もう8月になってしまった。月日がどんどん過ぎてゆく。
それにしても、連日ひどい暑さだ。子どものころは、「明日の最高気温は33度」と聞いてすごい暑さになると覚悟したものだった。今は33度なんてかわいいもの。35度に達するのが当たり前である。それでもまだいい方で、全国の中では40度に達するところもちらほら出てきている。大学に入学した年に、記録的な冷夏で米が不作になったことがあったが、ああいうことはもう起きないのではないだろうか。
おそらく近い将来、40度は日本全国のいたるところで当たり前に出るようになり、内陸部では45度まで行くようになるだろう。しかも、それがやがて反転して下がり出すような要素が何もない。少なくとも、自分が寿命を迎えるまで、この気温の上昇は止まらないのではないか。それどころか、気温の上昇によって寿命を迎える心配もしなければいけないかもしれない。未来に希望が持てないと気が滅入るが、少しでも灼熱化のペースが弱まることを願うばかりである。