散歩と法事と鰻重と

実家に滞在中。午前中は、すぐ近所の公園に散歩に行く。池の周りに遊歩道が整備されているのだが、すでに梅の花があちこちで咲いていた。驚いたことに、もう終わりかけのように見えるものもあった。まだ2月も半ばに達していないのだが、こんなに早く咲くものだったろうか。きっと桜も早いのだろう。

お昼を食べたあとしばらくして、お坊さんが来て一周忌の法事をおつとめしてもらった。お坊さんがお帰りになったあと、夕方からみんなでバスで駅前へ。本屋で少し時間をつぶしたあと、予約してあったうなぎ屋で少し早めの夕飯。蒲焼きもすっかり高級料理になってしまった。

ケーキを買って帰宅。母の誕生日が今月1日で、だいぶ遅れたがお祝いをする。昨日に続き、お腹いっぱいになった。

旅行最終日

旅行最終日。天草の旅館をチェックアウトしたあと、旅館の方に釣り竿と餌を提供していただいて、すぐ前の海に釣り糸を垂らす。釣り竿は2本借りたが、開始からほどなくして、それぞれの釣り竿で1匹ずつ、小さいカサゴのような魚が釣れた。ただ、その後は魚に警戒されたか、餌を食われるばかりで終わってしまった。それでも、釣果ゼロを避けられたのだから十分だろう。こちらとしては、何かの弾みに子どもが転落したり釣り竿を落としたりしないかが気になって疲れてしまった。

釣り竿を旅館に返したあと、車ですぐ隣の島にある海中水族館へ。魚やイルカを見て楽しむ。天気は今日も快晴で、遠くに雲仙普賢岳がよく見えていた。しかし、11月だというのに気温は30度近くまで上がったようだ。温暖化はとどまるところを知らない。

お昼をすませ、帰路に就いたのは2時半頃。熊本駅前のレンタカー営業所に着いたときには4時を少し回っていた。新幹線は結局自由席にしたが、どうにか座席を確保できて一安心。母とは広島駅で別れる。7時半頃に無事帰宅した。

うまくいくかいろいろと心配だったが、終わってみれば特に大きなトラブルもなく、天気にも恵まれて、悪くない旅行だった。

熊本旅行二日目

旅行二日目。今日も天気はよく、宿泊した部屋から阿蘇根子岳のギザギザの輪郭がよく見えた。9時半頃に出発し、県境を越えて宮崎県は高千穂峡を目指す。実は50年生きてきて、宮崎県に足を踏み入れたのはこれがはじめてかもしれない。小一時間で現地には着いたものの、心配していた通り高千穂峡の駐車場は満車で追い返されてしまった。そこで向かったのが高千穂あまてらす鉄道。台風被害で廃線になった高千穂線の設備を利用して作られたアトラクションで、オープンタイプの列車に30分かけて乗車しながら渓谷の景観を見て回ることができる。列車から見る高千穂の景色はなかなかのもので、子どもたちも満足したようだった。

列車を降りたあと、ランチを求めて高千穂の街をしばらく探し、地元の人だけが来るような小さな喫茶店でお昼をいただく。その後、もう一度高千穂峡の駐車場の様子を見に行き、今度は何とか停めることができた。しかしそこから下の渓谷まで下りていくのが大変。時間もなかったので、渓谷沿いを少し歩いただけで車に戻った。

3時過ぎに高千穂を出て、今日の宿泊先の天草へ。途中、熊本出身の母が一時疎開していた家の跡地に立ち寄った。天草には6時20分頃到着。旅館らしい豪勢な夕飯でお腹いっぱいになった。

熊本旅行一日目

今日からは2泊3日で熊本旅行。朝9時10分のバスで出発したが、例によってギリギリまで荷造りやら忘れ物やらでバタバタしてしまった。どうしていつもこうなってしまうのだろうか。それでも予定していたバスに乗り遅れなかったことで、そのあとは比較的時間に余裕を持って行動することができた。

