行楽に出かける話もしていたが、結局どこも行かずほとんどの時間を家の中で過ごした。夕飯には久しぶりに唐揚げをやろうと申し出る。メインの鶏モモ肉はよいとして、今日は副菜としてナスも揚げることにした。ちょうどくまの限界食堂のレシピ動画を見たところで、唐揚げの合いの手にはちょうどよいと思ったのだ。
ところがナスに片栗粉をまぶすところでうっかり水気を切るのを忘れてしまい、揚げる前はねっとりした液体がまとわりつく状態になってしまった。これでも何とかなるだろうと鍋に投入したものの、これが大失敗。ナス全面に粘着剤が塗られたかのようになってしまい、鍋の底にも箸にもくっつきまくる。カラッと揚がるはずだったのに、到底それとはほど遠いできになってしまった。やはり水気をよく切ることは揚げ物の肝なのである。そのことを今日はいやというほど思い知った。
鶏肉の方はいつも通りでまあまあのでき。ナスはいずれあらためてやり直したい。