妻が、どうも細かい字が見えにくくなったといって今日眼科で眼鏡の処方箋を作ってもらったそうだ。確かに、少し小さい字になると読みにくそうにしているところを最近よく見るように感じていた。
自分は2年前に作った眼鏡を外ではかけている。遠くを見る分にはこれでかなりよく見えるのだが、手元を見るときは完全にピンぼけしてしまうので、眼鏡をおでこにあげる習慣がいつの間にか根づいてしまった。父がよくそうやって本や新聞を読んでいたことを思い出す。ああしないと読めないのだということを、50を過ぎてから実感とともに理解するようになった。
コロナ禍の数年で、視力の低下と老眼の進行が一気に進んだような気がする。何でもかんでもオンラインになり、パソコンやスマホの画面を覗き込んでいる時間が急に増えたことと無関係ではないような気がする。家で過ごすときはいつも外して過ごしているが、やがて父のように始終かけていることになるのかもしれない。