浜田に泊まる

今日と明日は1泊2日で小旅行に出かける。行き先は浜田。日帰りでも行けるような距離だが、あえて泊まることでゆっくり時間を使おうというわけだ。

気がかりなのは天気だった。朝方、広島は雨で、日本海側はかなり激しい雨を降らせる雲が通過することが予想されていた。実際、10時半ごろ出発してしばらくは降りが強い時間帯もあったのだが、目的地が近づくにつれて小降りになり、到着したころにちょうどやんでしまうというラッキーな展開になった。

お昼をいただいたあと、宿泊先そばの海岸へ。予定ではまずここで海水浴のつもりだったが、行ってみると赤い旗と黄色い旗がたなびいている。これは遊泳禁止になっていると解釈し、予定を変更して石見畳ヶ浦という景勝地に向かった。ここは海底だった地層が隆起したり、腰掛け状の丸い岩が点々と並んでいたり、浸食された岩がトンネル状になっていたりしている。ここの波打ち際で足だけ浸して長い間遊んでいた。上空の雲はどんどん薄くなり、やがて陽光が差してくるようになった。

3時頃に撤収して宿泊先へ。荷物を部屋に置いて一服したあと外に出ると、黄色い旗がなくなり赤い旗だけになっていた。どうも赤旗は恒常的な遊泳禁止エリアであり、黄色い旗は海水浴エリアでの遊泳注意の意味だったらしい。いずれにしても今は泳げるようなので、夕飯までのわずかな時間を使って海水浴をする。また明日もたっぷりできるだろう。

夕飯のあとも手持ち花火をしたりして、夏休みらしい過ごし方をした子どもは満足したようだった。こちらはくたくただが、明日も頑張らないといけない。美しい夕焼けが見られたので、明日はきっと快晴だろう。

サーカスを見に行く

お昼を食べて一服したあと、上の子を連れて二人で家を出た。実は2月から広島に「さくらサーカス」というサーカス団が来ており、今日が千秋楽だという。上の子は学校で招待券を配付されたそうで、これを持って連れて行けというわけである。突然そんなことを言い出すのにはまいったが、サーカスなんてなかなか生で見る機会もないので、行ってみることになった。妻と下の子は留守番。

着いてみると、予想通りかなりの人出だった。招待券を持っている人はチケットが1,000円で買え、しかも特別招待席が用意されているという。ところが、窓口まであと10人くらいになったところで「特別招待席は満席になりました」とのアナウンスが流れた。こうなると、通常のA席を買うしかない。値段もぐっと上がるが、今さら引き返すわけにもいかなかった。

いろいろあったが、無事テントの中に入って座席を確保することができた。上の子に言われて買ってきたポップコーンを片手に、4時半からパフォーマンス開始。写真も動画も自由に撮ってよいとのことだった。曲芸あり、ピエロ芸あり、ジャグリングあり、空中ブランコありと、まさにサーカスという芸が次から次に登場。会場も盛り上がり、非日常の空間を楽しむことができた。

6時半頃にテントを出て帰路に就いた。

花みどり公園に行く&ボンゴレ・ロッソをつくる

天気はよかったが、家族そろって遅くまで寝ていた。そのままずっと家で過ごすことになりそうだったが、午後もだいぶ回ってから、車で20分くらいのところにある「花みどり公園」に行くことになった。家を出たのがすでに3時過ぎで、現地に着いたのは3時40分ぐらい。実はここは16時半に閉場するので、1時間もいられない。ところが実際は、敷地の入口にある大きな滑り台を子どもがすっかり気に入ってしまい、滑り降りては階段を上り、上っては滑るということを延々と繰り返しているうちに閉場時間になってしまった。もっとも、子どもを遊ばせるという目的は果たしたから、これでよいのかもしれない。

帰宅後、ボンゴレ・ロッソをつくった。一昨年だったか、アサリの産地偽装が問題になったときにスーパーからアサリがなくなってしまったことがあり、それ以来アサリを食べる機会がかなり減ってしまっていた。久しぶりにたっぷりアサリを食べられて満足。

三次に行く

今日は妻が仕事を休みにしていたので、4人で三次まで行ってみることにした。三良坂においしいチーズの店があり、日曜が定休日なので行くなら土曜日なのである。天気が午後から崩れることは分かっていたが、降り出す前に行きたいところには行けるだろうと判断した。

