TR大で行われる研究集会に参加するため、今日から2泊3日で出張。朝7時40分頃に家を出発する。午後1時45分頃に目的の駅に到着するまで、プラン通りの電車を乗り継ぐことができた。これであとは会場に歩いて到着するだけだったのだが、行ってみるといつもの場所に人っ子一人いない。ここでようやく、会場の部屋が普段と違っていることに気づく。ここからは歩いている方に建物の場所を聞いたりして大慌て。結果的に講演開始前ギリギリに到着できたが、全身に滝のような汗をかく羽目になってしまった。最後の詰めが甘い。
ところで今日、新幹線で移動しているときのこと。名古屋を出てからしばらくうとうとしており、そろそろ目を覚まそうとサンシェードを上げたら、右前方に雪のない富士山がくっきりと見えた。きれいだなと思った次の瞬間、すごいタイミングで外を見たことに気づいた。以前もブログに書いたことがあるが、名古屋から東京へ向かうとき、富士山はずっと進行方向左側にある。ところが、行程の中である箇所でだけ、進行方向右側に富士山が見えるところがある。それは静岡駅に着く前、安倍川を渡る直前のあたりで、時間にしたら20秒かそこらしかない。名古屋~東京の約1時間40分で、ここだけなのである。ぼうっとした頭でサンシェードを上げたのが、まさにその黄金部分通過中の瞬間だったのだ。こんな偶然もあるのかと一気に目が覚めたできごとだった。