大雪の中を出勤

起きてみると、果たして外は一面の銀世界。場所によっては20cmくらいは積もっている。気温が-5度くらいにまで下がっており、道路の雪も完全に凍っているようだ。ノーマルタイヤだけならもちろん危険すぎて無理だが、昨日使った布製タイヤチェーンをまだ装着してあったので、今日も車で行ってみることにした。幸い、昨夜のように立ち往生しているような車はおらず、ノロノロとしたスピードながらさほど時間がかからず勤務先に到着することができた。布製タイヤチェーンというものを今回初めて使ったが、昨日も今日も大いに役に立ってくれた。うちの地域は雪が降る頻度はそれなりにあるものの、深く積もる日は1年に1回か2回程度。こういう場所で使うにはちょうどよいのではないだろうか。よい買い物をしたと思う。

4年生の卒論提出締切は明日だが、どうにか今日の午後に頑張って最後の作業を終え、提出物をまとめることができた。まだ発表会が残っているが、まずはこれで一区切り。6時過ぎに帰宅の途についたが、もう路面の雪はだいぶとけていた。今夜積もる分はそれほどないようだから、明日はもう大丈夫だろう。

吹雪の帰路

冷え込んではいたが、まだ朝のうちは雪もほとんど降っておらず、いつもの冬の一日という感じだった。ただ、勤務先に着いたころは、もう強い風にあおられた雪が横から当たるようになった。

4年生の卒論提出締切が間近に迫り、午後は最後の追い込み作業をしていたのだが、夕方になってふと車の様子を見に行ってみるとすでに全体がすっぽりと雪に覆われ、フロントガラスはガチガチに凍っている。これはもうまずいと思い、学生にも作業を切り上げて撤収するよう伝えたうえで、自分も帰る準備を始めた。

吹雪の中、買っておいた布製タイヤチェーンを装着する。フロントガラスの凍った雪は内部のエアコンで温めたうえ、外からもお湯の入ったレジ袋を滑らすという技で溶かすことに成功。スピードを十分落として動き始めた。予想していたが、やはり動けなくなった車が何台もいて道路は大渋滞が起きていた。もし布製タイヤチェーンがなかったら、自分も立ち往生組の仲間入りだった可能性が高い。直前にこれを入手していて本当によかった。

普段なら10分程度の帰り道だが、1時間以上かかって帰宅。それでも、布製タイヤチェーンのおかげでそれほど不安感なく移動できた。明日も厳しい天気になりそうだ。

布製タイヤチェーン

月曜日は2コマあり、いつも慌ただしい。まして今は卒論提出の時期でもあり、来年度の時間割やシラバスを確定させる時期でもある。どうにも忙しかった。

天気予報では、明日以降に来襲する寒気がいかに強烈かをしきりに強調している。先月23日の大雪でもかなり大変だったが、今回はそれ以上の寒波だという。水曜日の朝は相当厳しい冷え込みになるのは間違いない。今回は布製タイヤチェーンを急遽購入して車に積み込んでおいた。いざというときはこれを装着する予定だが、仮に出られたとしても大渋滞に巻き込まれる可能性が高いから、車を出さないですむならそれが一番よいだろう。とにかく、何とかうまくやり過ごしたい。

鶏めしをつくる

今日も家族でどこかに出かけることはせず、家でのんべんだらりと過ごした。自分だけは朝に床屋へ行ってきた。だいたい7週間に一度行くことにしている。以前は予約も取らずにふらっと出かけていくこともあったが、今は会計のときに次回の予約をしてしまうことにしている。

今日は昼に肉うどん、夜に鶏めしをつくった。どちらも何度もつくっている定番メニューになっている。昨日のパスタは下の子が積極的に食べてくれなかったが、今日はずっと食いつきがよかった。結局、こういう酒・醤油・砂糖をベースとした和風の味つけが下の子の反応がよいようだ。

