたりして楽しんだ。

早出の木曜日

朝早くから会議があり、いつもより早めに家を出る。月に一度、月末近くの金曜日がその日になることが多いが、今月は明日が休みなので珍しく木曜日に早出することになった。今日も朝は雨だったが、昼にはようやくあがったようだ。

午後も会議があったが、比較的短時間で終了。その後は研究に関連する計算などをしていた。

三寒四温

昨日に引き続き、今日も一日中雨。大雨というわけではないが、この2日間はずっと降ったりやんだりで、全体の雨量としてはそれなりになったのではないかと思う。何より空気が湿っていて、朝方などは霧がかかったように視界が悪い。明らかにもう冬の天気ではない。

昨日はひどく暖かかったが、今夜からまた気温が下がり始め、週末は少し肌寒さが戻るようだ。数日おきに暖かくなったり寒くなったりで、まさに三寒四温である。

万世の閉店

下の子は今日から保育園に復帰。まだ食欲がやや減退気味で完全復調とまではいかないようだが、まあもう大丈夫だろう。そういうこちらも痰と咳が少し残っているが、日常生活に支障はほぼなくなった。

今日、秋葉原の「肉の万世」本店が3月末をもって閉店するというニュースが流れていた。子どものころ、秋葉原に行って石丸電気とかLAOXコンピュータ館とかをうろうろ見て回り、最後に万世で食べて帰るというコースをいったい何度繰り返したことか。もちろんハンバーグの定食は好きだったし、地下1階のラーメン店で食べる排骨(パーコー)拉麺や、上の方の階のしゃぶしゃぶも楽しみだった。店自体は別の場所で存続するようだが、あのビルがなくなってしまうというのは何とも残念。こうやってまた一つ、自分の記憶の中だけに存在するものが増えていく。

本陣殺人事件

今日は妻が仕事に行き、こちらは下の子と家で留守番をしていた。下の子はもうだいぶ調子がよいようで、今日は普段とほぼ変わらない様子になっていた。

ここ数日、この間の連休を利用して実家に行ったときに持って帰ってきた『本陣殺人事件』を読みふけっていた。横溝正史は何と言っても映画で接することが一番多いが、その分、原作をじっくり読む機会はあまりなかった。今となっては古典だが、やはりあらためて読んでみると面白い。表題作もさることながら、一緒に収録された『車井戸はなぜ軋む』と『黒猫亭事件』がいかにも横溝作品らしい血なまぐささやおどろおどろしさに充ち満ちていて楽しめた。

奥付には「昭和四十八年四月三十日初版発行、昭和五十二年一月三十日二十五版発行」とある。そして裏表紙に書かれた価格は380円だ。茶色く変色した紙の質感も相俟って、時の流れを感じざるを得ない。