多忙極まる日々

ベランダで昨年栽培していたミニトマトは、秋になるころは一部が枯れ始めたので、もうこれでこの株の収穫は終了したと思っていた。ところが新しく生えてきた枝がなかなか枯れきらない。この冬が比較的暖かいことも影響しているのだろうが、何ともしぶとい。非常にゆっくりしたスピードながら、赤い実ができるところまで持ちこたえた。大した生命力である。

それにしても、今日も本当に忙しかった。どうしても仕事が終わらず、一度保育園で下の子を迎えて家に送り届けてから、もう一度勤務先に戻らなければならなかった。しかも夜は講演準備で、相変わらず終わりそうもないと来ている。どうしてこうも時間がないのだろうか。早くいろいろ終わって一息つきたいと、今はそればかり考えている。

イタリアンパセリとローズマリー

冬が訪れて、ベランダの園芸活動もほぼ小休止の状態にある。アサガオはすでに生気を失っているし、大葉とバジルもだいぶ種を採ることができた。ミニトマトはまだしぶとく実をつけているが、赤く熟すところまでいけるかどうかはあやしい。

そんな中、イタリアンパセリとローズマリーは枯れることもなく葉をつけている。冬が越せないバジルや大葉と違い、これらは寒さも何とか堪え忍んでくれる。イタリアンパセリは少し前までアザミウマに悩まされていたのだが、この寒さで虫がいなくなってかえって元気になった。ローズマリーは未だに水やりの頻度が分からず試行錯誤中。水のやり過ぎに注意という話をよく聞くのだが、葉先が茶色に変色したりしたときは、水やりのしすぎなのか、それともそれを気にしすぎて水やりをしなかったことが原因なのか。とりあえず今は土が乾いたら湿らせる程度にかけることにしている。

朝の来訪者

このところ家族の中で風邪が回覧板のように順番にうつっており、いつも誰かの調子が悪いという状態が続いていた。昨日は朝に自分も何となく調子が悪い気がして、いよいよ自分の番が回ってきたかと観念したが、幸いその後は特に症状が悪化するようなこともなく、いつも通りに過ごすことができている。ただ油断は禁物なので、しばらくは低空飛行のつもりで慎重に行こうと思う。

今朝、いつものようにベランダに出たら、葉が落ちた大葉のプランターのそばにスズメが1羽飛来していた。実はこのスズメ、昨日の朝もやはりこの大葉のプランターに来ていたのである。朝食のつもりで落ちた種をついばんでいるのだろうか。スズメは警戒心が強く、ほんの少し近づくそぶりを見せただけでも飛んで行ってしまうと思っていたが、このスズメは少しのんびりしているようで、写真も撮らせてくれた。しかし、種を余り食べられないうちに採種した方がよさそうだ。

大葉の防虫ネットを撤去

ベランダのプランターで育成しているバジルと大葉は、今ではすっかり見た目が変わっている。バジルはまだ葉がこんもりと茂っているが、大葉は完全に葉が落ち、かつての花もすっかり色あせて茶色くなってしまった。まだカメムシを至るところで見かけるものの、去年のようにコガネムシにやられることはもうなさそうなので、ずっとかぶせていた防虫ネットを撤去した。週末にでも種採りをしようと思うが、今年は相当な量が収穫できるだろう。

明日から旅行

11月に入ったが、ベランダのアサガオはまだ咲いている。もっとも、紺色の方は先週あたりを最後に花が見られなくなり、今は曜の入ったピンクの品種だけだ。おそらく、品種自体の開花時期の差もあるのだろう。

下の子が保育園を休んでいたため、昼過ぎに帰宅して妻と在宅担当を入れ替わる。もうほぼ元気になってはいるので、午後に病院で治癒証明をもらってきた。その後、夕方に街中で実家からやってきた母と合流。みんなでファミレスに行って夕飯をすませる。母は今夜はホテルに泊まるので、車で送ってから帰路に就いた。

明日からはうちの家族と母の5人で熊本旅行に出かける予定。

バジルと大葉

ベランダのプランターで育ててきたバジルと大葉は、今年は防虫ネットをかぶせたおかげで、コガネムシにやられることもなく無事秋を迎えることができた。

バジルも大葉も大きな分類ではシソ科に属するが、育ち方は似ているようでいて結構違う。バジルは7月にはもう花が咲き始めたが、咲いてからも葉は散らず、花もなかなかしおれていかない。一方、大葉は9月も半ばになってから花芽ができ始めたが、10月に入ると咲き終わった花からしおれていき、葉もみるみるうちに落ちてしまった。来月早々にも種を採ることができそうだ。

ミニトマト再び

ベランダで春から夏にかけて育てていたミニトマトは、いくつか収穫をしたあとは茎全体が生気を失って枯れ始め、葉もほとんど出なくなっていた。今シーズンはすでに終了したのだろうと思っていたが、完全に枯れきるまでは水やりは続けていた。

ところが今月に入ったころから、根元近くの葉が勢いを取り戻し、やがて黄色い花を咲かせるようになった。そしてここ数日、花の咲いたあとに実ができ始めているのを確認。先月まですっかり枯れたようになっていたのは、単に暑さにやられていただけだったのかもしれない。「もう一花咲かせる」を地で行く生命力には驚いた。冷え込みが厳しくなるとさすがにもたないだろうから、何とか秋のうちに収穫できるところまでこぎ着けてほしい。

しぶといアサガオ

5日ほど、家のアサガオが1輪も咲かなかった日があって、やっと開花シーズンが終了したようだと書いた。ところが実際は、次の日からはまた1輪から3輪程度咲き続けているのだ。さすがによれよれになった弱々しいものが多く、売れ残りのような花が多いのは確かだが、それにしても実にしぶとい。今朝もピンクの曜入りの方はまとまった形状の花を咲かせていた。本当に最後の1輪が咲くのはいつになるのだろう。

アザミウマ

昨日のことだが、お昼にサバ缶とトマト缶で簡単にパスタをつくった。特に失敗することもなくおいしくいただくことができたのだが、仕上げにイタリアンパセリを散らそうとベランダで何本か摘んできたら、葉が妙に色抜けしているのに気づいた。もしやと思ってよく観察してみると、あちこちに黒い点が見える。アザミウマという害虫だ。これまで何度もやられたことがあるのだが、しばらく見ていなかったので油断していた。白くなっている部分がかなり多く、見た目もあまりおいしくなさそうなので、摘んだ葉を使うのはあきらめた。

農薬をまけばアザミウマを退治できるのだが、安易にやってはイタリアンパセリを使うことができなくなる。アザミウマは1ミリにも満たない小さな虫で、ノミのように跳ねるのを除けば動きは遅いから、結局指で取ったりつぶしたりすることにした。これで少しでも数を減らし、何とか葉の状態をよくすることに努めよう。

開花シーズン終了

ベランダにある2株のアサガオは7月末から間断なく花が咲き続けていたが、ついに今日はどちらの花も咲いていなかった。やっと開花シーズンが終了したようだ。まだつぼみらしきものが少し見えるが、咲いたとしても弱々しいものにとどまるだろう。さすがにこのところの朝のひんやりした空気は、アサガオにはもう合わない。

ただ、紺色の方のアサガオは、花が咲いたあとにタマネギ上の膨らみがいくつかできているのを見つけた。どうやら種ができつつあるようだ。うまく採種までもっていければ、来年も植えることができる。曜入りピンクの方の種ができるかどうかはまだ分からないが、しばらく様子を見よう。