帰宅

萩での1泊2日旅行の二日目。朝ご飯は7時半からにしていたが、やはり子どもがいるとどうしてもあれこれで時間がかかり、ホテルを出たのはもう10時だった。すぐ近くにあるガラス工房の店を訪れて少し買い物をし、次いでこれも近くの明神池という池のほとりにしばらく滞留する。5年前の萩旅行でもこの池に来たが、ここは上空を鳶が数十羽旋回しており、観光客が魚にやっている餌を横取りしてくるのである。今回も背後から飛来した鳶に餌用のパンをつかみ取られてしまった。

その後、阿武町の道の駅に移動してお昼をいただく。さらにそこから海沿いに東へ進み、須佐ホルンフェルスと呼ばれるところに行ってみた。ここはストライプ状の地層が海上に露出しており、すぐそばまで降りていくことができる。足場が悪く、一歩間違えば海に落ちてしまうようなところなのでちょっとハラハラしたが、ほかではなかなか見られないような自然の造形と接することができて、子どもたちも満足したようだった。

そこから帰路に就いたが、せっかく海岸沿いに東進したので、そのまま日本海を見ながら東へ進み、益田から山を越えて帰るルートを試してみた。山越えの道が曲がりくねっていて運転には注意を要したが、萩に戻るよりはこの道の方がよかっただろう。

6時過ぎに無事帰宅。特にトラブルもなく、天気にも恵まれて、悪くない小旅行だった。明日からは通常通りの日々だが、頭を切り換えて何とか頑張ろう。

萩に行く

今日から1泊2日で萩へ旅行に出かける。コロナ禍で外出を控えめにしていたから、泊まりの旅行は久しぶりだ。前々から天気がどうなるか気をもんでいたが、幸いこのあたりは昨日の昼頃に雨雲が抜けてしまい、今日は朝から青空が広がった。

10時頃に家族4人で出発。2時間ほどでまず秋芳洞に着く。ここは何度か来ているが、子どもを連れてきたのははじめてだ。駐車場から洞窟の入口までは土産物屋が軒を連ねるが、シャッターを下ろしたままになっている店がやや多いのが気になった。やはりこういうスタイルで続けていくのはもう難しい時代なのだろう。秋芳洞の内部は以前と何も変わっておらず、そこかしこに奇妙な形の岩があって子どもたちも楽しめたようだ。さらにそのあとは洞窟の真上に広がる秋吉台に移動。雲一つない青空の下に広がるカルスト台地の光景はさわやかだった。

そこから萩市内に移動し、松陰神社へ行く。萩には2008年、2012年、2018年とほぼ5年に1回のペースで訪れているのだが、実は毎回この松陰神社内にある「吉田松陰幽囚の旧室」の縁側に座って写真を撮るということをしている。同じ場所で同じポーズをした写真を撮ることで、少しずつ年老いていくのを可視化しようというわけである。今回も何とかそのタスクは行うことができた。2028年に来られるかどうかは分からない。

5時半過ぎに宿泊先に到着。夕飯をお腹いっぱい食べて苦しい。明日も早いのでもう休もう。

遊園地に行く

昨日より妻の実家に滞在中。今日は天気もよいので行楽らしい行楽に出かけることになった。どこへ出かけても大混雑なのは分かっていたが、いろいろ検討して神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)というところに行ってみることにした。

うちの一家に義母も加わり、5人で10時半過ぎに出発。順調なら家からは30分程度で着くような距離なのだが、案の定、現地に着くだいぶ前から渋滞が始まる。最終的に駐車場にたどり着くまでにだいぶ長い距離をノロノロ運転させられたが、それでも出発してから1時間くらいですんだのだから、これくらいでまだよかったのかもしれない。

フルーツフラワーパークは遊園地エリア・飲食エリア・ホテルエリアなどに分かれており、敷地面積はかなり広い。上の子のお目当てはもちろん遊園地で、あれに乗る、これに乗ると大はしゃぎ。下の子もメリーゴーランドや小さい乗り物に乗せてやったが、それなりに楽しかったようだ。

お昼はハンバーガーを買って外のベンチですませた。その後にまた少し遊園地で遊び、最後にジェラートを食べて帰路に就く。下の子はさすがに駐車場に歩いて戻る途中で寝てしまい、残りの人も帰りの車の中では居眠りをしていた。

安佐動物公園に行く

今日は久しぶりの行楽。お昼をすませたあとで動物園に向かった。今回は、上の子の同級生のご家族と一緒に回るということになっていた。元々、上の子と同級生は先週の日曜日に公園で遊ぶ約束をしていたのだが、天気が悪くて直前に中止になってしまった。それをずいぶん残念そうにしていたので、どうせならとみんなで動物園に行く計画を立てたという次第。

