詰将棋解答選手権

詰将棋解答選手権が帰ってきた。何年かの中断を経て、5年ぶりの開催である。この中断の間に広島将棋センターが閉所してしまい、環境は一変してしまった。幸い、将棋センターの後を継ぐようにして「将棋ひろば」というスペースができ、今回の解答選手権で全面的に協力していただけることになったので、何とか広島から催しに参加することができた。

12時過ぎに「将棋ひろば」に到着。席主のYさんの奥さんと、かつて競技に参加して何度も優勝していたFさんがスタッフとして手伝ってくれた。会場の準備はもちろん、来場した人の会計なども引き受けてくれたので、こちらとしては配付資料の準備などに集中することができて非常に助かった。

初級戦は13時半からで、12名の参加があった。半分以上は小学生である。30分の競技時間のうち、途中退室は4名だけで、その4名が満点という結果だった。

続いて一般戦。少し参加者が入れ替わり、今度は13名が挑戦。ただちょっと難しかったようで、全問正解者はこの会場からは出なかった。優勝は30点満点中21点を獲得した方で、そのあとで15点で2位が3人並ぶ結果になった。

5時半頃、「将棋ひろば」をあとにする。久しぶりの地域責任者の仕事で何か粗相をしないか心配だったが、大きなトラブルもなく無事終了してホッとした。

前日の最終確認

今週前半の冷え込みの分を取り戻すかのように、今日は気温が上がった。朝はポカポカとした暖かさで心地よかったが、昼下がりに下校した上の子は暑くてたまらなかったそうだ。しかもこの週末も同じかさらに高温になると予想されている。やはり今年の夏もひどい暑さになるのだろう。

詰将棋解答選手権前日ということで、持って行くものをもう一度確認する。今まで地域責任者を11回やったが、最初のころは商品の書籍を持って行くのを忘れたり、上位入賞者の記念撮影を忘れたり、うっかりミスが絶えなかった。問題が事前に漏れたりするような、公平さが保たれなくなる事態だけは避けなければいけない。小さなトラブルが発生する可能性はあるが、何とか無難に滞りなくいってくれるのを願うばかりだ。

詰将棋解答選手権の準備

寒気が去り、また少し春らしさが戻ってきた。桜はもう散り始めている。今週末はどこも葉桜ばかりになるだろう。

詰将棋解答選手権の初級戦と一般戦の開催日が近づいてきたので、そろそろ準備に取りかかる。当日配付する資料や上位入賞者用の賞状など、今日はいろいろなものを印刷した。実に5年ぶりなのでいろいろ勝手を忘れてしまっているが、当日にあわてないようによく段取りを思い出しておきたい。

花冷えの火曜日

今年度からは、火曜日の朝に講義をしなければならない。下の子を連れて普段より早く家を出たが、空気が想像以上に冷たいのに驚いた。雨も降ってくるうえに風も強く、ここまで寒いならコートを着てくればよかったと後悔する。この時季はやはり装いが難しい。

講義には遅れることなく予定していた内容を消化できたが、用意していた資料にいくつか間違いや不正確な部分が残っており、その場で訂正しながら進めることになった。新しい授業の1年目はどうしてもこうなる。まずはとにかく通してやってみて、次年度以降で改善していくしかないだろう。

その後は部屋に戻って昨日実施した演習の採点。時間がかかったが、何とか夕方までに終わらせる。やっとこれで一息つけた。

授業開始

新学期が始まったといっても、先週はガイダンスばかりでイレギュラーな日が続いたが、今日からはいよいよ授業が始まる。ここからが本番だ。初日の今日はいきなり講義と演習があった。新年度の最初の授業というのはいろいろな段取りがおろそかになっていて、たいてい忘れ物を取りに走ることになる。今日もそれが心配だったが、幸い大きなミスなく乗りきることができた。

昨年度までと違うのは、明日の朝早くにも講義があることだ。これまで朝一番に会議があることは何度もあったが、定例の授業が入ったのは実は今年度が初めて。明日出勤してからでは準備している時間がないので、これも今日のうちに用意しておかなければいけなかった。うまくいくことを祈ろう。

