暑くなってからずっと折り続けていた折紙がようやく完成した。前回に引き続き、神谷哲史氏の難解な折紙作品にトライしてみる。今回やってみたのはミヤマクワガタ。紙は35cm四方のビオトープを用いた。「完成した」とはいったものの、途中分からなくなって紙をだいぶ傷めてしまったし、最後も足や触角を指示通り細くすることができず、パッとしない見栄えになってしまった。うまい人が折ると、神谷作品はもっとずっとすごいのである。まあ今回はこれくらいで許してもらおう。
(折紙モデル:神谷哲史「ミヤマクワガタ」、「超絶のおりがみ」(西東社)所収)

