50回目の6月9日がやってきた。ついに天命を知る年齢にまでなってしまった。あまり実感がわかないが、もうこんな歳なのである。子ども時代は遠い昔のことになってしまった。
保育園から園内整備の仕事を手伝うように言われていたので、少し早めに勤務先を出る。保育園に着いて依頼された作業に取りかかろうとしていたら、見に来た小さな子たちから「お誕生日おめでとう」と言われて驚いてしまった。下の子と同じクラスの子たちで、お父さんが誕生日だと聞いてきたらしい。
作業が終わり、下の子を連れて帰宅。本当はこのあと、少し豪華な夕飯なりケーキなりが出てくるはずだったのだが、突発的な仕事が入って妻の帰りがかなり遅くなってしまい、諸々の予定がすっかり狂ってしまったので、結局いつも通りの夜になった。ケーキは食べるとしても明日以降になりそうだ。節目の年齢の誕生日としてはずいぶんあっさり終わってしまったが、まあこの歳になればこんなものだろう。