学位記授与式と駅への見送り

午前中、勤務先で学位記授与式があった。今回は急遽依頼を受けて式の司会進行役をつとめる。場違いな台詞を吐いて場を乱さないか少々心配だったが、幸い特にトラブルもなく終わった。

今日は朝方は薄曇りだったのだが、式が終わったころから雨が降り始め、やがて雷鳴が聞こえるようになった。お昼を食べてから勤務先を出たころには、もう土砂降りと形容してもよいような降り方である。こんなに降るとは思わなかった。朝に干して出た洗濯物が心配だったが、学校が早く終わって先に帰ってきていた上の子が取り込んでおいてくれた。その後、母と上の子を車に乗せて広島駅へ。新しい駅ビルのグランドオープンの日で、構内はだいぶ混雑していた。改札で母を見送る。まだ体調が完全に回復したわけではなく、歩くのも疲れる様子だったが、何とか帰れたようだ。

その後、駅の近くにある電器店に立ち寄る。引っ越しのときに出てきた古いコンポを修理できるか聞いてみたが、とうの昔に部品が切れていて対応できないとのことだった。記録媒体は永遠に残るような気がしているが、実は案外寿命が短い。CDやDVDもあとどれだけ続くか怪しいものだ。

電器店に寄ったころにはもう雨はやんでいて、やがて日差しが出て暑いくらいになった。この暖かさなら、そろそろ桜も開花するだろう。