1時半頃に現地であちらのご家族と合流。今日は天気もよく、動物園は家族連れで賑わっていた。いろいろ見て回ったが、閉園時間の16時半までに全部の動物を回ることは到底できず、後ろ髪を引かれながら撤退を余儀なくされる。ここへ来るといつもこんな感じで時間が足りなくなってしまう。とはいえ、子どもたちは楽しく過ごすことができたようで、計画したかいがあった。またそのうち約束をすることになるかもしれない。

もみのき森林公園に行く

朝方は天気がよかったので、どこか行楽に出かけようということになった。例によって直前まで予定を決めておらず、急に行き先をバタバタ決めるから、どうしても出発が遅くなる。今日もあれこれ迷ったあげく、思いつきでもみのき森林公園というところまではじめて足を延ばしてみることにした。うちから1時間弱の距離で、本格的なアスレチックコースがあるというから、子どもが喜ぶだろうというつもりだった。

ところが現地へ向かう途中にスマホで確認したところ、アスレチックコースは先週から冬季閉鎖の期間に入ったと判明。わざわざ足を運ぶ意味がほとんどなくなってしまったが、せっかくここまで来たからとそのまま目指すことにした。

1時半頃に現地に到着。まず芝生に座って少し遅いお昼を食べる。アスレチックコースではないがちょっとした遊具はあったので、子どもたちにしばらく遊んでもらった。その後、アスレチックコースは実はまだ閉鎖されていなかったことが分かるのだが、有料だったので今回は入らず、別の場所の広場を少し散歩するだけにして帰路に就いた。

だいたいどんなところかは分かったので、次はもう少し早い時間帯に来てみようと思う。

備北丘陵公園に行く

曇り空だったがまずまずの気温。先週に続いて妻が仕事を休みにしていたので、またどこか行楽に出ようということになる。だがその前に、行かなければいけないところがあった。今の車がうちに来てから来月で3年になるため、最初の車検の時期が来たのである。車のディーラーの店に家族4人で赴き、用意されていた代車に乗り換える。車の引き取りは明日の夕方だ。

それから向かった先は、庄原の備北丘陵公園。2週連続で庄原を訪れることになった。備北丘陵公園は2012年の5月に行ったことがある。それ以外にあったかどうか思い出せないが、もしないなら実に10年ぶりということになる。すぐ近くを通ることは何度もあったのだが、入るのは本当に久しぶりだった。

1時過ぎに現地に到着。まず、花の広場に移動して少し遅いお昼を食べる。今の時季はヒャクニチソウと終わりかけのコスモスが咲き乱れていた。そこからは広大な公園内をぐるりと歩く。子どもたちは池の鯉に餌をやったり、巨大な遊具のすべり台で遊んだりといろいろ楽しんでいた。最後に吊り橋を渡った先にあるアスレチックのエリアへ。ここでも上の子は水を得た魚のようにアスレチックに登りまくっていた。よくあんなエネルギーがわいてくるものだ。子どもは元気である。

閉園時間が迫り、少々あわてながら駐車場に戻った。子どもを遊ばせるにはうってつけのところだから、戸外で過ごしやすい春や秋にはまた来てみようと思う。

三次・庄原に行く

今日も外は快晴。普段の土曜日なら仕事がある妻が休暇をとっていたので、どこかに出かけようということになる。久しぶりに三次まで足を延ばしてみようということになった。山羊のチーズが買える三良坂フロマージュが日曜日に店を開けていないので、土曜日に行けるチャンスを生かそうというわけである。おそらく昨年の5月以来で、ほぼ1年半ぶりだ。

近所のパン屋でパンを買い、お昼頃に出発。ちょうど1時間ほどで現地に着いた。まずみよし運動公園でレジャーシートを敷いてパンを食べ、大型遊具で子どもを遊ばせる。下の子はまだ本格的に遊ぶことはできないが、それでもいろいろな遊具に登ったり降りたりしているだけでも楽しそうにしていた。

それから予定通り三良坂フロマージュへ向かったが、前に来たときに比べて売り切れている商品が多く、また訪れている客もぐっと増えていた。どうやら最近、テレビでここのチーズが紹介されてしまったようで、一気に知名度が上がったらしい。結局ここでは何も買わず、そこから車で10分くらいのところにある庄原の乳ぃーずの物語というチーズ工房に回る。こちらもおいしいチーズをつくっているのだが、幸いまだテレビには見つかっていないので客も少なかった。店でジェラートをいただいてからチーズを購入。その後、庄原の街中の店にちょっと立ち寄ったりしたあと帰路に就いた。

夕飯は軽くすませたくてパスタにする。クリーム系が食べたいと上の子が言うので、サーモンとほうれん草のクリームパスタを適当につくってみた。ちょっとほうれん草に日が入りすぎて色が悪くなったが、味はまあまあだったかと思う。