広島駅で母と合流し、10時半ごろの新幹線に乗り込む。「みずほ」や「さくら」の指定席が確保できず、博多で「のぞみ」から「つばめ」に乗り換える計画だったが、「のぞみ」に遅れが発生して乗り換え時間が短くなりそうだったため、車内アナウンスの指示にしたがい小倉で乗り換えることになった。小倉駅に降り立ったのは、もしかしたらこれが初めてだったかもしれない。

車内で弁当を食べていたため、熊本到着後はレンタカーですぐ阿蘇を目指した。草千里には3時頃到着。アイスを食べてくつろいだあと、広大な草原を歩いて楽しむ。ここで子どもたちは乗馬を体験することができて大いに楽しんだようだ。それから中岳火口に移動し、ゆらゆらと噴煙が上がる様子を眺める。そろそろ帰ろうというときに下の子が転倒して手のひらと膝をすりむき、それから延々と泣き通しだったのは少々閉口した。

5時半頃、無事宿に着く。天気にも恵まれ、まずまずの旅行初日だった。

プールで泳ぐ

今朝は紺色のアサガオが2輪、曜のあるピンクのアサガオが1輪。後者はこれまで育てたことのないタイプだったのでなかなか目を引く。紺色と比べると咲く数は少なそうだが、何とか種が採れるところまで行ってほしい。

今日は原爆の日。上の子は学校行事のため、朝から出かけていった。こちらは家で式典の中継を見たあと、予約してあった床屋に行って散髪してきた。

午後、子どもにせがまれてプールに出かけてくる。車で30分くらいのところにあるクアハウス湯の山である。何度か来たことはあるが、前回は少なくともコロナ禍の前だ。プールと温泉が一緒になっている珍しい施設である。この暑い時期なので混雑が心配だったが、ずいぶん遅い時間に行ったのがかえってよかったようで、「芋の子を洗う」というような状況ではなかった。下の子も最初はちょっと怖がっていたものの、徐々に水の楽しさを分かってきたようだ。少しずつ経験を積ませてあげるべきだろう。

6時過ぎまで遊んで帰路に就く。中華料理屋で夕飯を食べて帰宅。

帰宅

萩での1泊2日旅行の二日目。朝ご飯は7時半からにしていたが、やはり子どもがいるとどうしてもあれこれで時間がかかり、ホテルを出たのはもう10時だった。すぐ近くにあるガラス工房の店を訪れて少し買い物をし、次いでこれも近くの明神池という池のほとりにしばらく滞留する。5年前の萩旅行でもこの池に来たが、ここは上空を鳶が数十羽旋回しており、観光客が魚にやっている餌を横取りしてくるのである。今回も背後から飛来した鳶に餌用のパンをつかみ取られてしまった。

その後、阿武町の道の駅に移動してお昼をいただく。さらにそこから海沿いに東へ進み、須佐ホルンフェルスと呼ばれるところに行ってみた。ここはストライプ状の地層が海上に露出しており、すぐそばまで降りていくことができる。足場が悪く、一歩間違えば海に落ちてしまうようなところなのでちょっとハラハラしたが、ほかではなかなか見られないような自然の造形と接することができて、子どもたちも満足したようだった。

そこから帰路に就いたが、せっかく海岸沿いに東進したので、そのまま日本海を見ながら東へ進み、益田から山を越えて帰るルートを試してみた。山越えの道が曲がりくねっていて運転には注意を要したが、萩に戻るよりはこの道の方がよかっただろう。

6時過ぎに無事帰宅。特にトラブルもなく、天気にも恵まれて、悪くない小旅行だった。明日からは通常通りの日々だが、頭を切り換えて何とか頑張ろう。

萩に行く

今日から1泊2日で萩へ旅行に出かける。コロナ禍で外出を控えめにしていたから、泊まりの旅行は久しぶりだ。前々から天気がどうなるか気をもんでいたが、幸いこのあたりは昨日の昼頃に雨雲が抜けてしまい、今日は朝から青空が広がった。

10時頃に家族4人で出発。2時間ほどでまず秋芳洞に着く。ここは何度か来ているが、子どもを連れてきたのははじめてだ。駐車場から洞窟の入口までは土産物屋が軒を連ねるが、シャッターを下ろしたままになっている店がやや多いのが気になった。やはりこういうスタイルで続けていくのはもう難しい時代なのだろう。秋芳洞の内部は以前と何も変わっておらず、そこかしこに奇妙な形の岩があって子どもたちも楽しめたようだ。さらにそのあとは洞窟の真上に広がる秋吉台に移動。雲一つない青空の下に広がるカルスト台地の光景はさわやかだった。

