昨日から入り込んだ冷気はさらに強くなり、今朝は一段と寒くなった。もう今までの服装では寒い。衣装ケースに眠っていた冬用の下着を出してきた。すでに北日本では雪がかなり降っているようだが、このへんはさすがにまだ大丈夫だろう。
それにしても、あれだけ暑かったのに、もう寒いと言っている。夏の終わりが遅かった分、秋が短くなっているようだ。勤務先で授業に向かうとき、自分の居室のある建物の非常階段を降りて隣の建物へ歩いて行くのだが、その途中にモミジの木が植わっているところがある。毎年、今ごろの時期には陽光に深紅が映えてなかなか美しいのだが、今年は少し様相が違う。まだ緑色の葉が多く残る一方、赤くなった葉は鮮やかな色に変わることなくいきなり赤黒く沈んだ色になってしまっているのだ。いつものような紅葉はもうしないで終わってしまうのだろうか。これも今年の気温のせいなのだろう。