ナナフシとムカデ

朝、出かけようと靴を履いていたとき、右肩に何かが触れるのが分かった。右に目をやると、何やら大きな虫が這っている。驚いて三和土に払い落とすと、それはナナフシだった。いったいどこからやってきたのだろうか。頭上から落ちてきたのか、それとももっと前から身体に着いていたのか。玄関を開けて外に出してやった。

今日の虫との遭遇は、これで終わりではなかった。夜10時頃、2階の自分の部屋にいたら、階下からあわてたような様子で呼ぶ声が聞こえる。行ってみると、台所にムカデが出たから退治してくれないかというのだ。実は先週も和室にムカデが出たので、退治用のスプレーを買っておいたばかりだった。幸い処置は短時間でうまくいった。

引っ越してからというもの、この家では虫に悩まされることが多い。梅雨に入る前は小さなアリによく侵入されていた。それから、体長5ミリから1センチくらいの、名前がよく分からない虫もしばしば目にするようになった。そしてムカデである。ゴキブリには遭わないのだが、ムカデがすぐ出るのだ。この家の女性陣はムカデをかなり苦手にしているので、必然的に自分が矢面に立つことが多くなる。どこから入ってくるのか分からないのだが、本格的に対策を講じた方がよいのかもしれない。

研究集会に参加

研究集会を聴講するため、朝早くからH大へ出発。H大へ行くのは3月以来だが、あのときは道が混雑していて講演開始と同時に部屋に飛び込むようなことになってしまった。今日も少し心配だったのだが、流れが悪くなるようなことはほとんどなく、かなり余裕を持って到着することができた。交通状況は事前の予想が難しい。

講演は9時から4時過ぎまで。どの講演も興味深く聴くことができた。懇親会などは参加せずすぐ帰路に就く。研究集会は明日もあるのだが、仕事があるのでパスせざるを得ない。

鶏マヨをつくる

束の間の休息日。近所のスーパーに買い物に出たほかはずっと家でのんびり過ごした。

夕飯には鶏マヨをつくってみた。2月以来なのでほぼ半年ぶり。この家に引っ越してきてからは初めてということになる。まあまあうまくできたのだが、前と同じようにマヨソースがちょっと少なめだった。次回はここに気をつけようと思っていたのに、期間が空いてしまうとすっかり忘れてしまう。前につくったときにどうだったかを少し確認してから始めた方がよさそうだ。

忙しい1週間

まれに見る忙しさだった1週間がやっと終わった。スケジュールがもっとタイトだったことはあったかもしれないが、自分にある程度の責任があっておざなりにはできないような予定がこうも連続したことは、あまり記憶にない。こういうのが消耗するのである。

明日は何の予定もないのでのんびりできる。ただ明後日の日曜日は、H大で行われる研究集会に出てみようと思っているので、また朝早く起きなくてはいけない。

季節外れの百人一首

相変わらず忙しい日々が続いている。世間では教師稼業は8月は夏休みでのんびりしていられる季節だと誤解されることも多いらしい。普段できない仕事をこの時期に一気に片づけるので、実態は逆である。

ちょっと季節外れの感もあるが、うちの子は最近百人一首に妙に凝っている。上の子は前からやっていたが、来月6歳になる下の子も今は取り込まれており、上の句を言うとすぐ下の句が口をついて出てくるようになった。言えるのがある、というわけではなく、どれを言ってもすぐ思い浮かぶようだ。今はよく姉妹で対戦している。さすがに年上が勝つものの、ちゃんと取り合っていて一応勝負になっている。この分だと、こちらが勝てなくなるのも時間の問題だろう。

多忙な一日

朝早くから会議のため出勤。それが終わると学内の説明会に出席する。お昼を食べると先送りしていた成績処理の作業を行い、その後明日の会議に必要な資料の準備。そこで学生が来たので1時間半ほどセミナーをする。それからはまた先ほどの作業の続き。成績処理の関係の仕事が終わらず、暗くなるまでかかってしまった。

今週はすべての日がこんな調子である。目の前に来た仕事をひたすら片づけ続けることで乗り切りたい。

四国行きは断念

お盆休みも今日でおしまい。本当は四国で行われている詰将棋の会合に足を運びたかったのだが、迷ったあげく断念した。今月中に書かなければいけない書類が全く進んでいないうえ、今週は明日から金曜までとんでもなく忙しくなるので、少しでもその準備をしておかなければならなかった。

明日からは本当に忙しくなるので、このブログの更新もお休みする日が増えるかもしれない。

豆乳担々うどんをつくる

妻が仕事に出て、子どもたちと留守番。午後に図書館に行ってきた。今日も暑い。

夕飯は豆乳担々うどんにしてみた。麺類ばかりつくっている気がするが、こう暑いとさっとかきこんでしまえるようなものにしたくなるのである。調べてみたら昨年の11月を最後につくっていなかったみたいで、思ったより間が空いてしまっていた。ニラを中途半端に余らせたくなくて一把全部使ったうえ、アクセント程度のたくあんをかなり多めに散らしたら、ニラの緑とたくわんの黄色ばかり目立つ見栄えになってしまった。味はいつもの通りで悪くなかったと思う。

ミヤマクワガタを折る

暑くなってからずっと折り続けていた折紙がようやく完成した。前回に引き続き、神谷哲史氏の難解な折紙作品にトライしてみる。今回やってみたのはミヤマクワガタ。紙は35cm四方のビオトープを用いた。「完成した」とはいったものの、途中分からなくなって紙をだいぶ傷めてしまったし、最後も足や触角を指示通り細くすることができず、パッとしない見栄えになってしまった。うまい人が折ると、神谷作品はもっとずっとすごいのである。まあ今回はこれくらいで許してもらおう。

(折紙モデル:神谷哲史「ミヤマクワガタ」、「超絶のおりがみ」(西東社)所収)

水族館に行く

たまには夏休みらしく行楽に出かけようということになり、今日は久しぶりに島根県にある水族館「しまね海洋館アクアス」まで足を伸ばしてきた。お昼少し前に出発し、70分くらいで現地近くに到着。最初は去年の旅行でお昼を食べた店に行ったのだが、あいにくすでにお昼の受付を終了していた。やむを得ずアクアスに向かい、施設内の食堂で手早くすませる。それから水族館の中に入り、ひととおり海の生き物を見て回った。

ここは何度も来ているから順路をどう進むと何がいるかよく知っているのだが、それでも久しぶりに見ると目を奪われてしまう。上の子も下の子も楽しめたようだ。とはいえ、3時間くらい歩き続けていたので、さすがに疲れてしまった。まあ夏の過ごし方としてこういう日は必要だろう。