午前中は片づけなければいけない仕事がいくつかあって忙しかった。午後は来月に迫った授業の準備を少し始めた。さっさと進めていこうと思っていたが、やり始めてみると細かいところまでいちいち気になって案外時間がかかる。この分だと毎週自転車操業になりそうな気がする。
9月11日といえば、アメリカで例の事件が起こった日である。私は28歳だった。もう22年も前のことだ。あの日、自宅で中継を見ていたのを覚えている。大震災やコロナ禍、戦争、温暖化など、地球規模で世界の行く末が危ぶまれると感じてしまうできごとが近年は増えたように思うが、同時多発テロはそういう気にさせられた最初の事件だったかもしれない。あんなふうに心がざわつくようなできごとは起きてほしくないが、現実はそうもいかないようである。