保育園で下の子をあずけると、その足で歯医者に向かった。先月歯医者に行ったときに上の親知らずの抜歯を勧められ、今日をその日として予約していたのである。下の親知らずはすでに2本ともない。1本はおそらく9年くらい前、もう1本は20代のうちに抜いてしまったが、どちらも頬が腫れて落ち着くまでに時間がかかった。特に1本目は忘れもしない東京歯科大学市川総合病院で処置を受けたが、抜くまでに何時間もかかったうえ、口中の出血量がかなり多くて大変な目に遭った。バスに乗るのをあきらめてとぼとぼと歩き、ときどき電信柱の影で血を吐きながら帰ったことを思い出す。親知らずの抜歯といえばやはりこのときの記憶が一番だ。
今日もだいぶかかるのかと思ったら、処置をしていた時間はせいぜい10分というところだった。やはり歯茎に埋没していることも多い下の親知らずに比べれば、上はだいぶ楽なようだ。ただそれでも出血はある程度あり、今日は夕方までずっとうがいのたびに鮮血が出てきた。キズが完全に癒えるまでは月単位の時間がかかるらしいので、しばらくは口の片側で食べるように気をつけよう。


