忙しくてなかなか折紙を折れないでいたが、空いた時間に少しずつ折り進めていた作品がやっと完成した。神谷哲史氏の「アマガエル」である。紙は30cm四方のTissue-foil paperを用いた。季節に合わせた折紙を折ろうと思って題材を選んだが、完成する前に梅雨が明けてしまうとは思わなかった。
カエルはだいぶ前にRobert J. Langの作品を折ったことがある。どちらも精巧にできている名作だと思うが、自分の腕ではそれを表現し切れていない。やはりもう少し数をこなした方がよいのだろうが、今の忙しさでは半年に一つ折るのも大変だ。時間がほしい。
(折紙モデル:神谷哲史「アマガエル」、「神谷哲史作品集2」(おりがみはうす)所収)