我が家にしては珍しく、それほど遅くならずに出発できたので、お昼過ぎには現地に到着した。まずみよし運動公園にある遊具で、子どもたちをたっぷり遊ばせる。下の子ももう滑り台を怖がらずに滑れるようになった。

それから三良坂フロマージュへ移動。今日は店が飼っている山羊がたくさん放牧されており、チーズを買ったあとは山羊に餌をやったりして楽しんだ。そのあと、隣町庄原にあるもう一軒のチーズ屋「乳ぃーずの物語。」にも回り、アイスクリームをいただく。もうこういう冷たいものがおいしくなる季節になった。

三次に戻り、トレッタみよしで買い物をしてから帰路に就く。店に着いたころから雨が降り出したが、屋外での行楽をしている間はずっと待っていてくれたかのようなタイミングだった。5時頃には家の近くまで戻り、寿司屋で少し早めの夕飯をすませて帰宅。急に決めた三次行きだったが、予定通りに遊んだり買い物をしたりできたのでよかった。

植物公園に行く&豚肉と新タマネギの煮込みをつくる

花見に行きたいと子どもが言うので、昼前に慌ただしく出かけた。今日は絶好の花見日和。桜の名所はどこも混雑していることが容易に想像できた。どこに行くか迷ったが、結局久しぶりに植物公園を訪れることにする。大渋滞も覚悟していたが、幸いそれほど待たされることなく車を停めることに成功。園内は予想通り家族連れであふれていたが、混雑エリアをちょっと外れるとそれほど人がいない場所もあり、比較的ゆったりと春の景色を楽しむことができた。

3時頃には帰宅。一服したあと、4時からオンラインでの会合に顔を出す。Wさんが詰将棋の入門講座をオンラインで開いており、そのテキストに何と『詰将棋の世界』を使ってくださっているということなので、ちょっとお邪魔してご挨拶をした。前半部分だけで失礼したが、ああいう場で本を使っていただけるというだけでも、あれを書いたかいがあったというものである。

夕飯は、先月に引き続き豚肩ロースと新タマネギの煮込みをつくる。上の子が特にこれを気に入っているので、新タマネギのシーズンに2回はこれをやることになる。今回は新タマネギを5個も使ったので、汁気もたっぷりになった。

散歩と法事と鰻重と

実家に滞在中。午前中は、すぐ近所の公園に散歩に行く。池の周りに遊歩道が整備されているのだが、すでに梅の花があちこちで咲いていた。驚いたことに、もう終わりかけのように見えるものもあった。まだ2月も半ばに達していないのだが、こんなに早く咲くものだったろうか。きっと桜も早いのだろう。

お昼を食べたあとしばらくして、お坊さんが来て一周忌の法事をおつとめしてもらった。お坊さんがお帰りになったあと、夕方からみんなでバスで駅前へ。本屋で少し時間をつぶしたあと、予約してあったうなぎ屋で少し早めの夕飯。蒲焼きもすっかり高級料理になってしまった。

ケーキを買って帰宅。母の誕生日が今月1日で、だいぶ遅れたがお祝いをする。昨日に続き、お腹いっぱいになった。

旅行最終日

旅行最終日。天草の旅館をチェックアウトしたあと、旅館の方に釣り竿と餌を提供していただいて、すぐ前の海に釣り糸を垂らす。釣り竿は2本借りたが、開始からほどなくして、それぞれの釣り竿で1匹ずつ、小さいカサゴのような魚が釣れた。ただ、その後は魚に警戒されたか、餌を食われるばかりで終わってしまった。それでも、釣果ゼロを避けられたのだから十分だろう。こちらとしては、何かの弾みに子どもが転落したり釣り竿を落としたりしないかが気になって疲れてしまった。

釣り竿を旅館に返したあと、車ですぐ隣の島にある海中水族館へ。魚やイルカを見て楽しむ。天気は今日も快晴で、遠くに雲仙普賢岳がよく見えていた。しかし、11月だというのに気温は30度近くまで上がったようだ。温暖化はとどまるところを知らない。

