下蒲刈島に行く

夏休み中、一度くらいは海に行きたいと上の子がせがむので、今日は一念発起して早起きし、朝から海水浴場目指して出発した。いつも日が高くなってからのそのそと起き出すのが当たり前の我が家としては、相当頑張った行動である。8時過ぎに家を出て、9時半にはもう目的地でテントを広げていた。今回は下蒲刈島の梶ヶ浜海水浴場に行ってみたが、さすがにこの時間帯ではまだ海水浴客もそれほど多くない。天気が心配だったが、薄曇りでむしろ日焼けの心配が少ない分ありがたいと感じた。

下の子はまだ海で泳ぐには幼いため、波打ち際での砂遊びがメイン。一方で上の子は浮き輪でバシャバシャやりたがる。夫婦でときどき役割を交代しながら、片方がどちらかの子の様子を見るようにしていた。海は冬に比べるとやや透明度が悪く、やたらと透明なクラゲが浮遊していた。7月のうちに来ていればまた違ったのかもしれない。

お昼過ぎまで遊んでそろそろ撤退することにしたが、場を片づけて出発するまでにえらく手間取ってしまった。特に、テントがなかなかうまくたためないのには本当に参った。ちょうどこのころから日が照りつけて暑さが厳しくなったため、テントの骨組みをつかんで格闘しているだけでくたくたである。やっとすべて終えて車に乗り込んだときにはもう2時をとうに回っていた。

2時半を過ぎたころにやっと「かつら亭」に到着し、だいぶ遅いお昼をいただく。それから帰路に就いたが、あちこち買い物に立ち寄ったりしたので、帰宅したときはもう6時半も過ぎていた。さすがに疲労困憊。一番つらかったのは、いつの間にか日差しが強くなっていたために背中の日焼けがひどくなってしまったことだ。真っ赤になってしまい、ヒリヒリが止まらない。しばらくはこの痛みに耐えることになりそうだ。

「だし」をつくる&花火を見る

午後、下の子が昼寝をしている時間帯を利用して、山形の郷土料理だという「だし」をつくってみた。最近まであまり知らなかったのだが、昆布やいりこからうまみを抽出して料理に利用するあの「だし」とは別に、野菜をたくさん細かく切って和える「だし」が山形にある。今回はレシピ動画を参考にしたが、どんな野菜を入れるかは各家庭によっても少しずつ違うようだ。ナス、キュウリ、白ネギ、オクラ、ミョウガ、大葉、昆布を全部細かく切り、醤油や砂糖で味をつければよい。ひたすら切る作業が中心になるが、オクラをちょっとゆでるのを除けば火も使わないから簡単にできる。だいぶたくさんできたので、これからご飯や豆腐に少しずつのせて食べていこう。

夜8時から花火が上がるというので、観覧スポットになっている小学校に家族みんなで歩いて行った。3年前までは小学校の校庭でこの時期に夏祭りが行われており、出店に群がるお客でごった返していたのだが、今はもちろんそんなことはできなくなってしまった。それでも、何となく集まって祭りの雰囲気だけでも味わおうということにやったようである。花火は20分ほどで終わってすぐ散会となったが、子どもたちはそれなりに楽しめたようだ。

久保アグリファームに行く

朝、上の子が水遊びがしたいと言い出すので、先月行きそびれた湯来ロッジにもう一度出かけてみた。施設の裏手に川が流れており、ここで足を浸すくらいのことはできるらしい。ところが、今日も到着してみると駐車場が満車で止めることができない。あとからあとから次々に車が到着し、ハイエナよろしく駐車場を巡回している。どうもここは、当日に思い立って訪れるなどという悠長なことをしていてはダメなようだ。残念ながらまた引き返すことにして、帰り道の途中にある久保アグリファームに立ち寄ってみる。こちらはうまく車を止めることができたので、今日はここで楽しむことにした。

早速、草地の広場に腰を下ろして買ってきたお昼を食べることにする。幸い、曇り空で暑さはそれほどでもない。レジャーシートを忘れたことに気づいて車に取りに戻ったとき、ふいに声をかけられた。顔を上げると、勤務先の同僚であるM先生である。こんなところでお会いするとは思わなかったので驚いてしまった。ちょっとお話をしてからいったん別れたが、しばらくしてから「差し入れ」といって牧場の売店で売っているプリンをわざわざ買ってきていただいた。恐縮の限りである。その場でありがたくいただいた。

その後は、ヤギにそのへんの草を摘んできて与えたり、牛舎の牛を見に行ったりして過ごす。上の子も下の子もヤギの餌やりが面白かったようだ。このあたりで日が出て暑くなってきたこともあり、2時頃に牧場をあとにする。その後は図書館、ケーキ屋、業務スーパーと回り、4時過ぎに帰宅した。

ハンバーガーをつくる

今日は久しぶりに湯来町の方に行ってみようということになり、お昼少し前に出発した。ところが正午過ぎに着いてみると、目的地だった湯来ロッジはすでに駐車場がいっぱいで車を止めることができない。ハイエナよろしくしばらくあたりをうろうろしてみたが、こんな時間帯では帰る人もおらず、あとから到着する車もいて競争相手は増えるばかり。あきらめて引き返すことにする。結局、帰路の中間地点あたりにあるOishï吉山でお昼にした。コロナ禍になってからはおそらく来ていないから、ずいぶん久しぶりだ。出発時の予定通りにはいかなかったが、ビュッフェ形式のランチを楽しむことができて満足した。

夜はハンバーガーをつくった。Kevin’s English Room動画を参考にしたもので、これまでも何回かやっている。手元にある画像データを見る限り、前回つくったのはおそらく1月30日だ(以前ならブログを参照すればすべて記録が残っていたのだが、残念ながら失われてしまった)。フライドポテトとズッキーニの唐揚げもつけ合わせにする。今回もおいしくいただくことができた。