またひとつ

今日でまたひとつ、歳をとった。天気が悪かったこともあり、夕方までは家で過ごす。3時半過ぎにみんなで出かけて買い物。昨日のうちに注文してあったケーキを持って帰った。

夕飯は、上の子が自分でつくって振る舞うという。妻の指導監督の下、ウー・ウェンさんのレシピ本を見ながら青椒肉絲をつくってくれた。私から見てもまだまだ危なっかしいところがあるが、今日はトラブルもなくうまくいったようで、ちゃんとおいしい青椒肉絲になっていた。夕飯後はみんなでケーキをいただき、お腹いっぱい。

昨年の誕生日は、五十の大台に乗るという節目であり、またその数ヶ月前に父を見送ったということもあり、何か人生における新しいステージが始まった感覚があった。今回はそれに比べればあっさりしているようにも思うが、ただ着実に自分が年老いていっているという意識は、こうやって年を重ねるたびに少しずつはっきりしてきているようにも思う。ともあれ、ここからの1年もいろいろなことがあるだろうが、何とかうまく乗り切っていきたい。

夕方の床屋

朝はどんよりとした曇り空。11時を過ぎてから、ぐだぐだしている子どもたちをうながして図書館まで連れて行く。2週間に一度の図書館詣でもこのところの習慣だ。帰り道、よく行くパン屋に立ち寄ってお昼のためのパンを購入。

午後は妻が仕事を早めに終えて帰ってきたので、子どもの相手をまかせて答案の採点をしていた。それなりに時間はかけたものの、何点にするか判断が難しいものが次々出てくるので、思ったほどには進まなかった。

夕方、本降りになった雨の中を近所の床屋まで出かけてくる。この時間に散髪してきたことはほとんどない。本当はこの間の日曜日に予約をとってあったのだが、どういうわけかすっかり失念してしまっていたのだ。あとから予約を取り直したら、もうこの枠しか空いていなかった。

雨は夜も降り続いている。そろそろ梅雨に入るのかもしれない。

クモとの遭遇

朝、眠そうな目で洗面所に入ろうとした上の子が、悲鳴を上げて居間に飛び込んできた。どうしたのと聞くと、クモがいるという。行ってみると、確かに天井に近い壁に這っている。アシダカグモである。毎年、この時季になると一度は家の中で遭遇することが多い。いったいどこから入ってくるのだろうか。別に悪さをするわけではないのだが、さすがにこの大きさだと心穏やかではない。そして何しろ動きが恐ろしく素早いのが困るのである。

妻の協力も得ながら、虫取り網を持ってきてつつくうち、うまく網に乗り移らせることに成功。そのまま玄関の外で振り払ってきた。今年の邂逅はこれで終わりにしてほしいが、どうだろうか。

ミニトマトの花

ミニトマトはこの1週間でますます大きくなり、もう最初の花が咲き始めた。今年のプランター栽培では、これが一番順調に見える。すでに二つ目の花房も見え始めている。

葉や花の様子を観察していて分かったが、花房が現れると、そのすぐ下の脇芽は急速に大きくなるようだ。今回は二本立てで行こうと思うので、一つ目の花のすぐ下の脇芽はこのまま生長するにまかせ、次に現れた二つ目の花房のすぐ下の脇芽は明日の朝にでも摘み取ろうと思う。この管理を怠らなければ、昨年より立派なミニトマトが収穫できるのではないかと期待している。

保育参観

火曜日は朝から講義があるので、幾分早く家を出る。ただいつもと違い、下の子同伴ではない。普段なら出勤前にまず保育園に立ち寄るのだが、今日は下の子は保育参観で、仕事が休みの妻と一緒に登園するのである。保育参観というのは小学校の参観日とは違い、それぞれの子どもの保護者が個別に参観日を決めるシステムなので、今日保護者が来るのはうちだけなのだ。そんなわけで、下の子はだいぶ前から今日を心待ちにしているようだった。

こちらは予定通り朝の講義を終え、午後は昨日行った中間試験の答案を採点担当の教員で分け合ってから採点に取りかかった。最初は出来具合を見て採点基準を決めていくのでなかなか進まないが、だんだんパターンがつかめてきてペースが上がってくる。できれば今週中になるべくやってしまいたい。

中間試験

今日は中間試験実施日。解答用紙などはすべて先週のうちに準備しておいた。特に大きなトラブルもなく終了。やはり試験は何か起きるべきでないことが起きると影響が大きいので、滞りなくすむとホッとする。

夕方のコマは通常は演習を行っているが、中間試験を行った日は変則的に講義を行うことにしている。先週までは講義中にどうしても咳き込んでしまうことがあったが、今日は全く咳をせずにしゃべり通すことができた。

近所で買い物

先々週は東京行き、先週はサーカス見物と、このところ日曜日はイベント続きだったので、今日はのんびり過ごした。午後は近所の店をあちこち回って細々とした買い物をする。上の子は今月中旬に小学校の行事ではじめて1泊することになっており、そのために必要なものをあれこれ買いそろえた。また、この間壊した弁当箱も新しいものを購入。結局、壊したものと同じ型番のものにしてしまった。今度は長持ちさせたいものだ。

トンテキは失敗

今日は夕飯にボロネーゼをつくるつもりで、数日前からレシピを確認するなどしていた。ところが、昨夜に妻が用意してくれた夕飯がまさかのミートソース。これがまたおいしいのである。もちろんこれで、しばらくはボロネーゼはつくれない。

プランが崩れてしまったので、今日はレシピ動画を見て急遽トンテキをつくることにした。ところがこれが、思わぬ大失敗。肉に下味をつけてから焼いたのだが、その塩コショウが強すぎて、塩味がえらくきついトンテキになってしまった。自分の場合、考えていたことを急に変更すると、たいていろくなことにならない。

体調不良の月

昨日の弁当箱の蓋は、残念ながら修復することはできなかった。一晩経って接着剤も乾いただろうとさわってみたら、ほとんど力をかけていないのに簡単に外れてしまったのである。やはり蝶番部分は細くて接着する部分の面積がほとんどないので、いかに強力な接着剤でもどうしようもないようだ。仕方がないので、週末に新しい弁当箱を買ってこよう。

今日は講義や会議などの予定はなく、授業準備などを進めることができた。これで5月も終わりだが、今月はひたすら体調不良に悩まされた月だった。月初めからあった咳は連休後にますますひどくなり、午後から夕方に熱が出るようになってしまった。一度病院に行って薬ももらってきたが、徐々に回復するものの完全によくなるところまではなかなかいかない。もう生活にほぼ支障がないと思えるくらいになったのは、ここ数日のことだ。

6月はもう少し充実した月になってほしいと思う。

また弁当箱の蓋を壊す

お昼に弁当を食べたあと、部屋にある洗面台で弁当箱を洗っている。今日もいつものようにやっていたのだが、洗ったものを洗いかごに置こうとしたときにジャケットの袖が弁当箱の蓋に引っかかり、蓋が床に落下してしまった。この蓋は本体と密着するように留め具がついている。そこがあっけなく割れてしまった。

実はこの弁当箱は一昨年の秋に買い直したものだ。前の代の弁当箱も、同じようにして蓋を落として留め具を壊したのである。まだ1年半しか経っていないのに、全く同じことをやらかしてしまった。がっかりである。

何だか悔しいので、帰りにホームセンターに立ち寄って瞬間接着剤を買ってきた。問題の箇所は食材が入る部分からは遠いので、何とか修復できないか試してみようと思う。