数学セミナー

朝から厚く雲が垂れ込め、ときおり冷たい小雨が降ってくる陰鬱な天気。ただ冷え込みとしては昨日より多少緩くなっている。

今発売されている『数学セミナー』1月号に『折り紙の事典』の書評を載せてもらっている。数学の雑誌なのに、詰将棋の連載をしたり折紙の本の書評を書いたり、趣味の話ばかりだ。あとはピアノとカードマジックだが、これがメシのタネになることはさすがにないだろう。

それにしても、『数学セミナー』の名物コーナー「エレガントな解答を求む」にはちょっと驚いた。今回の出題者が一松信先生なのである。1926年3月生まれで、あと3か月で100歳になられるのだ。問題を解答する側ではなく、出題する側というのは驚異的というしかない。超一流の人はどこまでもすごい。