三段峡に行く

天気がよくなることは分かっていたのでどこか行楽に行こうという相談は前日からしていたが、今朝になってもまだどこへ行くか決まっていなかった。身支度を調えてそろそろ駐車場へ向かおうという段になってようやく、久しぶりに三段峡でも行ってみようと話が決まる。前に行ったのはおそらく2017年の6月。5年も足が遠のいていたのは、前回訪れたときに羽虫が顔の周辺を始終飛び回り続けて閉口したという経験をしたからだ。今回はそのときと季節が違うから、あんなことにはならないだろうという期待があった。

家を出たときはもう11時半を過ぎていた。戸河内ICを下りたところにある道の駅のそばの店で天むすおにぎりを買う。5年前もここで買っていったが、海老の天ぷらがおにぎりに挟み込まれていて、なかなかおいしいのだ。三段峡の水梨口駐車場に着いたのは1時頃。それから山道を川沿いに歩いて行った。

結論から言って、今日ここへ来たのは正解だった。まだまだ日なたでは暑いのだが、木々の中を歩くから日差しが遮られ、ひんやりとした空気を感じながら歩くことができる。川の水音は涼しげで耳に心地よく、前に悩まされた羽虫もあまり寄ってこない。ほかの客ともごくたまにすれ違う程度で、人混みで消耗することもない。下の子が適応してくれるか気がかりだったが、思ったよりちゃんと歩いてくれた。

川縁に腰を下ろし、買ってきた天むすおにぎりを頬張った。その後、子どもたちは足を冷たい水に浸して遊んでいた。小一時間ほどそこにいてから、もう少し奥にある二段滝の方へ歩いて行ったが、あまり長い距離を歩いて下の子が歩かなくなると厄介だと思い、無理をせず途中で引き返す。まあ滝を見なくても、これだけ森林浴ができればリフレッシュには十分だ。

3時頃に駐車場に戻り、帰路に就いた。うちから1時間半もかからずに行けるし、寒くなる前にもう一度訪れてもよいかもしれない。

浅草と東京スカイツリーへ行く

台風がどうなるかが気がかりだったが、実は危なかったのは昨日だったようだ。静岡県内の集中豪雨で新幹線が10時頃に運転を取りやめたことを、あとになって知った。もし移動中に巻き込まれていたら大変なところだった。

台風は午前中のうちに熱帯低気圧に変わったということだったので、外出しても大丈夫だろうと考えてお昼を食べたあとに上の子と家を出る。目指すは浅草。子どもが見ていたアニメに浅草が登場していたというのが元々の動機だったが、実家からも短時間で行けるので、こんな日に子どもを連れて行く場所としてはちょうどよかった。浅草駅に着いたときはまだ小雨が降っていたが、雷門を過ぎて仲見世商店街を歩き出したころにはあがってくれた。浅草寺にお参りし、おみくじを引いたりお土産を買わされたりでずいぶんと散財する。それでも花やしきの方には行かなかったのは賢明だった。これで遊園地などに入ったら、いくら使わされたか分かったものではない。

そこから東京スカイツリーまでぶらぶら歩いて行った。長蛇の列ができていたらあきらめようと思っていたが、3連休の中日だというのにそれほど行列もできておらず、すんなりエレベーターに乗り込む。展望台も到着直後こそ何も見えなかったものの、しばらくすると雲が切れて少し遠くまで見通せるようになり、東京の街並みを楽しむことができた。一通り見終わって下まで戻ったところで急に雷雨になったので、かなりラッキーだったと言っていいと思う。

浅草と東京スカイツリーという、お上りさん御用達の有名観光地を2カ所回ることができて、上の子もそこそこ満足したことだろう。

湯来町で川遊び

正直なところ、今日は仕事の疲れを癒やすためにのんびりしたい気持ちもあったが、上の子が夏が完全に終わる前にもう一度水遊びをするところに連れて行けといって聞かないので、重い腰を上げて湯来ロッジまで足を伸ばしてきた。に行ったものの、駐車場が満車で引き返したことが二度もあった因縁の場所だ。今回も出かけるのが遅くなったので難しいと思われたが、駐車場でうろうろしていたらたまたま1台空いた場所をつかまえることができ、三度目の正直となった。

今日は晴れて暑くなり、水遊びにぴったりの天気だったが、昨日まで雨が続いていたせいか、川の流れが結構激しく、水量も多かった。何かあったらいけないので、本格的に水に入るのはやめて足を浸す程度にする。子どもと妻は川縁に座り、小一時間ほど足を流れにあてて楽しんだ。自分は日なたに長時間いてまた日焼けが悪化するのが心配だったので、つきそいのように周りにいながらときどき日陰に避難していた。

1時頃に現場から撤収。帰り道の途中にあるOishï吉山で遅いお昼をいただく。たらふく食ったので、帰宅後の夕飯は適当に軽くすませることになり、トマト缶とツナ缶で間に合わせのパスタをつくった。