スーパーの閉店

一昨日、保育園の発表会から帰る途中のこと。少し買い物をしておこうと思い、下の子と一緒に自宅そばのスーパーに立ち寄ったら、入口に大きく「来年1月19日をもって閉店します」という貼り紙が目に飛び込んできた。これは我が家の生活にとって結構大きなニュースだ。毎日の食料品の買い物のほとんどはここでしていたのである。2月末くらいに引っ越しすることを考えており、引っ越し後は自宅から一番近いスーパーではなくなるはずだったから、問題になるのは1か月程度ではある。とはいえ、この店がなくなる事態はあまり想定しておらず、えっと思わず声をあげてしまった。

考えてみれば、去年あたりから冷凍食品のショーケースがよく故障していたのに、新しい機械を設置する設備投資を全然しようとしていなかった。今にして思えば、船が沈もうとしているのに羅針盤を新調するようなことは割に合わないと考えたのだろう。もしかしたら、あのショーケースの故障が閉店の決断を後押ししたのかもしれない。

20年前に関東からこの地域に引っ越してきたときからこのスーパーはあり、その向かいは地方銀行だった。いずれも、マンションが建ち並ぶこの一帯の住民を支える中心的な存在だと思えたし、実際当時はそうだったに違いない。しかし銀行は数年前に撤退してしまい、今は跡地にフィットネスクラブが入っている。こういう時代が来るとは、あのころは思いもよらなかった。

1月下旬からは生活スタイルを少し修正する必要がありそうだ。

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