新年度

いよいよ2025年度の始まりである。毎年思うことだが、年度の変わり目というのは、正月休みなどと違って間に何もクッションが入らない。昨日までと連続しているのに、なぜか昨日までいた人が影も形もなく、しかもそのことを誰も疑問に思わないという奇妙なことが起きる。異世界に迷い込んだような不思議な感覚である。

昔、ローマとパリを旅行しているとき、乗ろうとしていた列車が1時間前に発車してしまっていたことがあった。9時の列車に間に合うように駅に来たはずなのに、駅の時計はもうすぐ10時になろうとしているのだ。いつの間にか自分の時計だけがずれているのである。実はその日から夏時間が始まっていたのだが、あのときも時間が1時間進んでいることに誰も何も言わないので、自分だけパラレルワールドに迷い込んだような気分になった。年度の切り替わりも、あれに通じるものがある。

さて、今日もひたすらメールや資料作成の連続だった。明日と明後日が今週の山場。何とか頑張ろう。