久しぶりにスクリャービンを聴く

昨夜、家族が寝静まってから、ふと思い立って久しぶりにスクリャービンのCDを出してきた。幻想曲とソナタ第4番を聴いたが、やはり素晴らしい曲である。スクリャービンはラフマニノフと並んで学生のころに最も好きだった作曲家で、ピアノ曲を毎日のように聴いていたし、演奏にもずいぶんと挑戦した。今はもうピアノに向かう時間も全くとれなくて、本格的な大曲を譜読みする余裕はない。幻想曲など、学生のうちにやってみるのだった。もちろんうまく弾けるわけはないが、若いときは相当な難曲にも当たって砕けろで突進を繰り返していたのだ。

そういえば数日前、年末に予定されている演奏会に久しぶりに出演してみる気はありませんか、と世話人の方からお誘いをいただいた。わざわざ声をかけていただいて本当にありがたいことだが、ただでさえへたくそなうえに長い間何も弾いておらず、今後もまともに練習できる時間はほとんどとれそうにない。ちょっと厳しいとは思うが、小曲でもいいから何かできないか考えてはみようと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です