詰備会に行く

今日は詰備会の日である。昨年秋に詰将棋作家のHさんから、詰備会の世話人を代わってもらえないかと突然打診された。厳しい病気になったからということで言葉もなかったが、実際、年明けすぐに残念な知らせを受け取ることになってしまった。かくなるうえは何とかやってみようと腹を決め、4月の第4日曜に行うとアナウンスした。ついにその日が来たのである。これから半年に一度、会合を行って作品展に出す作品を決め、回答を募集して解説原稿を書くという一連のタスクをこなしていかなければならない。

予定のバスに遅れそうになり、少々あわてて家を出発。新幹線で岡山駅に着いたのはちょうど正午ごろだった。駅で手早くお昼をすませて会場へ向かう。自分が世話人をする初めての会合でどれだけの人が来てくれるか少し心配だったが、ふたを開けてみれば15人というかなり多めの人数が集まった。1時から5時まで、作品検討などで楽しく過ごす。皆さんのご意見もうかがい、作品展に出す4作も何と決まった。あまりなじみがない方もおられたので、終わりごろに一人一人自己紹介する時間をとり、最後にみんなで写真撮影する。外に出たときは雨が強くなっていた。

お一人が帰られ、残りの14人で2次会へ。2時間ほどあれこれお話しする。7時過ぎに駅で散会し帰路についた。

詰将棋解答選手権

早めの昼食をすませると、雲一つない青空の下、急いで家を出た。今日は詰将棋解答選手権の日である。地方開催が始まった2009年から、毎年広島会場の責任者をつとめてきた。2020年~2023年はコロナ禍で中断したが、今年は14回目になる。近年は仕事が忙しくてちょっと大変だが、看寿賞をもらった詰将棋界へのご恩返しのつもりで続けている。ただ今年は、昨年の詰将棋全国大会の場でお話しした広島在住のKさんが手伝いに来てくれることになっていた。人手が少し増えるだけでかなり楽になる。

会場に着いて手続きをすませたところで、競技参加者が使う盤駒と解説用の大盤を将棋ひろばのFさんが持ってきてくれた。やがてKさんも到着。3人で会場の準備をしていると、やがて参加者が少しずつ集まってくる。参加費の徴収などの会計作業をKさんがやってくれたので、こちらは本部に送るメールの準備作業などに集中することができた。

競技は初級戦が1時半から2時までの30分、一般戦が3時20分から4時10分までの50分で行われる。今年は初級戦が比較的素直な問題だったようで、14名の参加者のうち全題正解者が11名にのぼった。一方で一般戦は皆さん苦戦されたようで、16名の参加者で全問正解者はなし。昨年は3位が5人も出てしまって賞状が足りなくなるアクシデントがあったが、今年はそういうこともなく、いろいろなことが予定通りに行った。

5時10分頃に後片付けを終えて鍵を返却。Kさんとは別れ、Fさんを将棋ひろばまでお送りする。6時少し前に無事帰宅した。

詰パラ2月号

帰宅すると、詰パラの2月号が届いていた。前の月の28日に届くとはずいぶん早い。表紙詰将棋はWさんで、巻頭の言葉を見たら『詰将棋の世界』にふれてくれていた。Wさんは今もこの本をテキストにして詰将棋講座を続けておられる。ありがたいことである。

今回の号では、元日に亡くなられたHさんを悼む記述があちこちに見られた。やはり詰将棋界で長きにわたって活躍された方だけに、喪失感は大きい。また、生前のご本人による作品展のページもあった。本当なら数か月後にご本人の解説が載るはずだったのだが、それはもうかなわぬことになってしまった。

Hさんの頼みで詰備会の世話人を引き受けたものの、同じようにうまくやれる自身は全くない。ともあれ、最低限の仕事は続けて何とか回していきたいと思う。

訃報

昨日のことだが、初めて知るアドレスからメールをいただいた。それは詰将棋作家のHさんのご家族からのもので、Hさんが元日に逝去されたことをご連絡くださったメールだった。

長らく詰備会の世話人をされてきたHさんから突然メールが届いたのは、昨年の9月のことだった。病を得たので世話人を引き継いでもらえないかという。斎藤さんがダメなら、もう頼める人がいないので詰備会は終わりにするともあった。能力的にもまるで足りないうえにこのところ仕事も非常に忙しく、自分にまともに世話人がつとまるとは到底思えなかったのは確かだ。しかし、こうした状況でこちらに声をかけていただいたHさんの思いを無にすることはできなかった。

そんなやりとりがあったからご病状が厳しいのは承知していたが、それでもこれほど早く訃報を聞くことになるとは思わなかった。もう会合の席上でお目にかかることができないと思うと残念でならない。一方で、バトンを受け取ったからには、何とか自分にできる範囲で詰備会を続けていかなくてはいけないとあらためて思っている。

Hさんのご冥福を心よりお祈りしたい。

詰将棋全国大会に出席

今日は朝から予定が詰まっていた。8時半頃、車に乗ってお泊まり保育を終えた下の子を家族みんなで迎えに行く。そしてその足で上の子が通う小学校へ。ここが今回の投票所である。投票をすませると、街中の歯医者に予約が入っている上の子たちをバス停の前で下ろし、一人いったん自宅に戻った。ここで身支度を調えて9時半頃に再び出発し、博多に向かう。今日は詰将棋全国大会である。

全国大会にはかつてはほぼ毎年顔を出していたが、コロナ禍を挟んでだいぶ足が遠のいていた。前に行ったのは2019年。2020~2022年からはコロナ禍で中止になっていたが、再開されてからも都合がつかない年が続いた。6年ぶりともなると知らない顔も増えたし、また知っている顔もずいぶん相好が変わっていた。もちろん、自分もそれだけ老けたということでもある。

