明日からお休み

今日は、まもなく研究室に配属される3年生を対象に研究室見学会という催しがあった。少人数のグループに分かれて訪れる3年生を相手に、研究室に配属されてからの流れを説明したり、学生の居室に案内したりする。朝から2時半頃までそれが続いた。その後自室に戻り、部屋を訪れた学生の質問に対応。それから夕方に線形代数学の担当教員で集まり、先週行った期末試験の答案の受け渡し。終わったあとに点数を入力したり過去のレポート提出状況のチェックなどをしていたら、すっかり帰るのが遅くなってしまった。

いろいろ仕事は山積しているが、ひとまずこれでお盆前の仕事は終了ということにした。明日から1週間ほどお盆休みに入る。

健康診断

今日は勤務先で健康診断があった。毎年やっていて慣れているとはいえ、やはりかなり身体に負担がかかる日である。前日の夜から何も口にできないとか、尿検査の検体を指示通りに採取できるかが気がかりというようなこともあるが、最大の問題はやはりバリウムである。健康診断があるたびに書いていることだが、これさえなければどんなに気楽だろうかと思う。何十年も続いている検査方法だが、もう少し身体への負担が少ないやり方にそろそろ変わらないものだろうか。

健診は10時半少し前から始まり、小一時間で終わった。渡された下剤を部屋に帰ってすぐ飲み、何度かトイレに行ってバリウムを排出する。帰宅後も少し腹痛があってつらかったが、夜になってようやく楽になってきた。だいたい全部抜けたことを祈りたい。

オープンキャンパス

今日はオープンキャンパスの開催日になっており、日曜日に勤務先へ赴いた。昨年と一昨年はオンライン開催だったので、こうやって実際に出向くのは3年ぶりになる。ただ、今年は来場者が事前に予約をする形式になった。決められた時間に決められた研究室を訪れ、ツアー形式で見学して回るスタイルである。これまでは朝にどっと参加者が押し寄せて大忙しになっていたが、今回はツアーが昼過ぎから始まるということで出勤も遅めでよかった。

ツアーでは時間を正確に守るようと言われていたのでちょっと心配だったが、幸いトラブルは特になく、予定通りタスクをこなすことができた。ただ、入れ替わり立ち替わりツアーの参加者が来るたびに15分間の説明を繰り返していたら、結構エネルギーを消耗したようだ。さらにオープンキャンパス終了後に教務委員としての仕事も一つ片づけなければならず、夕方に帰宅したときはかなり疲労困憊。立っている時間が長くて足が少々むくんでしまったので、ゆっくり寝て疲れを取ろう。

たらこパスタ、タコとジャガイモのサラダをつくる

原爆の日。小学校はこの日は登校日になっており、上の子は7時半過ぎに出かけていった。今日の広島はすぐ近くを雨雲が通過しており、午後は一時期遠雷が聞こえてきたが、幸い本格的に雨が降り出すことはなかった。

何日か前に買っておいたたらこを消化すべく、今日はたらこパスタをつくった。和風パスタは普段あまりやらないが、たらこパスタだけは例外である。ボウルの中で和えるだけなのにかなりおいしくできる。ベランダのプランターで育てている大葉をたくさん消費できるのもよい。今回はもう一品、タコとジャガイモの温サラダもつくった。こちらもそれほど難しくないが、上の子には結構好評なのでときどきやっている。ただ、下の子はタコは見た目がお気に召さなかったのか、ジャガイモしか食べてくれなかった。二人ともよく食べてくれるようなものをつくるのは、かなり大変である。

学童保育の臨時閉鎖

このところ暑いだけの日が続いていたが、今日は雨雲の通り道に当たったようで、出勤したころから急に雨が降り始めた。ときおり降り方が激しくなったが、雲の主力部隊はもう少し西側を通過したようで、トータルの雨量としてはそれほど多くはなかったように思う。明日の原爆の日も、午前中から雨が降る可能性があるようだ。

昨日の夜に、上の子が通う学童保育が臨時閉鎖されるという知らせが入った。職員の方にコロナウイルス陽性だった方がいたようだ。今日は大事な会議があって休むのは厳しい状況だったため、申し訳なかったが妻に家にいてもらった。こういうことは今後も当分続くだろう。自分たちが感染しないことを祈るしかない。

採点作業

今日は全国的にひどい天気のところが多かったようだが、広島はまた暑いだけの一日だった。今は夏になると、毎年のようにどこかが集中豪雨に見舞われる。広島も4年前は大変なことになったのだった。川の近くや低地に住むことのリスクが年々大きくなってきているような気がする。

月曜日に実施した試験は、今日までに自分の担当分はだいたい採点を終えた。一つ仕事は片づいたが、お盆休みが来るまでにやっておかなくてはいけない作業がまだ山ほど残っている。時間を有効に使おう。

松田道弘氏の逝去

ツイッターで知ったが、奇術研究家の松田道弘氏が昨年に亡くなられていたということだ。

松田道弘氏の著作を、私は中学生、高校生のころに愛読していた。当時、マジックに凝っていた私は、松田さんの本を始め何冊もマジック解説本を買い込んではあちこちのページを眺めていた。しかし、ほとんどの本は技術的な説明が何ステップかに分けて淡々と書かれているだけで、結局自分のものにできたものはほとんどなかったように思う。しかし松田さんの本は、ミスディレクションとはどういうことかを理解するための題材としてマジックが紹介されており、まず読み物として実に魅力的だった。あのころ、学校の友だちに放課後見せていたカードマジックのほとんどすべては、松田氏の著書「トランプ・マジック」に載っていたものだ。そのころ覚えたものは今でも手順や注意点は頭に入っており、カードがあればいつでも演じることができる。実際、これが自分のものになっていることが、対人コミュニケーションにどれほど役立ったことか。コロナ禍になる前、出張で訪れた研究集会の懇親会で何度かマジックを披露したが、あんなことができるようになったのも、出発点は中高時代に松田氏の著作を読みふけっていたことにある。そう考えてみると、今の自分が形成されるうえで、松田さんの本の存在は相当に大きかったといえるかもしれない。

これを機会に、本棚に並んでいる松田さんの本を久しぶりに読み返してみようと思う。

セミの抜け殻

今日もひどい暑さ。もっとも、一日中勤務先の自室にこもっていたから、熱気にやられなくてすんだ。これほど暑さが厳しくなると、長時間外を歩き回ることはかなり危険だ。車で10分という通勤時間はこんなときはありがたい。

昨日のことだが、保育園に下の子を送り届けたあとで車に乗り込もうとしたら、すぐ前の住宅展示場の板塀にセミの抜け殻が張りついていた。このところの大合唱を考えればいたるところに抜け殻が転がっているはずだが、注意していないとなかなか目にすることがない。このあたりで鳴き声をよく聞くのはアブラゼミ、クマゼミ、ヒグラシあたりだが、これはどのセミの抜け殻だろうか。

期末試験

8月もうだるような暑さで始まった。

今日は午前中に会議、午後は期末試験で、比較的忙しい一日だった。会議も出ているだけでよいというような類いのものではなかったし、試験も何かトラブルがないか神経を使った。試験の終了後には答案の束を問題番号ごとにソート。それぞれの採点を担当する教員に受け渡しをした。現在の感染状況がやはり影響して体調不良の欠席者がいたので、追試を行うことになるだろう。