お昼をすませ、帰路に就いたのは2時半頃。熊本駅前のレンタカー営業所に着いたときには4時を少し回っていた。新幹線は結局自由席にしたが、どうにか座席を確保できて一安心。母とは広島駅で別れる。7時半頃に無事帰宅した。

うまくいくかいろいろと心配だったが、終わってみれば特に大きなトラブルもなく、天気にも恵まれて、悪くない旅行だった。

熊本旅行二日目

旅行二日目。今日も天気はよく、宿泊した部屋から阿蘇根子岳のギザギザの輪郭がよく見えた。9時半頃に出発し、県境を越えて宮崎県は高千穂峡を目指す。実は50年生きてきて、宮崎県に足を踏み入れたのはこれがはじめてかもしれない。小一時間で現地には着いたものの、心配していた通り高千穂峡の駐車場は満車で追い返されてしまった。そこで向かったのが高千穂あまてらす鉄道。台風被害で廃線になった高千穂線の設備を利用して作られたアトラクションで、オープンタイプの列車に30分かけて乗車しながら渓谷の景観を見て回ることができる。列車から見る高千穂の景色はなかなかのもので、子どもたちも満足したようだった。

列車を降りたあと、ランチを求めて高千穂の街をしばらく探し、地元の人だけが来るような小さな喫茶店でお昼をいただく。その後、もう一度高千穂峡の駐車場の様子を見に行き、今度は何とか停めることができた。しかしそこから下の渓谷まで下りていくのが大変。時間もなかったので、渓谷沿いを少し歩いただけで車に戻った。

3時過ぎに高千穂を出て、今日の宿泊先の天草へ。途中、熊本出身の母が一時疎開していた家の跡地に立ち寄った。天草には6時20分頃到着。旅館らしい豪勢な夕飯でお腹いっぱいになった。

熊本旅行一日目

今日からは2泊3日で熊本旅行。朝9時10分のバスで出発したが、例によってギリギリまで荷造りやら忘れ物やらでバタバタしてしまった。どうしていつもこうなってしまうのだろうか。それでも予定していたバスに乗り遅れなかったことで、そのあとは比較的時間に余裕を持って行動することができた。

広島駅で母と合流し、10時半ごろの新幹線に乗り込む。「みずほ」や「さくら」の指定席が確保できず、博多で「のぞみ」から「つばめ」に乗り換える計画だったが、「のぞみ」に遅れが発生して乗り換え時間が短くなりそうだったため、車内アナウンスの指示にしたがい小倉で乗り換えることになった。小倉駅に降り立ったのは、もしかしたらこれが初めてだったかもしれない。

車内で弁当を食べていたため、熊本到着後はレンタカーですぐ阿蘇を目指した。草千里には3時頃到着。アイスを食べてくつろいだあと、広大な草原を歩いて楽しむ。ここで子どもたちは乗馬を体験することができて大いに楽しんだようだ。それから中岳火口に移動し、ゆらゆらと噴煙が上がる様子を眺める。そろそろ帰ろうというときに下の子が転倒して手のひらと膝をすりむき、それから延々と泣き通しだったのは少々閉口した。

5時半頃、無事宿に着く。天気にも恵まれ、まずまずの旅行初日だった。

プールで泳ぐ

今朝は紺色のアサガオが2輪、曜のあるピンクのアサガオが1輪。後者はこれまで育てたことのないタイプだったのでなかなか目を引く。紺色と比べると咲く数は少なそうだが、何とか種が採れるところまで行ってほしい。

今日は原爆の日。上の子は学校行事のため、朝から出かけていった。こちらは家で式典の中継を見たあと、予約してあった床屋に行って散髪してきた。

午後、子どもにせがまれてプールに出かけてくる。車で30分くらいのところにあるクアハウス湯の山である。何度か来たことはあるが、前回は少なくともコロナ禍の前だ。プールと温泉が一緒になっている珍しい施設である。この暑い時期なので混雑が心配だったが、ずいぶん遅い時間に行ったのがかえってよかったようで、「芋の子を洗う」というような状況ではなかった。下の子も最初はちょっと怖がっていたものの、徐々に水の楽しさを分かってきたようだ。少しずつ経験を積ませてあげるべきだろう。

6時過ぎまで遊んで帰路に就く。中華料理屋で夕飯を食べて帰宅。