ボロネーゼをつくる

今日は午前中にちょっと買い物に出たほかはずっと家で過ごした。家族も風邪気味の人がいるし、明日もおとなしくしていることになるだろう。

久しぶりにボロネーゼをつくってみた。多めにつくって冷凍しておきたかったので、挽肉は1キロ購入。タマネギ1個、ニンジン1本、セロリ1本という分かりやすい分量でやった。だいたいうまくいったのだが、肉の下味で少々塩を入れすぎて味がきつくなったのと、できあがりにパスタのゆで汁を入れる量がやや少なくて若干パサついているように感じられたのが反省点。今日の余りは二つの袋に分けて冷凍したので、いつかまたラザニアにでも使おう。

来週の寒波

今日は講義も会議もなく、幾分落ち着いた日だった。とはいえ、4年生の卒業研究の原稿直しはしなければならない。これもあともう少しの辛抱だ。

来週にまたかなりの寒波が来るようで、天気予報では雪のマークが何日か続いている。もしまた車を出せないくらい積もったらどうしたものか。自分だけなら職場まで歩いて行けばよいが、保育園の送迎が問題だ。先月の大雪では、下の子に雪の中をかなり歩かせることになってしまった。

最近まで知らなかったが、スノーソックスなどと呼ばれる布製のタイヤチェーンがあるらしい。本格的なチェーンより手軽に装着でき、近所を回るくらいなら十分役に立つようだ。お守り代わりに持っていてもよいかもしれない。

オンライン授業

午前中にオンラインの講義があった。講義期間は1月いっぱいなのでまだ終わりではないが、この講義は来週は別の先生が担当されることになっているので、水曜日に授業を持つのは今年度は今日が最後だったということになる。あとは再来週の期末試験を残すのみだ。

一昨年はありとあらゆる授業がオンラインだったが、今は今日の科目だけになっていた。さすがに今の状況では、来年度はもうオンラインで実施するということにはならないのではないか。もっとも、感染が落ち着いたというわけでは全くないのが気がかりではある。まあ気にしすぎない程度に気にするということでやっていくしかないのだろう。

忙しい一日

先週末の暖かい空気はどこかに行ってしまい、また冬らしい空気が戻ってきた。今月下旬はまた雪が降るかもしれないと予想されている。先月の大雪は大変な目に遭ったが、今度はどうだろうか。

今日は卒論原稿の直しなど学生への対応に加え講義や会議もあり、慌ただしく過ぎた一日だった。しばらくは忙しい日が続きそうだ。

年賀はがきは当たらず

昨日、お年玉付き年賀はがきの当籤番号発表があった。上の子は発表を今か今かと楽しみにしていて、番号が出ると早速自分に来た分を1枚ずつ丹念にチェックしていた。しかし、結果はハズレ。いつも家族に来た数十枚から1枚か2枚は切手シートが当たることが多いのだが、今年はとうとう1枚も当たらなかった。

実は当たった枚数を毎年ブログで記録し続けていたのだが、残念ながら昨年4月にサーバがクラッシュしてデータが失われてしまった。もっとも、もらった切手シートは全く使ったことがないので、引き出しに保管してある分を見れば分かるかもしれない。

ただ、これからは年賀状のやりとりはどんどん少なくなるだろう。自分の子どもの世代が大人になるころは、もうこの習慣は廃れてしまっていてもおかしくない。そういう時代である。

誕生日カンタータ

ピアノに向かう時間がほとんどとれない毎日が続くようになって久しいが、たまには演奏を残しておこうと思い立った。バッハの「羊は安らかに草を食み」(”Sheep may safely graze”)である。原曲はリコーダーなどが使われるが、ここではイゴン・ペトリがピアノに編曲した楽譜を用いている。この曲は、バッハが使えていた貴族の友人の誕生日を祝うために作られた世俗カンタータ「楽しき狩こそ我が悦び」の中の1曲で、作曲の経緯から “Birthday Cantata” などと言われることもあるようである。

昨年末、実は演奏会に久しぶりに出演することになっていたが、諸事情でキャンセルせざるを得なくなった。これはそのときに弾くつもりだった曲である。子どものお迎えに行く前のわずかな時間帯にあわてて収録したこともあり、お世辞にもよい演奏とはいえないが、せっかくなのでここに置いておきたい。