カテゴリー: 2024年

一昨日、保育園の発表会から帰る途中のこと。少し買い物をしておこうと思い、下の子と一緒に自宅そばのスーパーに立ち寄ったら、入口に大きく「来年1月19日をもって閉店します」という貼り紙が目に飛び込んできた。これは我が家の生活にとって結構大きなニュースだ。毎日の食料品の買い物のほとんどはここでしていたのである。2月末くらいに引っ越しすることを考えており、引っ越し後は自宅から一番近いスーパーではなくなるはずだったから、問題になるのは1か月程度ではある。とはいえ、この店がなくなる事態はあまり想定しておらず、えっと思わず声をあげてしまった。

考えてみれば、去年あたりから冷凍食品のショーケースがよく故障していたのに、新しい機械を設置する設備投資を全然しようとしていなかった。今にして思えば、船が沈もうとしているのに羅針盤を新調するようなことは割に合わないと考えたのだろう。もしかしたら、あのショーケースの故障が閉店の決断を後押ししたのかもしれない。

20年前に関東からこの地域に引っ越してきたときからこのスーパーはあり、その向かいは地方銀行だった。いずれも、マンションが建ち並ぶこの一帯の住民を支える中心的な存在だと思えたし、実際当時はそうだったに違いない。しかし銀行は数年前に撤退してしまい、今は跡地にフィットネスクラブが入っている。こういう時代が来るとは、あのころは思いもよらなかった。

1月下旬からは生活スタイルを少し修正する必要がありそうだ。

今日は珍しく講義も会議も何の予定もなかったので、休みをとることにした。妻も休みにしたので、二人でキッチンのショールームを見学に行く。引っ越しを予定している家のリフォームを考えているためである。このところ、バスルームや建具のショールームをあちこち訪れているが、今日は事前に予約もしてかなりしっかり説明を受けた。もっとも、いくら説明を聞いたりカタログを調べたりしても、膨大な選択肢の海でさまようばかりでなかなかプランがまとまらない。結局、どこかでえいやっと決めてしまうしかないように思う。

明日は上の子が新体操の大会、下の子が保育園の発表会とどちらもイベントが控えている。日にちが重なってしまったので、片親ずつ行くことになっている。

今日も予定が詰まっていて忙しい一日だった。くわえて思わぬことが起きてずいぶんと消耗させられた。数日前に新しい電子レンジをネット注文したのだが、ちょうど下の子を保育園に送り届けたとき、なぜか突然キャンセルのメールが携帯に転送されてきたのである。店側の在庫がなくなったのかとも思ったが、特に理由も書かれていない。通販サイトにログインして調べてみようとしたら、今度はどうしてもログインできない。そのうち、アカウントが一時的にロックされていると表示されるに至ってしまった。こんな忙しいときに限って、どうしてこんなトラブルまでついてくるのだろうと辟易した。

結局、奇しくもまた保育園のお迎えをしているタイミングでまたメールが届き、「通常と異なる利用があったので注文をキャンセルしたうえでアカウントを一時停止していたが、現在はログイン可能な状態に戻した」と知らせてきた。帰宅後にチェックしてみると、確かに元通りになっている。半日で解決したからよかったが、「通常と異なる利用」というのが何を指すのかは分からずじまいに終わった。

あらためて電子レンジを注文したが、セールになっていて最初の注文より少し安く買えることになったので、それだけでもよしとしよう。

今日も暖かくて過ごしやすかった。それにしても、もう12月である。始まったと思った2024年がもう終わりに近づいていることが信じられない。

先月、勤務先に植わっているモミジの色づきが悪く、このまま枯れてしまうのではないかと書いた。妙に赤黒い葉が目立ち、今からきれいな色になるとは思えなかったからだ。しかし今日通りがけに眺めたら、明るい赤色が日に映えて思ったよりきれいに紅葉していた。結局、いつもより紅葉が遅かっただけらしい。以前は11月の中旬か下旬にはこんなふうになっていた。

少しだけだが寒さが和らぎ、幾分過ごしやすかった。明日もこの小春日和が続くようだが、週末はまた寒気が来るらしい。

今日の夕方、国際宇宙ステーションが日本上空を通過するというニュースがあったので、保育園に行くちょっと前に開けた場所に一時駐車して夜空を眺めていた。そんなものが本当に見えるのだろうかと半信半疑だったが、報道されていた時間になると果たして北の方から少し黄色みがかった点が現れ、東南の方に移動していった。通過したのは北陸から関東地方の上空のはずなのだが、かなりそこから西側にある広島で、それも街灯の光があふれる街中でも十分見えるくらいの明るさだったのには少々驚いた。

天文少年だった40年前なら、きっとカメラを夜空に向けてスタンバイしていたことだろう。一瞬だけ、一人で夜空を見上げていたあのころの気分になった。

朝早くから出勤。会議の進行役をしなければいけなかったのでそれなりの緊張感があったが、何とか無難に終わった。その後、細々とした仕事をあれこれ片づけ、午後は主に採点作業にあてる。だいぶ進めることができたが、まだ道半ば。

今週も忙しかった。しかし、12月から2月の3か月は、年末年始を除けば1年で一番忙しい時期と言ってもよい。今年はそれに引っ越しも加わる。これからが正念場だ。