妻と上の子は新体操の大会に出るため、まだ暗いうちに起き出して出かけていった。出番はお昼過ぎだが、7時過ぎには会場に集合しないといけないのである。体育会系はとにかく朝が早い。
せっかくなので我々も見に行こうということで、11時過ぎに下の子と車で街中へ向かった。駐車場の混雑具合も計算してある程度余裕を持って出たつもりだったが、そううまくはいかなかった。会場の体育館の地下駐車場へは、地上から二つの入口がある。中で二つのルートは合流し、その数十メートル先に駐車場のゲートがある。ところが入口Aから地下に入ってみると、ゲートから延びている車列がもう入口Bの方に延びていたのである。体育館の地下駐車場に止めたいときは入口Bから入らなければいけなかったらしい。仕方なくいったん出て入り直したのだが、これで10分くらい損してしまった。
誤算の二つ目は、周辺で大きなイベントが同時にいくつも開催されており、想像以上に混雑が激しかったことだ。なかなか車列が動かずずいぶん待たされた。そして決定的な三つ目の誤算は、上の子が演技するプログラムが10分前倒しになったこと。これらの不運が重なり、下の子と会場に飛び込んだときはまさに上の子が演技している真っ最中だった。20秒くらいは遠くから見ることができたが、もうほんの少し遅かったら、何のために出てきたのか分からなくなるところだった。
下の子と先に二人で会場をあとにし、お昼を食べて帰宅。4時頃に上の子も妻と戻ってきた。夕飯はあまり凝ったものをつくる気にもならず、定番メニューの鶏めしにした。