植物公園に行く&豚肉と新タマネギの煮込みをつくる

花見に行きたいと子どもが言うので、昼前に慌ただしく出かけた。今日は絶好の花見日和。桜の名所はどこも混雑していることが容易に想像できた。どこに行くか迷ったが、結局久しぶりに植物公園を訪れることにする。大渋滞も覚悟していたが、幸いそれほど待たされることなく車を停めることに成功。園内は予想通り家族連れであふれていたが、混雑エリアをちょっと外れるとそれほど人がいない場所もあり、比較的ゆったりと春の景色を楽しむことができた。

3時頃には帰宅。一服したあと、4時からオンラインでの会合に顔を出す。Wさんが詰将棋の入門講座をオンラインで開いており、そのテキストに何と『詰将棋の世界』を使ってくださっているということなので、ちょっとお邪魔してご挨拶をした。前半部分だけで失礼したが、ああいう場で本を使っていただけるというだけでも、あれを書いたかいがあったというものである。

夕飯は、先月に引き続き豚肩ロースと新タマネギの煮込みをつくる。上の子が特にこれを気に入っているので、新タマネギのシーズンに2回はこれをやることになる。今回は新タマネギを5個も使ったので、汁気もたっぷりになった。

五目春巻きをつくる

近所のスーパーへ買い物に行ったら、季節ものということでタケノコの水煮が山積みになって置かれていた。タケノコを使って何かつくっていたっけと考えて思い出したのが、五目春巻き。前回はおそらく一昨年の12月で、いつの間にかずいぶん時間が経ってしまっていた。

前と同じように、チャーシュー・タケノコ・ニラ・春雨・椎茸の具材を切って包んだ。包み方が雑でちょっと形は悪くなったが、味はいつも通り。おいしくいただくことができた。

授業準備

すっかり春らしくなってきたので、厚手の衣類を少しずつ収納している。薄手のジャケットも登板が近づいてきたので、急いでクリーニングに出してきた。今の時季は着るものが難しい。

今日は4年生向けのガイダンスがあり、これで新学期のガイダンス行事がひととおり終了。来週からはいよいよ授業が始まる。今年度は火曜日に新しい授業を持たなければならず、その準備を空いた時間にやっているのだが、これがなかなか進まない。このままだと貯金をあっという間に使い果たして自転車操業になりそうで、今から少々心配だ。

歯抜けラッシュ

大雨の一日。ときおり土砂降りと形容した方がいいくらいの激しい降り方になった。満開になったばかりの桜も、この雨ではだいぶ散ってしまったかもしれない。

このところ、上の子の歯が次々に抜ける。先週の日曜日に1本抜けて、3日ほど前にまた1本、そして昨日も抜けて、何と今日の就寝前にまた1本抜けた。わずか10日余りの間に4本である。元々ぐらついている歯がいくつもあったのだが、こんなに時期が集中すると食べるのにも苦労しそうだ。自分の乳歯が抜けたときのことなどもうよく覚えていないが、多分今の上の子の年齢あたりにピークがあるのだろう。

詰将棋解答選手権

一昨日、詰将棋解答選手権のチャンピオン戦が行われた。コロナ禍のせいで2020年から2023年まではずっと中止が続いていたので、実に5年ぶりの開催ということになる。出題された作品はすでに発表されているが、とんでもなく難しかったようだ。プロ棋士でも苦戦している方が結構おられたし、最後の問題などは出場者の全員が0点だったというのだから大変なものである。こういう試験の類いの難易度の調整は実に難しい。

これほど難しかったのは、藤井八冠と無関係ではないだろう。以前の解答選手権で、藤井八冠はどんな難問が来ても正解してしまっていた。もし今回、藤井八冠が出ないと早い段階で分かっていたら、もしかしたらもう少しやさしい問題セットではなかったかもしれない。いっそのこと、藤井八冠が解答に参加するときとしないときで2セット用意しておけたらいいのにと思うが、さすがにそんなわけにもいかないだろう。

詰将棋解答選手間の初級戦と一般戦は、来週の土曜日に行われる。今年も広島会場の責任者をつとめるが、久しぶりなので粗相のないように気をつけたい。