そこから萩市内に移動し、松陰神社へ行く。萩には2008年、2012年、2018年とほぼ5年に1回のペースで訪れているのだが、実は毎回この松陰神社内にある「吉田松陰幽囚の旧室」の縁側に座って写真を撮るということをしている。同じ場所で同じポーズをした写真を撮ることで、少しずつ年老いていくのを可視化しようというわけである。今回も何とかそのタスクは行うことができた。2028年に来られるかどうかは分からない。

5時半過ぎに宿泊先に到着。夕飯をお腹いっぱい食べて苦しい。明日も早いのでもう休もう。

遊園地に行く

昨日より妻の実家に滞在中。今日は天気もよいので行楽らしい行楽に出かけることになった。どこへ出かけても大混雑なのは分かっていたが、いろいろ検討して神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)というところに行ってみることにした。

うちの一家に義母も加わり、5人で10時半過ぎに出発。順調なら家からは30分程度で着くような距離なのだが、案の定、現地に着くだいぶ前から渋滞が始まる。最終的に駐車場にたどり着くまでにだいぶ長い距離をノロノロ運転させられたが、それでも出発してから1時間くらいですんだのだから、これくらいでまだよかったのかもしれない。

フルーツフラワーパークは遊園地エリア・飲食エリア・ホテルエリアなどに分かれており、敷地面積はかなり広い。上の子のお目当てはもちろん遊園地で、あれに乗る、これに乗ると大はしゃぎ。下の子もメリーゴーランドや小さい乗り物に乗せてやったが、それなりに楽しかったようだ。

お昼はハンバーガーを買って外のベンチですませた。その後にまた少し遊園地で遊び、最後にジェラートを食べて帰路に就く。下の子はさすがに駐車場に歩いて戻る途中で寝てしまい、残りの人も帰りの車の中では居眠りをしていた。

安佐動物公園に行く

今日は久しぶりの行楽。お昼をすませたあとで動物園に向かった。今回は、上の子の同級生のご家族と一緒に回るということになっていた。元々、上の子と同級生は先週の日曜日に公園で遊ぶ約束をしていたのだが、天気が悪くて直前に中止になってしまった。それをずいぶん残念そうにしていたので、どうせならとみんなで動物園に行く計画を立てたという次第。

1時半頃に現地であちらのご家族と合流。今日は天気もよく、動物園は家族連れで賑わっていた。いろいろ見て回ったが、閉園時間の16時半までに全部の動物を回ることは到底できず、後ろ髪を引かれながら撤退を余儀なくされる。ここへ来るといつもこんな感じで時間が足りなくなってしまう。とはいえ、子どもたちは楽しく過ごすことができたようで、計画したかいがあった。またそのうち約束をすることになるかもしれない。

もみのき森林公園に行く

朝方は天気がよかったので、どこか行楽に出かけようということになった。例によって直前まで予定を決めておらず、急に行き先をバタバタ決めるから、どうしても出発が遅くなる。今日もあれこれ迷ったあげく、思いつきでもみのき森林公園というところまではじめて足を延ばしてみることにした。うちから1時間弱の距離で、本格的なアスレチックコースがあるというから、子どもが喜ぶだろうというつもりだった。

ところが現地へ向かう途中にスマホで確認したところ、アスレチックコースは先週から冬季閉鎖の期間に入ったと判明。わざわざ足を運ぶ意味がほとんどなくなってしまったが、せっかくここまで来たからとそのまま目指すことにした。

1時半頃に現地に到着。まず芝生に座って少し遅いお昼を食べる。アスレチックコースではないがちょっとした遊具はあったので、子どもたちにしばらく遊んでもらった。その後、アスレチックコースは実はまだ閉鎖されていなかったことが分かるのだが、有料だったので今回は入らず、別の場所の広場を少し散歩するだけにして帰路に就いた。

だいたいどんなところかは分かったので、次はもう少し早い時間帯に来てみようと思う。