にら豚をつくる

冷たい雨の降る寒い一日だった。近所のスーパーへ買い物に出たほかはずっと家で過ごした。

今日は父の命日である。昨年の2月3日の明け方に息を引き取ったのだが、それからもう1年経ってしまった。命日に合わせて実家を訪問することはできなかったが、来週の3連休を利用して位牌に会ってこようかと今は考えている。

今日は笠原将弘氏の動画チャンネルで紹介されていたにら豚という料理をつくってみた。大分の郷土料理とのことで、肉野菜炒めの一種と言っていいと思うが、ニラとキャベツをたくさん入れることと、かなり甘く仕上げることに特徴がある。材料を切るところまでが手間で、火が入ってからは簡単にできた。ご飯がすすむ味で、今後もときどき採用することになりそうだ。

大分の料理というと、うちではすっかり定番になっている鶏めしもそうだった。あれもかなり砂糖を入れて醤油を甘くするのである。大分に限らず、九州はこういう味つけの文化なのだろう。

鬼の来園

下の子が通う保育園では、今日は鬼が来たそうだ。本来なら節分は明日だが、土曜日では登園している子も少ないから、鬼の方で気を利かせて前日登場になったのだろう。下の子は結構気丈に対応していたそうだ。

節分といえば2月3日と決まっているような気がするが、実は2月2日の年もあれば2月4日になる年もある。1987年までは、ときどき節分が2月4日の年があった。1988年から2020年まではずっと2月3日だったが、3年前に2月2日が節分の年がやってきた。2月3日と思い込んでいたからちょっと不思議な感じがしたのを覚えている。これから30年くらいは、4年に一度は節分が2月2日になるようだ。その後は、2月2日の割合が4年のうち2年、4年のうち3年と増えていく。21世紀の終わり頃は、節分と言えば2月2日という感覚になっているのだろう。もっとも、そのころに節分という風習が果たして残っているかは分からない。

早くも2月

もう2月になってしまった。朝早くから会議があり、早めに家を出る。その後もメールベースでの仕事や、学生とのセミナーなど、ひっきりなしに仕事が入ってくる。ただそれでも、1月が終わったことでいろいろなことが峠を越え始めているという感覚は少し出てきたような気がする。まだまだ仕事は山積みなので、もう少しの辛抱だ。

今シーズン最後の講義

今日も慌ただしい一日だった。午前中に行った授業が、今シーズン最後の講義。次は4月になるが、新しく担当することになる講義もあるので、また準備が大変そうだ。

帰宅しようと外に出ると、細かい雨がもやのようになって漂っており、視界が非常に悪くなっていた。こういう天気は春が近いときに起こりやすい。1月末なのにもう季節が動き始めているのかもしれない。きっと今年もひどい暑さになるのだろう。

期末試験

今日も本当に忙しかった。空いた時間というものがなく、ここであの作業をしようと思っていたところへメールで緊急に対応しなければならない案件が飛び込んできたりする。例年、1月下旬から2月上旬はバタバタするが、今年はいつにもまして仕事が多いような気がする。早く一息つけるところにたどり着きたい。

午後に線形代数学の期末試験をやったが、すでに解析学の期末試験も先週行っており、その採点がまだ終わっていない。来週には教職科目の期末試験もある。まだ中身をチェックしていないレポートの類いも山積みだ。これからしばらくは採点にかける時間が長くなるだろう。

タツノオトシゴを折る

昨年は折紙をほとんど折らなかった。折りたいとはいつも思っていたのだが、公私にわたってやらなければいけないことが山積し、まとまった時間をとることが難しくなってしまった。たまに折ってみても途中で折図通りにいかなくなって断念することもあり、完成までこぎつけることができなかったのだ。今年はもう少し折っていきたいと思っている。

例年、年の初めにはその年の干支の折紙を折っている。第一の目的は年賀状の図案に利用するためだ。昨年に父が他界したので年賀状はつくらなかったが、それでも干支の折紙はやろうと決めていた。しかし辰年にふさわしい東洋風の龍は、12年前に前川淳さんの名作をすでに折ってしまっている。ほかはドラゴンと呼ぶべき西洋風のデザインばかりで、干支には合わないのだ。それでいろいろ探してちょっといい作品を見つけたのだが、折りがどうもうまくいかなくて途中でギブアップしてしまった。