久しぶりに参加したが、進行は以前の全国大会とほぼ同じだった。違ったのはアトラクションが早解き競争ではなくビンゴ大会だったこと、全体写真の撮影が集合写真ではなく座席に座ったままのスタイルだったことくらいか。今年の受賞者の一人だった藤井猛九段を生で見ることができたのは貴重な経験だった。

懇親会にも出席し、出席者とあれこれ話をする。7時半に終わると会場をあとにして帰路に就いた。帰宅は10時半少し前。明太子、もつ鍋、にわか煎餅をお土産に持ち帰った。

今の生活では遠方での開催では参加が簡単ではないが、今回は開催地が博多で、しかも駅から徒歩数分の場所が会場だったため、広島からは非常にアクセスしやすくて助かった。来年は大阪とのこと。可能であればまた足を運んでみたいと思う。

やはり参加へ

7月20日は詰将棋全国大会が博多で行われる。今年は広島から比較的アクセスしやすい場所で開催されるのだが、勤務先での行事が重なってしまうのであきらめていた。

ところが、今年から行事内容が少し変わり、7月20日には必ずしも出勤する必要はないらしいと分かった。それならば、せっかくの機会だし博多まで足をのばしてみようかと考えている。懇親会まで出ても日帰りできる距離だ。

これが「詰将棋の世界」出版直後なら大いに宣伝効果もあったのだろうが、出版から4年も経っていては、ほとんど忘れ去られているといった方がよいだろう。まああまりそういうことは気にせず、お祭りを楽しんでこようかと思う。

今年も断念

毎年、詰将棋全国大会は7月の3連休の中日に開かれる。以前は頑張って足を運んでいたのだが、コロナ禍による数年の中断を挟んでからは一度も行くことができていない。久しぶりに開かれた一昨年は連休中日でなく海の日の開催で、勤務先が平日授業日に指定していたため参加を断念。昨年は開催地が甲府であまりに交通の便が悪く、また見送ってしまった。

今年は開催地が九州で行きやすいうえに連休中日の開催で、これまでの障害がない。やっと久しぶりに顔を出せるかなと思っていたら、何と今年からオープンキャンパスを連休の中日にやることが決まってしまった。こうなってはどうしようもない。この日程は当分変わりそうにないので、今後も全国大会への参加は難しそうだ。今年はおまけに選挙まで重なりそうな気配なので、まあ仕方ないとあきらめた方がよいだろう。

詰将棋解答選手権

今日は詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦が行われる。昨年、コロナ禍を挟んで5年ぶりに開催されたが、初めて地方開催が行われた2009年からずっと広島会場の責任者をしている。多分今回で13回目だ。今年がいつもと違うのは、会場の手配も自分でしたということ。コロナ禍前は広島将棋センターのTさんに押さえてもらっていたし、昨年は将棋ひろばのスペースを使わせていただいた。世の中のオンライン化が進み、実際に会場に赴かなくても予約ができるようになったという事情が大きい。

会場には将棋ひろばのFさんが手伝いに来てくれていた。部屋をセッティングしているとポツポツ参加者が集まり始める。初級戦の競技時間は13時半からの30分で、参加者は13名。途中退室が多く、最後まで残っていたのは1人だけだったが、全題正解者は7名だった。次いで一般戦は、5手詰~15手詰の6問を50分で解く。参加者は16名で、こちらは皆さん悪戦苦闘しておられたが、一人途中退室された方は全問正解だった。

ここまでは大きなトラブルもなく順調だったが、ちょっと誤算だったのは表彰状と時間管理だ。採点をしたところ、何と3位が5人も出てしまったので、用意していた賞状が足りなくなってしまったのである。もう一つの問題は、採点から解説と表彰式とやっていたらいつの間にか会場の予約時間をオーバーしてしまっていたことだ。来年からは、解説はFさんにまかせることを考えたい。

5時半頃に会場をあとにする。ちょっと大変だったが、何とか終わってよかった。

明後日の準備

朝方は曇り空だったが、午後に雷を伴った通り雨があり、夕方にはまた落ち着いた空になった。幸い、日中は建物の中にいたので雨に降られることはなかったが、満開だった桜はかなり散らされてしまった。

明後日の土曜日、詰将棋解答選手権の初級戦と一般戦が予定されている。例によって広島会場の責任者を引き受けており、昨日から今日にかけては家のプリンタで問題用紙や入賞者用の賞状を印刷したりしていた。今年は初めて使う会場を予約したが、果たして滞りなくいくだろうか。

プロ編入試験

仕事が忙しくてリアルタイムに追っかけることはできなかったが、西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験がどうなるかは気になっていた。ここまで2勝2敗、今日の対局に勝つか負けるかで決まるという大一番である。十分な実力があるのは明らかなので、何とかここで決めてほしいと期待していたのだが、残念ながら敗れてしまい、初の女性棋士の誕生はおあずけとなった。

西山女流三冠は、かつて三段リーグに所属していたときも、14勝4敗という成績を収めたにも関わらず、同じ勝敗のライバルが上位に二人いたため四段になれなかったということがあった。そのときといい今回といい、本当にあと一歩なのである。実に惜しい。

普段はプロ棋界はそれほどは熱を持って見ていないのだが、今日の対戦はかなり注目していた。今回はこういう結果に終わったが、もう一度規定の成績を収めて再試験を受けてほしいと外野から勝手に願っている。