苦肉の策として考えたのが、タツノオトシゴの折紙である。モデルの作者は中国の折紙作家、劉世祥 (Shixiang Liu) 氏で、紙は30cm四方のTissue-foil paperを用いた。一応おめでたい意味も込めて金色を採用。こちらはどうにか最後までたどりつくことができた。

ブランクのせいで少し腕がなまっているのかもしれない。やはりコンスタントに折り続けることが大事なのだろう。

(折紙モデル:劉世祥「海馬」、「第27回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.27」(おりがみはうす)所収)

鶏むね肉のタン塩風をつくる

最近、笠原将弘氏の動画チャンネルをよくチェックしている。料理らしいことを始めたときはイタリアンか中華かインドカレーが多く、和食系はあまり手を出してこなかった。ただ、結局子どもが一番食べてくれるのは醤油ベースの味つけものであることが多く、最近は登板回数が増えつつある。

今日は鶏むね肉のタン塩風というのをやってみた。薄切りしたムネ肉を焼いてネギ塩だれをのせて食べるというもの。レシピ動画では鶏皮は剥いで使っていなかったが、一緒に焼いてしまった。全体としてはだいたいうまくいったのだが、食べるときに黒コショウとレモン汁をかけるつもりだったのに、うっかり忘れて全部いただいてしまったのが反省点。次は気をつけたい。

おいしかったが、こういうのは暑いときに食べるべきかもしれない。ともあれネギ塩だれは少し多めにつくっておいたので、ほかの料理にも利用しよう。

多忙を極める金曜日

今日は朝から会議があり、いつもより早く家を出ねばならなかった。会議は午後にもう一つあり、こちらは朝よりさらに時間がかかった。そのうえ、会議の合間の時間はひっきりなしに仕事が入ってくる。本当は試験の採点を少しも進めたいのだが、まとまった時間が到底取れそうにない。

夕方になり、気がつけば上の子の新体操教室のお迎えに行かなければならない時間になっていた。あわてて勤務先を飛び出し、上の子を拾って家に送り届けると、勤務先にとんぼ返りして仕事の続き。8時頃にようやく帰路に就く。さすがに疲れた。

大雪にはならず

雪がどうなっているか心配だったが、幸いなことにさほどでもなかった。昨日の朝と比べると、道路上の雪はむしろ少ないくらい。小道こそわずかに白くなっているものの、ほとんどの道は雨のあととほぼ変わらない状態だった。これならもう大丈夫だろうと判断し、勤務先に到着したところで布製タイヤチェーンは取り外す。今シーズンでまた使う日は来るだろうか。そういえば、昨年も1月25日にこの布製タイヤチェーンをつけて走ったのだった。まさに今の時期が寒さのピークなのだろう。

今週は毎日忙しくて大変だが、その中で今日だけは少し余裕があった。来週の授業の準備など、やらなくてはいけないことを少しでも片づける。とにかくいろんなことに片がつくのは来月中旬。そこまでは降ってくる仕事を右から左に処理していくしかない。

雪の一日

朝起きてみると、果たして外は白くなっていた。ただ、大変な大雪というほどでもない。道路も白くなっているが、車の通りがある程度ある道路では、まだアスファルトの色も少し見えていた。とはいえ、素のタイヤで走るのは危険なので、昨年買った布製タイヤチェーンを巻く。装着がとにかく簡単なので、雪の日が来てもそれほど気をもまなくてすむようになった。

今日は解析学の期末試験。雪がひどい場合は延期しなければいけない可能性もあると危惧していたが、そこまでではなかったのでホッとした。日中も晴れ間がのぞている時間があり、もう雪は峠を越えたと高をくくっていた。

夕方、保育園のお迎えの時間が近づいたのでいつものように外に出ると、しんしんと雪が降っている。車を見たら一面真っ白。あわてて雪をかいたが、フロントガラスの雪を落とすのに手間取り、出発が遅れてしまった。走り出してからもスピードを出すのは危険なので、慎重に運転する。幸い、お迎え刻限には何とか間に合った。

夜になっても雪は降り続いている。今日の朝より明日の朝の方が雪が残っているかもしれない。